DJカートン.mmix

それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

襲名×襲名

詰パラ2月号が届いて最初に見たのはやっぱり(?)ヤン詰の解答稿だった。見せ場は最初の5手目まで、というのは自分でもわかっていた──ぶっちゃけ「入選できない(平均点2.2未満の)確率が5割くらいある」と思っていた──ので2.39の平均点がついたのは「御の字」と言える【*1】。掲載された短評を読むに解答者の何割かは作意よりも「発想に対してA評価」をしてくれたのだと思う。

…それはともかく、解答稿で

自分の住所が「浜松市」になっていた。

…出題稿(昨年の11月号)では「札幌市」となっているし、今も札幌市在住なんだけど。他にも35ページに「香が5枚ある図面(推理将棋、550の最終図)があったり。

 

…ここまでが枕(本題とは全く関連性がない)。

1月31日、「新大関琴ノ若」の伝達式が行われた。伝達式では受ける力士の口上が話題になる事が多いが、今回の伝達式でそれ以上に注目されたと言っていいのが琴桜』の四股名を襲名するのか否か、という話。当代の琴ノ若は祖父である先代佐渡ヶ嶽親方から大関になったら(琴桜四股名を)あげる」と言われていた事は度々報じられており、その約束通り大関昇進と同時に襲名するのではと見られる一方で当面は琴ノ若四股名で相撲を取る(優勝なり横綱昇進なりを叶えた時に変える)という予測も錯綜していた。

出された結論は春場所は『大関琴ノ若』で相撲を取り、夏場所から『琴桜』を襲名する」。…決まってみると「これが最善の襲名タイミング」であるように思える。父が成し得なかった「大関琴ノ若」という呼称を1場所だけとは言え実現させるわけだから、これはもう「大相撲の歴史に残る最高の恩返し」というやつではなかろうか。

 

このような襲名にまつわる話が盛り上がった同じ日に「もう一つの襲名話」が公表されている。1月31日に上方落語名跡である「4代目桂梅枝(ばいし)」「5代目桂慶枝(けいし)」の襲名、というニュースがリリースされた。桂梅枝を襲名するのは「平成開新亭」を主宰する桂枝光、桂慶枝を襲名するのは6代桂文枝門下の桂三風。この襲名話自体は随分前からあった(寄席でも度々話が出ていた)が正式に決定したのは昨年末、1月24日の平成開新亭で一足先に観客に報告された(自分も聞いていた)今秋に襲名後全国で襲名披露公演を行う事も発表されている。…「桂雀松改メ三代目桂文之助襲名披露公演」は札幌では行われなかったが(理由はわからない)、こちらの襲名披露公演は札幌でも行う方向で話を進めているようだ。

どちらの名跡も先代は100年以上前の人だというから当然見た事も聞いたこともないのだが(あったら逆に怖いわ)、そういうのを抜きにしても長年途絶えていた名跡の復活というものにあまりマイナスのイメージは感じない。その一方で歌舞伎役者に『中村梅枝』という人がいて、今年の6月に『中村時蔵』を襲名するので、桂枝光改め四代目桂梅枝も何年かしたら『桂時蔵』に名前を変えるんじゃないか… というジョークはこの日の出演者の古今亭菊之丞の枕を丸パクリしました(笑)。

襲名する事が正式に決まったんだったら(公式発表前でも)SNSで書いてもいいだろう… なんて考える人もいそうな気はするが、自分はどこぞの週刊誌と違って分別を弁えているつもりなのでそういう事をする気はなかった。それがその相手に対する敬意というものであろうから【*2】。

 

今回のような同じ日に異なる2つの業界の「襲名」に関する話が発表される、というのは相当に珍しい(もしかしたら一度もなかった?)事だと思う。…もっとも歌舞伎の世界は襲名が多い(ような気がする)のでそちらと被れば同時襲名(?)は起きやすいのかも知れないが、今回は歌舞伎界が関わっていないのでやっぱり激レアな出来事だ、と勝手に納得する事にした(笑)。

*1:「御の字」の正しい意味は「これ以上ないいい結果」。一応それより上(?)として「今回の首位」というのはあるが、今回に関しては他の作品を解いた時に「これはどう見ても③(妻木氏作)が首位だろう」と思った(実際首位予想を当てた)ので、もしこれで拙作が首位だったら御の字とかではなく「天変地異」の類だろうと思う。

*2:…それって裏を返すと「敬意を表するに値しない相手のオフレコ話はベラベラ喋ってしまうのか」、なんてツッコまれそうだが、それに関しては自分でも「言ってしまうかもしれない」という意志の弱さ(?)を自覚している(笑)。

週刊誌の記事についてのつぶやき

内容が700字くらいあってあっちでは書ききれないのでこっちで呟く、というかボヤいてみる。

 

昨年末に不意に話題になった性被害事件*1】。…ぶっちゃけ自分は「出処が出処なので」話の内容を額面通りには信じていないのだが、そんな中業界内では

吉本興業松本人志週刊文春にハメられた可能性が高い

なんて声がちらほら聞かれるみたいである。自分は記事をチラ見しただけなので「何をどのように」ハメた(ハメられた)のかはよく分からないのだが、考えてみると週刊文春には過去に

日本将棋連盟(特に三浦弘行九段)を罠にハメて儲けた」という「前科」がある

わけで、

彼奴等が今回も何らかの罠を仕掛けた可能性は少なくとも0ではない

のである。

「誰かを罠にハメて金儲け」なんてやっている事はまるきり詐欺師と同類である。しかも質の悪い事に本職(?)の詐欺師と違って彼奴等は逮捕される可能性が極めて低い(全く0ではないだろうが)し、仮に訴えられて敗訴となっても名誉棄損などの賠償金は「週刊誌の売上の1%にも満たない」というのが相場らしいので、ぶっちゃけ「やった(書いた)もん勝ち」の一種と言える。…極端な話この国にはハンムラビ法典みたいな法律──罪人に死刑を求刑してその罪人に死刑にするだけの罪状がなかった場合「死刑を求刑した人が死刑になる」、なんて法があったらしい──が必要なのかも知れない。

今回の訴訟額が5.5億という名誉棄損としては法外な数字なのも結果はともかく「週刊誌のやった(やってきた)事は本来このくらい罪深いものだ」という事を世間に気付かせようという意図もあるのかも知れない。…自分はこれでも「まだ0が1個少ない」と思うが。

*1:これも2023年のワード「終わりの始まり」が当てはまる事象となりそうな予感。

今回の地震で記憶が蘇った昔のゲーム

「火事場泥棒」という言葉は昔からあるが、今の日本は今回の地震のどさくさに紛れて領海侵犯、下手すりゃ本土侵攻をしてきそうな国が近くにあるから洒落にならない。さすがに侵攻ってのは準備が必要(おそらく銃口は日本よりも台湾に向いていそう)だからさすがに話が飛躍し過ぎているのだが、復興の金を出して経済的に能登半島を乗っ取る、なんて事はやりかねない(というか東南アジアとかで実際にやってきた)であるし、日本への侵攻も「絶対にやらない」なんて保証はどこにもない国である【*1】。

 

…なんて事を書いていたら昔のゲームを思い出した。「ホット・ビィ」というかつて存在したゲーム会社から発売された武田信玄2」という戦国シミュレーションゲーム*2…何となく信長の野望っぽい(けど細部は大分違う)ゲームなのだが(言うまでもなく?プレイヤーは武田信玄以外の大名は操作できない)、なんとこのゲーム、開始時点(確か1545年1月)で

能登半島が中国(明)の支配下になっている!!

のである。別に能登と中国本土がつながっているわけではない(言うなれば「諸大名のうちの1人」という扱いでしかないので、ここを攻め落とした後に明の大軍勢が攻め寄せる、なんて事は起きない)のだが、それにしても相当ぶっ飛んだ設定である。…一体誰がこんな事を考えたのだろう。ファミコン史上に残る謎の1つかも知れない【*3】。

 

…それにしても今回の地震から35年前に発売されたゲームの話に発展させる自分の脳の構造の方が謎かも知れない、と我ながら思ってしまう(笑)。…まぁ虚偽情報を流して楽しんでいるアホよりは数万倍マシでしょうけど。

*1:能登半島への」侵攻は地理的に相当無理があるのだが、別の見方をするなら「沖縄や台湾が大地震に見舞われたらこれ幸いとばかりに攻めてくる」可能性は高そうである。

*2:当然ながら「1」もあるわけだが、同じ戦国シミュレーションでも(一部システムは共通だが)随分別物。どちらも難易度は高めだが、その最大の要因は「隣にいる今川義元北条氏康(の国)が滅茶苦茶強い」事で、開始直後に攻め込まれたらほぼ確実に滅亡する(幸い攻めてくる確率はあまり高くはないのが救いだが彼等と互角に戦える国力を築くのがまた大変)。

*3:地理的に考えても何故能登半島なのかの説明がつかない(例えば元寇にしても攻められたのは距離的に近い九州であったわけだし)。

2024年

※この記事は当初は1日に公開予定だったもの。31日の夜の時点で書き上がっていたのでそのまま2日にスライドさせています。

 

QC三番勝負は「保険」がヒットしたが、最終的に7.9倍というオッズでW購入でも余裕の赤字(笑)。10Rはまさかの進入(1236/45)からカドまくり一撃で4-6-1。…我ながら何をやっているのかわからん(笑)。11Rは…池田のまくりが中途半端な形で決まってすっぽ抜け。…この調子だと2024年も腐った年になりそうだ。

 

少し前からはてなブログでは「記事の内容からAIがタイトルを考えてくれる機能」が追加された。そこでジョークで先日の記事のタイトルを考えさせてやった(1回で9種類提案してくる。1日に5回しか使えない)。その結果は以下のとおり。

 

2023年GP三番勝負

GPの刺激的なルール変更と競争の激化

GPルールに関する詳細不明

レース予測でも話題!平本と峰の運命は正月レース次第? #レース #予測 #正月レース

 

年末を目前にして

詰パラが届かず、予定外の展開…年末年始の過ごし方を考えよう

年末に臨むいい終わり方の考え方

平山智加のゴッドハンドが明かす運命の抽選結果

過去の思い出に浸りながら波に乗る🌊🏄‍♂️ #波

 

2023年QC三番勝負

北海道でのレース中継が話題に

北海道にしかなかった驚きの企画! QCのレース中継が地上波で視聴可能に! #クイーンズクライマックス

 

…このAIは完全に腐ってるわ!!

としか思えないタイトルばかり提案してくる。

…フッ、所詮AIごときに自分の記事の本質を読み取る事なんてできねえんだよ

と思ったのは言うまでもないが(笑)、上記の候補(やここに載せなかった候補の大半)を見るとこのAIには「根本的なレベルで文章読解力が欠如している」としか思えない。…まぁ早い話AIってのは作り方──ある意味「費やした金の量」──次第で性能に雲泥の差が出る、という事なのだろう。

 

…そういう与太話はともかく、2024年はどうなるのか、あるいはどうするのか。一応以前も書いた「遠征の予定」はあるのだが、昨年の下半期くらいから体のあちこちに異常を感じるようになって(…あいつのせい?)、最悪「旅行先で緊急入院」なんて事になったら洒落にもならないよな、と思う。

彩棋会は3月2日(土)の予定。…課題作(都詰)は何も思い浮かばない(笑)。もしかしたらこの日に「多摩川オールスターへの遠征(の是非)」を決めるかも知れない。期間中に詰工房が開催されるようなので、行くとしたら金曜日(5月24日)に東京入り、土曜日に詰工房、日曜日に多摩川月曜日に帰る、という3泊4日になりそう。

2024年は「オールスターが3回開催される」という変則的な日程。うち2回は「レディース」オールスターなのだが、まず2月末に「令和5年度の」レディースオールスターびわこで開催、そして5月中旬に「令和6年度の」レディースオールスターが宮島で、その2週間後に多摩川で「SGボートレースオールスター笹川賞)」が開催される。BAのファン投票は例年年明け直後に始まる(3月上旬に出場選手が発表される)ので5月のLAもおそらく「同時にファン投票」となりそう。2月のLAは既にメンバーが確定しているが、5月のLAは先日のQCの結果を受けてまた違う顔ぶれになるかも知れないし、でもやっぱりあまり変わらないような気もするし。

 

2023年のビッグレースの売上は軒並み微減している感じだった(1日発表の年間総売上も前年比97.9%、実数で488億くらい減)。…賢い人なら勘づくであろうが、C19の5類指定によって「選択肢」が増えた事で客が減った結果だろう。それなのに売り上げ目標を前年(2022年)と同程度、中にはそれ以上を見込む主催者もいた(QCも最終的に目標マイナス9億くらい、売り上げも過去最高ではなかった)。…もうちょっと先を読めよ、と思う。そういう意味ではレース構成もミーハー(つまり女子戦)だけに頼るのではなく、もっと先を見据えたものを考えるべきだろう。例えば今も継続中の「レディースvsルーキーズ」に加えて(あるいは変えて)「レディースvsマスターズ」を創設するとか。今はマスターズ世代(45歳以上)でもSGでバリバリという選手が多いので【*1】、そういう選手と一緒に走る機会を増やす事で女子レーサーが成長する*2→SGやGⅠで活躍できる女子レーサーが増える→業界全体が活性化する、という好循環が見込める。…ただし「すぐには結果は出ないだろう」から業界を長い目で見れる、要は「戦略に通ずる人」でないとこういう企画レースは考えない(あるいは意見が出ても却下する)だろうな。

*1:レース場によってはルーキー世代とマスターズ世代を半々で斡旋、なんて企画レースを行っている。近いところでは2月中旬に平和島で開催予定で、マスターズ側には守田俊介・徳増秀樹・菊地孝平といったSGウィナーが名を連ねている。

*2:なのでこのレースには「フレッシュルーキー(各レース場から将来性がありそうな若いレーサーが2名ずつ選出される。ただし性別は選考要素ではないのでレース場によっては男2人だったりする)」を積極的に斡旋するべきだろう。

年明け早々

元日、昼寝(?)をして目が覚めたらとんでもない事が起きていた(札幌では全くと言っていいくらい揺れを感じなかった)。

とは言え、今の自分にはできそうな事はほとんどないし、何か書いて事態が好転するようにも思えない(他のSNSならともかく「ブログで」何か書いても当事者は読む事が困難だろうし)。そもそも何を書けばいいのかが全く思い浮かばない(以前も書いたが明日から仕事なのであまり脳みそを使いたくない)

 

とりあえず被害が可能な限り少なく済む事、そして心ある為政者が的確な再建計画を下してくれる事を祈るくらいしかできない。…いっその事「総額6億」とも言われる不記載の収入を全て震災復興のために寄付します、とでも宣言したらどう?

2023年QC三番勝負

今年ももう僅か。「歳を取ると1年が早く(短く)感じる」という人は多いだろうが、そう感じる理由とその現象(法則)の名前は…「…確か以前書いたよなぁ」という予感がしたので過去記事を調べたところ「今からちょうど10年前」に書いている。…そうか、10年前か…

 

「これを見ずに年を越せるか」の大イベント、クイーンズクライマックス。少し前は「順位戦解説会」がそれだったのだが…(笑)

もしかすると今年のQCにおける最大のトピックスは「レースの中継を北海道の地上波で見る事ができた事」かも知れない。そう、舟券を買う手段が難しい北海道で(BSでならこれまでも普通に見れている)もしかしたら自分が確認していないところで過去にも放送はあったのかも知れないが…

テレビ北海道(Tvh、所謂「テレ東」系列)で放送されたのはトライアル3日目の12R。残念ながら優勝戦は放送の予定がないのだが(30日に放送するのなら31日も放送しろよ、って激しく思うけど)、それでも見る機会(人)が多い地上波でレースを放送するというのは間違いなく影響力はあるはずなので、これの反応次第では札幌にBTSが設立される機運が高まる…かも?

 

デイ開催なので18時には出走表が公表されるので前日予想をここに書く事に苦労はない。…しかし来年は蒲郡開催なのでGPと共にナイター開催→最終レースが2045くらい→出走表が出てくるのが2130くらいなので非常に慌ただしい晦日になる事が決まって(?)いる。

…今から1年後の事を思い煩っても仕方ない。まずは目の前の三番勝負をいい結果で終わらせる事を考えよう。

行っくよ~!!

 

最低でも2着必須の平山がインでまさかの3着惨敗(ファイナルに行けない結果ならば3着でも6着でも「惨敗」であろう)今節の平山は1節通して「いろいろなところで歯車が狂っている」ような状態に見え、特に3戦目は遠藤の2コース(夏のLC優勝戦の悪夢)・高田の3カドといった条件のせいで「まくられ恐怖症」的なターンに見えた【*1】。なので今節の状態では順位決定戦の1号艇でも軸にするのは正直怖い。それこそ高田の2コース直まくりを恐れた(張って行った)ところをがら空きの内を3号艇以下が突き抜け、なんて(2戦目の11Rの再現みたいな)事になる可能性も十分ありうる。だとすると軸はトライアルでの動きが悪くなかった3から外へ… …一応トライアルでは3着まで戻しているので3-456-全の12点で一発長打を狙う。

 

三番勝負の中では最も「荒れる要素が少ない」ように見えるレース。展開もおそらく1の先マイに対し2が差して3がまくる、という女子戦のスタンダード(?)が濃厚。…なのだが、気になるのは池田の今節成績で、見事なまでの「ピンロク」、しかも3コース戦ではまくりで1着である。つまり3コースまくりが「届いて突き抜ける」「不発で最下位」かの両極端な結果になりそう(ジンクスとかいう話ではなく準優勝戦は展開を突けているので上位かどうかはともかく「一発かませる」だけの足はあると見る)。なので順当に決まると見れば1-24-全(一応3の3着は入れておく)、一発あるとしたら3-1=全。ただ全部で16点ある(1-2-○で決まったら多分ガミる)ので前者の3と6を切ってしまう(4点減らす)とか購入額で調整する、といった買い方の工夫は必要だろう。

 

GⅠ初優勝を狙う浜田の外に実力者多数。まるで先週のGPシリーズの優勝戦のよう。ただ大きく違うのは「進入はスタンダードな3:3に収まりそう」という点(平山が6号艇で滑り込めていたら別の可能性もあったかも知れない)…だが、それでも隣からのプレッシャーは半端ではなく、GPシリーズ同様に浜田については「All or Nothing」と見るべきだろう。…正直自分は「Nothing」の方になりそうだと思うのだが、一応保険をかける(1-2は極端に人気にならないと思う)という意味で1-2-全2-3456-3456の16点。ただ均等で買うと前者は高確率でガミるだろうから前者はW購入(つまり後者が100円ずつだったら前者は200円ずつ)の実質20点で。

*1:それこそ平山と遠藤の立ち位置が「増田康宏と藤井聡太の関係(つまり『格付けが完全に済んだ』)」のようになりそう、というか「既になっている」かも知れない。

年末を目前にして

詰パラは2023年のうちには届かない事が確定したわけだが(JPが気まぐれで年末の配達を行った場合は除く)、そもそもそうなる前提で事前に詰パラ以外の年末年始の過ごし方」は用意しておいたのであまり問題はない(といっても自分は年明け2日から仕事だ…)。言うまでもなく12月30日とかになって「どうやって年越し過ごそう」なんて慌てても手遅れなのでできるだけ早めに。…まぁこのくらいの先読みはちょっとでも頭が回る人だったら誰でも考えるだろうから全く威張れる事ではない。

 

GP三番勝負は一応メインの優勝戦を本線的中。2号艇のピット出遅れ・6号艇の回り直しは完全に想定外(展示では1362/45→本番は13452/6)だが。

10Rは波乱に沈む。ボートレースで同着というのはなかなか見られないが、SGで2着同着というのは極めてレアな結末のはず…と思ったら昨年くらいにあったような記憶が。

11R、「進入次第では1を切る手もある」→オールスローの進入からまさかの1号艇がドカ遅れで圏外に…というところまでは良かったのだが、よりによって買い目が「256BOX」だったのは自分の詰めの甘さを呪うしかない(笑)。

売上合計は271億くらいでやはり(?)目標には届かなかった。…舟券を買う側にはほとんど影響はないだろうけど。

 

ともあれ「最悪ではない形」で年末に臨めるわけで(別に外していても31日の軍資金は別途で用意してあるけどね)、このまま2023年の禍を吹き飛ばすようないい終わり方にならないかなぁ、なんて事を考えてしまうのは世の中がそれだけ荒んでいる(自力だけではどうにもならない)、という事の裏返しなのだろう。

 

トライアル3戦目の枠番抽選のライブ中継を見た(2戦目の中継は仕事中で見れず)。今年のQCは伝統の(?)抽選機方式で行われた。…久々に平山智加の「ゴッドハンド」を見た*1ような気がする。なお手元の計算だとファイナル進出のボーダーラインは22点だと次点以下になる(22点で5人が並ぶ)可能性が僅かにあり(23点で落ちる組み合わせは発見できなかった)、白玉を引いた平山も「1着取っても次点」になってしまう可能性が極僅かだが残っている。一方で5日目のトライアルが全て「着順=枠順」で決まった場合、ボーダーは20点まで下がる(上位着順の差で寺田が次点)。果たして…

*1:過去の枠番抽選で「3年またぎで5連続白玉(1号艇)引き」という離れ業?をやっている。今年は2戦走った時点で「ファイナルへは最低でも2着が絶対条件」という状況だったので、そこで白を引いてしまうのはやはりゴッドハンド? とか思った。

2023年GP三番勝負

今年のGPは例年とちょっとした(レースにはほぼ100%影響がない)変化があった。トライアルの2戦目、3戦目の枠番は「抽選」によって決められるのだが、昨年までは抽選機(所謂「ガラポン」)で行われていたものが、今年は枠番が書かれたカードが入っている封筒を引いて全員が一斉に結果を見せる、言うなれば「プロ野球のドラフトでの抽選」のような方式になった【*1】。抽選機だといきなり白玉(1号艇)が出た時に他の選手が白けるから?…という理由っぽい。主催者側から「全員揃うまで中は見るな」と念を押したにも関わらず中を覗こうとした選手も何人か…

GPについては開催前にこの方式で行う旨の発表があったが、QCも同じ方式になるのかは不明。あのカードに引いた人のサインを書いたら欲しがる人がいそう(チャリティーオークションに出したら結構な値がつきそう)だが、封筒はともかくあのカードは使い回しのようなのでそれは無理っぽい?

他には試運転である事を示す艇番のプレートが「Test Ride(2行になっていて上段にTest、下段にRide、ピンク地?に黒文字)」になっている(まぁ直訳すればTest Ride=試運転となるわな)。通常は「試」の文字なのだが、これもGP仕様なのかあるいは住之江仕様なのか? …さすがにこの舞台で「訓」*2に相当する英語をつけたボートは出てこないだろうけど。

 

…というわけで、GPもいよいよファイナル。節間売上目標は280億らしいが、個人的には「相当強気じゃないか?」と思った。…もっとも2年前は「悪夢の40億返還」があって240億だったので、ああいうのがなければ&峰竜太が優勝戦に乗ったら届く数字なのかも知れないし、案外有馬記念で外した人の「敗者復活戦」や「もっと増やしたろ」とコロガシてくれる人を見越しての数字だったりして…? しかし現実は5日目終了時点で182億くらい(最終日の売上が98億!必要)なので実現は難しそう。

 

今節のトライアルは事故もあった一方でファイナルへの切符争いも熾烈。結論から書いてしまうと4日目(トライアル2ndの2戦目)が終わった時点では「23点でも次点」になる可能性があったので、この時17点で並んで首位だった茅原悠紀、石野貴之ですら当確ランプではなかった(トライアル2ndで5着は5点、6着は4点)なお中島孝平が私傷病で帰郷となったため、1st敗退組から菊地孝平が数合わせ(?)でトライアルに再出場している【*3】。自分が心配していたスタートについては皆普通にゼロ台とか1艇身(.15)以内で入れているので現時点では重すぎるペナルティがスタートに影響を及ぼしている感はあまりない(5日目の石野貴之は平然?とフルダッシュで.03まで踏み込んでいる)…もっとも順調そうな時に限って事故というのは起きがちなのだが【*4】。

前述のように「4日目終了時点で当確なし」だったファイナル争いは首位争いもまた最後まで熾烈。3戦目で1号艇を引いた峰竜太が1着(合計24点)になる前提とすると、2戦終わって16点以上の5人(前述の2人+池田浩二、磯部誠、平本真之)は2着以内のフィニッシュが事実上の最低条件。

大雑把に条件を書くと、

1.11Rで石野が1着→12Rで茅原が1着なら茅原、2着以下なら石野

2.11Rで池田が1着→1号艇の権利は石野が2着の場合石野、3着以下だと池田

3.11Rで石野が2着以下の場合12Rで茅原・磯部の2人は1着なら1号艇

まずトライアル11R。池田が凹んで(4着)石野が1着となったので上記の「1.」の状態に。9~11Rと1号艇が敗れる波乱の中迎えた12R、峰は千両役者の面目躍如と言わんばかりの逃げを披露する一方、自力PPの可能性があった茅原はピット離れで2コースを取るも隣の濱野谷の引き波にハマって6着大敗。辛うじてファイナルには進めたものの6号艇。…9年前のGP(平和島)を勝った時も6号艇だったが、今回はレース場が違う。当時は「住之江(の6号艇)だったら動く」と言っていたそうで果たして今回は…

 

成績欄の上段…左から順に「進入コース」「スタートタイミング」「着順」

進入コースは「艇番=コースの場合○数字」、「異なる場合は左が艇番・右がコース」。例えば「①011」は「1号艇で1コース進入、STは.01、1着」「5415転」は「5号艇で4コース進入、STは.15、転覆失格」)。

成績表の下段…レースの内容

青文字…トライアル11R(2日目までは1st、3日目からは2nd)

赤文字…トライアル12R(同上)

紫文字…シリーズ準優勝戦

緑文字…シリーズ特別戦、復活戦(レース内容の表記はなし)

黒文字…シリーズ予選(同上)

 

…今節は全然当たっていないのでここに書いた予想を外せば的中率アップ間違いなし?(笑)

 

…時間が足りなくてこっちは全く予想ができていない(笑)。

トライアル2ndでの奮闘を見る限り濱野谷のインは信頼できそう。そして2nd組の馬場の機力は4、5日目の成績からも軽視できない、それどころか逆転まであり得る。他4艇はそれほどの差がなさそうなので展開一つで誰でも舟券に絡みそう(…というのが一番面倒なパターンである)、という事でここは1-5-全1-全-5、穴で5-1-全といったところか。

 

「…ヤングダービーの優勝戦?」と思った自分は間違いなく歳を取った(笑)関浩哉(29歳)はともかく、残り5人は35~37歳なので8年くらい前のヤングダービーの優勝戦で相まみえていても不思議ではないメンバーではある(時間がなかったので詳しくは調べていません)。

トライアル1st組からの優出は深谷知博だけ、しかもその深谷のモーターはトライアル組の中では劣勢、一方で関浩哉のモーターは2nd組に混じっても互角に近いレベル。ただ深谷のモーターは5日目の部品交換で「良くなった」とコメントしているので、SGの経験値(関は今回が初優出)とかも加味すると逆転の可能性もあるかも。なので1=2から流し。もし展示で外枠が動いて本番でも起こしが深くなりそうなら思い切って1を切る手もあるかも?

 

今年から優勝賞金が1億1000万円に増額されたGP。平本以外は勝てば文句なしの賞金王、平本も峰が4着以下だったら賞金王に輝く*5

前述のように肝は6号艇となった茅原悠紀の進入。バナレがいいので黙って6コースという選択肢はまずあり得ないし、磯部、池田あたりは前付けにあえて抵抗しない可能性もある。だとすると前日予想では進入は「123/645」と見ておく(1236/45かも知れないが多分大差ない)。

確か4年前も石野はトライアル3戦目をカドまくり(4号艇で前付けを入れて5カドから.02)で勝ってファイナル1号艇→黄金のヘルメット、というフィナーレを迎えている。勝手知ったる地元水面でもあるし、普通に考えたら今年もそうなる可能性は高い。

…今年のトライアルでは峰と茅原が2コースから隣の波にハマって6着、というシーンがあった。ファイナル2号艇は唯一の1stの平本、おそらく同体だったら同様に峰との機力差に沈められる可能性が高い。だとすると相手筆頭はやはり峰、あとは4コース想定の茅原がどう攻めるか。上手く峰の後ろについていけば逆転まであるかも知れないが、引き波にハマった平本に道を塞がれて万事休す、という可能性もありそうなので、本命は1-3-456、次に1-6-3。もし峰がまくり差しではなくまくりに行って2人がやり合ったら茅原のまくり差しがドはまりする、なんて展開も見込んで136BOXで抑えるとしよう。

*1:一部マスコミでは「ドラフト方式」と書かれているが、ドラフトというのは「獲得したい選手の指名」だから「意味ちゃうんじゃないか?」と思うのだが(MLBのドラフトは完全ウェイバー制なのでああいった「抽選」自体がない)…

*2:その節の出場選手ではない選手が練習で走っている事を示すプレート。

*3:その辺のルールは実施要綱で定められているのだろうが、詳細がわからない(一部抜粋したものは出走表に書かれているが、欠員に関する取り決めはそこには書かれていない)ので自分もあまり突っ込んだ事は書けない。…とりあえず1st敗退者の中の最上位者(準優勝戦に進出できなかった人)が繰り上がるルールっぽい。

*4:これで本当に優勝戦Fとかが起きたら「言霊使い」とか言われそう(笑)。

*5:3着だと峰の方が8万円くらい多いが、平本は31日から蒲郡で正月レースを走る(峰は年明けからなので年内はラスト)ので、そこの結果次第で(多分3着取れば)逆転する、という面倒な(?)展開である。

二大勝負の季節

今年も一年納めの二大勝負の季節がやってきた。言うまでもなく「グランプリ賞金王決定戦「クイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)有馬記念東京大賞典はもはや眼中にない(時間があったら中山大障害は見るかも知れない)し、KEIRINグランプリとかは手を出せない(札幌にも「サテライト(競輪の場外売り場)」はあるけど、そういう意味ではない)

 

今年4月からSGやGⅠの準優勝戦以上のフライングに対する罰則が強化された。今年はそのルールで開催される初めてのGPとなるわけだが、GPはトライアルや順位決定戦も準優勝戦と同様のF罰則が適用される(シリーズの特別選抜戦には適用されない)ので、GPでフライングすると来年(~再来年)のSGが全て出場不可になってしまう(「GPは特例で出場可能」というルールも廃止された)通常のSGだと追加罰則の対象になるのは準優勝戦と優勝戦の2レースだが、GP、特に1st組(から2ndに進んだ6人)は節間で6レースも該当レースがある。以前のような「4開催(オーシャンカップまで)アウト」だったら後半で巻き返してGPを目指す事もできた*1が、今は「GPも選出除外」となったため巻き返すとか以前の話なので、

SGのフライング罰則は実質「1(~2)年間のA2級降格」みたいなもの

である(GⅠ等への斡旋除外期間もこれまでの2倍になっている)。…本当につまらんルールを考えたものだが、競走会の事だから峰竜太がこの罰則でSG除外となったら」以前のルールに戻すのではないか、というような気がしなくもない。ともあれGPを戦う聖戦士はこれまで以上にスタートに神経をすり減らされるわけで、これがレース全体にどういう影響を及ぼすのか…は実際に走ってみないとわからないと思う。

 

競馬とそれ以外の年末レースとの大きな違いと言えば「文字通りの一年の集大成である」という事である。GPやQCは「その年に結果を出した選手のみが出場できる(前年の覇者であろうと成績不振だったら出られない)が、有馬記念「その年の結果に関係なく出場できる」。そのため「その年初めての出走」でも出れてしまうし(それで勝った馬もいたねぇ…)、ぶっちゃけ未勝利馬にも(フルゲート以下なら)出走資格がある*2ましてや今はNファームによる使い分けが主流という事で「秋古馬3冠」に皆勤する馬が希少種(一応今年はドウデュースが該当)になってしまったので【*3】、昔以上に「出走馬のストーリー性に欠ける」という感が強い【*4】。

…ま、そんな事はどうでもいいか。競馬に(というか他の公営競技でも)そういうストーリーを求める人なんてそうそういない…ほとんどの人は「自分が買った馬券が当たるか否か」にしか興味がないだろうから【*5】。

 

そういうわけで(どういうわけで?)、自分が似非ボートファンでない事を証明するための「三番勝負」は例年通り実施予定。…それだったら他のSGやプレミアムGⅠでも予想しろや、となりそうだが、こちらにもいろいろと事情があるので御容赦を。

*1:実際山口剛(昨年のGPトライアルでF)は前半のハンデを克服して今年のGP出場を果たしている。

*2:基本的に「準オープン以上の競走に未出走馬、未勝利馬は出走できない」(と競馬番組に明記されている)のだが、11月以降の中央場所(5回東京・5回中山・3回京都・5回阪神)の競馬番組にはその文言がない(それ以前や同時期のローカルには明記されている)。なので(そういう事を考える関係者がいるのかはともかく)ルール上は有馬記念ジャパンカップに未勝利馬が出走できてしまうようだ(もしかしていつぞやのオジュウチョウサンがこのあたりのルールを変えた?)。

*3:同一年に全部勝ったら特別ボーナス(内国産馬だと2億、外国産馬だと1億)が付与されるが、今となっては「本賞金と比べたらはした金」でしかないので(ボーナス制度が導入された2000年当時と今年の本賞金の比較は『天皇賞:1.32億→2.2億』『JC:2.5億→5億』『有馬:1.8億→5億』)個人馬主ならともかくNファーム的にはわざわざ3つ全部取りに行く魅力がないのだろう。もし3冠ボーナスが10億とかいうならまた事情は変わってくるかも知れないが…

*4:そう考えると年間8戦8勝(京都記念阪神大賞典天皇賞・春宝塚記念-[3カ月くらいの休み]→京都大賞典天皇賞・秋ジャパンカップ有馬記念)したテイエムオペラオーは一体何者だったのだろう…

*5:でもその馬が引退した後にその馬について得々と語り出す奴が以前より増えたような気がする(…これもあの「ケダモノ」のせいのような気がするのだが…?)。

今年の漢字とやら

…は「税」だそうである。…終わってみればこれが一番2023年らしい(?)かも知れないし、その一方で「もしかしたら来年も『税』になるんじゃないか?」と笑えない冗談も言ってみたくなる。…どこかの首相は「国民が関心を寄せているのを感じる」と事実上「自画自賛」のコメントを残しているが、完全に患っているか狂っているとしか思えない(だから「増税メガネ」よりも「喘息メガネ」と呼ぶべきなのかも知れない)

 漢字一文字ではなく短い単語で2023年を表すとしたら「終わりの始まり」ではないか(後世の歴史家にそう評されそう)、なんて気がする。これを表せる漢字一文字があればまさに「今年の漢字」になるのだが、生憎該当する漢字が思い浮かばない。

自民党のパー券脱税(厳密には違うのかも知れないが、いい表現が思いつかないのでこれでいいでしょう)は今の自民党政権の「終わりの始まり」になりそうだし【*1】、秋口にあったパチンコの大型チェーン店の倒産は「パチンコ業界の終わりの始まり」なんて言う人が少なくないとか(ニュースをチラ見しただけなので詳しい事は知らないが)。宝塚やジャニーズも「終わりの始まり」と言える騒動が起きているし(ジャニーズの場合「もう終わった」かも知れないが…)、もしかしたら将棋界も今年が「終わりの始まり」かも知れない。そして何より急激な円安(だけど株価は高い)や運送業界で話題になっている「2024年問題(実施は24年でも業界では今年の時点で既にこれに引っ掻き回されている)」なんかは日本経済の「終わりの始まり」を告げるギャラルホルン*2であるような気がする。

 国際情勢は…中国は何やら雲行きが怪しい、みたいな事を言い出す人(正確にはニュースの見出し?)が今年になってから増えたような気がするし(何がどうヤバいのかはよく分からないが)、ロシアも「本当にプーチンが死んだのなら」もうすぐ終わると思う【*3】。ただその一方でとっくに終わっていても不思議ではない金の豚がしぶとく生き延びているのは「世界の七不思議of21世紀」の一つかも知れない。

*1:それでも次の選挙が終わった後も自民党政権が続いていそうだから…(以下略)

*2:北欧神話で「ラグナロク(終末の日)」の到来を告げるとされる角笛。…ある意味「終わりの始まり」の比喩としてピッタリな言葉だが、そういう使い方をする人は全くと言っていいほど見た事がない(笑)。

*3:でも恐らくは「まだ死んでいない」と思う(じゃあ某国の諜報活動は何だったのか?)。もっともロシアの場合昨年の「ウクライナ侵攻を始めた時点」で既に「終わりの始まり」が始まった、と言うべきなのかも知れない。