DJカートン.mmix

その国における「クリスチャンの割合」と「国民の英語力」はほぼ正比例しているという(理由は知りません)。

去る人たち

去る人の話をいくつか。

 

・ボートレーサー今村豊が引退

「艇界のプリンス」「ミスターボートレース」などの愛称で長年業界を引っ張り、生涯獲得賞金29.4億は歴代2位(1位は松井繁の37億オーバー、こちらは今なお現役なのでこの記録は更に伸びる)、78期(=39年)連続でA級は歴代1位(そもそも現役期間39年以下で引退する選手の方が圧倒的に多い)、などの業績を残したスター選手が10月8日に引退を表明した。

引退会見前にその事を聞いていたのは家族と同支部の後輩くらいだったようで、突然の引退表明にファンや選手も驚きを隠せないでいる。その「同支部の後輩」にしても(結果として最後のレースとなった)徳山ダイヤモンドカップの4日目終了後に宿舎でその話を聞いた白井英治「聞いてない!」とだけ残して自分の部屋に引きこもってしまったという。

引退を決めた理由がまた意外で、「体調管理(今年11月から最低体重が52kgに増える)に限界を感じた」、つまり「体重を増やすのが無理」という事である。世の中には減量に苦しんでいる人の方が圧倒的に多い(ボートレーサーもほとんどがそうである)中である意味羨ましい話(?)ではあるが、そういう人もいるんだな、と言う事で。

 

今村豊の残した言葉にこんなのがある。

「優勝する選手は決まっている」

「日本語」を理解する能力を持っていないアホが聞いたら「やっぱり競艇には八百長があるんだ」と勝手に決めつけるであろう言葉だが、勿論そんな意味ではない。

出典は平山智加のYouTubeになるが、2013年のGⅠ近松(尼崎周年記念。翌年度から「尼崎センプルカップ」に名称変更)で優勝戦1号艇となった平山智加にかけた言葉だと言う(ちなみに今村豊はそのレースの優勝戦4号艇だった)。より正確に言うと

結果は(未来を知る力を持った)神様しか知らないけど、優勝する選手はもう決まっているのだから今から緊張しても仕方ない

平山智加はこの言葉でリラックスできた、いい感じの緊張感でレースに臨めた(結果として優勝できた)、と動画で話している(この話はどこかのトークショーでも聞いた記憶がある)。

…そういう考え方ってあるんだなぁ、と思った。そしてカートやっている時にこの言葉を知りたかったなぁ、とも思った。自分はこう見えて(どう見えているのかは知らんけど)かなり緊張しいなので(笑)。

 

・ホンダF1撤退

ホンダが2021年を持ってF1での活動を「終了」すると発表した。「終了」なので今後の再参加はない、という。世間では「またか」とか言いたい放題だが、正直なところ今のF1に今後5年10年20年と継続参加する意味と魅力があるのかと言えば「ない」と思うので、傷口が広がる(?)前のこの時期の終了宣言も有意義な選択だと思う。そもそも今の「パワーユニット(平たく言えば「ハイブリッドエンジン」)」制度には他のメーカーから1年遅れでの参戦なので「ハンデ」は生半可なものではない(実際最初の数年は酷い有様だった)にも関わらず今では勝利を狙えるだけのパワーユニットを作り上げたのだから、そのあたりはもっと評価されてもいいように思うのだが。

 

ドワンゴ叡王戦の主催から撤退

叡王戦に関してはその当初から「果たして10年後20年後も続いているのだろうか」と疑問に思っていたが、まさかこんなに早く主催者を降りるとは想像外であった。もっとも棋戦そのものは他の主催者によって継続されるから「8大タイトル」は維持されるが、序列(早い話が契約金、ドワンゴ時代は序列3位)はほぼ確実に下がると思われる。もしかしたら現在最下位の棋聖戦より下に行く可能性も…

新しい主催者は29日に発表されるとの事だが、もしこれが(ドワンゴ=ニコ生の客を奪っていった、と言ってもいい)Abemaだったりしたらものすごい皮肉だと思う(笑)。

冷たい人間

最近はあまり聞かないような気もするが、一昔前は地方(札幌も含む)に住む人は一様に「東京の人間は冷たい」というイメージを持っていたように思う。それを言われた東京人は大抵「そんな事はない」と否定する。まぁ「冷たい人間」と言われてそれを素直に肯定する人間も珍しいと思うが。

さて、どちらが正しい(?)のか。…心理学的に考えると「東京の人間は冷たい」は「ほぼ事実」だと思う。

何故か。東京というのは実に様々な「情報」に満ち溢れている。情報というのは企業に関わる数字だの文章だのもそうだが、街を歩いていて目に入る広告とか標識とかも立派な(?)「情報」になる。地方から出てきた人は地元との「情報量」の差に圧倒される事が多い。

しかしそれらの情報を完璧に処理している人間というのはまずいない。つまり個々人の情報処理能力の限界を超える量の情報が東京には氾濫している。そういう状態を心理学では「過剰負荷環境」と言うらしい。

 

…で、過剰負荷環境に陥ると人間はどうなるのか。

①情報を極力短時間で処理しようとする

例えば道を尋ねられた時に具体的に説明するのではなく「あそこの地図を見て」などと言って短時間で済ませようとする。行動の内容的にもそうだし、敬語も使おうとしないから「冷たい」という印象を持たれる

 

②必要な情報だけを選出し、それ以外の情報を排除しようとする

そういう人にとって赤の他人そのものが「不要な情報」なので排除とまではいかないが基本的に無視「冷たい」という印象を持たれる

 

③責任を他人に押し付ける

何か問題が発生しても関わりあおうとせず他人(第三者)に押し付ける、あるいは「誰かが対応するだろう」と放置する「冷たい」という印象を持たれる

 

…部屋を片付けていたら見つけたちょっと古い心理学の本の内容を基に書いたわけだが、こうしてみると「東京の人間は冷たい」というのは単なる思い込みではなかったようだ。

しかし現代は東京の人に限らず日本国民の大半が同じような状況、言うなれば「冷たい人間」になってしまっているように思う(だから最近は「東京人は冷たい」を聞かないのかも知れない)。理由はこれと同じく「過剰負荷環境」のせい。今はネットとかでとにかく沢山の「情報」が入ってくる。当然ながら外に出たら出たでいろいろな情報が目に入るわけで、一説には現代人は1日で平均3000~4000の「情報」に接している、とも言われる(人によってはその2倍以上かも知れない)。…そりゃあパンクする(過剰負荷環境に陥る→「冷たい人間」になる)わな。

 

…で、上記②の「不要な情報を排除しようとする」という心理を巧みに(?)利用しているのが各種サイトの「有料会員制度」、正確には会員特典の「広告の非表示機能」ではないかと思う。そういうサイトが広告を載せているのは広告主からの広告料もあるだろうが、「広告の非表示機能」を求める人の会費収入が大きいからではなかろうか(仮に月550円だとして有料会員が5万人いたら「毎月2750万円」「年間で3.3億」の収入になるわけだから)。…そういうわけなので(どういうわけなので?)自分はその手の有料会員には極力ならないように心がけているわけで。

寝耳に水?な新棋戦創設

新たな女流棋戦「ヒューリック杯白玲(はくれい)戦・女流順位戦が発表されたのが10月6日。清麗戦に続くヒューリックの棋戦、という事になるが、その清麗戦の主催は大成建設に交代する(棋戦名も第3期より「大成建設杯清麗戦」と変更される)事も発表されている。…近年はマスコミ以外の会社の棋戦主催が増えている。ゼネコンが主催者になるのは今回が初めて(協賛とかは除く)。そのうち自動車メーカーとか携帯電話のメーカーが参入してくるかも…?

「白玲」というのは「『令』和の『王』者が真っ『白』なページに時代を刻む」という意味の造語らしいが、(「清麗」も含めて)「将棋のタイトル(の名称)」というイメージが湧きにくいように思う(「倉敷藤花」のようにそのうち馴染むとは思うけど)。とりあえず「はくれい」と入力したら予測変換で博麗霊夢「博麗神社(例大祭)」が一番目に出てきた、という人は黙って挙手(笑)。

 

参加者は女流棋士女流タイトル保持者(西山朋佳女流三冠が参加できる。清麗戦は女流棋士でないタイトル保持者は対象外)で第1期は64人で争う。「女流順位戦という名称がついているように、A級~D級にクラス分けされて「A級優勝」がタイトルホルダーと七番勝負(七番勝負というのも女流棋戦では初)優勝賞金は清麗戦(700万円)の2倍以上となる1500万円。ちなみにクイーンズクライマックスの優勝賞金も1500万円(だからどうした、と言われたらそれまで)。

第1期のみ方式が異なり、

①順位決定リーグ戦:8名一組とするA~Hの8組のリーグ戦

②順位決定トーナメント:A~Hの各組同順位者による順位決定戦

③白玲戦(第1期の七番勝負):順位決定トーナメント(1位・2位決定戦)の2名による七番勝負

 

…以上は連盟HPからの引用だが、他のサイトによると第2期以降の各クラスの定員は「A級10人」「B級10人」「C級20人(残りはD級、今年度の参加人数で考えると23人+棋戦開始後に女流棋士になった人の数)、そしてA級昇級=女流二段B級昇級=女流初段C級昇級=女流1級、という昇段規定も決まっている。「第1期七番勝負の対局者」については「『リーグ1位』の順位決定トーナメントの決勝進出者」とも「『リーグ1位』のトーナメント優勝者vs『リーグ2位』のトーナメント優勝者」とも解釈できるが多分後者だと思う。

この棋戦の大きな特徴はやはり「女流順位戦で、それにより女流棋士の最低対局数が一気に増える、という事である。前年度までだと7大タイトル戦で8局(今更言う事ではないけど清麗戦は「2敗失格システム」なので最低でも2局指せる)なので、一気に倍くらいになるのである【*1】。そして女流棋士の引退制度にも何らかの影響を及ぼす可能性もないとは言えない【*2】。

個人的には「女流順位戦」という名称を使うのだから「現行の女流名人戦を買収(?)してしまう」という手もあったんじゃないか、とか思ったが、まぁそれはそれという事で。また清麗戦と番勝負の時期がダブっている(どちらも「9月~11月」となっている)けど大丈夫なのだろうか…

それにしても優勝賞金1500万円ってのは男性棋戦の下の方(序列で言うと下から棋聖戦王将戦棋王戦あたり)よりも高いんじゃないか? とか想像してしまう。加えてリーグ戦開催という事はその分対局数=対局料が発生するわけだから(さすがにD級は多くても数万、という程度だろうけど)、

めちゃくちゃ金持ってるな、ヒューリック

と思ってしまう。

*1:C級D級は人数的に総当たりにはならないだろうが、それでも年間8局前後指す事になりそう。また第1期も①で7局+②で最低8局指す計算になる。

*2:現行の引退制度はざっくり説明すると「年間の総合成績下位者につく降級点を3つ取ってしまうと引退(65歳以上の女流棋士は降級点1点で引退)」になる。年間で降級点がつく女流棋士の数は当該年度4月1日時点での女流棋士数をAとして(A-35)×0.2(端数切り上げ)-年度内に自主引退した女流棋士の数。

詰パラが1日に届かなかった場合は・・・

「注文から30分以内にお届けできなかったら無料」

 

…という宅配ピザのサービスを聞いた事がある人は少なくないと思う(21世紀生まれだと聞いた事がない人が多そうだが)。これを最初にやったのは「ドミノピザ」らしいが、そのドミノピザでも今はやっていない(らしい)サービスだから、他のピザ屋でもやってはいないと思う【*1】。

 

こんな話を書いたのは詰パラが2ヶ月連続で2日以降に届いたから。「北海道は書籍や雑誌の入荷が2日(土日祝をはさむとそれ以上)遅れる」というのは避けがたい宿命(?)ではあるが、パラは時に前月の29日に届くこともある。しかし先月今月と2ヶ月連続で「遅配」である(他の道民がどうだったのかは知らない)。そこで

詰パラ『1日に届かなかったら誌代無料』とかやらないかな」

なんて愚痴が出てしまうわけである。…でも詰パラでそれをやるのは難しい、というより「やらない方がいい」と思う(理由は後述)。

到着が遅くなっている理由は分からない。COVID-19の影響かも知れないし、昨今の「藤井フィーバー」で詰パラ読者が増えている(店頭で扱っている場所は全国でもごく僅かなので「配送の仕事がなかなか進まない」)のかも知れない。しまいには「普段から『アンチ藤井』を公言している自分(DJカートン)への郵送は意図的に後回しにされている?」なんて被害妄想的な事まで考えてしまう。

…とまぁ酷い事を書いたが、8月号と10月号で「誌代1ヵ月分入帖」が当選している*2、言うなれば『1日に届かなかったら誌代無料』が事実上実現してしまっているので「まぁいいか」となってしまう(笑)。さすがに3度目の偶然はなさそうなので11月こそ1日まで(欲を言えばそれより前)に届いてくれる事を祈る。

 

…最後に詰パラで『1日に届かなかったら誌代無料』をやらない方がいいと思う理由。

「1日に届かなかった事の証明」が難しい。特に転送を使っていると「転送元の住所には31日に届いているのに転送先には翌月2日くらいに到着」なんて事が普通に起きうるので「到着日」で揉める可能性が高い。

「俄か」の中には到着日を偽って誌代を無料にさせようと考える輩がいる可能性が高そう。将棋に限らず「ブーム」によって人口が増えるとそういう不心得者(というか普通に詐欺罪だと思う)が一定数混じってしまうのは避けようがないので。

*1:ピザのデリバリーなんて最後に使ったのがいつだったか覚えていない。ちなみに浜松にいた頃は「家から5分圏内にピザ屋が2件あった」ので、自ら赴いてテイクアウト限定割引で食べる事があった。

*2:どちらも「中学校」での当選なので事実上「2ヶ月連続当選」である(9月号は「順位戦」の解答稿のため詰将棋学校の解答稿がない)。…過去に「同じコーナーで2ヶ月連続当選(誌代1ヵ月分入帖)した人」って何人いるのだろう?

そしてどうなった?

話・1 オークション

 

最終的な価格(単位=千円)は

第2局: 5,501

第3局: 2,001

第4局:15,000

だったようである(こういう書き方をすると異様に安値に見えてしまう)。やはりと言うか第4局のものが一番高くなった。この封じ手「☖8七同飛成」は今でこそ異様なレベルで騒がれており、また「羽生の☗5二銀」に匹敵する(多分超える)「伝説」になりそうであるが、どちらの手も冷静に(?)観測すると、「トッププロの棋士でさえ誰一人として気づかなかった手*1」でもなければ「この手以外では負けるという手」というわけでもない。そもそもあの「☖8七同飛成」は自分でも「(指すかどうかは別として)時間があれば考えてみたくなる手」というのが第一印象だし。

…で、封じ手のうち第2局のものを落札した人は取材を受けていて、「チャリティーの趣旨に賛同して入札した」「1500万円まで自動入札にしていた(!)ので『(550万円は)安かった』と思った」「封じ手は家宝にする」などと回答している。こういう人の手に渡るのであれば発案者の木村王位(当時)も考えた甲斐があった、と思う。

 

話・2 公道カートレース

 

Yahoo!でもトップニュースになったくらいだから思った以上に話題性はあったのかも知れない(ライブ中継の視聴者は多い時で1500人くらいだったので)。

史上初という事でまだまだ改善の余地は多いかも知れないが、何はともあれ大きな事故が起こることなく無事に開催・終了する事ができた。臨時のバリケードに囲われた公道をカートがバリケード接触するギリギリを」「1列になって&サイド・バイ・サイドで」駆け抜けていくシーンは思った以上に「様になっている」「違和感がなかった」。この「第1歩」を基に回数・規模ともにどんどん拡大していったらいいなと思う(もし「レーサー」として参加出来たら「もう思い残すことはない」とか言っているかも知れない)。その時は札幌でも…と言っても札幌中心部でコース設営を考えたらどうやっても直角コーナーだらけになってしまうな(笑)。

ちなみに今回の場合道路使用許可が「当日の9時から15時まで」という事で短時間での設営・撤去が要求されたが、事前の練習の成果もあって14時過ぎには撤収が完了したそうである。もしかしたら日本の公道レースはその「撤収作業」も雪まつり雪像解体を見る人が多いのと同様に)注目ポイントになるのかも知れない。

*1:某ドラマに出てきたセリフを丸パクリ(笑)。

書いている時点ではどういう結末になっているかわからない話

話・1 封じ手」オークションの暴騰

 

TVのワイドショーなどでも取り上げられている「第61期王位戦で書かれた封じ手のオークション」木村一基王位(当時)の提案で通常2通作る封じ手を3通作り、その1通をオークションに出して収益金を九州豪雨の義援金に充てる事になっている。

対象となる封じ手は全部で3局分あるが、それに一時期「3700万円」という値段がついた。今は「落札の意思がないと思われる(要はいたずらの)入札」が取り消されていずれも500万円前後の価格となっているが・・・

正直なところこの500万円という入札価格でも「正気の沙汰じゃねぇ」と思った。…別に自分がアンチ藤井だからそう言っているわけではなく(笑)、将棋に関わる「物価」で考えると明らかに常軌を逸しているようにしか思えないのである。

将棋の道具で高価なものと言えばやはり「盤」と「駒」。それでも最高級のものを揃えようとした場合、盤駒合わせても300万まで行くかどうか、といったところである【*1】。またチャリティーオークションと言えば3年前に行われた佐藤天彦名人(当時)とのタイトル戦体験」、これの最終落札価格は確か300万円(タイトル戦を多く開催している「常盤ホテル」で1泊2日で行われ、開催の経費を除いた全額がチャリティーに充てられた)。

…あの「紙切れ(今だけあえてそう呼ぶ)」にはこれら以上の価値があると言っているのだから「正気の沙汰じゃねぇ」と思いたくもなる。今回の場合は「義援金を寄付したら返礼品で封じ手がもらえる」、つまり義援金が主役封じ手は「おまけ」)」という風に考えれば狂気でも何でもなくなるわけだけど…

 

話・2 国内初の公道カートレース

 

…と言っても○リカーではない。ちゃんとJAFの公認を受けた競技会である。島根県江津(ごうつ)市の中心部の公道を「1周778mの特設のコース」にしてレースが行われる。プロジェクトが動き出したのは2013年頃というから実に7年越しである(こんなに時間がかかるのは「日本という国がモータースポーツへの関心が薄いから」か?)。本来なら「もっと距離のあるコース設定」「一般の参加者の公募」という予定だったらしいが、今の時勢により規模は縮小されてしまった。とは言えやはり国内初のイベントには変わりない(公表されているマシンのスペックなどから計算すると1周に要するタイムは44~45秒くらいと予想してみる)。

今回は一般参加がない=レース関係者の招待選手のみ、という事になるようだが、もしこれが一般参加ありだとしたら、「資格」はどのくらいになるだろう、と考えてみた。まず条件が特殊なのでレース未経験者は間違いなく対象外。そして経験者でも「制限付き以上の格式の競技会で5回以上決勝レースを完走」くらいの実績がないと不安かも知れない。…別に「自分に参加資格が付与されるように話を作っている」わけではなく(そもそも10年以上昔の話だ)、そのくらいの経験値がないと危険、というレベルの話をしている。ライセンスで言うと「国内A」は絶対、できれば「国際C」を持っているのが理想だろうか【*2】。当然ながら○リカーを乗り回して調子こいてるような輩は門前払い。

 

…どちらも20日に結果(?)が出る。この記事は17~18日に書いているのでどういう結末になっているかは分かるわけがない。レースは20日の12時40分頃に決勝レース(20周)がスタート、現地観戦は地元住民限定になっているがネット中継される模様。…たぶん大丈夫だとは思うけど、「日本という国(のお偉いさん)モータースポーツに対して悪い印象を持つようになった原因」となった(と自分は考えている)あの事故の再現とかは起きないでほしいと願う。

*1:これに駒台だの駒箱だのが加わると言っても盤と駒の価格と比べたら「おまけ」同然なのでここでは考慮しない事とする。またタイトル戦で使用された盤駒に対局者の揮毫を入れて出品される事もある(プレミア価格が付きやすい)が、それも今回は考慮しない。

*2:現行の制度だと「国内B」取得後に制限付き格式のレースに2回出場で「国内A」の申請資格を、「国内A」取得後に制限付き格式の競技会に5回出場で「国際C」の申請資格を得る事ができる。つまり国際Cライセンス所持者は「7回以上レースに出場」している事になる(以前は上級申請のためのレース出場回数がもっと多かったのだが)。

得意の(?)ダウト探し

以前野球の「クオリティスタート」の話を書いたが、そこで自分が提唱(?)した「7回2失点」というのは「ハイクオリティスタート」という概念が既に存在しているそうだ。…まぁどうだっていいけど。

 

この画像は「BEMANI」シリーズの曲のジャケット絵(公式サイトから引用しております)。

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こういう画像を見ると
「盤や駒に『ダウト』はないか?」
と疑ってかかってしまうのはもはや度し難い性癖*1】としか言いようがない(笑)。
この手の絵でよくある(?)間違いとしては「盤の向き」「キングとクイーンの位置関係」がある【*2】。まぁこれは調べればすぐに分かる事なのでここで「ダウト」だと話にならない、とも言える。一応正解を書くと「対局者から見て盤の右端の一番手前は白のマス」「初形はクイーンを同じ色のマスに置く(ので『白から見て双方のクイーンは左側にある』)。この絵に関してはこの手の「ダウト」はクリアしている。
「KONAMIのやる事にしてはしっかりしているな」
などと思ったが(笑)、それでも重箱の隅をつつくとすれば


「黒の(dファイルの)ポーンはどういう手順で取られたのだろう」

 

という疑問は生ずる。アングル的に見えない駒がいくつかあるが、見えている限り「ポーンで取った形跡がない」。もしポーンで取ったものだとしたらcかeのポーンがdファイルにいるはずだが、そもそもcとeのポーンは動いてもいない。そうなると「他の駒でポーンを取った後に初形のマスまで戻った」という方法しかない(ポーン以外の駒は全て初形の位置にいるのが確認できる)。候補としてはb3、d4と「Nc3→Nd5→Nc3→Nb1」「Bf4→Bd6→Bf4→Bc1」あたりが考えられる──つまり一応「理論上は実現の可能性はある」局面である──がどう考えても手順としては不自然極まりない(ポーンを取った駒がナイトであれビショップであれ、取った直後にクイーンに取られてしまう)
…というわけで、この絵は「最後の審判」を公式戦の題材にした「あれ」に近いレベルの「ダウト」という結論が出ました(笑)。…見る人が見たらこれ以外のダウトがあるのかも知れませんが。

 
詰パラ9月号の「続・内藤國雄の小ルーム」の話。

「駒をおろしてもろてまで(駒落ちの下手で)やる気はせん」という人が囲碁なら黒石を何目でも置くし、ゴルフはハンディをしっかりもらうから不思議。

囲碁やゴルフはやらないのでよく分からないが、確かに仲間内(クラスや職場など)の将棋で駒落ちで指すのを嫌がる人はいた。
考えてみると将棋と囲碁(&ゴルフ)ではハンデの「性質」がまるで違う。将棋の駒落ち「上級者にマイナスを与える」ものだが、囲碁置き碁「下級者にプラスを与える」ものである。ゴルフのハンデも同様だし、世の中の「ハンデ」の多くは「下級者が何かをもらう」仕組みになっているように思う。つまり将棋の駒落ちは世間一般が考える「ハンデ戦」と微妙に違う(ので嫌う人が多い)のかも知れない。 

*1:最近よく言われる「性的嗜好」という意味ではない(性的嗜好というのは「本来の意味の性癖」の一部門である)。

*2:それ以上に「チェスクロックの位置や使い方」を間違えている事の方が多いが、幸い(?)この絵にチェスクロックは描かれていない。

ボヤキを大量投下

 

ブログをツイッターみたいな使い方をしてみる。

 

札幌に戻ってきて1年が過ぎたが、帰郷した2か月後に台風19号であっちの方はすごい被害を受けたり、先日は浜松で41.1℃という観測史上最高タイの気温を記録したとか、またしても

うまいタイミングで天災を回避している

と思ってしまった。

 

みずほ銀行

2021年1月18日以降に70歳未満の人が新規開設した口座の紙の通帳の発行手数料(税込み1100円、「デジタル通帳」を希望すればそちらは無料)を取る

そうだ。

…まぁぶっちゃけ「現在の残高が分かればいい」と思っている人は自分(既にみずほの口座を持っているので今後も紙の通帳の発行手数料は取られない)を含めて少なくないだろうから「どっちゃでもいい」と言えばどっちゃでもいいのかも知れないが【*1】、まれに必要な事もある(先日の「定額給付金」の手続きに通帳のコピーが必要だった)し、口座名義人の死後の口座の扱い(預金の相続手続きとか)が今以上に面倒になる&トラブルが発生しそうな気がする【*2】ので、何でもペーパーレスが正しいとは考えられない。あえて言うなら

人類の進化はペーパーレスの技術(時代)に追いついていない。…少なくとも日本は。

企業によっては給与振り込みの口座を指定される(ない場合は作らされる)事もあるので、もし「指定口座」がみずほだった場合通帳はどうなるのだろう、と思う。もし「給料から天引き」で紙の通帳を作らされるとか言ってきたら悲劇である。

 

札幌に戻って来てからは「現金」を使う機会が減った。別に↑の話やCOVID-19があったから、というわけではなく、「TOICA」「ICOCA」「SAPICA」「WAON」「nanaco」のどれかを使う事の方が多いから【*3】。厳密に言えばこれらにチャージするときに現金を使うが、店頭での支払いでは明らかに減っている。とは言え電子マネー非対応のところも多いので現金も必要ではある。

…ここでハッキリ言っておきたい事。

札幌市民の8割以上は「TOICA」が通じない

北海道の交通系ICというと「Kitaca(キタカ)あるいは「SAPICA*4だし、「Suica」は見る事はなくても知名度は高い。しかしそれ以外のカードだと一気に知名度が下がるようで、しかも自分が持っているTOICAは「TOICA・manaca交通相互利用開始記念TOICA*5なので何も言わずに見せても道民はほぼ100%分からない(下手すりゃ「道民でこれを持っているのは自分1人だけ」なんて可能性すらある)。でも最近はあえて「TOICA」という名称を使って店員がどういう反応を示すか、を楽しんでいたりもする。…なまら性格悪い(笑)。

 

先週の順位戦C1、森下九段と青野九段の対局が延期になったのは(連盟HPにも書いてあるが)

森下九段の面会者に新型コロナウィルスの感染者がいた

という事だそうだ。

日本将棋連盟では保健所・医師に相談し、森下九段が濃厚接触者にはあたらないこと、また、現時点で森下九段に体調の変化がないことを確認しておりますが、新型コロナウイルスの感染拡大の状況を考慮して、面会日から2週間となる8月13日までを自宅待機としました。(連盟HPより引用)

森下九段は日本将棋連盟の常務理事(総務部・事業部担当)を務めておられるので、必然的に(?)各方面の関係者と面会(接触)する機会は多くなると思われる。無論先方に悪意があったとは思えない(あったとしたらほとんど「自爆テロ」である)が、とりあえず不戦敗扱いにはならないのがファンとしては救いである(何しろ降級点持ちで2連敗スタートだから)。

 

8月21日から開催されているボートレース住之江のレース「第24回ブルースターカップ ニッカン・コム杯」の初日12Rのレース名が

ひふみんドリーム

…何故「ひふみん」? 一応過去に住之江にゲストで呼ばれた事はあるけど、加藤一二三九段が今回のドリーム戦の出場選手を選考した、という風には考えにくいのだが【*6】。

加藤一二三九段が「2020年度ニッカン・コム杯PR大使」に就任した事で「ひふみんドリーム」という名称を使っている(以前にもPR大使の名を冠したドリーム戦が行われていた)模様。…こんなところにまで駆り出されて(?)しまうんですねぇ。

 

りゅうおうのおしごと!」13巻が出ている事に気づいた。そしてそれと同時に

12巻は買ってから一度も読んでいない

という事にも気づいた。確かに「あれ」以来まともに読む気にならない(作品として認めていない)とは言え、買ってから半年も放置(12巻が出たのは2月)ってのは我ながら酷い(「じゃあ何で買ったんだ?」と突っ込まれたら返答できない)。

 

上の関連で

今現在、タイトルに「異世界」という単語を含むコンテンツはこの世にいくつあるのだろう

なんて疑問が頭をよぎった。つまり「そういう疑問が浮かぶくらい昨今は『異世界』という単語(を含むコンテンツ)に満ち溢れている」という事になる(実際アニメイトで↑の本の近くだけでも10くらいの「異世界」があった)。もしこの質問に正確な数字で答えられる人がいたらある意味すごいと思う(数十年前に世に出た小説とかゲームなども把握していないといけないので)。…自分はせいぜい2つくらいしか答えられない(笑)。

 

これだけ世間が騒いでいると

もう「藤井聡太」という名前は聞きたく(見たく)ない

という気分になってしまう。普段から「アンチ藤井」を公言しているのに加え、「世間の大多数が興味を示す事にはあえて興味を示さない(示してはいけない)」という幼少時からの性格にも因るのだろう。

 

反則レベルでカワイイ、と思った小銭入れ。

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…ただそれだけ(笑)。ちなみに購入時の支払いは前述の「TOICA」で。店員は2秒ほど考えた後「交通系カードですか?」 …まぁSuicaと(カタカナだと)1文字しか違わない(&店舗が札幌駅の地下街にある)のでそう予想するのは難しくないかも知れない(人によっては「何ですかそれ」と聞かれる事も少なくなかった)。…って、だから性格悪いわ(笑)。

 

書き起こすと260文字(ツイッターの文字数制限)を大きく超えるものが多かったのでやはり自分にツイッターは向いていないらしい、と再確認できた(笑)。

*1:いっその事「カードに表示窓があってそこに触れると預金残高が表示される」くらいのシステム(銀河英雄伝説のOVAにそんなカードがあった)にしたらどうだ、とか思ってしまう。…通帳を有料化するような銀行にそんなシステムを開発する余裕なんてないだろうけど(笑)。

*2:どこまで本当なのかは知らないが、通帳に自筆で「この口座で○○の資産を預かっています」と書いておくと口座名義人の死後に○○への相続が滅茶苦茶スムーズになるらしい。

*3:「ペイ系」は死んでも使ってやるものか、と決めている(笑)。

*4:札幌市交通局発行。Kitaca(を含む全国相互利用カード)でSAPICAエリアの使用(路線バス、地下鉄、市電)は可能だがその逆(SAPICAでJRとか)は不可能。ただSAPICAは利用金額の10%のポイントが付与されるのでぶっちゃけ言うと「10回乗ると1回タダ」になる。

*5:2012年4月に名称どおりの理由で「10000枚限定」で発売。当然デザインも通常TOICAとは違う。

*6:「ボートレースとゆかりのある人物名がついた、そしてその人がメンバーと枠順を決めるドリーム戦」は時折ある(直近だと今年6月17日の多摩川12R『蛭子選抜戦』)。

捨てるべきものは?

「団菊爺」という言葉を御存知だろうか(自分は最近知った)。ちなみに読み方は「だんぎくじじい」(自分は「だんぎくや」だと思った)。

 

「団(旧字の『團』である事も多い)」は九代目市川團十郎、「菊」は五代目尾上菊五郎(両者とも明治の歌舞伎役者)の事で、「この2人が歴史上最高の役者である」という信念(?)を基にそれ以降の役者や舞台、あるいは(彼等を見た事がない)ファンを批判する(事を生甲斐としているような)評論家や好劇家(を気取っている人)を指す隠語。…そんなわけだから少なくとも誉め言葉ではない(自嘲的に使う人もいたというから完全な蔑称というわけでもなさそう)前述の少し後の時代の六代目尾上菊五郎(五代目の実子)、初代中村吉右衛門を基準とした「菊吉爺(きくきちじじい)という言葉もあり、意味合いとしては同じもの。

…そういう輩はいつの時代にもいるようで、以前「王・長嶋が絶対基準の人」という話をブログで扱ったし【*1】、「団菊爺」よりも古い時代(七代目團十郎、三代目菊之助の全盛期くらい)にも同じような事を主張する「爺」はいたらしい。

そしてごく最近だと大差のついたゲームで「中継ぎ投手を休ませるために」野手登録の選手を投手として登板させた原辰徳監督の采配を批判する「爺」が話題になっている(前述の単語のようにするなら「巨人爺」とでも言うのだろうか)。そういう輩は口をそろえて巨人軍がそんな事をしてはいけない」と言う。もしBとかいう巨人OB*2が生きていたらTVモニターの向こうでテーブルを蹴飛ばしてブチ切れていた(そしてその姿勢に沢山の批判が寄せられた)のではないか、なんて想像をしてしまう。

 

自分は野球に対する興味が薄れているので正直「どうでもいい」と思っているが【*3】、MLBでは普通にやっている事(平時はNPBより試合数が多いし、何より「延長無制限」なので野手が登板する機会はNPBよりはるかに多い)、という事実を抜きに考えても「ルールで認められている範囲内での選手起用」に対して外野が騒ぐ権利なんてあるのか? と思うし、中でも「伝統」なんぞを盾にとって批判する輩は「…アホちゃうか?」としか思えない。

今日「伝統」と呼ばれるものは得てして非効率的・非合理的、ぶっちゃけ「無駄」である事が多い。将棋の名人戦の「持ち時間各9時間(要は2日制)」というのも「今時そんなの必要か?」と疑問を投げかける人が関係者(プロ棋士)にもいるという。だが人間(の心)が介在する以上、何でもかんでも「無駄」の一言で切り捨てるのもどうかとは思う。

個人的には「有害」でなければその伝統を無理矢理排除する必要はないと思っている。…ただ、巨人軍にまつわる「伝統」の多くは日本のプロ野球を発展させるうえで「有害」になっていそうな気がする。少なくとも今回のような采配、要は「変化」を否定するための理由にしか使い道がないのだとしたらほぼ100%有害だろう。

 

以前の記事では「刷り込み」という表現を使ったが、伝統とか「過去の栄光」というのは刷り込みが起こりやすい、そして「変化を受け入れられなくなる」最大の要素なのかも知れない。かく言う自分も年を取る事で「変化を受け入れにくい体質になりつつある」わけだが(笑)、中には「無理に変えなくてもいい」と思っている事も少なくないし、何より

 

「新しい事は常に正しい」あるいは「古い事は全て間違っている」というような現代風の価値観がそもそも間違っている

 

ように思う。例えば野球の継投にしても一昔(二昔?)前だったら「完投が先発投手の当たり前」だったが、少し前に「勝利の方程式」と呼ばれる形式(先発が6回→3人の中継ぎが7・8・9回を1回ずつ担当)が定着して以来「継投で勝つのが当たり前」になって、それに伴ってなのか「クオリティスタート(先発投手が6回を3失点以内で投げ切る、という先発投手の基準値)」なんて訳の分からない横文字も定着している。ただ、個人的にはシーズンという長丁場(中継ぎ投手への負担など)で考えるなら「完投による勝ちパターンある(完投勝利を見込める投手が1~2人いる)のが理想」、そして「最低でも7回2失点」くらいが「本当の意味でのクオリティスタート」ではないかと思う。ただそれを目指すとなると「投球数を少なくする(≒ファウルで粘られにくくする)方法」なんて事も考えないといけない(ここを追求した野球論というのはあまり聞いた事がない)のでいろいろ大変っぽいが。…そもそも何でもメジャーに右習え、という考え方に「浅ましさ」しか感じないのは自分だけだろうか。

直近で「新しい事は常に正しい」という価値観の象徴とも言えるのが「リモートワーク」だと思う。…だが、現実は「導入したけどもうやめた」という企業も少なくない。民間の調査会社「東京商工リサーチ」が7月に全国14000社くらいに行ったアンケートでは「導入している」が31%、「導入したことがない」が42%、そして「導入した事があるけどもうやめた」が27%という結果。つまり

 

「リモートワークを導入した事のある会社の半数弱は『もうやめた』」

 

という事になる【*4】。もし本当に「リモートワークが正しい」のなら「もうやめた率」はもっと低いはずである。

このように「新しいけど正しくない(以前の方が理に適っていた)」事なんてのはいくらでもあるし、「新しい理論」の中には「二昔くらい前では常識だった事」、要は「一昔前に否定された事」が今になって見直されているだけ、なんて事も少なくなかったり。例えば「鎌倉幕府の成立年」は21世紀に入ったあたりから「1185年」と教育されるが、それ以前(≒昭和生まれ)だと「1192年」と習ったと思う。しかし戦前までは「1185年」が通説とされていたのである(何故何度も変わったのかは不明だが、要は「何を持って成立とするかの解釈の変化」だろう)。将棋の戦法も昭和の時代から指されていた(けどメジャーにはなれなかった)戦法がここ数年で再び脚光を浴びている、というものが少なくない(6七金『左』とする「土居矢倉」とか「エルモ囲い」とか…)し、今の将棋は「固さよりバランス」と言われている(一昔前は角換わり腰掛銀「穴熊」なんてのも指されたくらいである)が、数年後には再び「固さ」を重視する将棋が主流にならないとも言い切れない。麻雀も最近は「戦術書」が沢山出ているが、正直なところ「一昔前の本の方がはるかに現実に則している」と思えるものも少なくない(もっともその一昔前には「現代の平均値より数段酷い」戦術書も多かったのだが…)。そもそも麻雀はルールや相手、「レート」でも適した戦術は変わってくるのでそのあたりに踏み込んでいない戦術書は「片手落ち」だと言えるのだが。

 

要は「何が正しいのか」という判断を的確に下したうえで「何を変えるか」「何を残すか」の選択が重要、という結論に落ち着きそうである。ただ「何かを変える」にしても明らかに己の身の丈に合わない変化はするべきではないと思う。そもそも今の世の中には「人類の成長(主に精神面)がその理論(技術)を使いこなせるまで達していない」と思われるものが非常に多いような気がする(以前も書いたな…)。変な喩えではあるが、例えば「圧力鍋を使って料理すればとてもおいしい料理が作れる」と言われても、小学生で圧力鍋を使って料理できる人なんてのは(0ではなさそうだが)非常に少ない、というのは想像できると思う(それどころか大人でも使いこなせる人は少なそうだ)。それと同じ事で、今の世の中の「新しい理論」「新しい生活様式」なんてのはそのほとんどが極少数の例外(悪く言えば異常者)を基準に「新しいものは正しい」なんて言っているようなものだと思う。そんな催眠術みたいな話に惑わされてはいけない。

*1:「こっちのブログ(DJカートン.mmix)」ではない。

*2:その人の評論家時代しか見た事がない自分の目には「人類史上最悪の『巨人爺』」という印象しかない。

*3:一方で「○ベツネの目が黒いうちにそういう采配を取った豪胆さ」に驚いていたりもする。

*4:大企業(資本金1億円以上と定義されていた)に限定した場合でも「導入した事のある会社の35%くらいが『もうやめた』」という結果だった。

レディースチャンピオン、他

先日のレディースチャンピオン(女子王座決定戦)は平山智加が2コースまくりで5回目の優出(うち3回は1号艇で敗退)でついに戴冠。夏・冬の女子GⅠを両方制したのは日高逸子に次ぐ2人目となった。

平山智加は差しが定石と言える2コースでも果敢にまくるイメージがある(と言っても実際の2コース決まり手は3:7くらいで差しの方が多いけど)ので

まくり怪獣ちかちー*1

なんて尊称なのか蔑称なのか分からない呼び方をする事があるのだが、まさかこの場面で「まくり怪獣ちかちー」が現れるとは、というのがレースを見た感想(しかもインの守屋美穂が.15のスタートに対し.20と遅れたスタートからのまくりである)。逆転があるとすれば差し(3連単は2-1-○)だろう、というこちらの読みを違う意味で裏切ってくれた。もっとも決まり手がまくりだろうが差しだろうが抜きだろうが確定オッズは同じなので「当たったからOK」(笑)。

 

以前その平山智加を「地元ダービーに呼ぶ為?」に節間5回の1号艇を割り振った大村だが、その小細工(?)の甲斐なくダービー選出順位は55位(予備3位)。選考勝率7.19で4人並んでそのうちの最上位(同率の場合は「着順点」の合計の多い方が上位)の江夏 満【*2】が52番目で選出された。7月の尼崎(GⅡ)、下関で勝率を落としたのが痛かったようだ。欠場(怪我や病気、ペナルティによる出場停止)や重複(「直前SG(今月末のメモリアル)の優勝者」が「既にダービー出場が確定している選手」の場合。これはかなりの確率で発生する)があれば予備順位に従って繰り上がるが、現実的に考えてSG復帰戦は早くてその次のチャレンジカップかグランプリシリーズか…【*3】 来年のクラシックは今回の優勝で優先出場権を得たそこまで待たなくてもよさそうだ。

ちなみに勝率は「小数点第3位を四捨五入した値」で確定するので、計算上7.185~7.19499…はいずれも「7.19」が公式の数値になる。野球の打率や防御率なんかは完全同率の場合を除いて小数点第4位以下も計算して順位付けをするが、ボートレースの勝率や事故率はそれを行わない。…理由は知りません(笑)。

 

COVID-19の後も無観客で開催を続け、7月には全場で観客入場を再開したボートレースだが、選手に感染者(それも集団感染)が出た、という事で8月に入ってから宮島と住之江の開催が1節まるまる中止となってしまった。他の業界でもここ最近になって関係者の感染が目につくようになった(Jリーグでもそれが原因で試合が中止・延期になっている)。皆さんもお気を付けください。

*1:出典は…勝手に調べてください(笑)。ネーミングに対する抗議は平山選手本人以外からは受け付けません(笑)。

*2:知らない人は95%以上が「えなつ みつる」と読んだと思う(自分も初見では「えなつ」と読んだ)。正しくは「こうか みつる」と読みます。

*3:今月末のメモリアルも予備選手になっているので理論上は「あと2人欠場が出たら」繰り上がりで出場できる(その1つ前の予備選手はLC準優勝の守屋美穂)。