DJカートン.mmix

それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

今年の漢字とやら

…は「税」だそうである。…終わってみればこれが一番2023年らしい(?)かも知れないし、その一方で「もしかしたら来年も『税』になるんじゃないか?」と笑えない冗談も言ってみたくなる。…どこかの首相は「国民が関心を寄せているのを感じる」と事実上「自画自賛」のコメントを残しているが、完全に患っているか狂っているとしか思えない(だから「増税メガネ」よりも「喘息メガネ」と呼ぶべきなのかも知れない)

 漢字一文字ではなく短い単語で2023年を表すとしたら「終わりの始まり」ではないか(後世の歴史家にそう評されそう)、なんて気がする。これを表せる漢字一文字があればまさに「今年の漢字」になるのだが、生憎該当する漢字が思い浮かばない。

自民党のパー券脱税(厳密には違うのかも知れないが、いい表現が思いつかないのでこれでいいでしょう)は今の自民党政権の「終わりの始まり」になりそうだし【*1】、秋口にあったパチンコの大型チェーン店の倒産は「パチンコ業界の終わりの始まり」なんて言う人が少なくないとか(ニュースをチラ見しただけなので詳しい事は知らないが)。宝塚やジャニーズも「終わりの始まり」と言える騒動が起きているし(ジャニーズの場合「もう終わった」かも知れないが…)、もしかしたら将棋界も今年が「終わりの始まり」かも知れない。そして何より急激な円安(だけど株価は高い)や運送業界で話題になっている「2024年問題(実施は24年でも業界では今年の時点で既にこれに引っ掻き回されている)」なんかは日本経済の「終わりの始まり」を告げるギャラルホルン*2であるような気がする。

 国際情勢は…中国は何やら雲行きが怪しい、みたいな事を言い出す人(正確にはニュースの見出し?)が今年になってから増えたような気がするし(何がどうヤバいのかはよく分からないが)、ロシアも「本当にプーチンが死んだのなら」もうすぐ終わると思う【*3】。ただその一方でとっくに終わっていても不思議ではない金の豚がしぶとく生き延びているのは「世界の七不思議of21世紀」の一つかも知れない。

*1:それでも次の選挙が終わった後も自民党政権が続いていそうだから…(以下略)

*2:北欧神話で「ラグナロク(終末の日)」の到来を告げるとされる角笛。…ある意味「終わりの始まり」の比喩としてピッタリな言葉だが、そういう使い方をする人は全くと言っていいほど見た事がない(笑)。

*3:でも恐らくは「まだ死んでいない」と思う(じゃあ某国の諜報活動は何だったのか?)。もっともロシアの場合昨年の「ウクライナ侵攻を始めた時点」で既に「終わりの始まり」が始まった、と言うべきなのかも知れない。