DJカートン.mmix

それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

セナだらけ?

世間は新年度新学期だが、ボートレースの年度分けはちょっとややこしいとも言える。一応「年度」は4月1日~翌年3月31日である(ビッグレースもこの「年度」単位で開催地が決まる)が、獲得賞金ランキングは1月1日からカウントするし、前期後期の区切りは5月1日と11月1日(この日をもって累積Fがリセットされる。勿論未消化のF休みはリセットされない)である。養成所の入所式は4月上旬と10月上旬なので「世間一般の年度」と基本的に違いはない(ただし卒業生のデビューは5月ないし11月以降)。

5日に行われた第134期養成員入所式で入所した養成員は1,335名の応募から選ばれた52名(倍率およそ26倍)。例年卒業できるのはその半分くらいというとかく厳しい世界なのだが、養成員のプロフィールを眺めていると失礼ながら意外と(?)面白い。

姻戚にレーサーがいる養成員はそれほど珍しくない(2016年に急逝した今坂勝弘選手の長男の名前もあった)が、養成員の「名前」を見ていると思わず「何じゃこりゃ?」と思ってしまうものがいくつか。

敬称略。名前が青文字=男子、赤文字=女子、以下(読み方、年齢、出身地)。

 

陽本 武蔵(ようもと むさし、22、静岡)…ろれつの回らない酔っ払いが「宮本武蔵」と言おうとしたらこう発音しそう?

石井 伸長(いしい のぶなが、22、愛媛)…漢字が違うが「のぶなが」ってのはある意味凄い。

大谷 翔(おおや しょう、22、長野)…あれ、なんか1文字足らんくない? と言われそうな(もう既に何度も言われていそうな)名前。

小林 甘寧(こばやし かんねい、19、広島)…甘寧と言えば三国時代呉に仕え、魏の大軍をわずか100騎で撃退したという猛将。横山三国志で「甘寧一番乗り!」と叫んでいる(敵の城壁を真っ先に駆け上がった)シーンがあるので彼が「一番乗り(134期の初勝利とか)」をしたら高確率でネタにされそう。

宮本 明(みやもと あきら、19、高知)…そういう名前のキャラが複数いた(しかもいずれも「人間離れしている」)ような気が。

 

中でも自分が特に目を引いたのは

野口 芹那(のぐち せな、22、福岡)

井澤 聖奈(いさわ せな、19、長野)

佐藤 世那(さとう せな、17、宮城)

中嶋 世奈(なかじま せな、16、北海道)

…なんと「セナ」という名前が4人もいる(男女2名ずつ、全て漢字が違う)。もし全員がデビューできて「134期音速カルテット*1」とか呼ばれるようになったら面白いかも、なんてくだらない事を勝手に想像してしまう。ちなみに佐藤世那の兄(132期のボートレーサー)の名前は「佐藤 右京」。…これ絶対親がアレだよな(笑)。

*1:アイルトン・セナの渾名が「音速の貴公子」だったことにかけている。