DJカートン.mmix

他人に完璧を要求するのは質の悪い潔癖症のようなものだ。

職人のあるべき姿を見たような

女子プロゴルファーの小祝さくらが使っているパターは1本330万円、という記事がスポーツ新聞にあった。ゴルフに関心のない自分からしたら

 

ボウリングの球だって1個5万円だぞ?!

 

くらいの感想しかないのだが。

これ以外にもスタンダードモデル(?)のパターで110万円~。普通のサラリーマンが買ったら離婚騒動に発展する可能性が極めて高い代物(笑)だが、これを作っている北海道の企業(ゴルフメーカーではなく金属加工業者)によると特注のステンレス素材を数日かけて細かく(しかもオーダーメイドで)加工するので、この価格でも「原価ギリギリで儲けはほとんどない」らしい。

 

ゴルフと縁のない(むしろ嫌いな)自分がこの記事で気になった、というか「職人魂」を感じたのがその会社の社長のこの言葉。

 

タイガー・ウッズが欲しいと言っても「北海道まで来てください」と答えます。

 

実際のこのパターを取り扱っている(というか予約を受けている)のは札幌にあるゴルフショップ2軒だけ。電話だけではなくネットでの販売、注文も受け付けていないという。この「世間に合わせない」「本当に欲しいのならこちらのやり方に従え」という考え方にはすごく共感が持てる、というか「これこそが職人のあるべき姿」という風に感じた。

それを「世間(世界)に合わせたやり方」をしているのを見ると「こいつにはプライドってものはないのか?」と思ってしまう。最近の好例(?)のがプレイステーション5」

PS5は「決定が×ボタン」が標準となっていて、それまでのような「決定は○ボタン」に変更する事ができない(PS4は「決定は○」「オプションで×に変更できる」)。

「欧米では×ボタン(の位置にあるボタン)が決定ボタン」というスタンダード(?)に合わせたから

という理由らしいが(X-BOXシリーズは×ボタンの位置に「Aボタン」があって決定ボタンである)、まさに「モノづくりのプライドを捨てた」としか思えない。本当に自社製品に自信とプライドがあるなら「そんなに欲しいのだったらこちらのやり方(≒日本のスタンダード)にお前らが合わせろ」と言うだろうし言うべきであると思う。つまりプレイステーションは○ボタン決定がスタンダード」みたいな。…だから日本は世界からなめられているのだと思う。

そういう意味では街の案内看板に「日本語と英語以外の言語(目立つのは韓国語と簡体中文)が書かれているのも同じようなものを感じる。浜松だと時折ポルトガル語の案内を見かけるが、これはブラジルからの出稼ぎの人が少なくない、という事を考えると全然妥協でも何でもないと思うが(ちなみに浜松には「ブラジル銀行」の出張所もある)、札幌市内で韓国語や中国語の案内を見かけると「…これ必要か?」と思う事が度々(札幌って中韓からの出稼ぎって多かったっけ?)。

 

…海外旅行に行きたいと全く思わない自分だからそう考えてしまうのかねぇ。