DJカートン.mmix

他人に完璧を要求するのは質の悪い潔癖症のようなものだ。

北海道シリーズがなくなる?

現在公営競技は「ネット投票のみ」なので「紙の投票券」を手にする事はない。しかしボートレースの実況アナウンサーはたまに「お手持ちの投票券(舟券)は大切にお持ち下さい」と言ってしまう事がある。長年の習性でつい言ってしまうのだろうが、

「いや、舟券ないから」

と思わずツッコんでしまう(笑)。しかも「冷静沈着な実況」で知られる住之江の市岡学アナウンサーが「2回も」やってしまう(3月11日と5月2日)のだから長年(市岡学アナは平成3年デビューなので実況歴は約30年)の習性というのは恐ろしい*1】。

冷静に(?)分析すると、これはボートレースのシステムが影響していると言える。舟券の「返還」はそのほとんどがレースの「フライング」が原因である。そしてその事を「レースの実況をしながら」アナウンスしないといけない、言わばアドリブなので無意識のうちに普段よく使うフレーズが口をついてしまうのだろう。一方でレース中でない返還、例えば「発売開始後の負傷欠場」などは急いで言う必要がないし、競馬でも「レース中に発生する返還事象」がないので(あるのは「レース直前の放馬などによる競走除外」とか「レース直後の審議」)そういった「放送事故(?)」は起きにくい。なお「場内放送」でも放送事故っぽいもの(例として「座席に物を置いての場所取りは御遠慮下さい」など。…座席取れないから)」があるが、これは録音だから仕方ないよね。

 

JRAは5月いっぱい(つまり東京優駿当日まで)の競馬を無観客開催とする事を決めているが、業界内では

「今年は北海道開催を行わない」

という可能性が囁かれているという。今年の北海道開催は6月13日~9月6日が予定されているが、今の時勢での北海道への移動(しかもかなりの人数・頭数が動く)は言うまでもなく大変だし、開催期間中関係者の多数は現地(函館か札幌)に長期滞在するのでいろいろな意味で「リスク」が高い【*2】。また同様の理屈で言うと夏の小倉競馬の開催(8月15日~9月6日)の開催も危うい(こちらも滞在する人・馬は少なくない)。

もし北海道開催と小倉開催が中止になったらどうなるのか。函館12日・札幌14日・小倉8日の開催(しかも小倉と札幌は開催期間が丸被りしている)は他の競馬場での振替開催という事になるだろう。どこで行われるかは分からないが、夏季休業中(?)の中山・東京・京都・阪神が使われる可能性が高い。…世の中には「ローカル(上記4場以外)は買わん」という「謎のプライド」をかざす輩がいるので、それらが中央場所になる事で売り上げが上がるかも、とJRAは喜んで北海道シリーズの中止を打ち出すかも知れない。

例年早いところだと開幕の2~3週間くらい前に現地入りする陣営もある(つまり前述の「長期滞在」は最大で4ヶ月くらいにもなり得る)ので、もし北海道開催中止の場合はGW明けくらいにはそのアナウンスがあると思われる。

 

野球やサッカーなど、未だに開始(再開)の目途が立たない競技・業界ばかりで、競馬も大幅な番組改編を迫られるとなると、今日本で一番正常に近い状態で動いているのはボートレース業界なのでは、と思ってしまう。

*1:実況では冷静沈着だが普段は大阪弁全開のとてもユーモラスな人らしいので、レース後に「あかん、やってもーた!」と周りの人間を笑わせたのかも知れない(笑)。

*2:そして困った事に(?)北海道開催だと「調教師がいないのをいい事に羽目を外す」厩務員が少なくないとか。