DJカートン.mmix

それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

またしても(?)将棋界のニュースあれこれ

今回も(?)将棋界にまつわるニュース(と言えないものもあるけど)の羅列。

12月10日に開催予定だった順位戦解説会2016」(ここでは便宜上このタイトルにします)の「代替開催」についての発表があった。

・12月23日…深浦康市九段、室谷由紀女流二段
・2017年1月21日…森下卓九段、増田康弘四段、内田晶観戦記者

これが発表された11月15日時点では「詳細は近日掲載」となっていた。
…前者は残念ながら日程的にアウト(これで「第3期両国将棋学術会員」の特典は使わずに終わる事が確定…)、後者は現時点では不明。もし無理そうでも何か理由をでっち上げてでも参加してやろう、とか考えていたり(笑)。
12月10日のイベント開催がなくなったので当日朝一で東上→イベント終了後即帰宅、という「超弾丸スケジュール」(※1)を遂行しなくて済む…と思いきや、もしそうなった(イベント中止・延期になった)らその時は桂文之助師匠が出演予定の『第16回レセプション亭落語会 ~千朝さんと楽しむ上方落語~』を観に大阪は高槻市まで行こう、と決めていたので結局「超弾丸スケジュール」を遂行することに違いはないのだけど(笑)。

羽生善治九段(王位・王座・棋聖)が第2期叡王戦で敗れて第2期電王戦の出場、つまり「公の場でのCOMとの対局」が(今回は)なくなった。…もう少しで「願望」が叶いそうだったY氏にはご愁傷様、と言っておこうか(無論皮肉)。
携帯中継で見ていて敗退が決まった時
「この事はニュース(Yahoo!のトップニュースとか)になるんかねぇ」
とか思っていたら…案の定なった。確かに将棋界の外の人からしたら(内の人間にとっても)「羽生善治」という名前は特別なのかも知れないが、羽生三冠と言えども将棋盤の前では「一人のプロ棋士」以外の何者でもないので、「…いちいち騒ぐほどの事か?」と冷めた目で見ている人も決して少なくはあるまい。特に(自分のような)「羽生vsCOMはやるべきではない」と考えている人は。
これで決勝は佐藤天彦九段(名人)と千田翔太五段の対戦となったわけだが、もし佐藤九段が優勝した場合将棋界の第一人者である「名人」が人類代表(?)としてCOMと戦う事になるわけで、結果として羽生三冠が戦うのと大して変わらないような気もするが、いずれにせよ叡王戦決勝三番勝負と電王戦の結果次第では「もう『茶番』はやめよう」という風潮が生まれるかも知れない。…三番勝負が始まる前から随分と先走った話をしたような気もするけど(笑)。

映画「聖の青春」がもうすぐ公開されるのだが、
「全国ロードショー」とか言っておきながら浜松市での上映がない、というのはどういう事だろうか
仕方ないので上映予定の映画館を調べたところ浜松から最も近いものは磐田市にあった(TOHOシネマズららぽーと磐田、JR磐田駅からバスで20分)。…いつぞやのように名古屋まで行かなくてもいいのはまだ幸いだと思った(笑)。
「将棋フォーカス」で特集が組まれていたが、そこで見た限りでは「手つきが素人丸出し」ではなかったので(ただ「指を挟まないように恐る恐る指している」ようには見えたが)出演者の所作によって失望させられる、という事にはならなさそうである(笑)。
…この映画を見ようと思っている人はおそらく原作を読んだことがある人の方が多いと思うが、自分は原作を読んだ事がない。ただ今から予習(?)するくらいならあえて「予備知識」のない状態で見た方が原作を知っている人とは違う見方ができるかも知れない。

第4回将棋文化検定の休止。
2年前にも「第3回」が休止になったが、この時は外国人将棋ファンを対象にした「国際将棋検定」を実施するためであり、翌年に当初より開催地を増やして「第3回」は実施された。しかし今回はそのような明確な理由の説明がなく「諸般の事情により」とあるだけ。…個人的には三浦九段の件の対応よりもこっちの方に違和感?を抱いてしまう。あるいは三浦九段の件のせいで「それどころではない」のかも知れない。


※1…以前も書いたが青春18きっぷ(冬季)の使用開始が12月10日なので、この日の開催だと(他の交通手段を用いないと)「前日入り」ができない。「超弾丸スケジュール」は過去に2回(東西に1回ずつ)行っているが、どちらの方角に向かうにせよ往復合わせて1日9時間くらい電車に乗っているわけだから疲れるに決まっています(笑)。