自宅には3日に到着。
推理将棋は今月もまた厄介そうな問題が来たな、と思うより早くに誌代入帖が目についた。解答を始めた時期のみを対象に(大雑把に)計算すると「2年に1回以上」のペースで当選している気がする。以前も書いたような気がするが自分は中途半端に懸賞運があるらしい。
85ページ、彩棋会作品展の解答稿。
(前略)カートンさんの作品はかなり感覚がおかしい(誉め言葉)ものが多くて、ハマった時に大物を釣り上げる可能性があるなーと思っている。
…どれだけ褒める気があるのかは全く分からない(笑)。それどころか人によっては激怒しそうな言い回しでもある。しかし自分は詰将棋に限らず(というか「根っこの部分」から)感覚が人とはかなりズレている事を自覚しているので、今度の彩棋会(7月5日)で笑い話にして終わりそうだが。ちなみにこの解答稿を見て「感覚がおかしい」奴の面を拝もうとでも思ったのか、瞬間的にこのブログのアクセス数が増えていた。…そんな事をするくらいなら彩棋会に来てください、面を拝めますから(笑)。
6日に棋士総会が行われ、清水市代女流七段が史上初めて「女性」「棋士以外の人」が連盟の会長に選ばれた。…清水女流七段には何の罪咎もないが、以前も書いたように藤井聡太が将棋界で跋扈している間は「誰が会長でも大して変わらん」と思う。それでもあえて将棋連盟に注文を付けるなら「特定の1人の力に頼らなくても運営できる組織作り」、もっと極端に言うなら「ある日突然藤井聡太が消えてもそれまでと同様の運営(連盟や棋士の収入、将棋人気、その他いろいろ)が保てる組織作り」を願いたいものである(歴史上「1人の天才の消失」がきっかけで瓦解を始めた組織は数知れない)。
今回はそれ以外にも「クイーン白玲にプロ棋士(フリークラス)に編入できる権利付与」が承認されたが、個人的にその制度には「反対」。何というか「条件が緩すぎる」ように感じる(せめてクイーン白玲の資格が現行の「通算5期」ではなく「連続5期または通算10期」くらいだったらまだ説得力が感じられる)し、この制度、新しい将棋会館、一部棋戦の賞金増額、と裏に「○ューリックによる将棋界牛耳り計画」があるのでは、という目で見てしまうのだが【*1】。
*1:いつまでも連盟とヒュー〇ックがいい関係でいれればいいのだが、今の経営陣が貪欲の権化と化してしまったら(人というのは力を手に入れるとどんどん欲深くなる生き物である)、将来の経営陣が将棋に理解のない人間だった時にどうなるか、という点に思いを馳せずにいられない(別にヒューリッ〇が悪いわけではなく大きな組織なんてどこもそんなものだろう)。もっともそれが現実となるより前に自分は死んでいるだろうが。