DJカートン.mmix

それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

簡単な頭の体操・6(+結婚の話)

前回の問題の正解(の一例)。

×9=100
出だしは「1×2×3」でも(要は6になれば)成立する。以下下線が引いてある式も同様。

5)×9=100

(1××4)×9=100

××××9=100
出だしは(1+2+3)×4・・・なら成立するが1+2+3×4・・・では成立しない。

×(89)=100
途中で「-19」まで小さくなるが、7×(8+9)=119を足すとピッタリ100になる。

(35)××9=100

[(12)×4]×÷×(79)=100
途中は分数になるが最後はピッタリ100になる。[(1+2)÷3+4]・・・でも成立する。

4)×××(78)÷9=100
900まで増やして最後に「÷9」で成立してしまう。

(1×5)×(6×9)=100

(1×4)×(56)×9=100
出だしを1×2×3にすると成立しない。

4)×(56)9=100

×(23)××9=100
後半は・・・5-6+7+8-9(要は6以降で0を作る)でも成立する。

…当初は上4つが正解の予定だったが、もっとないかと探してみるとザクザク出てくる、気が付くと10通りを超えてしまった(笑)。多分もっとあるでしょうね。

この問題は小学生の算数の授業で出てきた問題(教科書に載っていなかったので「担任がどこかで見つけてきたパズル」だと思う)で、その時の「模範解答」は一番上の式だったが、自分は2~4番目の式(出題した担任も「想定外」の答え)を答えた。
…とんでもないガキだったんだな(笑)。

第6問。…いつまで続くかな?(笑)

「木目」「女子」「次女」と共通する熟語を選べ。

A…引力 重力 風力
B…家主 地主 馬主
C…意志 本音 物心
D…信者 信徒 崇拝
E…不可 不正 不毛
F…安芸 石見 長門

正解は次回。これはかなり簡単かな?
もしかしたらDには「物言い」がつくかも知れませんが大目に見てやってください(笑)。


以下「結婚」の話。…と言っても自分が近々結婚するという話ではない(笑)。

結婚の話を書こうと思ったきっかけはこれ。10月28日発売の(※1)女性雑誌「with」の2017年12月号の付録である。
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昨今はこういう漫画やアニメなどをモチーフにした婚姻届けがちょくちょくある。勿論(?)「ネタ」ではなく(ただし「記入見本」は間違いなくネタである)、実際に記入して「正式な書面」として提出する事ができる。…自分はその予定はないけど(笑)。

ちなみに自分はこれだけの為に買った事もない女性誌を購入した(笑)。
「ファンだったらこういうところで金を惜しんではいけない!」
と強弁するような話ではないが(笑)。

…ここ数年の夫婦の成立数がどうなっているのかはよく分からないが、そんな自分でも「新生児出生率」が低下している事くらいは知っている。つまり少子高齢化である。
政府は事あるごとに「少子高齢化対策」というスローガン(?)を掲げているが、その割に効果が出ているようには(少なくとも「数字を見る限りは」)到底思えない。
これに関しては様々な人が様々な所で様々な理由(と思われるもの)を挙げているが…

以下個人的な考察です。批判も賛同も無用(笑)。

1.養育費
残念ながら(?)「金」の問題は避けられないと思う。特に最近は一昔前と比べて「もの」が多いため(その中には携帯電話などのような「必ずしも必要ではないもの」「一昔前にはないのが当然だったもの」も多いが)、それなりに稼げる仕事、そして何より「収入が安定している仕事」──厳密に言うなら「突然(リストラなどで)失職する心配のない仕事」──でないと子供を持つのを躊躇いたくなる、というネガティブ思考になる人がいても不思議ではないと思う。昔と違い今は「終身雇用」とか「年功序列」なんてものはとうに消え失せたからねぇ…

2.ジコチュー
家庭を持つというのは「自分以外の人間(家族)に責任を持つ」事なので、家庭を持つとまず間違いなく「自分の為の時間」が激減する(人によっては「0になる」かも知れない)。なので、「自分の時間(を削るの)が惜しい」という考えが強い人(例えば「オタク」とか?)は家庭を持ちたいとは思わないだろう(し、持ったとしても自分も相手も不幸にする可能性が極めて高い、言い換えるなら「家庭を持つ資格がない」と思う。「子供を車内に放置してパチンコにのめり込む親」といったニュースを見るたびその考えは強くなる)。
…最近は頓にこういった「ジコチュー」な人を多く見かけるが(かく言う自分も「自分の時間」に関してはかなりジコチューが強い)、一体どこから生まれてくるのか。これはズバリ「この国の上の方にいる人がそう考えているから」に他なるまい
よく「親の背中を見て育つ」なんて言うがそれと同じ理屈で、

そういう人たちがジコチューに振舞う → それを見た(主にそこに近いところにいる)人が「それでいいんだ」と同じように振舞う → それを見た人が・・・

という連鎖でどんどん下の方(市民レベル)にジコチューが浸透──というより感染──してしまう。言うなれば思考や思想の「トップダウンである。
そして困った事に(?)

少子高齢化対策」と声を上げている人がこぞってジコチューなのである

そういう人が少子高齢化対策だの「他人に尽くす事は素晴らしい事だ」などと言ったところでどれだけの説得力があるのだろう

つまり考え得る最高の少子高齢化対策は「政治屋どもがジコチューを厳しく戒める事」ではなかろうか? 繰り返しになるが、ジコチューが溢れ返っている世の中で子供(を持ちたいと考える親)が増えるとは思えない。その姿勢が下まで浸透するには時間を要するかも知れないが、子供が増えない「本当の原因」を取り除かない事にはどんな対策も無駄に終わるだけだと思う。

あるいは
「自分の子供の不祥事が原因で自分の職(ポスト)を失うのは御免だ」
という理由で子供を持ちたくない、なんて人もいるのかも知れない(最近はその手のニュースをよく見かけるから…)。これも言ってみればジコチュー(の親戚?)なのかな… 自分ももし偉くなったら同じように考えるかも知れない…

3.AIの普及
…これを理由にするのは自分くらいかもしれないが(笑)、今はAIの進化、そして普及が目覚ましく、既に「AIに仕事を奪われた職業」も存在するし、今後そういう職業はもっと増えると思われる。つまり子供を持っても「その子が成人した時にちゃんと就ける職業(要は「食い扶持」)はあるのか?」という不安があると

「自分の子供にそういう思いをさせるくらいなら最初から子供を持たない方がいい」

という思考になっても不思議ではないと思う。
更に言うとAIが世に浸透するとそれに比例して(「人とのふれあい」が減るので)「人の心が荒んでくる(育たない、育む環境がなくなる)のではないか、と思う(※2)。…そんな世の中に自分の子供を送り出す? 「冗談言うな」という感じである。

…他の人はどうか知らないが、自分の場合この3つ全てが結婚(家庭・子供を持つ事)の障害になっている。厳密には「相手がいない」も含めて4つか?(笑)
中でも特に問題なのが3.で、1.は自分の努力とか運次第で何とかなる可能性があるし、1.が満たされれば(経済的な余裕があれば)自分以外の人の幸せを考える余裕もできるだろうが、3.は言うなれば「現代における世界的な潮流」なので自分の力ではどうにもできない。もっとも、例えば今の将棋界は「ここ数年はAIに引っ掻き回された(存亡の危機とまで騒がれた)が今は(第2期電王戦が終わったあたりから)『初めから何もなかったかのように』平穏(?)としている」ので、日常生活におけるAIの侵食もどこかに「決着点」が見いだされるかも知れない。それが自分(と自分の子供)が存命中に見られるかは分からないが…

…随分と極端な事を言っているように見えるかも知れないが、
「できる見込みがない、自分には責任が持てない、とわかっている事(この場合『自分の子供を育てる』事)には最初から手を出さない」
という選択肢があってもいいはずである。むしろ「できない」と承知の上で実行して「他の人に迷惑・負担をかける」方がよっぽど無能かつ重罪だと思う。

セーラームーンデザインの婚姻届けからこんな事にまで話が発展(脱線?)してしまうあたり、我ながら「森下教信者」だな、と思ってしまう(笑)。


※1…一部地域では台風21号の影響で発売日が変更されている(この記事のアップ時には発売されているはずである)。

※2…「感情を持つAI」の研究も進んでいるらしいが、どこまで行っても所詮「偽物」だと思う。