DJカートン.mmix

それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

詰パラ12月号

最近よく「詰む(あるいは完了形の詰んだという言葉を耳にする。無論語源は将棋の「詰み」。アバウトに訳すなら「手詰まり」や「進行不能」という状況に意味が近そうだが(ゲーム関係で使われる事が多いが、時折実生活上でも使われる事がある。例えば「次の給料日まで生活費が持たないかも知れない」という状況を「詰みそう」、みたいに)、何度聞いてもそういう状態を「詰み」というのはやはり変、というかかなりの違和感がある。

その思い(?)が強くなったのはおそらく(日ハムに「逃げられた」事で)「札幌ドームは詰んだ」とほざく輩をSNS上で見かけるようになったからかも知れない。中には本当に「詰み」な場合もある(例えばカードゲームやシミュレーションゲームなんかで「数手先に死亡・敗北が確定している局面」とかだったらこれは「詰み」と言える)が、まだ挽回策がある(かも知れない)状況を偉そうに「詰み」と宣うのは将棋を嗜む人からすると「詰みの絶対性」の冒涜に見えてしまう。札幌ドームにしても依然として苦しい状況ではあるがひとまずネーミングライツが決まった事で「即詰み」の状況は脱したと言える。もしかしたら今後更なる逆転の手が生まれるかも知れない【*1】。…その可能性も読めずに「詰み」と軽々しくほざく輩(の言葉)を信じるのは難しい。

 

…なんて事が詰パラを読んでいる(解いている)時に頭を過るから詰将棋に身が入らないのかも知れない(笑)。

12月号が届いたのは2日。…まぁこんなもんでしょう。恒例の短コン、今年は9手詰、並び順は氏名五十音の『逆順』…前述のような事が頭を過っていると間に合わない(笑)ので何か(集中するための)策を考えないと… と言っても具体的に何をどうすればいいのか。以前猫カフェ詰パラを読む(解く)」というのをやってみたところ、最初は良かったがしばらくすると猫がわらわらと寄ってきて自分のそばや体の上で眠り出すので集中できなくなる(笑)。詰将棋を解いている(暗算している)時というのは基本的に体が動かないので(動く人もいるみたいだけど…)猫にとっては「近寄りやすい人」と感じてしまうのだろう。だからと言って盤駒を使うのは猫が誤って駒を飲み込む可能性があるのでアウト(大抵店側がその手の小物の持ち込みを禁止している)…困った。

*1:逆転の一手は「バンクを作る」、つまり競輪場(の施設)にしてしまう、と広言する人がいるが、正直どこまで信じていいものなのか… ましてや競輪場にするとなると999‰の確率で「近隣住民からの反対」が発生するだろうし。