DJカートン.mmix

それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

2016ゴールデンウィーク

今回はGW期間中にあった事を何となく。文中ほとんど敬称略。

・第66回NHK杯将棋トーナメント1回戦第4局(4月24日…GW期間でないけど気にしない
増田康弘四段が登場。自分が対局姿を公の場(公共の電波や動画を含む)で見たのはこれが初めて(朝日杯のアマプロ一斉対局で姿を見た、という人はいると思うけど)。
増田四段に限らず若手棋士の対局姿はこういうタイミングくらいでしか見る機会がないため、時に彼らの「所作」に驚かされる事があったりする。例えば「せり上がり(※1)」をやる若手棋士が意外と多かったり、とか。…で、肝心の増田四段の所作を見ていると、何だか「せわしない」ような感じがした。具体的に言うと、ある駒をA地点からB地点に動かす時、「A地点→B地点に動かすスピード」が妙に速い。A地点の駒を手に取る所作、B地点に到達後駒を置く所作は丁寧なので、その「ギャップ」が妙に印象に残っている。
ところで、NHK杯の解説は対局する棋士(のどちらか、または両方)に縁のある棋士が務める事が多い。例えば同門とか師匠とか。だったら今回の解説には増田四段の師匠である森下九段が適任では、と思ったが、どういうわけか解説は(相手の伊藤博文六段も含めてどういう縁があるのかわからない)稲葉陽八段だった。今回の対局を勝って2回戦は佐藤康光九段との対局、今度こそ森下九段の解説(これまでも佐藤九段の対局で森下九段の解説、という事は度々あった)が見られると信じたい(笑)。

詰パラ5月号(4月28日に手元に届いた)
表紙に描かれている絵を見て、左は「…森下卓九段?」、右は「…誰?」
しばし考えて「…ああそうか!」(※2) 右はご子息の大地さんですね。

・劇的な初勝利(5月1日、文中専門用語の解説は割愛)
以前ここでも取り上げた母娘ボートレーサー(大山博美・大山千広)、その3回目の「母娘対戦」が5月1日、ボートレース若松で開催中の「”わ”の心で被災者へ!~熊本地震被災地支援~GⅢオールレディースJALカップ」の1Rで実現した(「2回目」がいつあったのかは知らない…)。
母・博美は1号艇のイン、娘・千広は4コースのカド。レースは娘・千広が.13のトップスタートを決めるとそのまま伸びて1マークで内の3艇(もちろん母・博美を含む)をまとめてまくって一気に先頭に。そのまま3周を走り切り嬉しいデビュー初1着・水神祭となった。
「現実は虚構よりも奇なり」とか言うが、記念すべき初1着が「尊敬する」という母をカドまくり一撃で破っての勝利だなんてこんな劇的な話があるだろうか。ライブ中継でその瞬間を見ていた自分は思わず
「めっちゃかっこええ~!」
と叫んだものである(笑)。これを見たあとではその数十分後に行われた天皇賞のハナ差決着でさえゴミのように思えたものである。

・新しいボウリングバッグ(4月30日に入荷の連絡)
3代目」である(以前も書いたが「便宜上の定義」)。「2代目」は当初の入荷予定から1か月以上待たされたが、3代目は4月上旬入荷予定だったので1か月待たなかった。
イメージ 1
ボウリングに造詣の深くない人だと
「キャリータイプのボウリングバッグを2つ(以上)持つ意味なんてあるのか?」
とか思われるかもしれないが、実際のところはマチュアボウラーでも普段の練習に沢山のボールを持ち込む人は珍しくない。もっとも今の自分には「一度に沢山のボール(バッグ)を持ち込む手段(マイカーとか)」がないので、当面は「コレクターズアイテム」となりそうである(笑)。
2代目と3代目を比べると
・一回りサイズが小さくなった(430×590×300→410×510×280、単位はmm)
・カラーバリエーションが増えた(2色→4色)
・表面の材質が変わった(エナメル→ナイロン)
・右側のポケットがない
…などのマイナーチェンジが施されている。右側のポケットがなくなったのはパンフレットにあるような使い方(写真はないけどそちらも1つ買いましたを考慮した結果かもしれない(通常の2ボールバッグではここにポケットのあるもの・ないものが半々くらい)

浜松まつり(5月3日~5日)
毎年この時期に行われる、浜松市内の町内会(174あるらしい)ごとに大凧を揚げたり山車を出したり(シャレではない)する浜松市伝統の(だと思う)祭り。期間中は市中心部(浜松駅周辺)は交通規制が敷かれる。
…のだが、自分は浜松に来てからこの時期に休みだったことがないためこの祭りに参加したことがない。なのでこの祭りに関する歴史や詳細な行事などもよくわからない。この時期になると町のあちらこちらで「夜練り」の「野球の応援のようなラッパ」が聞こえるのだが、これの意味もよくわからない。公式サイトがあるので詳しい事を知りたい方はそちらをご覧くださいな(…丸投げ)。

浜名湖オールレディース・浜名湖ビューティーアタック(5月6日~11日)
先月のヴィーナスシリーズに続く女子戦。前回も参戦した選手もいる一方で静岡レディース(読んで字のごとく静岡支部の女子選手の通称)のエース格である三浦永理は女子戦除外期間中、地元スター候補の土屋実沙希はF2で6月半ばまで休み、と(ルールとは言え)寂しさもあったりする。
浜名湖のモーターは前述のヴィーナスシリーズから新モーターに入れ替えている。その時の優勝モーター「25号機」はその後も好調っぽい(数字が出ている)が、個人的に浜名湖の「穴モーター」として「24号機」を推してみたい。前述のヴィーナスシリーズでは地元の豊田結が乗って上々の伸びを見せるなどここまで3節使用されて3節とも準優勝戦に進出(ちなみに25号機はGWに三浦永理が乗ったが予選落ちだった)、今節(使用者谷川里江)も初日ドリーム戦を2号艇から差しで快勝しているので数字以上の好素性機の可能性が高い(2日目に1号艇で6着に敗れたのは気になるが…)。ただし今節限りで「温水パイプ」が外れるのでそれでどうなるか、までは責任は持てないので御了承を(笑)。

桂歌丸笑点の司会降板を発表(4月30日のニュース)
…読んだまま。歌丸師匠とて不老不死ではないのでいつかはこういう日が来るのは仕方ないとして、さっそく周りは「後任は誰?」と異様に盛り上がっている。「後任」問題でこんなに盛り上がるのは笑点の司会と「相棒」くらいではなかろうか(笑)。今は例外的に(?)アメリカ大統領選挙──オバマ大統領の「後任」選び──が盛り上がっているが(そっちの話はここで書くつもりはありません)。
自分はその時間(日曜日の17時30分~18時)は完全オフの日でもないとテレビが見られないため正直なところ「あまり興味がない」のだが(笑点という番組自体は嫌いではない)、あえて個人的に候補を挙げるなら(本当は上方の噺家を挙げたかったが収録の関係で非現実的っぽいので候補から除外)…

「外部招聘」…柳家権太楼
「内部昇格(に伴う大喜利メンバー空席の「後任」)…古今亭菊之丞

…個人の好みなので反論は受け付けません(笑)。


※1…以前も書いたと思うが、「動かしたい駒を一段目に打ち付け、そのまま目的地点までズズズッと『せり上がる』所作。例えば(2九の桂馬を)「▲3七桂」と指すとき、桂馬をいったん「3九」」に打ち付け、そのまま3七の地点までスライドさせる(もちろん3九、3八の地点に他の駒がない事が絶対条件)。中原誠十六世名人や森下卓九段の「せり上がり」の所作は美しいと思う(他に「せり上がり」をする棋士がほとんどいないのだが…)。

※2…加藤一二三九段が第40期名人戦最終局で最後の決め手「▲3一銀」を見つけた時に加藤九段が発した言葉(のパクリ…)だが、世間にはこの時「ウヒョー!」と叫んだ、という伝説?が定着している(加藤九段本人が「それは違う」と否定している)。