これから書くのはとある有名人(?)のプロフィールである。さて、誰のプロフィールでしょうか?
誕生日:11月1日(つまり今日)
出身地:ロンドンの郊外
血液型:A型
家族構成:父・母・祖父・祖母・双子の妹
これだけで答えが分かった方もいると思うが、もう少し書くと…
身長:りんご5個分
体重:りんご3個分
得意な事:クッキー作り
好きな言葉:友情
得意科目:英語・音楽・美術
飼っているペット:猫とハムスター
身長と体重を考えるととても「人間の」プロフィールには思えない…
答えは「キティ・ホワイト」、通称「キティちゃん」である(上記プロフィールは公式サイトから引用)。
「そういう設定だったの?」
と思われたものもあるかも知れない。何せ「猫(キティ)が猫(チャーミーキティ)を飼っている」のだから…(※1) また、設定の中には「理由」があるものも少なくない(例えば誕生日はハローキティの初代デザイナー清水侑子女史の誕生日から、血液型は「日本人に一番多い血液型だから」、など)。
ちなみに家族の名前は
父:ジョージ
母:メアリー
祖父:アンソニー
祖母:マーガレット
妹:ミミィ
キティとミミィはリボンの位置(キティ=左耳、ミミィ=右耳)で見分ける、というのはファンにとって常識。
最初は単なる?女子児童向けキャラクターだったのが、気がつくと古今東西老若男女問わず世界中で親しまれているキャラクターであり、中でも身の回りをキティグッズで固めたファンの事を「キティラー」と呼ぶ(事もある)。
…と書くと
「(他の7文字はともかく)いくらなんでも『男』はないんじゃないか?」
…そういうわけで(どういうわけで?)ハローキティが好きな男性がいたとする。今風の言葉(?)で言うなら『キティラー男子』と言ったところだろうか(※3)。
この『○○(系)男子』という言葉 有名な(?)ところでは「草食(系)男子」というのがあるが 、「男っぽくない特徴」を揶揄しているような響きが強い(※4)。
なので、この「○○男子(あるいは女子)」という言葉は使う相手を選ぶのもあるが、それ以上に「使う人を選ぶ言葉」だと思う。例えば普段から皮肉ばっかり言っている人に「○○男子」と言われるとたとえ言った本人にその気がなくても馬鹿にされているような気分に陥る可能性が高いと思う。
特に「キティラー男子」の場合はかなり特殊、あるいは繊細である(「男がキティグッズを持っている」というだけでドン引きする人が多い…ような気がする)ので、あまり面と向かって堂々と(軽々しく)使うべき言葉ではないのかも知れない… って、そこまで大仰な話ではないか(笑)。
ちなみにこのブログで時折登場(?)する「詰将棋ガール!」も同様の響きを持ってはいるが、こちらは決して揶揄や侮蔑の意味ではなく、むしろ未開の地を進もうとする少女に対する尊敬の意味をこめてそう名づけた…つもり(笑)。どうせなら「キティラー男子」という言葉もそういう意味で定着してくれればいいな、と思うのだが(苦笑)…
こういう事を熱っぽく語る(?)のは、他ならぬ自分ことDJカートンがキティラー男子だから、である(笑)。もっとも、「キティラーの定義」(生活・所持品の何%を占めたらキティラーと呼ぶにふさわしいか、のボーダーライン)によっては自分ごときではキティラーと呼べ得ないかも知れませんが…(苦笑)
…ともあれ、気がつくと様々なキティグッズを集めてきた(使っている)な、と思った。そこでその一部を紹介したいと思う。
なお念のために断っておきますが、
これから先の画像を見て「男のくせにそんなの使ってるの?」と引きそうな人、あるいは既に引いている人はこの先は読まないことをオススメします。
きっとその方が双方にとって幸せだと思うので…
なお、掲載画像は50%に縮小しているので、クリックすると拡大できます。
…見てのとおり「やかん」。俗に言う「笛吹き」(お湯が沸くと「ピー」という笛のような音が鳴る)。買った物ではなく「ゲーセンの景品」。
もしこれが取れていなかったら今頃はホームセンターで売っている味も素気もないやかんを使っていたかも知れない(笑)。
これも見たまんま「フライパン」。直径は18cm、これもやかん同様ゲーセンの景品。
用途によって普通(?)のフライパンと使い分けている。
なお、このフライパンの使用上の注意には
「IHには対応しておりません」
と書いてあるが、普通にIHで使えます(笑)。
今更説明する必要もない有名なカードゲーム「UNO」のハローキティバージョン。
…と書いたものの、この画像のものはスペシャルカードが採用されていない古い(要は絵柄以外ノーマルUNOと同じ)タイプで、発売は1997年(一体いつからキティラー男子なんだよ、と突っ込まれそう…)。
持っているだけで使う予定はなし(笑)。
ボートレースとのコラボグッズも。
車輪つきキャリーバッグ。何と(?)これもゲーセンの景品。
容量はそれほど多くないが、ちょっとした旅行だったらこれでも十分(引き手部はもう少し伸びます)。ただ防水仕様ではないので雨に降られると最悪…(笑)
一見何かわかりにくいかも知れないが、「ボウリングの球」。
左の(青い)球に被せてあるのはボール(についた油分)を拭くマイクロファイバータオル(裏がモップ状になっている)。
豹柄キティの裏側はこんな感じ。
このボール、意外と目を引くようで、ボールラック(ボールを置いておく&投げたボールが返って来る棚、ちょうどこの写真に写っているもの)に置いていたら隣のボックス(※6)にいた女子高校生(だと思う)の団体が
「何あれ、かわい~!」
とか
「すごくない?」
なんてはしゃぎ出し、しまいには
「写メ撮っていいですか?」
と聞きに来たくらい(断る理由なんてないので快く撮影させてあげました)。
こういうボールのイラストは「ボールの内側」に描かれている(一回り小さいサイズの球体にイラストを描き、その上をクリアポリエステルで固めて規定の大きさ・重さにしている)ので、何回投げてもイラストが剥げる、という事はありません。
重さは(2つとも)15ポンド(約6.8kg)。そしてこのボールを運ぶカバンが…
これはまたラブリーなデザインですなぁ(…自分で言うな)。
ついでに言うとボウリング場の中でもかなり目立つ(と言われた)。最大の理由は「色」のようである(ボウリングバッグは黒色ベースのものが多いから白色系のバッグは目立つ)。
…このキャリーバッグを手に入れるのはなかなか苦労(?)した。
最初はこれの一つ前のバージョンを探していた(2011年末~2012年始にかけて)。何店かボウリングショップを回ったのだが見つからず(そりゃ2年前の物を探しているのだからそう簡単には見つからない)。
たまりかねて(?)店の人に相談してみるとグループ店に在庫がないか当たってくれると言うので、僅かな可能性に期待して待つ。
…その数日後電話が来たが結果は「なかった」。しかしその時に
「今年(2012年)の春頃に新しいキティデザインのバッグが出るからそちらを待ったほうがいいかも」
という極秘情報(?)をいただいたのでその情報を信じて待つ。
…春が来た。しかし広告は出ていない。
…夏が来た。しかし広告は出ていない。
…秋が来た。「ボール」の広告が出た。速攻で予約した(笑)。しかし(バッグの)広告は出ていない。
…10月末、ようやくボールバッグの広告が出た。実に1年近く待った。早速予約した。ついでに新しいメインのボール(画像にあった青いボール)も注文。バッグと同時に受け取れるように手はずを整えた。
…広告には「11月発売予定」となっていたが11月30日になっても入荷の連絡が来ない。結局バッグが入荷したのは2012年の暮れも押し迫った「12月30日」だった。
しかしこれでようやく(?)ボウリングを目一杯楽しめる環境(道具)が揃ったわけで、極秘情報の提供などで色々お世話になった名古屋グランドボウルの佐渡島悟プロにはこの場を借りて改めて御礼申し上げます。
「…何じゃこれ?」
と思った方が多いかも。これは「リスタイ」と言ってボールを持った(投げる)時に手首が反り返るのを防ぐ矯正器具のようなもので、中に鉄板が入っている(だからと言ってこれを着けて「裏拳」をしてはいけません)。
装着すると右側の画像のような感じ。一応「矯正器具」なんだけど、個人的にはただのアクセサリーくらいの感覚でしかない(笑)。
「そんなのつけてたら投げにくくない?」
と思われる方もいるかもしれないが(実際言われた事がある)、初装着でも1~2ゲームも投げればすぐに馴染みます。
なお、これら道具一式はどれも限定生産品なので、このブログを見て「欲しい」と思われても手に入る可能性は限りなく低い(ネットオークションで見かけたらラッキー?)ですので御了承を。
※3…「ハローキティといっしょ!」というコンテンツ(「超キティラー」と呼ばれる熱狂的ファンをキャラクター化したもの)の中に「異国のキティラー男子」というコンセプトで(現時点では)唯一の男性である「クリストファー・W(ホワイト)・ハートランド」というキャラがいる。
※4…「草食男子」という言葉を最初に使ったコラムニストの深澤真紀女史が(要約すると)「恋愛や肉欲に積極的でない(淡々としている)人」と定義していたもの(性欲の強い人を「肉食動物」と喩える文化的背景からの派生だと思われる)が、いつの間にやらマスコミが「活力のない若者(の代名詞)」という意味に捉えて(すり替えて)使い出した(流布させた)事から「草食系」のみならず「○○男子」という言葉にまでマイナスのイメージが付きまとうようになってしまった… と考えるのは自分だけかも知れませんが(笑)。
ちなみに生物学的見地で言うと一般的に肉食動物より草食動物の方が肉欲が強い(草食動物は「捕食対象」なので「種の保存」のためには多くの個体数=子孫を残す必要がある)ので、そもそもの「肉食系」「草食系」という定義から間違っている、という事になるらしい。
※5…「Wild(場の色・数字を問わず出せ、次のプレイヤーに対し色を指定できる)」カードの効力+ゲーム毎の独自の付随効果がある。
「レッドリボン」…このカードと同時に手持ちの「赤色」のカードを全てまとめて場に出せる。
「チェンジ」…このカードが場に出たら全員が手持ちカードを左隣のプレイヤーと総取替え
の2種類がある。
※6…ボールラックを挟む(共用する)左右2つのレーンの事を専門用語で「ボックス」と言う。
例えば5番レーンから見たら「3,4番レーン」と「7,8番レーン」が「隣のボックス」にあたる。