DJカートン.mmix

それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

パラ9月号

詰パラ9月号は何と8月30日に手元に届いた。

…やればできるじゃないか。*1

 

早く届いたのはいいとして、そういう時に限って特別期待している記事とかがない(笑)というか「ここぞ」という時に限って遅れやがる。例えば彩棋会当日に「自分だけ届いていない」とか旅行の出発日までに間に合わないとか【*2】。

全国大会のリポートが出ていたが、それを見たところ「今回は北海道からの参加者がいなかった」ようで。札幌丘珠⇔名古屋という便利な便が就航したにも関わらず…と言っても、以前書いたように「日帰りはほぼ無理」、つまりセントレア経由で行くのと大して変わらないので便の存在は多分関係ない。そもそも(例えば千歳在住の北村氏のように)千歳の方が近い人だったら普通にそっちから行くって。

「次回」については触れられていないが、順番からしたら次は関東地区になる。日時は多分7月13~15日のどれか。…来年は今のところレース観戦の予定がないのでこちらをメインに旅行計画を立てるかも知れない。…いや待て、ちょうどこの時期は「全国ボートレース甲子園(7月10~15日、ボートレース津)」が開催中だ(笑)。

 

パラを読んでいると「符号の書き方」が気になる事が多い。以前「合」は必要か? という事でひと悶着(?)あったが、それ以上に気になるというか「それは違うだろう」と言いたくなる表記がある。それは「1つの地点に2枚以上の同種の駒が利いており、そのうちの一部だけが成れる」時の表記【*3】。具体例を挙げると下図において53の銀を44に動かした時。

こういう時の表記は100%「44銀引成」だと思うのだが、何故かパラだと「44銀成」である。それどころか「35の銀は成る事ができないので補助符号は不要」と断言までしている(いつ、誰がしたのかまでは覚えていないけど)だが自分は(自分の知る限りでは)パラ以外でそういう表記(というか屁理屈?)を見た事がない。勿論解答を投稿する時は「44銀引成」である【*4】。もし対抗策(?)として「補助記号が必須である理由」を理論的に説明するなら

成れる・成れないというのは副次的な要素に過ぎず、同一のマスに2枚以上の同種の駒が動くことができるという事実がある以上補助記号は必須である

あるいは

間違って35の銀を「44銀上成」と指してしまう可能性(言うまでもなく反則)もあるので、先手の指した手が合法手である事を確実に証明するために補助記号は必須である

と言ったところだろうか【*5】。…この程度の理論で「奴等」を説き伏せられるとは思わないが(笑)。

もしかしたら文字数削減の為に(「不成」を「生」として1文字浮かせる、みたいな感覚で)ひねり出した苦肉の策?なのかも知れないが、そもそも「生」だって本来の表記ではない(と思う)のだから、この補助記号不要論も「パラの誌面の都合で生み出されたものです」とでも言っておけば誰も文句は言わないと思う。それを「35の銀は成る事ができないので補助符号は不要」なんて偉そうに(?)言われると何も言わない時以上に反抗したくなる人が出てくるのではなかろうか。

 

…書き上げた後に今回の記事を見直して、「森下九段が順位戦で勝った」「藤井聡太王座戦で負けた(しかも先手番で)」直後の記事とは思えないような内容だな、と思った。もっとも前述の結果が逆だったらもっと過激な内容になっていたと思うけど(笑)。

*1:この言葉の「意味」は以前ここで書いた通り。

*2:先月の「津」へは持参する事ができた…が、暑さのせいでほとんど読まなかった。津の指定席でパラを読みながらウトウト… 一体何しに行ったんだ、と自分にツッコみたくなる。

*3:パラ9月号だと「キッズルーム⑦」と「フェアリールーム」解答稿の④で登場。一応断っておくと「33王成」に対してツッコんでいるのではなくその2手後の「44角成」に対して言っている。

*4:…今後はこういう符号が出てきた時はその部分を思いっきり強調して書いてやろう(無論嫌味で)、と考えていたり(笑)。

*5:特にパラは「たまに符号の誤植がある」ので「合法手である事を確実に証明する」努力を怠る、という選択肢はないと思うのだが…