DJカートン.mmix

それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

認知症の為政者?

先日(13日=この記事を書いている日)のJアラート。結果的には「誤報」とまで行かなくてもその従兄弟みたいな感じだったが、そもそも

「金の豚」が狂ったようにミサイルをぶっ放していなければJアラートは存在すらしていない(のでアラートが鳴る事もない)

わけで。

 

歴史上「狂った為政者」なんてのはいくらでも存在するが、大別すると以下のどれかに当てはまるはず。

1.最初は志を持っていたが、それを打ち砕かれた反動で狂う【*1

2.「自分は殺されるかも知れない」という恐怖で狂う【*2

3.「敵」がいなくなった事で緊張の糸が切れて狂う【*3

4.己の器をはるかに超えた力を手にした事で(それを御せなくなって)狂う【*4

5.何らかの病気を得た事で狂う

 

…金の豚はどれだろう。普通に考える(?)と当てはまりそうなのは2.4.最近は「病気説」や「影武者説」なんかも飛び交っているので5.の可能性も十分ありうる(1.と3.の可能性はまず考えられない)

病気と言っても様々だが、古今東西を問わず「認知症を患った為政者」は間違いなくいると思う。そもそもこれを書いている時点でも「認知症容疑がかかる為政者」はたくさんいるのだから【*5】。もっとも認知症という言葉(というか症状)が知られるようになったのは最近の事なので、例えば(個人的には「晩年は認知症になった?」と疑っている)孫権が本当に認知症だったのかは確かめようもない。

この中に金の豚も含まれていそうだが、過去に「為政者が認知症を公表したという話」を聞いた記憶がない。おそらくは今後も。何故なら「為政者が何らかの病認知症に限らない)を得た事が知れたら求心力に影響を及ぼす・他国に付け込む隙を与える」から。…例えば認知症を患った(事を公表した)人が衆議院選挙に立候補したとして、その人が当選する可能性(獲得できる票数)はどれくらいあるか、を考えたらその意味は誰でも理解できる。

そんな奴に国を任せよう(票を入れよう)とする奴は「人間の姿形をした狗」でしかない。

 

こういう奴らは得てして「診察結果が出なければ自分は認知症ではない」と思っていそうな節があるので認知症の診察を受けた事がない」可能性がある(もし受けて認知症と言われた時に、守秘義務があったとしてもどこからか情報が洩れる可能性があるので)まして彼の国(やその隣の国)の場合、元首に「あなたは認知症です」なんて診断結果を下した瞬間にその医者は処刑されかねない。

 

言うまでもなく「為政者が認知症」の国に暮らす民は不幸である。前述の孫権を(晩年は認知症だったという仮定で)例にあげると、若い頃は臣下の話を聞き、讒言を退け、国を善く治めていたが、いつの頃からか人間が真逆になってしまう。その最たるものが「二宮事件」と呼ばれる後継者争い国(主に人材)に大きな損害を与えている。

概要をざっくり書くと孫権の長男であった孫登が急逝するとその弟孫和(そんか)を皇太子に立てるその弟の孫覇を溺愛した事で家臣団が孫和派と孫覇派に分かれて権力争いを始めてしまう。この争いは10年近くも続き、最終的に孫和は廃立、孫覇は賜死。末弟の孫亮(当時6歳くらい?)が皇太子となる事で一応の決着を見たが、その過程で多くの家臣が流刑、追放、誅殺などされている。当時呉の政戦両略の要であった陸遜もこの事件のさなかに憤死しており、人材の喪失が甚だしい事この上ない。事件の2年後に孫権崩御孫亮が帝位についたがわずか8歳の帝が即位したら過去の歴史に違わず後見人(諸葛恪=諸葛瑾の子、など)の専横が始まって*6国が傾き始める。

渦中の2人の姉にあたる孫魯班が孫和に対する誣告・讒言を度々父に吹き込み、それを孫権が信じた事で騒動が酷くなった、とも言われているが、それに惑わされている(信じてしまう)時点で曹操劉備などと比べても「晩年期にボケていた(か患っていた)」可能性があり、もし当時の孫権にまともな判断力があったら二宮事件みたいな騒動はそもそも起きていなかったと思われる【*7】、…というのが自分が考えた「孫権認知症疑惑」。無論確証はありません(笑)。よってクレームも却下。

 

…この国の為政者もその言動や施策を見ていると認知症の可能性を疑いたくなる。そういう輩が国会議員でいる(続けられる)のはどう考えても国民(奴らの「おこぼれ」に与れる「狗」を除く)にとっては不幸でしかない。

*1:「親に期待をかけられ過ぎた子供」が挫折した後狂暴化するのも同じ理屈と言える。為政者だと「三国時代最悪の暴君」とも言われる孫晧孫権の孫で呉の最後の皇帝。演義系の文献だと「孫皓」となっている事が多い)がこのタイプ、ヒトラーもこれに属するのかも知れない。

*2:ローマ帝国の歴代の王にこのタイプが多かったようだ(実際に兵士や側近に暗殺された王は少なくない)。

*3:三国志の時代だと曹叡司馬炎が当てはまる(前者は諸葛亮の死、後者は中国統一を境に人が変わっている)。そして何より今の自民党も「強力な敵(野党)」がいないからああまで狂って(腐って)いる、と言ってもいい。

*4:現代でも器に入りきらない力や金を手にした事で破滅する人はいくらでもいる(それこそ「誰かの上司になった時点で」狂う人もいるくらいである)ので、歴史をさかのぼれば該当する人はそれこそ「掃いて捨てるレベル」でいるはず。

*5:戦争を吹っかけている某国の大統領もそうだし、この国の国会議員にも被疑者?は何人もいる。某球団の監督も何だか怪しい。

*6:孫和は孫亮より20歳ほど年長なのでもし平穏に?跡を継いでいたら即位時で30前。なので専横が起きていた可能性は低くなる。

*7:例えば曹操は跡継ぎを曹植にしようとぶれていた時期もあったが最終的には長兄の曹丕を跡継ぎに決めており、後継者問題は起こしていない。