詰パラ1月号は越年が確定した(明日は土曜日)。
予想の前に他の場での話をいくつか。
・白井英治
悲願の黄金ヘルメットを獲得したが、選考順位1位の馬場貴也が2着で4700万円を獲得したため、年間獲得賞金はGP終了時点で馬場の方が100万円強上回っていた。しかし、その後馬場は年内の斡旋がない(次は1月3日からのびわこ正月シリーズ)のに対し、白井は12月26日~1月1日までの徳山正月シリーズへの斡旋があった。優勝戦は越年しているので2022年の賞金対象外だが準優勝戦までの賞金は2022年の賞金にカウントされるので、この5日間の賞金で逆転して「真の賞金王」に輝くチャンスがある【*1】。
正月シリーズ(GWやお盆も同様)はグレードは一般だが賞金が少し高く設定されていて、予選・一般が1着で15万円(通常は賞金の高いドリーム戦とかも今節は同額)。つまり4日間の予選で「7戦5勝2着2回」すれば出走手当とかも含めて12月30日終了時点で「賞金王確定」である【*2】。
…うっかり初日Fとかやらかしたら大事件だったが、結果は予選を「6勝2着1回」と文句なしの結果で走って30日の時点で「賞金王が確定」。おめでとうございます。
・豊田結
以前の記事にも書いたように年末の多摩川に出走。ダッシュ戦(2日目の2号艇は前付けがあってダッシュ4コース)では展開がなかったが、3日目1Rの1号艇は2コースまくりを牽制してしっかり逃げ切っている。…予想は「2の2着」という発想に至らず死亡(笑)。しかし後半の3コース戦も後方に沈んだし、やはり狙い目は海水面?
多摩川と言えば「静波まつり」という公式のイメージキャラが存在する(業界でこういった萌えキャラ?が作られたのは彼女が初だったように思う)。設定は「ボートレース多摩川専属のアイドルレーサー」。…彼女を見ていると馬を擬人化した某コンテンツがとても穢わしいものに見えてしまう(個人的見解)。彼女(というかボートレース多摩川)は今回のコミケ(C101)にも出展しており(今回が初出展ではない)、しかも今回はボートレースVRも出展している(来場者が体験できる)。…行きたかったなぁ(笑)。
各種SNSも展開しており、たまに下の画像だけのツイートがある(直近だと昨日。画像は引用させていただきました)。
…これを見るとこちらまで神妙な気分?になる(理由は後述)。
…ここからが本題のQC三番勝負。
なんと今年は22点でも優出漏れという(GPを含めても)ほとんど例がない超ハイレベルなトライアル【*3】。
その次点に泣いた香川、夏冬連覇の夢は途絶えたが成績も機力もこの中では上位、進入は枠なりが濃厚ならばインのここは死角が見当たらない。
問題は相手。今節の選手コメントの中に「今節は伸び型の調整をしている人が伸びていない」というのがあった。実際「伸ばしてナンボ」のスタイルの高田と堀之内が苦戦しており、その2人のコメントによると「伸び型で調整してようやく周りと同じくらいの伸びになる」との事(単に機力劣勢なのか他に理由があるのかは分からない)。普段だったら3コースの高田の(それこそ「怪獣」の比喩がピッタリな、突き抜けて頭まで見込める)強烈まくりが有力なのだが、今節は前述の理由からあまり過度な期待ができない。ならば相手は順走で2、あるいは2と3がやりあったところを4が最内差しで抜けていくか、のどちらかしか思いつかない。よって1-24-2345の6点で。
昨年のQCファイナリストだった渡邉優美が(比較的インが強い部類の住之江で)準優勝戦ただ1人のイン逃げでポールポジション。2日目のイン戦は凹んで敗れたが4日目5日目のイン戦はしっかり決めている。4日目→5日目(準優勝戦)→最終日(優勝戦)とイン戦が3連続で続くのは優勝への「王道パターン」とも言われており【*4】、最後も1艇身(.15)以内のスタートで押し切ってくれそう。イン戦1着率80%オーバーという安定感も後押しする。
…のだが、地元で気合の入る⑥落合が前付けを示唆しており波乱の可能性も無いとは言えない。あるとしたら1236/45か126/345か…
枠なりだったら②金田は差し、③西岡は外まくりが濃厚。そこに④清埜や⑤宇野の差しがどこまで届くか、という事で手堅く行くなら1-23-全、宇野は女子選手の中でもスタート力のある選手なので勢いあるまくり差しが刺さる可能性に期待するなら1-5-全。1236/45でも同じ方針で行けそう、126/345だったら③のカドまくりに期待して3から流し。
何だか物凄いデジャヴ感しかない出走表。それもそのはず、昨年の優勝戦と1号艇2号艇が同じ組み合わせ。しかも6人中5人が昨年と同じ選手である(昨年は①平高②田口③渡邉優美④遠藤⑤守屋⑥平山)。昨日の記事に書いたように「現実的に一番有利だった」平高が1号艇(こんな予想が当たっても全然嬉しくないがな)。
昨年は2コースからの「まくり」を喰らっている(STは①平高.18②田口.12)。同じ轍は踏めないだろうが今節は0台のスタートがない上にF持ちとスタートに不安が。田口は昨日の(試運転中の)転覆の影響もなさそうなので05くらい覗いたらまたまくってきそう。そこで2人がやり合ったら内がガッポリと空く(平高は覗かれたら多分張ってきそう)ので③以下の出番が来るわけだが、その場合外目を回るであろう③守屋よりも最内を回れる&機力が全体的に良さそうな④平山にとって最高の展開になりそう。なので「穴は」4から全流し(何故先に穴目から語るのかは聞かない事)。普通にスタートが揃った場合はよくある展開(②が差して③がまくり差し④が最内を突く、という流れ。…この展開に「何か名前を付けたくなる」のだが)になって①が押し切り濃厚。⑥長嶋も機力がいいので3着を絞るのは得策ではなさそう、という事でメインは1-234-全といったところ。
…ただこちらもその⑥長嶋が動く可能性を示唆しているらしいが、こちらは機力がいい(展開を突ける)モーターなので案外あっさりと枠なりになるかも。なので非枠なりの可能性は今は考えない。スタート展示を見て非枠なりだったら心変わりする可能性はあるけど(笑)。
先ほどのまつりちゃん画像(本来はLINEのスタンプ)の意味…多摩川のレースでスタート事故(フライング返還欠場)が起きると発信される(この時の画像は何種類かある)。…Fはダメですよ。
…ここにその画像を載せたせいで優勝戦でF発生、なんて事になったらマジで「呪い」かも知れない(笑えない)。