有馬記念は◎にしたエフフォーリアが勝ってしまった。しかもかの「粗品の呪い」とかでも◎はエフフォーリアだった(と言っておいて実際は他の馬から買ったらしい)というから、これはもう「呪いは解けた」のかも知れない。…自分の場合呪いというよりは「厄」かも知れないが【*1】。
そんなわけで(どんなわけで?)、気を取り直して(?)年末のQC予想三番勝負。来年は、というか「来年こそは」全国大会に参加する予定なのでそのための軍資金を稼…というのは冗談としておいて(そんな事に賭けなくても費用は捻出できますから)。
実際のところ「まだ会場が正式に決まっていない」らしいが、それでも自分は「そういう前提」で既に予定の大枠を組んでいたりする。つまり前日(7月16日)にセントレアに飛んで近くのホテルで一泊、当日参加してもう一泊、翌日に香龍会(7月は十中八九この日に開催する、と信じています)に参加して… という感じに。現時点ではまだ飛行機もホテルも予約できないけど。
出走表の見方は前回の記事を参照(トライアル成績の青文字=11R、赤文字=12R)。女子戦はQCやLCでも前付けはほとんど見られない、と言ってもたまにはあるし、バナレ(「ピット離れ」の略語)で遅れて6コース回りも起きうるので「艇番とコースの併記」はあって損はない。また今回は下段に「そのレースでの1周目1マークの動き」を書いた(シリーズ予選は除く)。要は差したのかまくったのか。コースが違ったらあまり意味がないかも知れないが、一応「傾向」という事で(高田ひかるみたいに「とにかくまくる!」なんて選手もいるので)。
2連対率のワンツーがそのまま「順位決定戦の」内枠に。ただ大山千広の32号機はF持ちと「過去のプロペラ交換から下降線」という評価(どこまで建て直せたか)が気になる。だとすると大山よりも隣の寺田千恵の方が有力かも(ましてここは「3コースが強い」福岡ですから)。1-3を本線とするももしかしたら逆転の可能性もあるので3-1も。
通常は3着は流すところだが、小野生奈は機力が不安だし(モーター抽選時に「これ(16号機)は引きたくなかった」と漏らしているし、3回戦の1マークは「うねり」の可能性もあるかも知れないが「仕上がっている」ようには見えない)、西村美智子はトライアルでFったので2回戦のようなスリット攻勢はまず望めない【*2】。なので1=3-24まで買い目を絞る事は可能かも知れないしやっぱり流した方がいいのかも知れないし…(どっちやねん)
※「夏海」=「かなみ」(「なつみ」ではない)、「高憧」=「たかはた」。どちらも通常の変換ソフトでは多分出てこない。
前回の福岡QC(2015年)はシリーズは第2回QC覇者の平山智加【*3】が貫録のイン逃げで優勝している。そして今回の福岡QCシリーズもQC覇者の松本晶恵(しかも98期の同期)がポールポジション。一方で松本と堀之内紀代子以外の4人は優勝経験すらない(つまり勝てばデビュー初V)という両極端なメンバー。
松尾夏海は今節2コースから差しの1着があるとは言え、今回は1号艇の相手が全然違う。その松本も4日目こそイン戦でまくられたが、スタート自体は勘が合っているっぽいし(今節のST平均は「.08」!)、今回はまくりの強い選手が見当たらないので首位有望。他の選手もスタート勘は悪くないようなので、スタートが揃ったらせいぜい4コースの薮内瑞希【*4】までしか出番はなさそう。なので1-234-234で。
一方で前回の福岡QCファイナルは2度目の優勝の最短距離にいた1号艇の三浦永理がまさかのF。もし今回も優勝戦Fがあったらそれこそ「福岡の大晦日は呪われている」とか言われかねない。
昨年は遠藤エミが前付けを予告した(6号艇から4コースに入った)が、平山は進入であまり動くタイプではない【*5】ので進入は多分枠なり。
結果的に2年連続でポールポジションを得た平高奈菜。勝てば初のQC連覇、逆転で2年連続賞金女王(現在首位の遠藤エミが2着でも100万円ほど上回れる)。ここは決してインが強いとは言えない福岡だが、トライアル1回戦はインから押し切れているし、モーターも特に悪くない(ほとんどプロペラを叩いていないらしい)ので押し切る可能性は十分。スタートが揃えば田口が差し、渡邉がまくり差し、という1-2-3か1-3-2で決まりそう。揃わなかったら…どうしましょうか?(笑)
一方で波乱が起きるとすればその鍵はおそらく5号艇の守屋美穂。隣の遠藤は「イン戦で3連敗」と何かがかみ合っていない感じ(モーターも「伸びが劣勢」という印象)なので、5コースから(2回戦のような)一気のまくり、あるいはまくり差しで突き抜ける可能性も。更に夢を見る(?)なら「守屋がまくり、平高が抵抗、内が開いたところに平山のまくり差しがズヴォ~っと!」 …さすがにこれは都合が良すぎるな(笑)。そんなわけで無難に1-235-235あたりを本線に、「ここは福岡」なのでもしかしたら3-1-全なんてのもあるかも知れない。夢を見たい人は5や6の頭でどうぞ(笑)。
…予想を書きながら思った事。通常の出走表にはほぼ確実に「その選手のF・Lの数」が書いてあるのだが(どれだけスタートを踏み込めるか、のバラメーターになるのであるとないとでは大違い)、自分の出走表にはそれがない(笑)。次回からはちゃんと考えないと。
という事でよいお年を。…でも(これを書いている時点では)詰パラ1月号が届いていないので非常に退屈な年越しになりそうだ。
*1:今年は前後を含めても厄年じゃないんだけどなぁ…(笑)
*2:QCのFは優勝戦以外は「GⅠ・女子戦の準優勝戦と同様のペナルティ」が科される。つまり現時点で「LA後にF休み、休み明けから3ヶ月(ほぼ6月いっぱい)は女子戦出場停止」が確定している。もしここでもう1本切ってしまうと「ペナルティが累積で科される」ので、F2休み&6ヶ月停止により「11月いっぱいまで女子戦・GⅠ等が出場停止」になってしまう。
*3:「クイーンズクライマックス」という通称ができたのは彼女が勝った翌年からだが、公式でも「通称がつく前のレースも通称で(例えば「第1回グランプリ」のように)表現している」のでここでもそういう事にしておきます。
*4:養成所時代に「ミヤネ屋」が彼女に密着取材していた、という事を知っている(覚えている)人はどれくらいいるのだろう?
*5:自分は平山がインタビューで堂々?の「6コース宣言」をしていたのを少なくとも2回は聞いた(記憶違いでなければ「2013年丸亀BMのドリーム戦」と「2015年平和島QCの優勝戦」、どちらも「現地で」)。