DJカートン.mmix

それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

「ドリフト」との付き合い方

先日の順位戦で森下九段が「今年度の」初勝利をあげた(当然順位戦も「初日」が出た)事で自分の生活にも何だか光が差したような気分になる。

 

先日買ったNintendo Switch、これでよく話題に上るのが所謂Joy-Conのドリフト問題」。つまり触れていないのにスティックが一定の方向に入り続ける、という症状。海外では訴訟に発展するくらい騒がれているし、日本でも文句を言う人間は後を絶たず、中には「自分で修理する人(その方法をネットに上げる人)」とかもいたりする。

当然自分もその事を承知の上でSwitchで遊んでいるわけだが、自分はJoy-Conのドリフト問題」に対するスタンスが世間とはかなり違う。「…はず」とかではなく間違いなくかなり違う。

 

具体的には…

Joy-Conのスティックは『極力使用しない』

Nintendo Switch ONLINEのゲーム(=ファミコンスーファミのゲーム)は元々は「十字キーで」プレイするゲームなのでスティックは使わないし、以前書いた「ミクロジ」もスティックは不要(一応スティックでもプレイは可能だけど)。

 

・スティックを多用するゲームは『有線コントローラーでプレイする』

Joy-Conに限らずコントローラーのスティックは基本的に「消耗品」だと思っている(実際PSやX-BOXのコントローラーも長年使っているとドリフトを始める)ので、自分は「使い捨てる」という前提で安い社外品(非ライセンス品でも構わない)を使っている(使い勝手は意外に悪くない)。それに自分はプレイステーションのような「スティックの位置が左右対称のコントローラー」の方が好きだ、というのもある。

 

・「Joy-Conの」スティックが絶対必要な(分離?させた小さいコントローラーでプレイする)ゲームは…『プレイしない』

⇒今のところそういうゲームで「是非やりたい」というゲームがないのが幸いである。

 

…というスタンスでSwitchと付き合っている人は間違いなく少数派でしょう。もっとも「少数派だから」という理由でこういうスタンスを取っているわけではなく、「与えられた条件の中で最善の方法を考える」という「自分自身のスタンス」に則った行動を取っているに過ぎない。ドリフトが改善される見込みがないのだったら「そういう前提条件の下で遊び方を考える」というだけ。むしろ「何故世間で騒いでいる奴らはこの考えに至らないのか」と不思議に思うくらい【*1】。

もう少し分かりやすい(ゲーマーに理解しやすい?)言い方をするなら

自分の身は自分で守る、これスラムの心得ッス

…と言ったところだろうか【*2】。今の日本は(今のところは)スラムではないけど。

ただ、この言葉はドリフト問題以外にも通ずる言葉であり、例えば今の政府のコロナ対策は感染症対策・経済対策両方で)そのほとんどが効力を発していない。「休業要請に対する補償金」も半年くらい前に申請したものがまだ届いていない、という話をよく聞く(そのくせ納税通知書とかは最速で届くんだよな…)。つまり政府の言う事に唯々諾々と従って倒産(ひいては餓死)を迎えるくらいなら「政府に頼らずに生き延びるための方法を模索する」、つまり「自分の身は自分で守る」と考えるのが真に賢い経営者だと思う。中にはいろいろな方法を検討した結果「休業して補償を申請する」に至った事業もあるだろうが、それはそれで「その人にとっての最善手」だろうから決して非難される事ではない。

そう考えるとJoy-Conを「自分で直す」という選択肢を取った人はまだ利口な方だと思う【*3】。

*1:もしかしたら「IQの低い人には発想も理解も賛同もできない考え方」なのかも、とか思ってみたり。

*2:最近沢山売れたゲームに出てくるセリフの引用(なのでゲーマーに理解しやすい?)。

*3:検索すればやり方は見つかると思うが(なのでここからリンクは貼りません)、変にバラすと再起不能になったりメーカーの保証対象外になる(メーカーでの修理を断られる)可能性が非常に高いのでやる場合は自己責任で。それこそ「自分の身は自分で守る、これスラムの心得ッス」。