DJカートン.mmix

それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

オリンピック開催の「資格」がない国

自分は20年くらい前から

「この国(日本)にはオリンピックを開催する資格はない」

と思っている。その大きなきっかけとなったのは「体育の日をハッピーマンデー法で『可動式』にした事」。24年前(1940年)の開催予定が中止となり、悲惨な敗戦とかを乗り越えてようやくたどり着いた悲願を祝う日を個人の都合や利益のために可動式にするなんてどう考えてもオリンピックに対する誠意とか敬意とかいうものが感じられない。そんな国が無理矢理(?)2020年のオリンピック招致に成功したと思ったらこの体たらくである。世間から罵られようがバッハにコケにされようが、そんなのは「自業自得」、あるいは「(オリンポス神の)神罰と言ってもいいかも。…まぁ彼奴等(オリンピック推進派・強硬派)に罰が下るのは一向にかまわないがそのとばっちりが一般市民にまで及ぶのは許容できない。

 

もし日本が「体育の日を可動式にするような国」でなかったら今回のような惨状には99%ならなかった、と思っている。真にオリンピックに敬意を持っている(言い換えるなら心から「アスリートファースト」を考えている)のなら2020年の段階で中止を決断できたはず、いや、そもそもそういう国だったら2020年より早くオリンピック開催地に選ばれた可能性が高い。あるいはその高潔さ(?)が「金の亡者ども(要はIOC)」に忌避されて2020年の開催地にも選ばれなかった、という可能性もあるが、どちらにしても2020年という「最悪のタイミング」での開催を避けられた可能性が高い。

誰にとっても利益のなさそうなオリンピックの中で数少ない利益に与れるのはバッハをはじめとしたIOCの連中くらいだろう。「チャイニーズピープル」に始まる失言などのオンパレード【*1】、そんな輩だから今回のオリンピックが失敗に終わっても(多分そうなる)全ての責任を日本に押し付けてとんずらするに決まっている。それこそそれまでオリンピック推進派だった人でも

やっぱ中止にしとけば良かった

と後悔する(というかそれまでの自分の主張を180度曲げる)人が間違いなく出てきそうだし、もしかしたら

来日中に(過激派の犯行に偽装して)バッハを始末しておくべきだった

と思う人も出てくるかも知れないが、どちらにせよ後の祭り。正直なところ自分も「条件がそろっていたら*2」バッハ殺害を本気で考えたかも知れない。

 

…前にも書いたけどもう一度書いておく。確かにバッハにはあふれんばかりの殺意を覚えるが、それ(つまり前述の文章)がそのまま「犯行計画」あるいは「犯行予告」ではない、という事だけは念を押しておく。これも以前に書いたが、

本当に誰かを殺すつもりだったらこんなところで能書きを垂れるような事はせず「黙って殺しに行く」。

*1:指摘する人は少なくないが、この手の言い間違いは「錯誤」といってその人の本音(しかも極力他人に知られたくないもの)である事が非常に多いそうだ。

*2:彼が訪問する場所の近くに住んでいる、「拘置所の中だったらとりあえず餓死の心配はない」というくらい生活に困窮している、など。…幸い全然条件はそろっていない(笑)。