DJカートン.mmix

その国における「クリスチャンの割合」と「国民の英語力」はほぼ正比例しているという(理由は知りません)。

詰将棋と似ている(?)ゲーム

最近はパラを開いている時間が増えたなぁ、と思うのだが、いろんな図面を見ていてエッガーランドという昔のゲームを思い出した。いろいろな機種でシリーズがリリースされているが、多分有名なのはファミコン版【*1】。シリーズ作品の『アドベンチャーズ オブ ロロ』がバーチャルコンソールでプレイ可能。

 

固定画面型の面クリア型アクションパズルゲームで、主人公「ロロ」を操作してステージ内にある「ハートフレーマー(文字通り「♡」が描かれたパネル)を全て集めると宝箱が開き、その中身(ステージやシリーズにより異なる)を取ればその面のクリアとなる。シリーズによってシステムや敵のアルゴリズムに多少の違いがあるが、基本的なルールはどのシリーズでも同じである。ちなみに星のカービィ」シリーズにこのゲームのキャラと名前&容姿が酷似しているキャラがいるのはどちらも同じ開発会社(ハル研究所)のゲームだから。

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※…この記事内の画像はシリーズ作の1つ「エッガーランド 迷宮の復活」より。何かクレームが来るようなら消します。

 

当然ながら(?)序盤は簡単で後に行くほど難しい面が増えていく。左のステージ(序盤)は、中央にいる敵(触れるとミス)から逃げながらハートフレーマーを集めるだけ、というだけの(そもそもパズルとも言い難い)ステージだが、右のステージ(最終盤)は知らない人が見たら完全に意味不明。…そして詰パラを購読している自分からすると、こういうステージは大学院などのような長編作品の初形のようにも見えてしまう(このゲームを思い出したのはそれが理由)。一部のハートフレーマーは取ると「エッガーショット」を打てるようになり(回数は画面右側の上から2つ目の数字、次の面には持ち越せない)、敵に1発ショットを当てると「卵」になり、その状態でもう1発当てると画面外に吹っ飛ばすことができる(どちらも一定時間後に復活する)が、そこについてはいったん置いておく。緑色のブロックは「エメラルドフレーマー」といって押して動かすことが可能。これを使って敵を閉じ込めたりするわけだが、中には明らかに邪魔なだけのものもあったりする(壊す事はできない)のが悩ましい。

 

このゲームには様々な種類の敵が登場するが、中でもこのゲームの象徴(?)とも言えるのが右のステージにも登場するこの敵。

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左は「メドーサ」、右が「ドンメドーサ」という名前である。前者は動かないが、後者は縦あるいは横方向に往復移動を繰り返している(こちらの歩行速度と同速度で移動し、障害物に接触すると反対方向に進路を変える。動く方向・速度は決まっており、加減速や急停止、突然の方向転換は行わない)。

そしてこの2種類の敵に共通しているのは

ロロが彼等の視界(縦あるいは横のライン、要は「飛車の利き」)に入るとその瞬間に『呪いの視線』を浴びせられて即死する

という事。そのためわずかの操作ミスでも全てが台無しになってしまう。そしてその『呪いの視線』が発せられる時の「ドシュッ!」という効果音が死ぬほど心臓に悪い特に不意打ちで食らった場合は思わず大声で叫んでしまうくらいであり、ぶっちゃけ下手なホラー(映画やゲームなど)よりも数段心臓に悪いので、心臓に難がある人にはこのゲーム(シリーズ)のプレイを推奨できない(笑)

 

この『呪いの視線』のメカニズム(?)が詰将棋における「玉方の飛び道具の利き」に通ずるものがある(と思っている)つまり詰んだと思っていたら遠くにいる線駒の利きで防がれて(取られて)しまう、あるいは双玉の問題で誤ってピンされている駒を動かしたために攻め方の玉を素抜かれてしまう、という誤答にも通じている(というか指し将棋でも普通に?起こり得る話だけど)。さすがに「心臓に悪い効果音」こそ出ないが(笑)、線駒の利きに気づいて「あっ」と声を上げた経験は詰キストなら一度はあるはずである。

ちなみにこの『呪いの視線』は間に遮蔽物があれば回避できる。エメラルドフレーマーを動かして遮蔽物とするのはこのゲームの基本中の基本、他にも岩やハートフレーマー(取るまでは遮蔽物となってくれる)、他の敵(卵を含む)を遮蔽物として利用できるが、

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「木」は遮蔽物にならない(上図のように木を貫通して呪いの視線を食らう)。

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メドーサの目が見開いているが、キャラ半分だけなら彼等の視界に入っても視線は食らわない。つまりこのままエメラルドフレーマーを上方向に押していくことができる。

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彼らの視界の半分を塞げば視線を浴びないので、このようにエメラルドフレーマー1個で2匹の視線を同時に防ぐことができる(勿論ちょっとでも押し過ぎると「狙撃」されて即死する)将棋でもこういう事(1枚の歩をマスの中間に置いて2枚の線駒の利きを防げる)ができたらいいのになぁ(笑)。

…冗談はさておき、こういうテクニックを利用しないとクリアできないステージは多い。中にはこんなトリックプレイを要する場合すらある。

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ドンメドーサと半キャラ分だけずらして平行移動することで、ドンメドーサが後ろにいるメドーサの遮蔽物になってどちらの呪いの視線を浴びずに上部に移動できる、というからくり。タイミングが少しでもずれているとどちらかの呪いの視線を浴びて死ぬ。

…誰だよ、こんな心臓に悪い事考えたのは(笑)。

 

このエッガーランドシリーズはファミコンでリリースされたパズルゲームとしては屈指の難易度であり【*2】、中でも「アドベンチャーズ オブ ロロ2」はそれ以降にリリースされたシリーズを含めてもシリーズ最高の難易度と言われている。自分は「~ロロ2」はプレイしたことがない(それ以前のシリーズはクリア経験あり)ので詳しい評価はしかねるが、難易度はともかく前述のように「非常に心臓に悪いゲーム」なので「じゃあ(中古ソフトを)どこかで探して挑戦しよう」、という気にはなかなかなれない(笑)

*1:Windows版もリリースされたが、現行のWindowsに非対応なのでプレイできない。

*2:個人的には「チャンピオンシップロードランナー」「フラッピー」「バベルの塔」「ソロモンの鍵」と合わせて「FC5大パズル」だと思っている。