DJカートン.mmix

それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

コロナ禍に起因する(と思われる)犯罪

一部の市町村では既に給付金を受け取った人もいるようだが、それにまつわる「詐欺」や「強盗」に警察関係者は神経をとがらせているという。詐欺はこれまでも「何かあるごとに」発生しているが、強盗はある意味珍しい。要はATMを使えない、口座を持っていない人(主に高齢者)が給付金を「直接(現金書留とかで)受け取る」のを狙う強盗が発生しかねない、という事のようだ。

 

世界の司法制度に詳しくないので想像になってしまうが、「日本という国は諸外国と比べて刑罰が異様に軽い」のではないか、と思う。それ故時に「やったもん勝ち」みたいなところがあるのでこの手の犯罪が減らない(刑務所から出てきた後も再犯しやすい)のだと思う。今回のメインテーマからはズレるが、「あおり運転(危険運転)」についても同じ事が言えそうだ。

例えば詐欺罪(現行法では「10年以下の懲役」)は「詐取額100万円(端数切り上げ)あたり5年の懲役」くらいの併科制(刑罰を合算して執行する、例えば詐取額が450万円だったら「懲役25年」)にする事で今よりはずっと「抑止力」になりそう、と言うよりこれくらい「見せしめ」と思われるくらいの刑罰でないと抑止力にはならないだろう【*1…もし詐取額(の総額)が1億円だったら? 勿論「(刑法を改正したうえで)懲役500年」に服してもらいましょう*2

 

同様に「テロ組織・ジシュクシロー*3」も重罪に問える(器物損壊や威力業務妨害とは別の罪状が適用される)ようにすれば抑止効果がありそうだが、何と言っても数が多いし、現行犯でないとパクるのは非常に難しい。そこで発想の転換(?)をして

特定の犯罪者を死傷させてもその加害者は罪に問われない

といった正当防衛や緊急避難に類する法律を定められないのか、とか考えてしまう。ちなみにこの一見過激な(?)考えはノーヘル・信号無視・爆音で走り回るバイク乗りに対する『こんなアホでも間違って撥ねたら罪になるって理不尽だよなぁ』という怒りというかボヤキが基である(実際に撥ねた事があるわけではありません)。

つまり「テロ組織・ジシュクシロー」を「特定の犯罪者」と定める事で自衛しやすく──例えば店先に張り紙をしようとする奴等にエアガンをぶっ放しても傷害罪等に問われなくなる、とか──すればリスクを犯してまで「活動」するアホも少しは減るかも知れない。…文字通り「少しは」かも知れないし、場合によっては「ジシュクシロー鎮圧部隊」みたいな奴等が過激化しかねない(というか既にし始めている?)のでバランスのとり方が難しそうだが。そもそも「ネット上で暗躍するテロ組織・ジシュクシロー」はどうするのか、という話にもなるし…

 

「コロナ禍が落ち着いた後の世の中はテレワーク(オンライン会議)が主流になる」という人が多い(自分は「業種によるだろう」と思う)が、そうなった場合「直接のコンタクト=心の交流」が減るので「心が荒ぶ」人が増える、その結果前述のような「心無い犯罪」が(「心ある犯罪」なんてないだろうけど…)今以上に増えるのではないか、と思う。言うなればこれも「コロナ禍に起因する犯罪」と言ってもいい。そう考えるとやっぱり「抑止力としての厳罰化」は絶対に必要である… というのは考え過ぎですかねぇ(笑)。

*1:例えばボートレースは「長期出場停止」、つまり「長期にわたって無収入になってしまう」罰則が多い(私生活で「スピード違反」や「駐車禁止違反」、「税金滞納」なんかをやらかしても出場停止のペナルティを喰らう)ので選手は徹底して規則を守ろうとする(=抑止力になっていると思われる)。

*2:外国は併科主義の国が多いので、世界最長の懲役は「141,078年(罪状は詐欺罪)」、求刑では「384,912年」というのがあるそうだ。

*3:所謂「自粛警察」。…相応しい呼称(?)を考えてみたが、やっぱり自分はネーミングセンスが怪しい(百歩譲っても「プリキュアシリーズに出てくるザコ敵の名前」にしか聞こえない)。そもそも「組織」と言っても代表者がいるわけでもないし…