DJカートン.mmix

それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

初日終了

この記事がアップされる頃には既に2日目も終わっていますが御了承を(笑)。

 

CCは初日が終了。賞金の推移は下表のとおり。黄色地はドリーム戦出走選手、水色地は2回走りの選手。

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…レースは19日からだが、CCに出場する選手はその前検日にも賞金が(15日から一律12,000円)増えているのがお分かりだろうか。選手は前検を受けて合格する(つまりレースへの出場が正式に決まる)と「前検手当(正式名称がわからないので便宜上そう呼びます。以下同様)が出る(44位の長田頼宗も別のレースの前検に参加しているのでやはり12,000円増えている)。他にも出走手当(1回走りでも2回走りでも1日23,000円)もあるし、賞金の推移からグレードレースには別途の出走手当(CC出場選手は全員33万円加算されている)、選手班長手当(今節は毒島誠が担当、1日2000円?)、などもあるのかも知れない。確かその節で誰もスタート事故を起こさなかった場合には出場選手全員に特別手当が支給される、なんて話を聞いた事もある。これらも全て「獲得賞金」として計上される【*1】。

他の公営競技にも同様の手当ては存在するが、競馬の場合「賞金」への注目度があまり高くない&「生涯獲得賞金」に各種手当は含まれないので知名度は低いかも知れない。

 

白井英治は18日が最終日の戸田GⅢで「全勝優勝(11連勝)」して瞬間的にランキングが8位(トライアル1stの1号艇)に上がっているが、実質ここで「打ち止め」である【*2】。

初日のドリーム戦は前検で「(モーターは)良くない」と言っていた毒島誠が何だかんだ言っても1号艇で逃げ切っている。モーターの「大手術【*3】」の効果が出たのかも知れないし、追い風&安定板使用が味方した可能性もあるし、何より地の利のある「地元」ですから。

初日~4日目は予選なのでここだけで劇的な順位の変動はない(CC不出場の選手は順位が落ちていくけど)、というより順位が大きく動くのは最終日の特別選抜B戦、特別選抜A戦と優勝戦くらいである。ただしGP当落線上は賞金差が小さいので、予選や一般戦の賞金の積み重ねが最終的に影響する=最終ボーダーが10万円未満の差になる可能性も0ではない。

 

…それにしても、SGってのは出場して1節完走すると手当だけで200万以上ももらえるんだなぁ、と思った。(獲得賞金から算出した2日目の手当は4万円くらいだった。)無論SGってのは簡単に出られるレースではない、言うなれば「選ばれた者(レーサーの数の比率で言うと30人に1人)だけが出場できるレース」であるし、そしてその事実を知ると「準優勝戦でフライングすると向こう4節のSG出場停止」というペナルティも全然理不尽ではない、とも思う。

*1:なお賞金が同額になった場合、これらの手当を除いた「レースで獲得した賞金」の多い方が上位と見なされる(今年のCC選考でそういう事態が起きている)。

*2:実際には22日以降のレースもあるが、大雑把に計算して「最大で70万円くらい」しか増やせない。

*3:「ピストン×2、ピストンリング×4、シリンダーケース」の俗に言う「セット交換」に加えてクランクシャフトも交換している。