DJカートン.mmix

他人に完璧を要求するのは質の悪い潔癖症のようなものだ。

四人会に行ってきた

「四人会」では抽象的過ぎで何を言っているのか分かりにくいって。

 

第八回大札幌落語会 其の五 米團治・枝光・天どん・方正四人会

 

…つまり落語(笑)。9月にも行ってきた「平成開新亭」の寄席である。

(5代目)桂米團治は説明するまでもなく故・三代目桂米朝の実子。前名の「小米朝」時代に酔った勢いで4代目米朝名跡*1】を桂南光に「200万で売ります」と言った事があるそうだ【*2】。

桂枝光は前回も説明したので割愛。三遊亭天どんは三代目三遊亭圓丈門下の「東京の」落語家(以前も書いたが「平成開新亭」には東京の落語家も度々出演する)。月亭方正はこちらも説明の必要はないだろう、旧芸名(かつ本名)山崎邦正である(噺家としては月亭八方門下)。毎年年末に蝶野正洋にビンタを喰らっているあの「方正」である(今年の収録は先日行われたっぽい)。高座に上がる時に「ガッデム!!」と声をかけようかとも思ったが、ちょっと洒落にならないような気がしたので自粛しました(笑)。

この日はボートレース福岡のGⅠ「福岡チャンピオンシップ」の最終日。大山千広が6年10か月ぶりに「女子選手が周年記念で優出」している【*3】。

優勝すれば同じく6年10か月ぶりの快挙【*4】。6号艇と枠は遠いが、もし勝てば「女子選手初の賞金王決定戦(シリーズ戦じゃないほう)出場」も見えてくる。

…結果は4着だったが、賞金(220万円)は上積みしたので11月19日から開幕するチャレンジカップ」で準優勝ならGP出場の可能性もある(優勝なら文句なし)。もしその目が出てきた(大山が優出した)時は同日に行われる「外国馬の参戦がないJC」は「…何それ? 武器?」てな事になるだろう(笑)。…もっともCCの動向以前に「出走馬15頭(登録のある1頭は回避を予定している)中14頭が社台系(しかも11頭はノーザンファーム)」という「社台の運動会」になった時点で全くもって興味がわかない(1戦ごとに状況が変動するGP出場の勝負駆けを見ている方が100倍楽しい)のだけど。

 

…落語の話のはずなのにボートレースの話が熱くなっている(笑)。この日は雪が降った。(外食で)夕食後に札幌エルプラザへ。既に開場を待っている人が結構な数いたが、たまたま最前列が空いていた(全席自由席)のでそこで聴く事に。…開場を待っている時に「そういえば彩棋会の課題作(初形一段玉)の提出期限は11月16日必着だったような…」と気が付く(同フロアに彩棋会が使用する和室がある)。…何も作っていません(笑)。

この日は札幌ドームで嵐のコンサートがあったそうで、枕のネタでも使われた(「この日は市内のあちこちで嵐のグッズを持ち歩いている人を見かけた」理由をこの時知った)。

この日の演目。どれも有名な古典落語だが、不思議と自分はあまり縁がない噺ばかり(紙入れは「日本の話芸」で桂歌丸の追悼放送で生前演じられたものを見た)。

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 自分はこの日初めて月亭方正の落語を聴いた。普通の人には「ガキの使いやあらへんで」のイメージしかなさそうだが、高座に上がると間違いなく「落語家・月亭方正である。(手水廻しの中にある)「塩水を飲もうとして噴き出す」演技は真に迫るものがあった(ガキ使とかで「リアルで」やっていたからかも?)。

中入り後の一席(紙入れ)では枝光が高座に上がった時に「客席側のライトがついていなかった」ので「登場をやり直す」という前代未聞?のハプニングが。

米團治は枕で「幼少時に明少年(本名は中川明)の子守を仰せつかった(当時師匠米朝の家に住み込みだった)月亭可朝*5】と桂ざこば(当時は桂朝丸のハチャメチャエピソード」を。米團治が「よく無事に育ちましたね」と自虐するほどの「ハチャメチャぶり」に爆笑。もちろん本題の落語「七段目」も迫真の演技(噺の中に様々な「役者」が出てくる)で拍手と爆笑が。

 

来月以降に予定されている平成開新亭の寄席の出演者が決まっている(会の名前はいずれも「枝光・○○二人会」、入場料2000円。既にチケットの販売は始まっている)。いずれも東京の噺家である。

2019年12月19日(木)瀧川鯉昇

2020年 1月29日(水)柳家さん喬

2020年 2月19日(水)桃月庵白酒

2020年 3月10日(火)柳家花緑

2020年 4月 7日(火)柳家三三

2020年 4月30日(木)春風亭昇太

会場及び開場・開演時刻は同一ではない(☆の公演は札幌エルプラザではない)ので詳細はHPなどで御確認を。個人的にはさん喬と昇太の会に行きたいのだが…

 

公演が終わったころに雪はやんでいたが、次の日の朝は見事に積雪だった。

*1:当初は兄弟子の桂吉朝米團治を、小米朝米朝を襲名する予定だったが、吉朝が2005年に早逝した事で実現せず、紆余曲折を経て小米朝米團治を襲名する事となった。

*2:それを聞いた米朝は南光に「小米朝が200万で? よし、わしやったら100万でどや?」と返したそうな。ちなみにこのエピソードは「THE 南光」収録の「皿屋敷」の枕で聴けます。

*3:その「6年10ヶ月前」は尼崎の周年記念『近松賞(翌年度から「尼崎センプルカップ」に改称)』。なお大山は昨年の浜名湖ヤングダービーでも優出しているので「男女混合GⅠ」という括りなら1年2か月ぶり。

*4:前述の近松賞は平山智加が1号艇で逃げ切って「女子選手として14年ぶり(周年記念に範囲を絞ると56年ぶり)の男女混合GⅠ優勝」の快挙を達成、報道ステーションでも特集が組まれた。なお「男女混合GⅡ」だと今年7月に守屋美穂が芦屋モーターボート大賞で優勝している。

*5:3代目林家染丸門下を破門された後米朝門下に再入門、当時は「(2代目)桂小米朝」と名乗っていた。つまり今の月亭一門は「米朝一門」でもある(勿論月亭方正も)。