DJカートン.mmix

他人に完璧を要求するのは質の悪い潔癖症のようなものだ。

大阪ぶらり旅(1)

勿論メインは詰将棋全国大会(以下「全国大会」と表記)なんだけど。

…そんなわけで(どんなわけで?)全国大会に参加するために大阪へ。予算の都合は何とかついた。

出発直前の7月11日はAbemaTVで朝日杯の森下卓九段-千葉幸生七段戦を観戦。記録係の「森下先生の振り歩先です」という宣言(と言うのかな?)に対し森下九段が「はい」と返事をしていたのは「これぞ森下流だと思った(…どこを見とんねん)。自分がその立場だったら自分も「はい」と返事をするかも知れない。

前日(13日)、市内から連絡バスで新千歳空港へ向かう。
随分昔にエッセイで「泣きわめく子供を連れて公共交通機関を利用する親の気が知れない」なんて事を書いた人がいた。今だったらほぼ100%に近い確率で炎上しそうな発言であるが、自分はその発言に同調する。親にとっては子の喚き声も心地よいサウンド(?)なのかも知れないが(最近は「鳴き声がうるさい」とか言って育児放棄、最悪乳児殺害なんてニュースも珍しくないが…)、周りの人間にとっては迷惑な「騒音」以外の何物でもない。ましてや長距離を移動する乗り物だと車内で睡眠(仮眠)を取る人も珍しくないのだから。
この時も残念ながら(?)そういう乗客がいた。普段だったらこういう時はヘッドフォンをして落語を聴いている事が多いのであまり気にならない(それでも「騒音」は聞こえてくるので気分は良くない)のだが、運の悪い事にCDプレイヤーの電池が切れていた(前日に新しい電池を用意したのだが「電源ONのまま放置されていた」)ので、詰パラ7月号を読みながら「騒音」に耐えるしかなかった。…当然ながら(?)「騒音」は詰将棋を解く時にプラスになるわけがない。
ちなみに落語の公演(定席、ホール公演問わず)はほぼ全てがパンフレットなどで「未就学児の入場は御遠慮下さい」という注意書きがあり、これによって公演の途中で突然喚かれるのを事前に防衛している(と思われる。自分はこの「注意書き」がない公演の広告を見た事がない)。なので全部とは言わないが「未就学児を連れての利用ができない交通機関」があってもいいのでは(「女性専用車両」なんてのがあるくらいだから)、と思う事もある。少なくとも鉄道の有料指定席、特にグリーン車──新幹線・在来線両方とも──にはすぐにでも導入してほしいと思う。…新幹線のグリーン車なんて自分には一生縁がないような気もするけど(笑)。
今回は私的な旅行なのでまだ我慢ができたが、もしこれが「公式戦の対局のために東京か大阪(の将棋会館とか)に行く」道程とかだったらブチ切れていた可能性がある(笑)。

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市内の高速道路(道央自動車道札樽自動車道)からは札幌ドームが見える。そう言えば日ハムが「札幌ドームに変わる新しい本拠地球場を作る」とほざいたのも自分が浜松にいる間の話だったなぁ…

…まずは第一関門(?)を突破して新千歳空港に到着。今回初めてLCCを使う事になった(ので予算の都合がついた、と言える)。行きの航空会社はPEACH。LCCは2大航空会社(JALとANA)より「空港での待遇」が悪い、というのはよく聞く話だが、PEACHも例外ではなく搭乗受付や搭乗口が搭乗フロア(新千歳空港だと2F)の端の方にあり、搭乗ゲートから飛行機までも結構な距離を歩かされたりする。普段はJALしか使わない自分からするとカルチャーショックに近いものがあるが、「LCCとはそういうものだ(から運賃が安い)と割り切らないと飛行機に乗れない。また機内に持ち込める手荷物の量にも制限があり(PEACHは「2個以下かつ合計7kg以下」だった)、自分の手荷物は2つで8kg超あって「荷物の積み直し」をする羽目に(PETボトルを3本ほどキャリーバッグに詰め込んで事なきを得る)。これも「LCCとはそういうものだ」と割り切らないと飛行機に乗れない。

搭乗手続きを終えて時間が少しあったので空港ターミナルを散策。
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「…このコラボはある意味『無敵』じゃないか?」
と思ったのは多分自分くらいだろう(笑)。

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…好きな人にはたまらない場所なんだろうなぁ、と思う。自分はノスタルジアでボカロ曲をちょっと触れるくらいの造詣しかない(「Project DIVA」はやった事がない。自分は原則「音符が上から下に降ってくる音ゲー」以外が苦手なので)。

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国際線ターミナルの方にあるテーマパーク(みたいなもの)「ハローキティハッピーフライト」。中に入ろうと思ったが、あまり時間がなかったのと「有料(確か大人が800円)」だったので今回はやめた。
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キティちゃんが象られたジンギスカン鍋。…と言っても「ジンギスカン鍋」というものが道民以外には分からないと思う(笑)。ちなみに前出の「お土産バッグ」はこっちの店(ハローキティジャパン)、雪ミクスカイタウン、以外のお土産屋さんにも売っていた。

…当初の予定から約10分遅れ(理由は「機材到着の遅れ」)で離陸。座席(の前)は多分他より狭い(昨年乗ったFDAの機体の方が広かった記憶がある)、機内サービスはない、着陸後ターミナルビルまで外を歩く(100mもなかったが生憎の雨だった)…この辺もプチカルチャーショックだったが、「LCCとはそういうものだ」と(以下略)
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ちなみに機内で「2月に発売された」、しかも発売日直後に買ったりゅうおうのおしごと! 10巻をこの日初めて読んだ(確か来月11巻が出るはずなのだが)。
5ヶ月もの間「積読」されていた(これより後に発売されてこれより先に読んだ本は何冊もある)、という時点でこの作品に対する評価や期待値が何となく分かるように思う。…そして実際読んだ結果は… 案の定「予想どおり」だった。それでも律儀に(?)全巻揃えているのは「敵」を知るため、というと何だか格好よく聞こえなくもないが、実際のところは「ダウトを探して冷笑・嘲笑する為」というだけの理由だと思う。もっとも「あれ」を超えるようなダウトが出てきそうな気はしないのだが(ネタとしては某将棋セットの説明書の方がよほど笑える)。
ちなみに10巻だと「(奨励会の)「三段リーグ」と「二段以下」の例会が同日に行われている、という描写があるが、自分の記憶が確かだったら「そんな事はあり得ない」
抜け番調整で(東西合わせて)1日に5局しか行われない日だったらあり得るが、それ以外の場合は東西合わせて1日に16局(今期=第65回三段リーグの場合)が同時進行、東西の比率を2:1と仮定しても将棋会館千駄ヶ谷)では10局くらいが同時進行である。とても二段以下の例会と同時進行できるようなスペースは東西の将棋会館にはない。ましてや三段リーグの対局室は「プロ棋士でも入室を遠慮する」というくらいの場所なので、隣で二段以下の対局が行われている、なんて事は絶対に考えられない。
前述のように「抜け番調整日」だったら運良くダウトを逃れていただろうが、

・抜け番調整は基本的にリーグの中盤で行われる→作品内の描写はどう読んでも「開幕戦」としか読めない
・「抜け番調整は1日2局指す三段リーグであっても1日1局しか指さない」→作品内では2局指している

…つまり「ダウト」不可避である。

☆後日追記…「自分の記憶」に自信が持てないので(笑)実際の例会の日程(今期と前期)を調べてみたところ、三段リーグの初日と最終日以外は二段以下の例会と同日」であった。別のフロア(関東だったら5F、関西だったら4F)までビッシリ使えば足りる(それでも流石に三段リーグは完全隔離)、という事なんだと思う。ただ前述のように

作品内の描写はどう読んでも開幕戦としか読めない=二段以下の例会が同日開催されるのはあり得ない

のでやっぱり「ダウト」である。安心した…(笑)

2時間強のフライトを経て関西国際空港に到着。天候が不安定だったので結構揺れた。そんな中で「落語を聴きながら」ラノベを読んでいたら集中できない(内容が頭に入ってこない)&気持ち悪くなるに決まっている(笑)。
ちなみに飛行機から降りて最初に出た言葉は「やっぱり本州は暑いなぁ」(※1)。…同日の札幌の気温は20℃をちょっと超えるくらいでむしろ「肌寒い」くらい。
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またこの飛行機が着陸した「第2ターミナル」から鉄道の乗り場がある「第1ターミナル」へは場内の連絡バスで10分くらいの距離がある、というのも驚いた(というより想定していなかった)が、(以下略)

関西空港から出ている電車はJRと「南海電鉄」の2つがある。今回の宿泊先「江坂」へは関西空港新今宮、そこから大阪メトロ「動物園前」まで歩き(徒歩3分くらい)そこから御堂筋線で江坂まで。新今宮駅へは上記のどちらの鉄道も直通の路線があるので、「私鉄に疎い道民(前々回の記事参照)」だったらJRを使うんだろうな、とか思ったりもしたが、事前調査で南海の方が安い事を確認していたので自分は迷うことなくそちらを利用した(※2)。
新今宮と言えば「新世界」なので(?)、ちょっと立ち寄ってここで何か食べていこう、とか思っていろいろ散策した(ので通天閣の写真がある)のだが、いろいろ彷徨って、「上手いのかヘボいのかわからない将棋(※3)を窓の外から眺めて、…結局ラーメンを食した。新世界と言えば「串カツ」なんだろうけど、土曜日の夕方という事でどこも混んでいた(かなり長い行列ができている店もあった)し、そもそも自分は(以前も書いた記憶があるが)「脂っこいものがあまり得意でない」ので、無理をしてまで串カツを食べようという気にならなかった。…それだったらわざわざ新世界に立ち寄らず、まっすぐ江坂まで行って(チェックイン後に)駅前で何か食べても良かったような気もするのだが(笑)。

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以前新世界に行った時にもあった「目が光る人形」。今回は運良く(?)目が光った瞬間を撮影する事に成功。…だから怖いって(笑)。
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そのすぐそばにあるディスカウントショップの屋号。…いかにも大阪らしい(?)ネーミングである。

21時過ぎにホテルに到着、風呂に入って(※4)、ブログを書いて、何か飲んで、寝る。…しかし暑くてなかなか寝付けない。結局4時間くらいしか寝ていない(6時過ぎに勝手に目が覚めた)ような気がする。こんなんで大丈夫なのか、という不安を覚えながらもいざ全国大会へ。「ナポリンサワー(要は寝酒)」を持ってくればよかった、と思った。
全国大会当日はたまたま森下九段が来阪しての公式戦(19時対局開始の叡王戦)なので、もしかしたらサプライズ(?)での参加が… なんて無茶苦茶な事をちょっとは期待したがさすがにそれはないだろうな、とすぐに冷静(?)になる。そもそもこの日の対局が大阪である事を知ったのは当日の朝なので「もしかしたら」を想定した準備(書籍にサインをもらうとか)は何もしていなかったけど。
江坂から会場の最寄り駅「堺筋本町」へは御堂筋線で本町→中央線に乗り換えて1駅、乗り換え時間込みで30分もかからない。ここしかホテルが確保できなかった割にはなかなか好条件な場所である。どうでもいい話だが、大阪メトロの地図を見ていると「上方落語で出てくる地名」がそこかしこにあって何だか楽しい気分になる。例えば「桜ノ宮」はもろに題名のままだし、松本留五郎の本籍地(笑)である「日本橋にっぽんばし)」も堺筋本町から2駅の場所にある。

…続きは次の記事にて。


※1…この時本州に上陸した旨を某氏にメールしたら「橋で繋がってるけど、まだ本州ちゃうで」と返信が来た。

※2…羽田空港で言うと「空港から都心に向かうには『東京モノレール』を使うしかない」と思っている(『京急』という選択肢が最初から頭の中にない)ようなものだろうか。もっとも南海電鉄は「難波」までしか行かないので、それより北(例えば梅田とか新大阪とか)に行くのだったら他社への乗り換えの必要がないJRの方が安いのかも知れない(そもそも今回の自分のような「関空からの目的地が新今宮」というのがレアケースかも知れないが)。

※3…「駒を綺麗に並べていなかった」時点で「上手い」可能性は高くないな、と思った(笑)。

※4…以前セブンイレブンでやっていた「セーラームーンマイメロディ」のコラボイベントにあった「バスソルト」を持参してそれを入れて入浴。…違いがよく分からん(笑)。一応「いい香り」がするのは分かるけど。