DJカートン.mmix

それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

全国大会。

初参加となった全国大会。

…なんだけど、自分の視点から見ると案外書く事が少ない事に気が付く。各種の表彰(※1)はぶっちゃけた話「どこにでもある表彰式」とそれほど違いのあるものではないし(「表彰される内容」はそれ相応の重みがあるのだけど)、看寿賞受賞作品の解説は自分にはレベルが違い過ぎて論評できない(笑)。
他には「ここで書いてもいいのかわからない」、正確には「今ここで書いてもいいのか分からない」内容の話がいくつかあった。配られた「大会についての諸注意事項」の中に

SNS等で外部に情報を発信する行為は、事前にスタッフの許可を受けてください。

とあったのが理由。…ただその前に「大会を円滑に進行するために」とあるので、大会が終わった後(いずれ公表される話)だったら事関係ないか?(笑)

・2020年の全国大会は福岡県での開催
マイナビから「無双」「図巧」の図式集(分かりやすい解説をつけたもの)が出版予定
谷川浩司九段が「月下推敲」を上梓した後に作った=「2冊目の図式集」を作るのに必要な作品の数
・○○氏が年内に結婚予定

…など。

全国大会の会場では毎年新旧の関連書籍が販売されているブースが出ている。自分もいくつか物色(?)して、結局購入したのは小説「盤上に死を描く」だけだった。多分帰りの飛行機の中で読んでいると思う。

第1部の最後は「アマレン杯握り詰」の作品紹介。これまでは「手数無制限」だったものが今回は「19手以下」という制限が課せられている。その主旨は「無制限だと平気で100手超えの作品が作られるために全国大会参加者の興味を引きにくい」という事らしい。実際今年の「優秀作品投票」はその投票率が75%を超える(それまでは半分も行かない)ものだったので、一部の作家からは「短すぎる」という不満も出たっぽいが一応主旨は通ったのだろう。ただ、今書いた「一部の作家からの不満」も考慮するなら

同じ駒数で「手数制限部門」と「手数無制限部門」の2部門(今回を例に取るなら投稿された作品を「19手以下の作品は制限部門」「21手以上の作品は無制限部門」に分けて部門別に優秀賞を決める、応募は1人「どちらかのみ」に1作まで)を設けてもいいんじゃないか?

 …と、大会アンケートに書いてみた。もっともそう書いた自分が作品を投稿する可能性はほとんど0だったりするけど(笑)。

休憩を挟んで第2部。最初は「ミニ詰将棋解答選手権。以前も同様の事が実施されているが、「5手詰め以下の作品30題を6分(以前は5分だった)で解く、というもの。得点は

・正解(記入するのは初手だけ)…2点
・不正解…-1点
・無記入…0点

…つまり、確証が持てない解答は「パス」する、というのも1つの作戦になる。
予選トップ通過(決勝で1点持ちのアドバンテージ)谷川浩司九段の42点、一方で自分のスコアは「恥ずかしくて人に言えない」(笑)。
決勝(早い者勝ち、2点先取で勝利)は谷川九段がアドバンテージを生かした「一発ツモ」で優勝を決め、「光速の寄せ」の面目躍如と言ったところでしょうか。なお谷川九段はこのイベント終了後に所用で退席されている。

詰将棋クイズ」。実際に詰将棋を解くのではなく、詰将棋にまつわる事柄を答えるクイズ。例えば詰パラの通巻1000号はいつ?」とか(答えは2039年7月号)。もっとも中には「実際に解かないと(あるいはその作品の詰手順を知らないと)解けない問題」もあったのだが(※2)。…こちらも予選敗退。一体何のためにここに来たのだろう、という気分に陥ってしまう(笑)。

参加者名簿。作成された14時点で130名、最終的に(14時以降に来場された方を含めて)138名の参加者となった。例年だと「各都道府県から1名ずつが挨拶を行う」のが通例だったが、それだと「毎年何かしら挨拶をさせられる」(=毎年その都道府県からの参加者がその人だけ)という人が何人もいるため、今回は「司会進行役の吉松氏が気になった(?)人物」が何人か指名されて一言挨拶を述べる、という形になった(ので同一の都道府県から複数の人が指名される事もあった)。…そして案の定(?)自分が一発目(※3)に指名された(笑)。もし時間制限がなかったら一人で10分くらい「演説」をしていた可能性もあったが(※4)、今回はそういうわけにもいかなかったので、とりあえず「自分は純粋なる日本人である」という事を多くの人に知ってもらえたので良しという事にしておこう(笑)。

最後は記念撮影。ここでも香龍会と同様に某氏は参加を辞退されていたが、帰路の時間の都合でやむなく、という事(そういう理由なので懇親会も不参加だった)。…でも「もし時間があったとしても辞退されていた」…と想像するのは下種の勘繰りかも知れない(笑)。

懇親会は同建物の16階にあるレストランでビュッフェ形式で。乾杯の後は「大道棋屋さん」がオープンしたり「くまモンガチャピンが会場内を徘徊」したり…
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自分もいろいろ回って話に聞き耳を立てたり会話に加わったり(名刺交換もしたり)もしたが、やはりと言うか相当マニアックな話も多かった。自分も結構酒が入っていたので、請われれば「違うベクトルのマニアックな話」をしていた可能性が高いけど(笑)。
…結局自分は「飲む事・食べる事」がメインになってしまったような気もする。それでも北浜健介八段と浦野真彦八段と言葉を交わす事もできたし、何人かには自分の顔を知ってもらう事もできたと思う(※5)。

この後更に「2次会」に突入したメンバーも結構いたようだが、自分は懇親会の時点で満腹&ブログを書く時間が必要なのでこっそり(?)帰路に。それでも途中(梅田駅)まで帰路が同じだった幾人と最後に少し会話を。

前述のように来年は福岡開催。札幌から飛行機で飛んで行く、という時点で大阪でも福岡でもあまり差はない、と言えなくもないが、その時に自分が「どこで」「どういう」仕事をしているか不明なのでさすがにこの時点で参加の可否は言えない。ただ今回参加して「もう参加したくない」というイベントではなかったので、機会ができたらまた参加したいとは思う。

ホテルに戻るとブログを書き始める。懇親会でたらふく食ったので「夜食」を考慮する必要はなかったが、酒が入っていた事もあって途中で寝てしまう(笑)。続きは翌日の朝(チェックアウトの時間まで)に大急ぎでアップしたので、もしかしたら事実と違う事やとんでもない誤字脱字があるかも知れないので御了承を。なお、前回記事のリンクが早くも(?)詰将棋おもちゃ箱に貼られていたので、少しでも早く読んでもらえるように今回の記事は(いつもは22時アップのところを)10時アップとしている。

15日、つまり香龍会の参加報告については札幌に帰った後、早くて17日になると思います。


※1…「看寿賞」「七條賞」「門脇芳雄賞」「10回及び25回参加者の表彰(記念のメダルが授与される)」。

※2…飛車のエレベーター詰(堀半七氏作、下図)の中に「出てこない符号」は「25飛上」「26飛上」「27飛上」のうちどれ?
という問題。
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…答えはここには書きませんので考えてみて下さい(ちなみに同じ符号で「上」ではなく「引」が出てくる)。

※3…北の都道府県から順番に紹介されていったので「道民」である自分が自動的に「一発目」になる。もし浜松在住(つまり「静岡県」だったら)もう少し後になっていただろう。

※4…自分は学生時代、新学期の「自己紹介」で1人で10分以上延々と話しまくった、という「前科?」がある。この時は「自分の後ろに1人しかいない」事を承知の上で「演説」した、という、明らかな「計画犯罪」だったのだが(笑)。

※5…以前も書いたが「似顔絵付きの名刺」を渡したので「インパクトは」あったと思う。