…はじめにお断りを。自分は人の顔と名前を覚えるのが得意でないので、今回の記事の中で名前を間違えている(他の人と取り違えている)可能性があるかもわからないので、もし間違いがあったら遠慮なく申し出て下さい(修正します)。
10月19日は夜勤明けで香龍会へ。今年に入ってもう5回目の参加であることに少し驚く(昨年までの通算が確か5回くらいだったので)。
今回は会場に向かう前に秋華賞とダービーの投票券を購入している。
…「ダービーはとっくの昔に終わっただろう」って? 残念ながら(?)ここで言うダービーは競馬のダービー(東京優駿)ではなくボートレースのダービー。
正式名称は「全日本選手権」と言い、今年からついた公式の通称が「ボートレースダービー」。1年間の勝率(※1)上位者のみが出場できる、つまり「真の日本一が決まるレース」という事で関係者&ファンからは公式の通称がつく以前から(それこそレース創設当初から)ダービーという愛称で呼ばれている。当初の予定では19日が優勝戦だったが、台風19号の影響で全日程が1日順延となり日曜日に準優勝戦、月曜日が優勝戦。 …そう言えば昨年のダービー(平和島)も台風のせいで最終日が順延になっている。
香龍会の会場に着いたのは1330頃。いつもより人が多いような気がした(最終的な参加者は14名、実際に「いつもよりは多い」ようである)。2日前に何とか完成した「課題作」をM先生に提出。すると
「今度は『二歩がテーマ』の作品を…」
…ハッキリ言ってこのテーマで作れる自信は全くありません(笑)。一応期限(らしきもの)は2ヶ月あるので(11月の香龍会には参加できない見込み)頑張ってみようとは思うけど。
「慣れるまで感覚が掴みにくい(…慣れる事ってあるのかな?)」
「詰将棋を解く時間より盤面(駒の向きや利き)を認識するための時間の方が長い」
「次回の詰将棋解答選手権では●島先生だけこれ(渡される問題図が通常の図面ではなくこれで並べた画像になっている)で挑戦してもらおう」
…3番目はどこまで本気の話なのかわからないが(笑)、「ネタ」(例えば全国大会のアトラクションとか)としては案外いけるかも知れない。上にもあるように「盤面を把握するための時間」も解答時間に含まれるので。
この時並べた将棋には「と金で飛車を追い回して」「銀で飛車を詰ました」局面が出てきたが、これをどうぶつしょうぎに置き換えると
…これだけ聞いていると意味がまるで通じない(笑)。何しろ「自然界ではまず絶対ありえない光景」であるから。そしてこれを契機に(?)どこからともなく「将棋の用語・格言をどうぶつしょうぎに置き換えたもの」が聞こえてくる。その一例は…
「生兎」「生猪」(不成の駒)…一目「生々しさ」を覚える(この2種類は「食用に供される」ので)。
「米長ライオン」…新種のライオン発見?(…そんなわけはない)
「象換わり腰掛け猫」…普通猫は何かに「腰掛」はしないでしょう。
「ライオンの守りは犬猫3枚」…全然(守りの)戦力になっていない気がする。
「成象の守りは犬猫3枚」…3枚どころか100枚くらいに相当しているような。
「犬底のひよこ岩より固し」…どう考えても「岩より固い」とは思えない。それ以前に犬の底(下)にひよこがいたら「潰れる」だけだと思う。
ほかにもたくさん出てきた(自分が棋譜並べ担当でなかったらできるだけ記録していたと思う)が、どれを取っても「自然界に置き換えると意味の通じないもの」しかない(笑)。
二次会はいつもどおりの「定跡」(近くのファミレス)。参加者10名が(テーブルの関係で)5:5の2グループに分かれて話が盛り上がる。自分のいたグループでは将棋の話がいつの間にやらファミコンの話になり、それが「ネット上で出回っている『覚えゲー』(※3)」の話に。 …そのゲームのタイトルは覚えていない(のは自分が好きなタイプのゲームでなかったためであろう)。
自分の場合その「覚える内容」によっては20年以上経った今でも覚えているものもあるし、「こんなのやる(覚える)気にならん」といってサッサと「投了」してしまうゲームもある。たとえば『今でもスーパーマリオシリーズ史上で一番難しい』と言われる事もある「スーパーマリオブラザーズ2(ファミコンのディスクシステム)」、これもどちらかと言えば「覚えゲー要素の強いゲーム」であるが、自分は登場から25年以上経った今でもほぼ全てのステージ(の要所)を覚えている(実際にプレイすればより鮮明に思い出すと思う)。 …以前も書いたけどこの辺はやはり「情熱」や「思い入れ」なんでしょう(※4)。
覚えゲーとは少し(全然?)違うが、この日は参加者の神谷氏と「パトレイバー」の話で盛り上がった。この日の前日から劇場版の第5シリーズの上映が始まっている(会合に来る前に観賞されてきた、との事でパンフレットを持参していた)事から不意に話が盛り上がった(どうでもいいけど自分は第0・1話しか見ていないぞ…)。
その中で「テレビシリーズ・OVAの中で印象に残っている話」になり、自分が7、8話くらいタイトルを挙げたのだが、「タイトルを出しただけでお互いそれがどういう話かわかる(覚えている)」という時点で「情熱(思い入れ)ってのは凄いな」と思った(笑)。ちなみにセーラームーンシリーズは話が多いのと(全200話)、後半シリーズの展開があまり好きでなかった事を合わせて一部を除いてあまり覚えていない…(苦笑)
12月の香龍会は13日に決まったようで、この日なら参加できる見込みがある(14日の駿棋会は現時点では厳しい…)。これなら青春18きっぷを
1回目…香龍会(名古屋)
2,3回目…順位戦解説会(東京・両国)の往復
4,5回目…賞金女王決定戦(大阪・住之江)の往復
とキッチリ使いきれる、と一人で喜んでいる(笑)。
前述のように「夜勤明けでの参加」だったため帰宅後30分もしないうちに爆睡、次の日になってようやく更新できた次第。記憶違いがなければいいのだが…(苦笑)
※1…出走したレースの順位点(1着から順に10・8・6・4・2・1、優勝戦やGⅡ以上のレースには上乗せがある)の合計を出走回数で割ったものを「勝率」と言う。言葉だけ聞くと「1着になった割合」を想像されるかも知れない(自分も想像した)がそうではないので注意。
当然ながら数字が大きいほど成績がいい事になる。ダービー出場のボーダー(選考期間の勝率上位52位)は例年7.30くらい、上記の「上乗せ」を無視して考えると平均着順2.35位(2・2・3着のペース)が必要になる。
※3…敵の行動パターンやステージのからくりなどを覚えていないと(それを予見した行動を取らないと)クリアできないゲームの総称。ゲーム全体を指す事もあればゲームの一局面を指している場合もある。
※4…面白くないゲームの事を俗に「クソゲー」と言うが(2次会でこの話題になった)、その別れ目はゲームの内容が「そのゲームをプレイしようという「情熱」がわく(続く)か否か」、だと思う(「嫌がらせ」「理不尽」な要素が多いゲームは必然的に情熱が冷めやすい=クソゲーと呼ばれやすい、と言える)。
と思っている。確かにいろいろとシビアな要素(?)の強いゲームだが、それ以降に出たクソゲー(と評されるもの)と比べたら全然マシなほうだ(そこまで理不尽なゲームではない)と思う。
「ゲームについて語りたかったらマリオ2とスペランカーを(最低1周は)クリアしてからにしろ」
と合わせてゲーム業界に残すべき金言?だと思う… って、パズル作家のブログで何を力説しているのだろう(笑)。