DJカートン.mmix

昨今流行っている「ジェンダーレス」とかいう言葉を使いたがる人は「差別」と「区別」の違いがわかっていないんじゃないか? と思う。

これは驚きましたねぇ~

電王戦にはあまり興味がないと書いた(実際そう思っていた)DJカートンだが、敬愛する森下卓九段が出場する、となると話は別である(笑)。

出場棋士の名前の中に森下九段の名前を見つけたときはかなり驚いた。思わず声が出た。正直なところ、森下九段が電王戦に出るなんて全くと言っていいほど考えていなかったのだから(何かしらの根拠があるわけではなく「ただなんとなく」出ないだろうと思っていただけだが)。
今回の記事のタイトルは森下九段が大盤解説時に対局者が意表の一手を指した時などによく口にする言葉だが、ひとしきり驚き、後に落ち着いた時に思わず自分も口ずさんでしまった。意図的に本人に近い口調で(笑)。

プロ棋士にしてみれば電王戦に出場するのはリスク・デメリットが大きい、というよりリターン・メリットなんてほとんどないような気がする(もしかしたら1局で年間獲得賞金・対局料を上回るお金を貰っているのかもしれないけど…)、記者会見での「最近は解説する事が多く、解説される側に回ってみたい」という言葉といい、きっとこれも「自分を復興プロジェクト(※1)」の一環なのだろう、と思った。

だとしたら森下ファンとしてはこの対局は是が非でも見届けないと、と思う(もしその日が仕事だったら有休取ってでも見るかも知れない)。
それこそこの対局を見るためだけにニコニコのアカウントを取得+プレミアム会員(月額500円)になってやってもいい、と思うし、観戦できる条件(場所)によってはその10倍以上出しても高くはないと思う。もしマイナビ女子オープンの「スポンサー制度」のようなシステム(※2)があるのなら迷わず申し込むかも知れない(笑)。
…随分と偉い惚れ込みようだって? まぁそれがファン心理ってやつですよ(笑)。

出場棋士のPV(プロモーション・ヴィデオ)はその後に見たのだが、森下九段の「無冠の帝王『電王』へ」というキャッチコピーは(この手のキャッチコピーとしては)なかなか上手いフレーズだと思ったが屋敷九段のパート(ボートレース平和島にて)はそれこそ最後に
今週は全日本選手権(※3)」
と言うのではないか、と思ってしまった(笑)。
残り3人(特に佐藤紳哉六段)のPVについては…特になし(笑)。
どうでもいいけど「秘策あり。」と言われても対戦するソフトすら決まっていない時点で秘策なんてないような気がするのだが…

…ところで、この電王戦の観戦料(便宜上そう呼ぶ)がプレミアム会員の月額500円、というのは割に合っているのだろうか、厳密に言うと「たった500円で見れてもいいのだろうか?」と思う。
…考え方は人それぞれであろうが、自分は500円は安過ぎる、というより
500円というのはプロ棋士にとって失礼ではないか?
と思う。
…こう書くと「タイトル戦の解説も500円で見れるのだから」などと反論する人もいそうだが、電王戦(非公式戦)はプロ棋士が日常的に行う対局とは全く性質が違うものである。
席上対局」でもなければ「エキシビジョン」でもない、「練習将棋」でも「指導対局」でもないし、当然ながら「遊び」でもない、しかしプロ棋士にとっては「結果如何では今後の棋士生命を左右する可能性もある対局である。そういう対局の観戦料が500円だと悪意を持って  一例を挙げると「プロが負けたら面白いだろうな」などという期待をして  観戦しようとする輩が集まりすぎるのではないか、と思う。
もっともそういう輩は観戦者全体の1%もいるかどうか(いちいち気にしても仕方ない)という数字なのかも知れないが、もし自分が当事者だったら「今後の棋士生命を左右する可能性もある対局」に臨むに際しそういう不穏分子(?)はできるだけ排除したい、どうせなら「心の底から自分(プロ棋士)を応援してくれる人」だけに見てもらいたい、と考えると思う(※4)。
そう考えると電王戦の観戦料は「1局5,000円くらい(要は前述のような「小動物」が気軽に見に来られないような金額)でもいいのではないか、と思った。無論それだけの木戸銭を取る以上はそれに見合うだけの対局(結果はともかく)を見せる義務、つまりよりいっそうのプレッシャー(※5)が発生してしまうのだが…

…最後に、出場ソフトを決める大会でもある「将棋電王トーナメント」の出場ソフトの中に(「世界コンピュータ将棋選手権」には第1回から出場を続けている)「柿木将棋」の名前がない。
これは「柿木将棋Ⅸ」の開発が本格的に始まったから、と解釈してもいいのだろうか?(笑)


※1…2011年12月の「順位戦解説会」の中で森下九段が口にした言葉。
残念ながら全容をはっきりと覚えていない(忘れてしまった…)のだが
「55歳(当時から見て10年後)でA級在位・今の勝率をキープ」
(このブログを書いている時点での通算勝率は.606)
を目標に自らの将棋を見つめなおす、という感じのプロジェクト(?)だったと思う。

…森下先生、間違っていたらすみません!!(笑)

※2…同棋戦では本戦トーナメントおよび5番勝負(それぞれ1局単位)のスポンサーになると
対局開始から数分間と終局後の感想戦を盤側で観戦できる
懸賞金の目録を対局者に手渡しできる
などのスポンサー特典(希望者のみ)がある。
…でも電王戦でこれをやったらスポンサー(=観戦)希望者が殺到する(対局室に入りきらない)可能性が高そうだ(苦笑)。

※3…ちょうど10月15日~20日の日程でボートレース平和島ではSG競走「全日本選手権」が開催される。ちなみにここだけ文字色をオレンジとしたのは、同レースのシンボルカラーがオレンジ色だから(SG競走はそれぞれにシンボルカラーが存在する)。

※4…このブログに関してはそういう考えは全くありません。そもそもこういうブログで「自分を応援してくれる(好意的な)人」のみを選り好みしていたら読者がいなくなってしまいますし(笑)。

※5…第3回のルールは「いくらなんでもプロに有利すぎないか?」などと言う輩も多いが、それで負けてしまうと前回以上に「立つ瀬がなくなってしまう」、つまりプロ棋士にとってよりいっそうのプレッシャーとなりうるわけで、必ずしも「プロ有利」とは言えない面もある。
そういう意味では「観戦料5,000円」は第2回電王戦の時から導入・実施すべきだった、と思っている。