DJカートン.mmix

それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

今年最後の

26日の対局は負けた。…自分が、ではなく森下九段が。勝っていれば気分よく新年を迎える事ができたかも知れないが…
以前も書いたが竜王戦の初戦(ランキング1回戦)の持つ意味はとてつもなく大きい。同じ敗退でも初戦敗退は「降級のピンチ」にさらされる(1回戦で勝てばその期での降級はなくなる)。順位戦は降級寸前(生き残ったらある意味奇跡と言える)、竜王戦も次(中座真七段ー千葉幸生六段戦の敗者)も負けたらアウト。…「こんな状態でどうやって気分よく年を越せと?」とキレそうである(笑)。

‥それにしても今年1年は何があっただろう。突発的な(?)イベントを抜きにしたらそれといった事が特になかった、それこそ「ただ生きているだけ」の1年で終わったような気がする。…まぁ「現れた結果」だけを見たらそうかも知れないが(例えば詰パラでは1作も作品が掲載されていない)、決して何も考えていないわけではないので来年以降も水面下でゴニョゴニョしながら(笑)生きていく事にしよう。

最近聞いた言葉でこんなのがあった。

ハインリッヒの法則のベクトルを180度転回させるとブレイクスルーが発生する
(…原文ままではありません)

ハインリッヒの法則「1つの重大事故の背景には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常がある」という災害の経験則である(以前ここでも書いた記憶がある)。これを180度転回すると

「1つの大きな成功(ブレイクスルー)の背景には29の小さな成功があり、その背景には300のもっと小さな成功(継続や努力)がある」

…という事らしい。「29」や「300」という具体的な数字がそのまま当てはまるかはわからないが、とにかく「どんな小さい事でも『継続は力なり』」と言う事だろう。しかし今の世の中はとかく「てっぺんの『1』」ばかりが強調される(それにつながる継続や努力が無視される)ので、それを見て一発逆転・一攫千金を狙って失敗する、という人が後を絶えないのかも知れない。かく言う自分も「努力」という言葉はあまり好きではないのだが(笑)。

柄に似合わぬ説教みたいな話になったので、最後は自分らしく(?)31日のクイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)の「賞金女王決定戦(クライマックスの優勝戦」の予想を。
…と言っても、いろいろ考えさせられた挙句「1-2-3」とか「1-3-2」という無難な結果に終わりそうな気がする(何と言っても舞台は「イン最強」の大村である)ので、自分の予想(購入)も

1-2=3

の2点だけ(ちなみに前日発売のオッズはどちらも7倍前後)。

何はともあれ良いお年を。