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それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

2024QC三番勝負

QCシリーズは例年多数の「家事都合による出場辞退者」が出る。第3回(2014年)から最終日が大晦日開催となったわけだが、「年末年始くらいは家族と過ごしたい」と思う人、特に「母」は少なくないのだろう。特に今年は初のナイター開催なので、本当にレース場のそばに住んでいる選手でもない限り年越しを自宅で迎えるのは不可能である(デイ開催でも地方在住だとほぼ不可能だが)。GPはそれより早く終わるので年末年始にゆとりがある選手も多いが、それでも「年またぎの正月シリーズ」に参戦する選手は年末年始を家で過ごせない(今年の年末だと13のレース場で「年またぎの正月シリーズ」が開催される)

…もうこれは「ボートレーサーの宿命」としか言いようがない、言い換えるなら「その辺の待遇(?)を改善するのはかなり難しい」のかも知れない(だからというわけではないのだろうが正月・GW・お盆レースは通常の一般戦より賞金が少し高め)。実際はこうして「休む権利」もあるわけだし【*1】。…そう考えるとJRAはいろいろと「緩い」よなぁ、と思う(それでも「12月28日開催のせいで正月休みは減った」なんて某騎手が言っていたような)。ましてやルメールは年始の週の騎乗を「里帰りでパスする」くらいだから… ちなみに自分は「正月休みのない職業」に就いていた時期が長いせいかぶっちゃけ「どっちでもいい」と思っている。

 

…どっちでもいいのだったらさっさと予想しましょう(笑)。

 

藤井聡太みたいのが一人いる上に減点(幸いFではない)を受けた人が複数いるせいなのか、優勝戦のボーダーは20点、そして次点(つまり順位決定戦の1号艇)は17点と例年より低い。

今年のQCモーターは2基ほど抜けている(遠藤の64号機と平山の18号機)と言われる一方で「シリーズ組と比べても互角くらい」というモーターも混じっている(単純に2連対率上位12基がQCに行くため)。でも上位級(蒲郡は上位モーターを相撲の番付を使って評価している。ちなみに「横綱」は64号機、「大関」は18号機)は軒並み決定戦に進んでいるのでこちらの6人のモーターには(レースを見ていても)そこまでの優劣差はなさそう。だとしたら1号艇の藤原もおそらく残せそう、そして相手筆頭は2戦目で不良航法を喰らってしまった浜田だろうか。ならば本線は1-4-全、押さえで1-23-4、穴は4-1-全

 

準優勝戦は全て1-3の決着、30日が誕生日だった勝浦がポールポジション蒲郡との水面相性は問題なく(前節でも優勝)、足も問題なし。相手は同じ岡山支部の守屋が最有力。…実に芸が無いが1-3-全が本線、逆転の可能性も考えて3-1-全1-全-3を押さえ。

 

GPやQCの優勝戦は開催年度や場所によって微妙に違う事がある。大抵は「GP(QC)優勝戦なのだが、今年のQCは「クイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)」がレース名称。…別にこうでないといけないというような決まりはないみたいだし、レース名が何であれ中身は一緒だし。

モーター抽選で「横綱」64号機を引き当て、29日の12Rは絶好の展開をまくり差しで突き抜け、その後の枠番抽選で「1」を引き(自分はその瞬間に「うぅわ、もう終わった」と叫んだ)… 「全て」を味方につけた遠藤エミを一体誰がどうやって負かせるというのか。…と思ったら12Rでまさかの差され。…とは言え12R開始時点で「5着でファイナル1号艇」という条件の彼女にとっては蠅に刺されるよりもダメージがない敗戦だろう。こうなるともはや彼女が負ける理由はしかない、と言いたいところだが彼女には「Fで負けた」経験があるから同じ轍を踏む可能性もほぼなく、それこそ本人に「どうやったら負ける事ができますか?」と聞いてみたいくらいである。

そんなわけなので正直なところ「QC優勝戦なのに興味(予想する気)がまるで湧かない」。それこそ面倒なので「1の単勝で済ませたい気分(これなら払戻はともかく限りなく100%の確率で当たる)。もし「何か」が起こるとしたら進入に動きがあった場合だろうが、多分ないだろうから1-2-34の2点でもいいんじゃね? …万が一動きがあったら特大ホームラン狙いの(それこそ新品のノートPCが買えそうな)舟券を買うかも知れない(誰がどこまで動くかは展示を見ないと読めないのでここにその予想は書けない)。

…と思っていたら6号艇の平山「進入は考えます」これはスタート展示を見るまで舟券は買えないかも?

*1:ちなみに直前になって(怪我とかで)斡旋辞退をする場合、レース場に「電報」で連絡を入れる必要があるそうだ。…何故電報なのか(メールやFAXではないのか)は分かりません(もしかしたら現役のレーサーでも理由を知らないかも知れない?)。