DJカートン.mmix

それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

達成された最多勝と達成されなかった最多勝

羽生善治九段(何回書いても違和感しか感じないな、この肩書は…)が5月23日に通算勝利数で大山康晴十五世名人の1433勝に並んだ。超えるのも時間の問題であろう(少なくとも減る事はないのだから)。後は「どこまでその数字を伸ばすか」、あるいは相当気の早い人だと「藤井聡太がその記録に追いつくのはいつか」なんて事を考えているのかも知れない。…自分にはどうでもいい話だが(その事で世間が騒がれる頃に自分は既に死んでいる可能性が高いので)。

かつて森下卓九段は「生涯勝ち数1500勝を目標」としていた(※1)。もし全盛期の「3年間で171勝」ペースだったら今頃達成していた可能性もあったわけだが、現在の勝ち数はその3分の2にも届いていない(これを書いている時点で928勝)。
何故そんな事になったのか。それについて原因を深く追求・分析するのは… やめておこう。別にファンだからとか言うのではなく単純に「無意味で無益で大人げない」と思っただけ。仮に原因が分かったところで「今更どうにもならない」可能性が極めて高いだろうから。


※1…「森下の矢倉」のあとがきにそう書いてある。ちなみにその日付は「平成7年4月4日」(名人戦に登場する直前)となっている。