DJカートン.mmix

それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

(二本立て)与太話・将棋、「美の壺」など

2月23日の午後7:30からBSプレミアム「美の壺」で「将棋」が取り上げられたが見れる環境がない。

美の壺では過去にも将棋(の盤と駒)を取り扱った事がある。2007年1月(放送開始から1年経っていない)に放送され、当時は案内役が故・谷啓さんだった(今の草刈正雄氏は2009年からの二代目。「谷啓おじさん」と呼んでいたので番組内では二人は「おじと甥」の関係と思われる)。前回は矢内理絵子女流名人(当時)や大竹竹風氏などが出演していたが、今回は羽生善治竜王が出演するという。

…見たい(笑)。
Eテレで「美の壺・選」として再放送(原則翌週の日曜日23:00~)はしているが、全ての回を再放送しているわけではないので最悪見れない可能性もある。前述の法則(?)に当てはめるとこの回のEテレ放送は「3月4日23:00~」となるが果たして…?

…という書き出しが当初の予定だったが、BSが見れるネットカフェに行って今回の放送を見る事ができた。ネットカフェでBS、という切り札(?)を発動したのはいつ以来だろうか…(笑)

…とは言ったものの、前回の放送と比べて劇的な変化があったわけではない。これは将棋というゲームの中の「美の壺」と呼べる要素がそんなに多くないから、と言える。前回は「木地」「書体」「盤」の3要素だったが今回は「木地(盤も含まれた)」「文字」、そして「対局(今年1月の王将戦第1局に密着)
今回の放送では盤に漆で線を引く「太刀盛り」が出てきた(前回は「ヘラ目盛り」だった)。太刀(日本刀)の「反り」を生かしたその技はテレビ越しでも思わず見入ってしまう。「りゅうおうのおしごと!」でも太刀盛りをするシーンが出てきたが、やはり文章と画像とではその「臨場感」は雲泥の差と言える。…もっともこういうシーンの描写で「絵(画像)」に「文章」が勝つのはほぼ不可能と言えるが。

…それでもわざわざネットカフェを使ってでも見ることができてよかった、と思った。また再放送でも見たい、とも。もっとも昨今の将棋を取り巻く情勢からし「地上波での放送はなし」なんて事をやったら間違いなくNHKにクレームが殺到しそうだが(笑)。

「両国将棋学術会員イベント」の情報が更新されていたが、

・3月に予定されていた室谷由紀女流二段プロデュース」は5月に延期
4月の「内田晶観戦記者プロデュース」は14日(何と「中山グランドジャンプ」と同日)郷田真隆九段が登場の予定

…以前も書いたように後者は「4月の週末イベントは全滅」なので行けない。当然ながら(?)4月22日の香龍会もアウト。「室谷由紀女流二段・・・」の方は当初の予定通りの3月開催だったら青春18きっぷを使って行く事ができたかも知れなかった(もっとも「18日」だったら「どっちに行こう」という話になっていたけど…)。5月だと…難しい。

…世の中なかなか上手くはいかない(笑)。