英表記した時に『発音しない文字』がある。
讃美歌 … hymn(ヒム)
負債 … debt(デット)
櫛 … comb(コーム)
ラムダ … lambda
ヌー … gnu
心理学 … psychology(サイコロジー)
秋 … autumn(オータム)
騎士 … knight(ナイト)
ダウト … doubt
デビュー … debut
爆弾 … bomb(ボム)…※1
レスリング … wrestling
他には「デザイン…design」「コラム…column」「膝(ニー)…knee」など多数。…理由は知らん(笑)。
ちなみに「レストラン」はrestaurantで最後のtを発音しない…ように見えるが、実際の発音は最後のtまで発音する。なので「レストラント」と言っても実は間違いではないのである。…誰もそうは言わないだろうけど(笑)。
フランス語を起源とする単語には「無発音」が多いが(デビュー=debutもフランス語)やっぱり理由は知らないしさほど興味もない。
…さっさと第9問(笑)。
以下のうち「日本」「社会」「相手」と同じ要素を持つ単語はどれか。
根性 悪性 下手 女王
当日 中日 季節 端末
主席 次席 空虚 病死
…正解は次回。
※1…つまり「ボンバーマン(BOMBER MAN)」というのは間違った読み方なのである。…今更「ボマーマン」に訂正しようがないけど(笑)。
…以下また将棋の話。
順位戦B2・6回戦、森下九段の対局(中村太地王座戦)は王座戦の日程の関係で10月18日→11月10日に変更された(※2)。そして休む間もなく15日に7回戦(中田宏樹八段戦)がある。通常順位戦の対局は月1局ペースなので(例外は3人以上=パラマスで行われるA級順位戦プレーオフ)、中4日で順位戦を2局指すというのはほとんど「ダブルヘッダー」である。もっとも昔は順位戦以外にも持ち時間6時間の棋戦があった(十段戦は6時間、他の棋戦でも6時間の時代があった)ので、「中4日はしんどい」なんて言ったら先輩棋士にどつかれたのかも知れないが…
1局目(?)、11月10日。後手の中村王座が矢倉中飛車に。相矢倉の5手目で(▲7七銀ではなく)▲6六歩と指すのは矢倉中飛車対策が理由の一つと聞いた事があるので(※3)、▲7七銀が主流となった現代ならもっとプロ公式戦で矢倉中飛車が見られても…とか思ったりするのだが、個人的な印象ではあまり見ないようにも思う。
近年のプロの将棋は桂馬を使った速攻が主流と言っていいくらいよく見かけるが、一方で桂馬を跳んだ地点(3七とか7三とか)に対する反撃もある(だから「4八金・2九飛」型が流行る?)ので話はそう単純ではない。この将棋も▲3七桂を目がけた△3六歩の反撃がきつかった、という森下九段の感想だったので、「将棋というのはなんて難しいゲームなのだろう」とかしみじみ思ったり(笑)。
将棋電王トーナメント(11、12日)。携帯中継を見て「あ、そういうのもまだやってたんだ」という印象しかないのだが(笑)、それを見て思った事は
・Ponanzaが負けた
…へー、奴でも負けるんだ、と思った。下馬評通り予選を事実上の全勝(※4)で勝ち上がった優勝候補筆頭が。
・意外に?定跡形が多い
初手▲3八金などというふざけた事(?)をやってくる某COMのせいか「COMは定跡形を指さない」みたいなイメージが強そうだが、実際は案外そうでもないようである。もっともCOMらしく(?)一つの定跡形の中でも比較的「殴り合い」の変化に進むことが多いように思う。
…COMだからいいけど人間が年中殴り合いは辛いよなぁ、とか思ってしまうのは自分くらいだろうか?
△3三金という形の受けはいかにも森下流、という感じの将棋で、途中までは後手十分だと思ったが、73手目の▲3六桂があって難解、そしてその3手後の△4八歩はそれこそ「大悪手」だったように思った(あくまで素人目線の感想)。これを▲同飛と取って手に入れた一歩が後手陣に刺さってしまった。
これで順位戦は1勝6敗。場合によっては年明けにもC1降級が決まってしまうという「絶体絶命」。この日は王位戦の先崎学九段戦の不戦勝がカウントされた(連敗が止まった)が、そんな事は1μの慰めにもならない。
年末年始の「両国イベント」の告知があった。
・12月10日、中村太地王座
・1月13日、菅井竜也王位
若きタイトルホルダーが立て続けに登場する(前回=9月は佐藤天彦名人)という豪華な内容である。…が、自分の日程と照らし合わせたところどちらも参加は難しい。どちらも「1週間早ければ問題なかった」ので巡り合わせの悪さを感じてしまう。
少し(かなり?)将棋から外れた話。
11月19日に放送された「日本の話芸」に桂九雀師匠が出演。桂枝雀の直弟子で最終学歴(?)は「大阪府立箕面高校将棋部副部長」(放送内の本人談)。棋力はアマ三段でちょくちょく将棋のイベントに呼ばれたり「将棋世界」「詰将棋パラダイス」に連載を持っていた時期もあった(どちらも今は終了している)。
この日の出演でも(演目が「茶の湯」だったので「趣味」のつながりで)枕で将棋の話をしており、最近話題の(?)藤井聡太四段や加藤一二三九段の話を。…九雀師匠が「将棋が出てくる落語(二人ぐせ、将棋の殿様など)を演じたらどういう風になるのかな、と思った。
※2…予定が空いた(?)18日には代わりに朝日杯将棋オープン戦、石田直裕五段戦が行われた(敗れた…)。
※3…簡単に説明すると矢倉中飛車には「一度▲7七銀と上がった銀を▲6八銀と引いて5筋に備える」という定跡があるので、それなら最初から▲6八銀の形なら2手得だろう、という事になる。つまり▲7七銀を早めに決めない事で後手の矢倉中飛車を牽制している(△5二金で矢倉中飛車がなくなったのを見てから▲7七銀と上がる)、というわけ。言い換えるならそれだけ矢倉中飛車が脅威だった時期があった、という事になる(実際加藤一二三九段は矢倉中飛車を得意にしていたと言われる)。
※4…予選のうち1局は電王トーナメント特有の「256手ルール」で引き分けとなったが、もし「257手目」が存在していたらその257手目に「入玉宣言」で勝ちだった。
…天下一将棋会(KONAMIのオンライン対戦将棋)にあった「200手ルール」を思い出した(200手で決着がつかないと引き分け、ただし事実上『両者負け』扱いなので連勝記録も止まってしまう)。