DJカートン.mmix

それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

期間限定アイテムの話

一部音ゲーでないものも混じっていますが、音ゲーの要素が濃い話なのでジャンルは「音ゲー」。

これらは「○○をする(買う)ともらえるスペシャルアイテム」達。いずれもつい最近始まったもので今も実施中(なくなり次第終了)。
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・「セーラームーン×マイメロディ」クリアファイル
セブンイレブンで対象のアイスを2つ買うと1枚もらえる。全4種、サイズはA5。左2つはマイメロが短い手足(失礼)ながらそれぞれの戦士の「変身時の決めポーズ」を取っているのがかわいい。
ちなみに「セーラームーン×マイメロディ」のコラボ自体は先月くらいから始まっている(つまり今回のイベントはその一環と言える)。

イオン(※1)サントリーの小容量PET(420ml~650ml)を4本、または「ボス ラテベース(「コーヒーの原液」のようなもの)」を2本買うと1冊もらえる。全3種、サイズはB5。正確には初音ミク Project DIVA Future Tone DX」という音ゲーとのコラボである。ちなみに初音ミクが持っているのは「ペプシストロング5.0GV<ゼロ>」だそうである。
…自分は初音ミクにはそこまでの造詣も興味もないけどとりあえずお試しで(?)1冊手に入れた。この手のノートは大抵「無地」か「罫線」(キャラクターのイラストがバックに入っている事がままある)としたものだが…
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なんと「五線」だった。日常生活で五線を使う機会なんてほとんどないのだが(笑)。

期間中にノスタルジアをプレイすると「NF」というポイントがたまり、5000NFになるとこのCDがもらえる、というイベント。これは何かとのコラボではない(ただしKONAMIの音ゲー同士のコラボイベントはしょっちゅうやっている)。

…ハッキリ言ってしまうとこのイベントは、というよりこのイベント「も」昨今のKONAMIらしい「阿漕な商売」の一環と言える。まず1回あたりのNF獲得量は70NF。これにFORTEモードでプレイした場合は+15NF、ローカルマッチングでプレイした場合は+15NFのボーナス(重複可能)がつく。
つまりこのCDを手に入れるためのプレイ回数及び「出費」は下図のようになる。ただし店舗によってはPASELI料金を安く設定している場合もあるので、この図の金額は「デフォルト設定」という前提で。
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…筐体が1台しかない店舗では当然ローカルマッチングができないため、一人でせっせとプレイしないといけない。
普通サントラと言ったら高くても3,000円くらいが相場(KONAMIの音ゲーのサントラも大体そのくらい)なので、「プレイ料金=CDの価格」と考えたら(KONAMIの考えはどうであってもほとんどのゲーマーはそう考えているようだ)とんでもなく「阿漕な」価格のCDである(笑)。

ここで重要なのは「NFは店舗ごとに集計される」という点。つまり「ゲーセンAで集めたNF」と「ゲーセンBで集めたNF」は完全別個の扱いになる(まとめる事はできない)。ちなみに同一店舗内の別の筐体だったらNFは共有される。
そしてもっと重要なのは「店舗ごとのCDの枚数は筐体数×4枚(※2)。つまり「早い者勝ち」である。つまりせっかくNFをためても手に入れる前にその店舗のCDが「完売」してしまったらパーである(ちなみに自分が手に入れた店は既に「完売」している)。そしてその使えなくなったNFに対する補償はおそらくないと思われる(※3)。
そして更に、これは一部のプレイヤーのみに発生する(ある意味最大の)問題だが、CDを手に入れるには「ゲーセンのスタッフの前で」KONAMIのサイトにKONAMI IDでログインし、CD入手の手続きを操作(完了)する必要がある
…どういう事かというと「CD入手にはスマートフォンタブレット端末と言った環境が必須」である、という事(KONAMIは数年前にフィーチャーフォンガラケーでのサービスを終了している)。つまり

スマホを持っていない人はどーすればいいのか?」

という問題が発生する。ちなみに自分はこの問題にぶち当たった数少ないノスタルジアのプレイヤー(※4)である。
…そんな自分が何故これを持っているのか、って? それは… … …秘密です(笑)。少なくとも「イカサマ」の類はしていないのでご心配なく(?)。

なお、CDは「1人1枚限り」(厳密には「KONAMI ID1つに対し1枚」)。前述のCD入手の手続きが終わったID(に登録しているプレイデータ)でプレイしてもNFは手に入らない(CDを入手した店舗以外でプレイしても同様)。

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収録曲は公式サイトにも出ているので割愛するが、曲数から推測するに「全曲ロングヴァージョンで入っているのかな?」と期待したが残念ながら(?)いずれもゲームサイズだった…

このCD、早速(?)ヤフオクとかで出回っている。それも前述の「入手金額」を上回る価格で。早い話がせどりである
せどり」とは元々は『古書の転売による差額(利益)を得る事(をする人)』という意味(「本の背を見て仕入れる本を決める」事から漢字では『背取り』と書く)だが、そこから転じて古書以外のものでも(主に「品薄」「限定品」「生産終了したもの」などの「希少価値のあるもの」なら何でも)転売による差額(利益)を得る事(をする人)を「せどり」と言うようになった。最近だと「ニンテンドースイッチ」や「ニンテンドークラシックミニ」のせどりが多数発生、また原材料不足により販売休止が発表された「ピザポテト」のせどりもいた(その後僅か2か月で販売再開が発表されたので相当な間抜けだと思う)。藤井聡太四段のグッズもせどりのターゲットになっていた。

…要は「転売ヤー」の事でしょ?

と思った人は正解です。ただこういう専門用語を使う方がIQが高く見えるでしょ… というのは冗談(笑)。以前も書いたような気がするけど、自分には「(同じ事を言う場合)メジャーな言葉よりもマイナーな言葉を選ぶ癖がある」、ただそれだけ。ちなみに自分はせどりをする人(つまり転売ヤーの事をせどりっく」なんて言ったりする。…誰もそんな言い方せえへんって(笑)。でも転売ヤーならぬ「せどらー」という言い方は本当に存在するらしい


※1…沖縄エリアは対象外。またイオン系列の店(マックスバリュとかミニストップとか)では取り扱っていない。

※2…8月いっぱいでサービスが終了する「ビートストリーム」が置いてある店はその分も数に入っている(同じ筐体を使っているゲームなので「終了後ノスタルジアを入れる」という前提になっているっぽい)。

※3…昨今のKONAMIのやり方を見ているとハッキリと「ない」と断言してしまっていいかも知れない

※4…現在のスマホ普及率はようやく5割、と言われているそうだが、音ゲーマー」に限定するとその普及率はもっと高い(少なく見ても8割以上?)のではないか、と思われる。KONAMI以外のゲームでもスマホ対応、と言うより「スマホ専用」のサービスを行っているものが多いから。