森下九段が(順位戦で)黒星先行になってしまった。やばいよ…
1つ目の3人の像は南口(地図は南が上になっている事に注意)前の「ようこそ!こち亀の町へ!・・・」、2つ目は「両津勘吉祭り姿像」。…全部回っている時間まではなかったので駅前のいくつかを見て(撮影して)、近くのゲーセンでノスタる(「ノスタルジアをプレイする」の省略形。一般的ではありません)。
各駅停車で隣の金町駅へ。前回食べそびれた(?)「さんぱち」で早めの昼食(笑)。…その前に駅北口から東に少し行ったところにあるゲーセンで時間調整も兼ねてノスタる。…今回の旅程の目的が何かわからなくなりそう(笑)。
そしていよいよ(?)ラーメン。…やっぱりこの味が落ち着くよな、と思うのは自分が根っからの道産子だからかも知れない(無論道民でもラーメンの好みは千差万別である)。
それと同時にもうひとつ「自分が道民である事を思い知った(?)」事。さんぱちが移転(?)してきたここ「金町」、皆さんはどう読みますか? …言っておきますが「何と読みますか?」ではありません。要は「アクセント」です。是非声に出してみてください。
…おそらく下図のようなアクセントになる人がほとんどだと思います。
便宜上【A】とします。2文字目から同じ高さに。JRの車内アナウンスもこのアクセントでした。しかし自分は…
こう読みました。便宜上【B】とします。2文字目で跳ね上がってそこから下がっていきます。
…おそらくほとんどの人(特に地元の人)が「何だそりゃ?」と思った事でしょう。しかし自分は公式な(?)アクセントが【A】であったとしても【B】の方がはるかにしっくりきたのです。
…これと道民がどう関係するのか? 札幌にある地名「月寒」「福住」「平岸」はいずれも【B】のアクセントで読まれるのですが、以前本州で生まれ育った自分の従兄弟がこれらの地名を見て何のためらいもなく(?)全てを【A】のアクセントで読みました。自分は思わず「何だそのアクセントは」と言いましたが、その従兄弟曰く「本州の人間は皆こう読むと思うよ」。その時は
「…そういうもの(北海道と本州ではアクセントが違う)なのか」
と納得(?)しました。本当にそうなのか詳しい検証はしていませんが(笑)。
他にも「蒲郡」「岡崎」などが【A】ですが、何度聞いてもこのアクセントには違和感しか覚えません(笑)。中でも特に違和感が強いと思ったのが「姫路」。JR(新幹線含む)のアナウンスで【A】のアクセントを聞いた時(当然ながら?地元の人も【A】のアクセントで言う)「しめじの新種か?」と思ったものです(笑)。向こうからすれば【B】(「ひ」が一番高くそこから下がっていく)のアクセントこそ「何やねんそれ?(姫路は関西なので関西弁)」となりそうですが。
…いきなり全然違う(しかもどこまで事実かわからない)話になってしまった(笑)。さんぱちで「祝・満腹」(ネタが古い…)になったところで都心方面に戻る。金町から常磐線各駅停車で北千住(※1)、常磐線快速に乗り換えて…東京まで。駅地下の「北海道フーディスト(要は北海道物産展みたいな店、昨年くらいまでは八重洲口側の地上にあった)」で「キリンガラナ(※2)」を買うのが東京に来た時の定跡の1つとなっている(今年1月の森下九段の指導対局時にも盤のそばに置いてあった)。…やっぱり自分は根っからの道産子だ(笑)。
駅地下(駅改札からその店までの途中)には「東京ラーメンストリート」があるが、日曜日(しかも夏休み)&昼飯時とあってかどこも大行列。…自分はさんぱちが食えればこういうところに用はない(笑)。
東京駅から総武線快速で錦糸町駅へ。この週から札幌競馬が始まっている…というのは完全な偶然だが、ちょっと時間があったのでメインの「北海道新聞杯クイーンステークス(※3)」を買う。結果が出たのは指導対局後…3連単の1着だけ当たるとかわけわからん(笑)。馬券を買った後は駅の東にあるゲーセンでまたノスタる。最終的にこの2日で5軒のゲーセンでノスタった(過去形)。…本当にお前の目的は何だ?(笑) …どうでもいいけど東京はノスタルジアに椅子を置いていないゲーセンが多いように思う(店舗床面積の問題? でも「ドラムマニア」は100%椅子があるぞ…)。
それらを全て済ませて14時20分頃両国到着。…汗でTシャツがビショビショ。替えのTシャツを持ってきておいて良かったと思った。まだ「1回目」が終わっていなかったので隣の部屋(※4)でTシャツを着替え、扇子(勿論森下九段の「意志」)と記録用紙と筆記用具と「ガラナ」を用意、「勝負眼鏡」に変えて準備万端。
飛車落ちの手合いで対局開始。右四間飛車の定跡形に進むが、及川拓馬六段に「そういう(落ち着いた)手を指せる下手は珍しい」と言わせた自分である(笑)。単純に▲4五歩などとは仕掛けない。会員規約により棋譜をネット上にアップする事はできないので詳しくは書けないが、終わった後に1局を並べて見ると指し手が「埴輪みたいに落ち着いている」(どういう喩えやねん…)。
指導対局終了後(この時に前述の競馬の結果を確認した)、今回のイベント限定?のグッズ販売コーナーが。そのうちの一つ。
表紙の折り返しを開いているので実際のサイズは普通の(?)A5版です。
「対象読者」の条件のうち自分は「級位者~二段くらい」しか満たしていない(笑)が、直筆揮毫入りという事で買ってしまった(笑)。揮毫は「龍翔鳳舞(りゅうしょうほうぶ)」。まぁほぼ読んだままの「龍の如く力強く翔け上がり、鳳凰の如く華麗に舞う」という意味。この言葉で検索すると様々な「作品」が見つかるが、そのどれよりも戸辺七段の揮毫の方が巧いと思った(…マジで)。
他のスポーツの入門書だとDVD付きというのは時折あるが、将棋の入門書でDVD付きというのは非常に珍しい、もしかした史上初かも知れない。
私は過去に将棋の戦法書をたくさん書かせてもらっていますが、級位者の方から「少し難しい」「どうしてもこの部分が覚えられない」といった悩みや相談をよく耳にしていました。
そこで考えたのが、「DVDならもっとわかりやすく解説できるのではないか」ということです。
(「まえがき」より引用)
あくまで対象は初心者~二段くらいではあるがAmaz●nでの評価も高いようである。もっともAmaz●nで直筆揮毫入りは取り扱っていないだろうけど(笑)。
9月9日に行われる佐藤天彦名人のイベント(戸辺七段も出演予定)の話も少し聞けた。なんでも佐藤名人の出演が決まった時点で将棋センターに「佐藤名人の指導対局はあるのですか?」との問い合わせが複数あったという。…さすが名人だ(笑)。
それはともかく、これまでもトップ棋士の指導対局は若手や女流棋士が(イベント当日の午前中に)2回行うのに対して1回だけ、しかも料金が割高になっていた(それでもそのトップ棋士に第1希望が集中するという)ので、今回も同様の形になるだろうが、具体的なプラン(募集人数、上乗せする指導料、など)はこれから決まるとの事。自分も叶う事なら名人に教えていただきたいものだが…(笑)
詰パラ8月号が届いたのは31日の午前中だった。
「将棋パズル雑談」コーナーの問題⑰を考える。持駒「桂」から何となく作意(?)が見えたがどうしてもic(illegal clusterを略した)にならない。
「これは偽作意か?」
と思っていたところ作者からメールが。
いつも「将棋パズル雑談」に解答を頂き、有り難うございます。
さて、今月号の17番ですが、後手の17香・18歩は間違いでした。
正しくはいずれも先手の駒で、17歩・18香でした。解のない図で
さぞ悩まれたことでしょう。ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び
申し上げます。
では、これに懲りずに今回も「将棋パズル雑談」に解答頂きますよう、
宜しくお願い致します。
メール本文そのまま。ただし強調部分はこちらで加工。
…つまり、
左の図が詰パラ掲載(つまり誤植)、右の図が修正図となる(ともに先手の持駒は「桂」)。
…思わず後藤隊長の口調で
「勘弁してよ~」
とボヤいてしまった(笑)。謝罪文にもあるように問題図の誤植は「答えがなくなってしまう(あるいは変わってしまう)」ので大問題である(詰将棋以外のパズル雑誌でもたまにある)。もしこれがHIPPONやゲーメスト(※5)レベルで誤植しまくっていたら今頃詰パラはこの世から抹殺されていた… というのは想像が過ぎるかも知れませんね(笑)。
…ともあれ、問題図が修正された事でこの問題は解けた(おそらく自分が読んだ作意どおり)。残りは…そのうち(笑)。
※2…昔は「メッツガラナ」という名前(つまりメッツブランドの一つ)で全国発売されていた。現在ガラナ(元々はコーラに対抗する商品として開発された)が北海道限定なのはコカ・コーラが北海道に上陸(発売・定着)するより先に道民に定着した(コカ・コーラの北海道進出は本州より3年くらい遅かった)名残だと言われる。
ガラナにもコーラのようにいくつかのブランドがあって好みもそれぞれ。
※4…週に3回くらいプロ棋士の研究会の会場として貸し出されている(藤井聡太四段も竜王戦決勝トーナメントの前日に来たそうである)。ただ、佐久間席主はこの研究会を「プロ棋士に会えるイベント」と勘違いしているファン(?)がいる事に頭を悩ませているそうである。
※5…どちらも(今は亡き)ゲーム雑誌。「誤植の多さ」が有名だった(特に後者は「意図的にやってるんじゃないか?」という疑惑が生じたほど)。当時はまだ「手書きの原稿」が多かった時代とは言え、「ハンドル」をどう読んだら「インド人」になるのだろう。よっぽど原稿の字が汚かった&編集者がゲームに疎かったのだと思う。