DJカートン.mmix

他人に完璧を要求するのは質の悪い潔癖症のようなものだ。

モバイルサイトで見つけた類似作、その他

「このプリキュア、2010年にはまだ登場していません。」
…相棒season15最終回スペシャル「悪魔の証明」での杉下右京のセリフ。

…言われてみると写真に写り込んだプリキュアから「その写真がいつ撮られたものか」を推測するのはそんなに難しい話ではないのだが(基本的にプリキュアは1年で入れ替えなので)、それをあの杉下右京がやったというのは何と言うか意表を突かれた感がある(もっともこのシーンで真に重要だったのは「その写真がいつ撮られたものか」ではなかったのだが)。ただし右京は元から少女アニメに詳しいわけではなく「今ネットで調べたんですよ」(この少し前に検索するためにキーボードで「p」「u」「r」「i」「k」「y」「u」「a」=ローマ字でプリキュア、と入力している右京の手元のカットがある)。
ちなみにここでの「このプリキュア」は2013年に登場した「ドキドキ!プリキュア」を指している

…与太話はこのくらいにしておいて(笑)、3月31日をもって日本将棋連盟モバイルのいくつかのコンテンツの更新が終了する、というニュースが。終了するのは

・ニュース
・コラム

…残るのは対局予定と対局結果とアプリ(モバイル中継と24モバイル)くらいでは?

そのモバイルの詰将棋だが、先日こんな事が。
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3月15日に出題された作品。職場の休憩時間に王将戦第6局の中継を確認しながら(※1)考える。数分考えて解けたわけだが、解いた直後に頭をよぎった事がある。

「これとよく似た(もしかしたら全く同一の)作品をモバイルで見たような気がする」

確か屋敷九段の出題だったと思う、という淡い記憶(?)を頼りに過去の出題を調べてみると…
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同一ではなかったが非常に似ている。手順も初手▲2三金△同玉のあとは全く同じである(2四銀は初手より▲2二銀△同玉▲3二金△1三玉▲2二銀△2三玉▲4三龍に対し△3三桂打の受けを見ている)。こういった「類似作」は時折見かける。何しろ類似どころか「全くの同一作」を発表してしまう事もあるくらいだから。
昨今は某エンブレム問題のように「たとえ類似作が存在する事を本人が知らなくても」類似作(を作ってしまった作者)に対して非常に風当たりが強い時代であるが、詰将棋の世界は(今のところは)明らかな故意でない限りは類似作・同一作を作って(発表して)しまった人が非難される事は(多分)ない。例えば前述のリンク先の件についてもオリジナル(?)を先に発表した谷川浩司九段が遺憾の意を示した、とかいう話は聞いた事がない。
つまり将棋に携わる人は「大人」である。
…という結論にはならないだろうなぁ(笑)。類似作についての見解はいろんな人がいろんなところで持論等を展開しているのでここでは特に考察しない事にする。

…それにしても、何故不意に「これとよく似た(もしかしたら全く同一の)作品をモバイルで見たような気」がしたのだろう、と思う事がある。後に発表された作品がトリガーとなって先の作品(のイメージ)を思い出したわけだが、これと同じような事は毎回起きるとは限らない。むしろ起きる確率の方が低いのではないかと思う。例えばこれがその人にとって「興味深い」「重要な事」「インパクトの強い事」とかだったらふとしたきっかけでも思い出すだろうが(※2)、今の自分にとって先の屋敷九段の出題はこのどれにも当てはまっていない(と思う)。屋敷九段は同郷の偉大な先人である(自分と共通点のある人というのはない人より共感を持ちやすい・印象に残りやすい)が、それがトリガーとなったのかはよくわからない。
この手の話は茂木先生とかの方が詳しく説明できると思うのでこれ以上は考察しない事にする(笑)。

第67回NHK杯・・・(以下略)、予選の結果が公表され、森下九段が予選を突破、3年ぶり25回目の本戦出場となった
…それにしても今期の森下九段は棋士人生で初めて?というくらいの成績である。これを書いている時点で9勝17敗(これに3月31日の棋王戦、あと放送前の銀河戦があるかも知れない)、しかも7大棋戦(つまり持ち時間の長い棋戦)では1年間で3勝(前期の竜王戦昇決、順位戦棋王戦)しかあげていない。1月のイベントでその前日の棋王戦での勝利が「持ち時間の長い棋戦では7か月ぶりの勝利」と聞いた時は何かの間違いかと思ったほどである。

NHK杯に話を戻すと、森下九段の1回戦の相手は豊島将之八段…前回も前年度にA級八段を決めた新鋭(第64回、広瀬章人八段)と当たっているのは何かの陰謀だろうか?(笑)。ちなみに豊島八段が生まれたのはは1990年(平成2年)、森下システムが誕生した年でもある。
トーナメント表を眺めると桐山清澄九段(豊島将之八段の師匠でもある)が予選突破をしている。「桐山」と言っても3月のライオンの主人公ではない(笑)。加藤一二三九段(予選突破ならず)の引退決定によって「将棋界最後の棋士番号2桁棋士」となった山九段(棋士番号93、今年の10月で70歳になる)は第55回以来12年ぶりの本戦登場(4月23日放送予定)となる。ちなみに予選突破年長記録は有吉道夫九段の「74歳(引退決定後に予選突破した事で引退日の規定が変わるきっかけにもなった)」。
増田康宏四段(新人王戦優勝で予選免除…※3)は1回戦で畠山成幸八段に勝つと叔父の関係(※4)にあたる深浦康市九段と対戦する事になる。もしそうなったら勿論解説は…(笑)。
その畠山成幸八段の双子の弟・鎮七段は抽選時B1だった(皮肉にも弟子の斎藤慎太郎七段との「入れ違い」でB2に落ちてしまった)ので予選免除で本戦出場、第53回以来となる「兄弟同時本戦登場」となった(※5)。
今話題の(?)藤井聡太四段も3連勝(公式戦10連勝)で予選突破(最年少本戦出場?)を決めているが、

どこかのサイトで連盟のHPで公表されるより早く藤井四段が公式戦10連勝(NHK杯予選突破)した事をネタバレした輩がいる

らしい(ネット上でその話題をしているのを何度か見かけた)。以前は放送前の対局についても対局日の翌日(以降)に成績に加算されていたが、3年前に制度(?)が変わって「該当対局の放送日の翌日」以降に成績に加算されるようになった(※6)ので一般の人がこの結果を知るのはほぼ不可能、つまり関係者の誰かが情報を漏らしたとしか考えられない(※7)。もしそれが意図的にやった事なら到底許される話ではない──それこそ犯人(?)を「業界から永久追放」くらいの処分をしてもいいと思う──し、不注意(例えば「ファミレスや居酒屋での会話」をネタバレ好きの輩に聞かれてしまった、とか)であったとしても情報の取り扱いに対する認識が甘いとしか思えない(※8)。
NHK杯は「話題性のある対局(例えば女流棋士が登場する回とか)は後半に放送されることが多いので、藤井四段が登場する回もおそらく1回戦の最後の方(7月放送)ではなかろうか。もっとも藤井四段は現役の学生(しかも中学生)なので学業に影響の出ない春休み期間に対局(収録)して3ヶ月くらい「封印」、なんて可能性もあるが(NHK杯の収録は月曜日に行われることが多いようである)、そうするとその間に結果をネタバレする不心得者(考えられるのはNHKの関係者)が出てくるのではないか、という不安も出てくるのだが…(それを防ぐために逆に早い時期≒5月頃の登場もあるかも知れない)


※1…大盤解説会の2日目には感想戦を盤側で観覧できる、というオプション(希望者の中から抽選、だったかも知れないが)があったのには驚いた。…と同時に何故休みを取って参加しなかったのだろう、という後悔の念も倍増した(笑)。

※2…例えば森下九段は昭和59年に行われたA級順位戦(当時は「名人戦挑戦者決定リーグ」という名称だった)の▲加藤一二三九段△米長邦雄三冠戦(当時の肩書、ただし間違っているかも知れない…)の感想戦を盤側で見ていて、対局(棋譜)だけでなく対局者が感想戦で口にした言葉までも覚えておられた(2013年の順位戦解説会でこの対局が取り上げられた)。
30年も前の対局の感想戦の内容を覚えているのはこの将棋の内容(相矢倉で始まり中終盤の長いねじり合いから最後は9一まで逃げた先手玉を即詰みに討ち取った)が当時の森下四段(18歳になる2週間前)にとってよほど強烈なインパクトだったのだと思う。

※3…加古川青流戦の優勝者(今年だったら井出隼平四段)と上州YAMADAチャレンジ杯の優勝者(同・船江恒平六段)は予選免除の対象になっていない。また朝日杯は「前年の」優勝者(同・羽生善治三冠)が対象なので今年優勝した八代六段は来年=第68回NHK杯が予選免除になる(今年は予選を突破して本戦出場を決めている)。

※4…「伯父」=父母の兄、「叔父」=父母の弟(伯母、叔母も同様)深浦九段は増田四段の師匠森下九段の「弟」弟子なので「叔父」。ちなみに自分は長い間「伯父」=父の兄弟、「叔父」=母の兄弟、だと思っていた…(汗)

※5…その第53回NHK杯では畠山鎮六段が1回戦で中井広恵女流三冠に敗れ「NHK杯における女流棋士初勝利」の相手となってしまった(肩書は当時)。

※6…森下九段(の成績)に絡んだ話なのでよく覚えている。

※7…もしかしたらここでも「あの週刊誌」が絡んでいるのでは? とか考えてしまう

※8…こういう話があると2013年冬の順位戦解説会(この年は「夏」もあった)の後の夕食会(≒秘密を口外しない人しかいない場所)で「第3回電王戦の対局料」を聞かれた時に「公表できません」と答えた森下九段と比較してしまう(こういう場所だと「ここだけの話」とか言ってつい口走ってしまう人というのはいくらでもいるから…)。…妙な悪癖(?)である。