DJカートン.mmix

その国における「クリスチャンの割合」と「国民の英語力」はほぼ正比例しているという(理由は知りません)。

落語の漫画

…見たまんま&(記事の)タイトルの通り「落語を題材とした漫画」。
落語を題材とした漫画というのは少ないような気がする。しかも4コマ漫画となると更に希少だと思う(以前も同じようなフレーズを使ったような…)。
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内容も(本の)タイトルの通り。今時の(?)ギャルがたまたま出会ったイケメンが実は新進気鋭の落語家で、彼の高座に行ったら彼と落語にはまってしまった、という話(それ自体が落語のネタになりそうである)。なお作品中には「饅頭怖い」「井戸の茶碗など10作くらいの古典落語が登場する。
この作品は「たまたま書店で見つけた」ではなく「連載開始時から読んでいた」ちなみに連載開始時のタイトルは「寄席ばいいのに(よせばいいのに)」だった。単行本化に合わせて改名したらしい)。この作品が掲載されている「まんがタイムジャンボ」はそれこそ20世紀から読み続けている。まんがタイムシリーズは7誌全て(※1)を購読していた時期もあったが、場所も金も取るので今は自分の好きな作品の比率が高いジャンボだけになってしまった。

以前自分は
「こういう作品はその業界に対する間違ったイメージを浸透させるような内容になっていないか?」
という心配をしてしまう(性癖?がある)、と書いたが、落語に関しては業界(の詳しい事情)についてほとんど知らない(ので判断がつかない)。と言うよりこの作品を読んでいると間違いなく自分より作者の方が業界に詳しいように思えた(笑)。
最近はそれまでほとんどいなかった若い女性のファンがつく業界(とそういう女性ファンを指す用語)が増えたように思う。例えば相撲の「スー女」とかプロレスの「プ女子」とか。…将棋にそういう用語ってあったっけ?(笑)
落語で(この漫画のような)若い女性ファンがどれだけいるのかはよくわからない。ただ他のジャンルと違って東京と大阪以外には定期的にそれを楽しめる観れる場所(寄席だったら定席)がほとんどないので、いるとしてもそのほとんどは東京在住なんだろうな、とか思ったりする(※2)。

とは言え、こういう作品で落語(に限らず)の裾野が広がるのはいい事だと思う。この作品にあるような「学園祭で落語を演じる」というのも影響力はあると思う(…しまった、ネタバレだ)。実際自分も積極的に(?)落語を聴くようになったのは以前も書いたが学校のイベントで三遊亭小遊三師匠の落語を聴いてからだし。
…それはいいのだけど、

この単行本が出た直後のまんがタイムジャンボで連載終了、ってどーゆー事やねん!
(単行本発売が2月7日、直後のジャンボ=3月号は10日発売。単行本には2月号分までが掲載されている)

まんがタイムシリーズ(●文社)はこういう事(中途半端な連載量で連載打ち切り)がしょっちゅうあるのが玉に瑕なんだよなぁ… 中には単行本にできるだけの連載があるのに単行本を出さない、なんて事もよくある(※3)。「上の人間」の考える事というのはいつの時代も解せない事が多い…

…今回の記事を書きながら地上波で「相棒・劇場版(1作目)」を見ていたが、案の定と言うか「○○のシーン」がまるごとカットされていた。まるで漫画を単行本化する時に問題のある(?)話を削除したかのように(…たまに見かける)。
その一方でこの単行本の作品は

今日では一部不適切な表現がございますが、作品の時代背景を考慮し、また差別的意図を持ってかかれたものではないことなどを考え、そのまま使用させていただきます。(本内の注釈より)

と連載時のまま完全ノーカット(?)で収録されている。…両者ではまったく事情が違うとは言えこの手の「自主規制」は実に面倒な事だよなぁ、と思った(もしかしたら今はもうレンタルショップでも相棒・劇場版の1と2及びseason10以前は置いていないのでは…?)。
…かく言う自分もこのブログの記事(主にイベントに関するもの)ではいろいろ「自主規制」している。主に「当事者への影響を考慮」「金と時間を使ってその場にいた人の優位性を保つ」という2つの理由から。こんなブログでもウッカリ書いたことが拡散しない保証なんてどこにもないので…


※1…まんがホーム」「まんがタイム」「まんがタイムジャンボ」「まんがタイムラブリー(今は休刊)」「まんがタイムファミリー」「まんがタイムスペシャル」「まんがタイムオリジナル(全て月刊誌、同一月で発売日の早い順)。これに「まんがタイムきらら」シリーズを含めると10誌を超える。

※2…過去に行った(東京以外の)高座では家族連れを除くと若い女性は「ほぼ0」だったように思う。

※3…自分の知っているところ(好きだった作品)では「単行本1.5冊分」が単行本にならずに終わった作品がある。ちなみにその作品は後に作者自身が同人誌として「完全版(既刊の単行本収録分も収録)」を出版していた。