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それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

順位戦解説会・前日

順位戦解説会(12月19日)の前日・前々日の出来事について少し書こうと思う。

17日の午前中の東海道本線で浜松を出発。…途中まで出発時刻、電車の行き先、乗り継ぎ駅は昨年と全く同じだった。今年は小田原城に立ち寄っていないので昨年より東京入りの時刻が1時間ほど早かった。
湘南新宿ライン新宿駅に降りる。駅前で何やら工事をやっている。工事現場というと大抵単管による「バリケード」で仕切られているのだが、その単管を支えるスタンド(って言うのかな)が…
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…皆さんが通常よく見かけるのは「A」の形をした味も素っ気もない(?)ものだと思われる。最近だと動物をモチーフにしたものも見かける(自分は「カエル」や「ゾウ」などを見たことがある)が、まさかこんなのまであるとは思わなかった。調べたところ(調べる必要性は全くないのだが…)これはこの手の道具(安全保安用品)を取り扱う仙台銘板という会社が作ったもので、2006年に「サル」をモチーフにしたものが最初だという。それが関係者や通行人から好評だったので今ではいろんなメーカーが様々なデザインのスタンドを製造・販売(レンタル)しているようだ。値段は…やっぱり通常のものより高いと思うが、工事現場のイメージアップ(?)という点では効果は大きいのかも知れない。

将棋や囲碁の古書を扱っている「アカシヤ書店」に立ち寄った。将棋の本の中には「名著」と呼ばれるも今では絶版となってプレミアが付いている物も多く、森下九段の著書だと「現代矢倉の思想」「現代矢倉の闘い」(※1)「森下の四間飛車破り」などがそれに該当する。
ファンなら是非持っておきたいものも多いがいかんせん予算が… という事で、いろいろ悩んだ(?)末に「森下の矢倉」を購入する事に。これは森下九段のプロデビューから当時の羽生名人に挑戦した第53期名人戦の直前まで(昭和58年9月~平成7年3月)の全対局の中から厳選された矢倉戦50局の実戦集。うち12局は1局あたり10~12ページを割いた「自戦記編」となっている。折角の機会(?)なので、この本に揮毫してもらおうと思ったら…既にサイン本になっていた(笑)。
「この本を古本屋に売るなんて何て馬鹿な奴だ…」
と思ったかも知れないし思わないかもしれないし…(笑)
内容が内容だけにサラッと読めるような代物ではないので、年末年始を利用して(全局は無理かもしれないが)並べて鑑賞しようと思っている。

翌18日は音ゲーの知人とOFF会。ここ数年は毎年1回(以上)は会っている。正午頃に秋葉原駅で落ち合う事になっていたのでそれまでに個人的な用事を済ませる。例えば北洋銀行(札幌に本店がある地方銀行)の東京支店に行ったり、その近くの「将門首塚」に参拝に行ったり…
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東京に来ると大抵ここに寄るのは自分が「真・女神転生シリーズ(時折キーパーソン?として「平将門」が出てくる)」が好きだから… かも知れない(笑)。
首塚には様々な伝承や伝説があるが、「将門の首が飛んで帰った」の「帰る」に引っかけて「左遷された会社員が元いた会社(や部署)に帰る」ように、と「蛙の置物」が奉納されていたり(この日もいくつか見かけた…と思う)、とある芸人が首塚に蹴りを入れたら途端に仕事がなくなった、なんて伝説(どうもこじ付けっぽいが)があったり…

東京駅(丸の内口)の近くにはこんなものが。
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昨年の同じ場所にはこんなものはなかったような気もするが、一体いつ、どういう理由でこれが置かれたのかはよくわからなかった。

所用を済ませて知人と落ち合い都内巡り…をしようとしたら埼京線で起きたトラブルが山手線にも波及して山手線が全線ストップ、という事態に巻き込まれる。昨年は帰りの東海道線下りが強風で一時不通、という事態に巻き込まれているし、
「自分は何か悪い事したか?」
と思う。…今思えば秋葉原でやたら目についた「ラブライブ!」の広告を見て
「これを少しパロって『ブライブ! Shogi Idol Project』(※2)とか面白そう」
などと罰当たりな(?)事をほざいたのがいけなかったのかも知れない(笑)。しかもよりによって「羽生善治名人が四段昇段を決めた日(1985年12月18日)からジャスト30年という節目の日に
都内某所、昨年のこの時期にも行った功夫老師」があるゲーセンへ。このゲームの説明については以前書いた記事を参照の事。前回はクリアまであと少し、しかし加齢による反射神経の衰えを想定するとリベンジできる期間はあまり残されていないと思われるが、果たして今回は…?

動画中にあるリザルト「56点」「56点」「53点」は全て自分のプレイ(動画のプレイはこの日6回目のプレイ)。動画ではわかりにくいが、今回は12月という寒い中「半袖Tシャツで」プレイしています(笑)。

動画についてのコメントは後日(に書くかも知れません)。

この後は事前の打ち合わせ通りに「さんぱちラーメン」へ。札幌発祥のラーメンチェーン店(一時は海外にも出店していた)で、東京にはお茶の水フランチャイズで1軒ある事を確認していた。
…最後に食べたのがいつだったか覚えていないくらい久々だったが(ちなみに今回の知人は以前札幌に遊びに来た事があり、その時に1回「さんぱち」を食べている)、自分の舌はこの味を覚えていた。懐かしかった。
近くに「神田明神」があって、事のついで(?)で参詣。奮発して(?)50円を賽銭に入れて
「○○(BeatmaniaIIDXの曲目)クリアできたらイイナ!」
何故か「おねがいマイメロディ」風(※3)に願ってその○○に挑戦したらなんとクリアした! …普段は神を信奉していない自分が(笑)。
全くお話にならないレベルならともかく、「あと少しでクリアできるのに…」という曲目がある時はまさかの神頼みが役に立つ…のかも知れません(笑)。

17時過ぎに解散、自分はホテルへ。ホテルの部屋で「森下の矢倉」を読み始めるが… やはりこういう本は「盤駒で並べて」鑑賞しないと内容を理解できない。ソフト(柿木将棋9とか)に入力して鑑賞、という手もあったがどうも味気ないと思ったのでブログ(前回の記事)を書いて風呂に入って寝る。
…続き(当日)は次回に。


※1…1999年に河出書房新社から出版された「矢倉の名著」と称される2冊組の矢倉の定跡本。「思想」が前編、「闘い」が後編にあたる。自分はどちらも持っていない…

※2…「ラブライブ!」の正式タイトルは「ラブライブ! School Idol Project」。「School」と「Shogi」の綴りが(少しだけ)似ているのも幸い(?)している。

※3…2005年4月から放映されていたアニメ「おねがいマイメロディ」の各話ごとのタイトルが「○○できたらイイナ!」という感じのタイトルだった。