DJカートン.mmix

それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

2014年12月香龍会

今週の初めくらいから頭痛に悩まされている(鼻にも来ているので多分風邪だと思うが)。そんな状態(頭痛薬などを服用して誤魔化しながら)で金曜日(12日)はボウリングを12ゲーム投げて、この日13日は香龍会で名古屋へ。しかも翌週は解説会で東京、年末は大阪(ボートレース住之江、賞金女王決定戦)。年内は心はともかく「体を」休める時間がほとんどない。無事に年を越せるのかねぇ…(苦笑)

そんな状態だったら別に欠席しても誰も咎めはしなかっただろうけど、毎回出席できるとは限らないので半分意地で名古屋へ。またこういう時に限って(?)交通手段(交通費)が「青春18きっぷ」、つまり「在来線」である。所要時間もさることながら「席の狭さ」もこういう体調の時はかなり堪えるものである。

途中寄りたい場所があったのでそこに寄ってから会場に着いたのが1320頃。土曜日開催という事もあってか参加者8人(うち1人は14時くらいに帰られた)は普段より少なめ?
着いた時に行われていたのが詰パラ11月号の「香龍会作品展」の解答の集計・呈賞の抽選。その瞬間というのを自分は初めて見た(ような気がする)が、手書きだったり印刷だったり、中には「チラシの裏」に書いているものもあったり(昔はそういう「何かの裏紙」を使う人が多かったそうである)。
今回の作品展には拙作も採用されているので
「短評読みます?」
と言われたが、咄嗟に出た言葉が
「…見たくないです。どうせ酷評されていそうだから
もっともこの日に見なくても詰パラ(来年2月号の予定)や香龍会ブログに載る=嫌でも見てしまうから結局は読みましたが(笑)。
…自分が想像していたよりは好評だった、と思う。そんな中一つ気になった(≠気分を害した)短評があったのだが、ネタバレになってしまうので今は書かないでおく(詰パラor香龍会ブログに掲載されたら書こうと思う)。
香龍会ブログにも書かれているが、その後は来年2月に行われる「リアル車将棋」についての話になった。やっぱり将棋を嗜む人なら誰もが
「『成』はどうするのか?」
という疑問を抱くようである。まさかひっくり返すわけにもいかないし(笑)。
他にもいろいろな疑問が上がる。…まぁそんな事をこちらが心配してやる義理なんてないのだが(笑)、こういう事を真剣に?考えてしまうのが将棋好きの性なのかも知れない。

・ドライバーの数は?
自分は以前ここで「各陣営に1~2人」と書いたが、「各車両に1人ずつ(計40人)」という予測が出た。確かにドワンゴといいトヨタといい「金を持っているので金(人件費)に糸目はつけない(…かも)という理論も成り立ちそうである。そもそもそうでなければ1日の基本使用料が300万円+税(※1)もする西武ドームでこんな馬鹿げた(?)事をしようなどとは考えないはずだし。
…この日は詰将棋解答選手権の初級・一般戦(2015年4月11日)の会場の話(場所の確保など)もされたが、こちらは会場の1日使用料金が○千円という話だったので「桁が違いすぎる」

・盤の大きさは? 球場内に収まるのか?
この日は「1マスの大きさが10m×8m」としてそれの9×9、という事で計算…したのだが、自分は西武ドームのフィールドを「ほぼ円形」と勘違いしていた西武ドームは基本的に「野球をするための場所」なのでフィールドの形も野球の為の形、つまり丸みのある扇形である(※2)。
それを踏まえて帰宅後にドームの場内図と照らし合わせると… 横8m(9マスで72m)だと少しきついかも知れない(特に4隅のマスが)。

・持駒を置くスペースは?
必然的に外野の両翼部分がそれに当てられる事になる。「あまり沢山置くスペースはなさそう」という意見が占めたが、場内図と照らし合わせると結構な数を置けそう」である。ただし「出す(打つ)事を無視すれば」

・横に移動するのは大変ではないか?
トヨタで作っている市販車に「真横に動ける(走れる)車」なんてあるわけないし(トヨタでなくても存在しない)、球場(81マス)ターンテーブルを設けるのも無理があり過ぎるので縦列駐車の要領で動かすことになるのだろうが、「どうぶつしょうぎ」の駒(縦にすると車の縦横比に近い)でシミュレート?すると… たかだか1マス動かすだけで非常に面倒な動きを強いられる事が判明(笑)。

14時くらい(上記の話で盛り上がっている?時)に香龍会のキーパーソン(?)、M先生来訪。 …すみません、今回は徳島新聞用の作品が作れませんでした。何かしらテーマがあったほうが作りやすいだろう、という事で前回に「二歩絡み」というお題を出された、との事だが、よくよく考えると最低条件である「7~11手詰」「6×6以内」の時点で十分にテーマになっているので、それ以上の条件(テーマ)はなくても良かったのでは、と気づいたのは帰りの電車の中(苦笑)。いずれにせよ徳島新聞用の作品が足りないので「今作ろう」的な話になったが、結局は作れず。
他には2015年(平成27年、未年)の年賀詰の話にもなった。
「年賀詰」というのは文字通り(?)新しい年を祝う詰将棋で、年や干支をモチーフにした詰将棋。「平成27年」を例にするなら
・初形または詰上がりの駒の配置が「27」の形になっている
・初形が「2(二)」、詰上がりが「7(七)」の立体曲詰(※3)
などがある。難易度や解後感はともかく(無論あったほうがいいに決まっているが)、詰将棋としての最低条件(余詰・駒余りなどがない)は満たさないといけない。皆がそれを検討している中、自分は
「あまり(新年まで)時間がないから今から再来年(2016年)の年賀詰めを考えよう」
などと勝手なことを言う(文字通り「言った」だけだけど)。

16時過ぎに解散。今回は世話役の岩本氏が所用で2次会に不参加。なので今回は2次会無し、という話もあったが、最終的には本陣駅そばのミスタードーナツで2次会を。参加者は岡本氏、松氏、元水氏と自分の4名。
…前述のように風邪気味だったので(数時間前の話なのに)内容がうろ覚えだが(苦笑)、「うどん」の話をしていたかと思うと突然プリキュア」の話になり、それが「電王戦」の話に変わったり… と、とにかく話題がコロコロ変わったのだが、最終的に詰将棋の話に戻ってくるあたりはさすが「詰将棋会合の2次会」である(笑)。例えば詰キストが指し将棋をすると起こりうる「詰キストあるある」とか。
・詰キストは(どう寄せても勝ちそうor負けそうな時は)華麗な捨て駒がある順を選びたがる
・詰キストは相手玉を詰める時に相手の持駒が「残り全部(7種類使える)」だと思ってしまう
…自分は両方経験がある。しかもそれで失敗している(笑)。俗手で追っていれば安全勝ちできたのを派手な捨て駒の順を指したが為に1枚足らずに逆転負け、とか、よく見れば相手の駒台には高い駒しかないのに「安い合駒(桂とか香)をされて詰まない」と決め付けたり(実際はその高い合駒をむしり取って詰んでいた)、とか。

…最後にM先生に業務連絡(?)。
やっぱりサイズが合いません(一目見ただけで「全然合っていない」と解りました)


※1…西武ドームのHPに掲載されている(それ以外のデータもそちらを参照しています)。しかもこれは今回の使用目的が「撮影・収録」と解釈された場合の金額で、「コンサート」とか「プロスポーツ」という解釈になると1日の基本使用料は700万円+税になってしまう(それに照明や付帯設備等の使用料が別途かかる)。

※2…札幌ドームのイメージ(フィールド上でサッカーグラウンドが回転するのでフィールドが円形になっている、それに合わせて一部の観客席も可動式になっている)で話を進めてしまった。よくよく考えると札幌ドームが特殊なのです。

※3…初形と詰上がりの両方が何らかの形を描いている作品の事。