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それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

9月の香龍会、とその前後

「2014年冬 順位戦解説会」が12月20日に開催される事が決まった。
…厳密に言うと現時点では日時と出演者しか決まっていない=上記のタイトルになるかどうかもわからないのだが、森下卓九段(と島朗九段)が出演する、と決まった時点でほぼ間違いなく上記のタイトルになるはずである(笑)。青春18きっぷが使える時期(のはず)なので、今回もこれで東西(西は以前も書いた年末の住之江)を駆け巡る事になりそうだ。

…カレンダーを眺めると、今年も中山大障害(J・GI)と同日の開催である。なので昨年同様に馬券だけ買っておいてレースは帰宅後に、という事になりそう(たまにはレースを生で見たい)。昨年まではその翌日に有馬記念(前売りで買えた)なのだが、今年(今後も?)は重賞スケジュールの改変で中山大障害が1週早くなっている
…自分には(今まで以上に)障害競走を軽視している、としか解釈できないが、数年前から競馬そのものに対する興味が薄れているので(※1)正直「どーでもいいか」という気分である(笑)。

その森下九段、17日の順位戦は2度の千日手。翌日が休みだったら勿論(?)最後まで付き合うつもりだったが、そうでなかった自分は2回目の千日手になった時点(1時過ぎ)で就寝…
結果は翌5時前に投了。この時点での2敗は死ぬほど痛い
両対局者も大変だったに違いないが、それ以上に災難(?)だったのは記録係川村悠人初段)あろう。田丸昇九段のブログにも書かれているが「何回指し直しがあっても記録料は追加されない」ので、「労働」という観点からすると明らかに損である(「勉強」観点で言うと「1日に3局も記録を取れた」とも見れるので、当人としては必ずしも「災難」とは思っていないかも知れない)。
そんな中、中村修九段は自分の将棋が指し直しになった場合ポケットマネーから「指し直し局分の記録料」を記録係に渡しているそうである(モバイル中継のコメントにあった)。このような心温まる話を聞くとこういう精神(を持っている将棋界)(電王戦のようなイベントで)壊すようなことをしてはいけない、なんて偉そうな事を思ってしまう。
森下九段門下の増田康宏三段が13日の奨励会三段リーグで暫定5番手から逆転で四段昇段を勝ち取った。その実力は業界内では早くから注目を浴びていて、師匠の森下九段にいたっては以前の順位戦解説会の中で
「                 」(自主規制)
と評したくらいである。今度の解説会ではその増田新四段についての話(想い)が聞ける、あるいはまさかの本人登場があるかも知れない。

14日は香龍会へ。
豊橋⇔名古屋間は新幹線で、というのが自分の中で「新定跡」として定着しつつある(笑)。車内では(詰)将棋関連の本か「どれみ」を読む事がほとんど。ちなみに最新作おジャ魔女どれみ18」の中に奨励会三段リーグについての話(!)が出てくるのだが(※2)、

半年間で20回くらい対局して四段に上がれるのは上位2名だけ。下位2名は落っこちるそうだ。
(原文まま)

業界の人や気合の入ったファンなら御存知だと思うが、三段リーグの「降段」は順位ではなく成績(1期で4勝以下の人につく「降段点」を2回取ると落っこちる)である。途中までは正しい(半年で18局なので「20局くらい」は間違いではない)ので、
「…フッ、(詰めが)甘いな」
と(作者に対して)思ったものである。…ま、某ドラマのようなダウトだらけになるよりはずっとマシだろうけど(やたら上から目線だ…)。

会場到着は1330頃。部屋を見渡すと「香龍会以外で会った人がいる…ような…」気がしたが、来場者名簿をみて疑念(?)が晴れた(ちなみにその人は利波偉氏の事です)。
会場では「しょうぎしんじょう(旧字ばかりなので漢字がなかなか見つからない…という半田市立図書館に所蔵されている古棋書に掲載されている問題の検討(いずれの問題も解答が載っていない)をするグループとそうでないグループ(?)に分かれる(自分は後者)。
この本に載っているのは詰将棋以外にも必至(必至逃れ…って逃れられたら必至じゃない)、当時の?定跡を記した図もある。
…正直なところ見ていて頭の痛くなりそうな図面ばかりなのだが(苦笑)、この本には「美濃(囲い)」を「簑」と書かれているので、そのルーツについていろいろ考えたくなりそうである。

そうでないグループでは…の前に、M先生から「原稿料を預かっている」と言われてそれをいただく(金額は言えません)。原稿料というのは以前依頼(?)を受けた徳島新聞に掲載された詰将棋に対するもの。
…正直なところ原稿料と聞いて少し驚いたというか戸惑った。何故なら詰パラからは原稿料は出ないので(笑)。何にせよ辞退する理由もないので謹んでお受けいたしました(この日が大相撲秋場所初日だった事とこの文言は何の関係もない)。

下図がその作品(新聞の切抜きをスキャン、左の手書き数字は掲載日)。「自分の作品」なのでここに載せても(多分)問題はないでしょう
イメージ 1

ヒントや棋力基準は自分が考えたものではないのでさほど気にならなかったが、それよりも気になったのはその前の文言(紹介文)。このような書き方をされると
「いつの間に自分は全詰連(全日本詰将棋連盟の略)の人間になったんだ?」
と思って(思われて)しまいそうである。別に自分はどっちでもいいので、この表記の是非(判定)は全詰連の方にお任せします(笑)。

この日の香龍会でも(今度は「テーマ」付きで)創作依頼を受けた。期待に応えられるかあまり自信はないが、せっかく頼りにされている(?)ので頑張ろうと思う。もっとも同じ依頼でも
「チェスとドイツ語をマスターしてプロブレム世界大会(次回はポーランドで開催らしい)に出てほしい」
という依頼?はさすがに(時間的にも経済的にも)引き受けかねますが(笑)。

この日自分は先日(先月の「解説会」の日に)何気なく購入した「おおきな森のどうぶつしょうぎを持参した。これはどうぶつしょうぎ」のスケールアップ版、というよりどうぶつしょうぎのデザインを用いた本将棋と言うのがわかりやすい。
駒のデザインは下の写真を参照。はその方向に1マス、はその方向に何マスでも進める。それ(と各動物のイメージ)を参考にどれがどの駒か推測して下さい。
イメージ 2

「象」を見て「酔象」を連想し、「これが成ると『太子』でしょ」と言う人・その意味が分かる人(※3)はかなりの将棋マニアに違いない(笑)。

とりあえず盤駒を出して棋譜を並べてみる。最初は「7六歩」とか「3二金」とか言っているが、そのうち「5六猫」とか「4三麒麟成」などと言い出す。次に詰パラを適当に開いて載っていた作品を並べてみる。
「…(普通の駒になれた人には)わかりにくい」
という結論で一致する(笑)。そのうちM先生が他の動物をモチーフにした将棋を考え出す。「おさかなしょうぎ」はまだ分からないでもないが、「爬虫類将棋」節足動物将棋」、果ては「菌将棋」… 一体誰が買うのでしょう?(笑)

「モリシタ集め」の話も少し(実物を見たわけではない)。
…やはりインパクトが薄く、せめて「ひふみん集め」か「みっちー(高橋道雄九段)集め」とかでないと、という結論から「ヤナ○ダ集め」とか「ワ○シマ集め」なんてのはどうだろう、なんて話に。 …一体どれだけの需要があるのでしょう?(笑)

年末に向けての会合の日程の話も。駿棋会が12月14日で決まったので、12月の香龍会はそれを踏まえた日程になる、との事。 …この日も話しましたが、20日(と21日)に決まった場合は(冒頭に書いた理由から)絶対参加できません(笑)。

2次会は今や「香龍会定跡」となったファミレスで。先ほどの「プロブレム世界大会」の話はここで出たのだが、…この日誰かアルコールを頼んだっけ?(笑)


※1…全盛期(?)だったら「過去1年の重賞勝ち馬」くらいなら普通に諳んじる事ができたものだが、今は今年のクラシック勝ち馬すらハッキリと覚えていない有様である。もっともその要因の一つには
最近の馬名(の由来)は日本語でも英語でもない(馴染みのない言葉なので覚えにくい・印象に残りにくい)言語が多いから」
と言うのもあるかも知れない(例えばTVでもよく取り上げられた「オルフェーブル」はフランス語で「金細工師」という意味)。特に近年目につくのは「ハワイの言葉」。これは(そのほぼ全てが)父「キングカメハメハ」からの連想である。自分はハワイとか(要は南国)が好きでないので…

※2…どれみの小学校時代の同級生が奨励会三段リーグに所属している(その後高校3年時の上半期=4月~9月のリーグで四段に昇段した)、という設定になっている。
…落ち着いて考えると彼女の周りはとんでもないスペックの人間が多すぎる! 自分がどれみだったら周りの人間の才能に嫉妬して発狂してしまいそうである(笑)。

※3…中将棋などに存在する駒で、「酔象」は真後ろ以外の7方向に1マスずつ、「太子」は全方向に1マスずつ動ける。玉を取られても「太子」が存在する時は太子が玉の代わり(跡継ぎ?)としてゲームが続く
ちなみにこのルールがあるが故にこれらの将棋では玉・太子を「取る」事で決着がつく「詰ました」だけでは決着にならない)ので、通常の本将棋では反則となる「王手放置」や「自殺王手」も反則とはならない(例えば「理論上詰みの局面」でも次の手で酔象が太子に成れれば勝負は続く)。