DJカートン.mmix

それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

電王戦森下ルール(仮)で指してみる

店先で見つけたもの。
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今年ブラジルで開かれるワールドカップの応援グッズ(?)、という事らしいが、自分はタクさんとサッカーではなく将棋をしたい、正確に表記するならタクさんに将棋を教わりたいと思った。…もちろん「タクさん」が誰を指しているかはわざわざ書くまでもない(笑)。
…このラベルには「苗字」「男風の名前」「女風の名前」とあるので、広い世の中にはこれで「歴代プリキュアの名前」をコンプリートしよう、なんて事を考えるアホな奴「アホ」という表現が適切だとは思えないが、あえてここでは「アホ」と言わせてもらう)がいるかも知れない、なんて事も考えてみたりした。もっとも全員分揃うかどうかは別の問題だが(何しろ現シリーズの「ハピネスチャージプリキュア!」までで総勢37人もいるので)…

…それはさておき、先日(12日)の「順位戦解説会」が終わった直後から公私にわたって「やる気」が出なくなった(故に先週はブログを書かなかったし、解説会の記事も投げやりな感じになってしまった)。
世間ではこういうのを「燃え尽き症候群」と言うようだが、「燃え尽き症候群」の本当の意味はこのような「大きな目標が終わった事による虚脱感」ではなく、「努力に見合うだけの結果や報酬を得られなかった事で覚える徒労感や欲求不満」の事らしい。…確かに解説会が定時で終わってしまった事による欲求不満が全くないわけではないが(苦笑)。

ここ数日でようやく少し持ち直してきた(?)ので、以前から試してみようと思っていた事をやってみた。森下九段がいろんなところで述べている
「秒読み1手15分、人間は検討用の継ぎ盤を使って良い」
という対COM用のルール。ここでは便宜上「電王戦森下ルール(仮)」と名づける事にする(某スマホのゲームではないが、『(仮)』までが名称)。この「電王戦森下ルール(仮)」で我々アマチュアが指すとどうなるのか? というのを無性に(?)試したくなった。…と言っても別に強いソフトに勝つことが目的ではなく、「対局中に継ぎ盤で検討できる事」がどういう感覚なのか、というのを体験してみたいと思っただけなのだが。
使用するソフトは「柿木将棋Ⅸ」。手元にこれしかないという事情もあるが、あまりCOMが強すぎても勝負(実験)にならなさそうなので(自分にとっては)このくらいがちょうどいいと思う。レベルは最大(7)、手番はこちらが先手、持ち時間は適当なものがなかったので「無制限」(有限だと最大で60分しかない)。

まず最初に押さえておくべき事は「このルールで指したからと言って棋力が飛躍的に向上するわけではない」、という事。少し考えるとわかると思うが、例えば「1+1=3」とプログラムされているソフトで計算をしても永遠に正解にたどり着けないのと同じ理屈で、元々のスペック(棋力)が低い人が15分考えても答えが出ない時は出ない。実際下図の局面までは上手く指せた?ような気もする(柿木将棋の評価は僅かながら先手がプラスだった)が、ここでの次の一手が自分にはわからなかった(のでこの局面で指し掛けた)。そもそも棋力が飛躍的に向上するのならこのような面倒な局面にはならないような気がするし(苦笑)。
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…それでも継ぎ盤ありだと普段の将棋と比べると上手く指せているような気がする。喩えるなら将棋倶楽部24で『最高R』を更新した時の自分」が指しているようなものだろうか。
しかし、それよりも大事なのは「アマチュアが1手に15分も考えられるのか?」という点。何故なら普通の(?)アマチュアが1手に15分考える事(考えられる環境)がほとんどないからである。一応「持ち時間30分」という対局は身近に存在するが(将棋倶楽部24の「長考」がそうだし、大会での持ち時間も大体そのくらい)、持ち時間の配分を考えると1手に15分は使えない(使いにくい)そういう環境で指している人が突然「1手15分考えてもいい」と言われても時間の使い方に戸惑う(可能性が高い)と思う。実際先ほどの対局も1手に10分以上(継ぎ盤を動かして)考えたのは3~4回くらい。 …折角の好条件(?)が活かされていないのだが、前述のように考えても答えが出ないのだから仕方がない(苦笑)。そこを無理矢理考えても無駄に体力と気力を消耗してしまうだけである。

そういうわけなので、「電王戦森下ルール(仮)」は誰にでも扱えるルールではない、少なくとも自分にはその凄さがあまりわからなかった、という結論である(笑)。何だかなぁ…