DJカートン.mmix

それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

最年長選手の訃報

現役最年長ボートレーサー高塚清一さん死去、というニュースを見た時思わず「そんな…」と思った。

ボートレースはレース中の事故による死去、所謂「殉職」が時折起きる競技だからこんな見出しを見るとその可能性を想起せずにはいられない。しかも最年長レーサー(あと数日で78歳)が… と思ったら高塚選手は2月27日まで多摩川でレースに出走、数日おいて3月4日からの浜名湖のレースに出場予定であった(亡くなられたのは3月1日)ので殉職ではないそうだ(ただし死因は公表されていない)。

ほんの数日前まで元気だった人が突然亡くなる、というニュースを最近はよく聞くような気がする。彩棋会でも角建逸氏も亡くなる前日まで普通に活動していた、という話をしていたばかりである。

 

そもそも77歳にして現役のスポーツ選手、という事からしてただ事ではない(後輩選手が口をそろえて「高塚さんは別格で怪物」と言うくらい)以前も書いた(ような気がする)がボートレーサーは基準の成績を下回ると内規により強制引退である。正確には「連続4期の通算勝率が3.80(着順に換算すると平均4.1位)未満」でアウト。高塚選手よりはるかに若い年齢でこのルール(「向上化ルール」という通称で呼ばれる事が多いそうだ)でクビになる選手も少なくないので、それを考えると八百長論」を騒ぎ立てるアホは文字通りのアホだという事がよくわかる。…先ほども書いたが77歳(ほとんど78歳)である。世の中の77歳には病やボケを患っている人が少なくない中(そう言えば彩棋会で「このあたりの『壁』を越えた人ってすごく長生きするよな」なんて話になりましたな…)、そういうものと無縁で生涯現役でいられたというのはやはり凄いと思う。…ぶっちゃけボケてたらモーターの分解・組立なんてできるわけがないだろうから【*1】。

SGやGⅠのタイトルとは縁がなかったが、当時の最年長優勝記録(2013年1月常滑、65歳10カ月で優勝)を打ち立て、長きにわたり業界に貢献してきた事を評価されて「優秀選手特別賞」を受賞している。葬儀や告別式は非公表となっている(そもそも静岡支部の選手も自身のレースで参列できない、という人が少なくないと思う)が、3月6日~9日までボートレース浜名湖に献花台が設置される。…自分は(遠過ぎて)行けない。

 

ここに謹んで哀悼の意を表します。

*1:ちなみに正規にモーターを組まずに(例えばガスケットを入れ忘れた、とかで)レースに出走すると「整備不良」で出場停止を喰らう(けど高塚選手にそういう話は聞いたことがない)。