パラ7月号は6月29日に届いた(2日前に届くのはいつ以来だろう)。
会合案内には彩棋会についての記載がない。印刷前に中止が決まった(編集部に連絡が間に合った)のか単なるウッカリなのかは分からないが、とにかく7月の彩棋会は中止である。
藤井聡太二冠がストレートで棋聖を防衛し最年少防衛と最年少九段を更新、という相変わらず化け物じみた活躍をしているが、その藤井聡太に対し7勝1敗と圧倒している豊島将之竜王は一体何なのだろう。
…少考して思い浮かんだ単語は
だった。「魔を退けた武器」というキーワードから思い浮かんだわけだが【*1】、エクスカリバーにそういう伝説・伝承はなかったりする(笑)。似たようなところで「ロンギヌス」とか「ロンゴミニアド」なんてのも浮かんだが、いずれも「退魔」とは少し(どころかかなり)違う。…じゃあ「イージスの盾」はどうか? これはギリシャ神話に出てくる「あらゆる邪悪・災厄を退ける」力を持つ防具だが(一般的には「盾」だが、肩当てあるいは胸当てだとする説もある)、何せ「盾」なので(木村一基九段や佐藤天彦九段などの)受け将棋の人じゃないとイメージに合わない。
…いずれにせよ「渾名の理由」から定着する可能性は極めて低そうだし、当の本人も「エクスカリバー」とか言われていい気分になるかどうかも微妙だし(個人的には「地球代表」よりはいいだろう、とか思うのだが)。
ボートレースの2022年度SG・PGⅠ等の開催地が発表された。
桐生 …なし
戸田 …モーターボート大賞(未定)
江戸川…モーターボート大賞(未定)
平和島…第58回総理大臣杯(2023-03-16~03-21)
多摩川…第9回ヤングダービー(2022-09-20~09-25)★
浜名湖…第68回モーターボート記念(2022-08-23~08-28)
蒲郡 …第7回レディースオールスター(2023-02-21~02-26)★
常滑 …第69回全日本選手権(2022-10-25~10-30)
津 …第9回イースタンヤング(2022-06-12~06-17)
三国 …第23回名人戦(2022-04-19~04-24)★
びわこ…第4回BBCトーナメント(2023-01-12~01-15)★
住之江…第11回賞金女王決定戦(2022-12-28~12-31)
尼崎 …第27回オーシャンカップ(2022-07-19~07-24)
鳴門 …第25回チャレンジカップ(2022-11-22~11-27)
丸亀 …第36回女子王座決定戦(2022-08-03~08-08)
児島 …モーターボート大賞(未定)
宮島 …第49回笹川賞(2022-05-24~05-29)★
徳山 …モーターボート大賞(未定)
下関 …第4回全国ボートレース甲子園(2022-07-05~07-10)★
若松 …なし
芦屋 …モーターボート大賞(未定)
福岡 …第9回ウエスタンヤング(2022-06-11~06-16)★
唐津 …第32回グランドチャンピオン決定戦(2022-06-21~06-26)
大村 …第37回賞金王決定戦(2022-12-13~12-18)★
赤字=SG、青字=PGⅠ、緑字=GⅡ、黒字=GⅢ、★=初開催、下線=ナイター(住之江は「年末年始に限りデイ開催」なのでQCはナイターではない)
原則として1つのレース場で1種類の開催なので、他の人はやらないであろう「レース場順」に並べてみた(大抵はグレードの高い方から記載している)。…多分見辛い(笑)。
このカレンダーで最大の注目はやはり「GPが大村」だろう。ボートレース創設70年の節目に賞金王決定戦(当時はなかった)がボートレース発祥の地に初上陸、となる(GPを開催するレース場はこれで5ヶ所目)。2020年度のレース場別売り上げが全体の1位だった事(史上初、例年は住之江が大抵首位)も後押しとなったのかも知れない。…個人的には「インが強過ぎるレース場はあまり好きじゃない」のだが、そんな事はどうだっていい(笑)。なおGP(やQC)はモーター抽選の関係から「開催が難しいレース場もある」が【*2】、大村は例年2月頃の入れ替えなので問題ないようだ(そもそもQCを開催しているし)。
他に目立つ変更点としては、2021年までは12月上旬(CCの翌週)の開催であるBBCトーナメントが翌年の1月開催に変更されている。レースのルールは変更なさそうだが、出場選手の選考方法は大きく変わるかも知れない。年始の3連休はその前週だが、そこで行われる「3Days(BBCトーナメントの「原型」とも言える3日間開催、優勝者はBBCトーナメントに優先出場)」がどうなるのかも現時点では不明。
SG開催が当たり前の住之江はSG開催なしだが(住之江でSGがないのは8年ぶり)、売り上げ的にも盛り上がり的にもSGと同レベルのQCが開催される。前回のQC(2014年、現地観戦した&森下九段の「電王戦リベンジマッチ」が同時進行だったなぁ…)は「優勝戦が12月31日」という現行フォーマットで初めて施行された年(それまではGPの前週開催だった)」であり(このブログでも触れています)、この時の成功(SGに匹敵する売上)で「大晦日はQC」という図式が完全に定着したと思う。
唐津のGCは「21年ぶり3回目」(そもそもSG開催自体が12年ぶり)、その前回のGCでは寺田千恵が「史上初めて女子選手のSG優出」を果たしたレースだった。今回は「峰竜太の地元開催SG」になるわけで、いろいろと話題になりそうだし、注目もされそうだ【*3】。
例年だとナイターSGが3開催くらいあるのだが、2022年度はGPだけ、というのはある意味意外。特にBMは8月開催(つまりクソ暑い)なのでナイター開催が当然、という趣であったが、これも2011年(福岡)以来となるデイ開催【*4】。また浜名湖でのBM開催は30年ぶり4回目。
浜松にいた時はこれの発表を受けて「旅行」の計画を立てたりしたものだが(それこそ「1年半後の年越し」がこれで決まったりしたくらい)、札幌在住だとあまり意味がない(笑)。あえて言うなら詰将棋全国大会(例年なら7月)の開催時期がオーシャンカップと近いのであわよくば…とか考えるのだが、生憎開催期間がズレているし(2022年の全国大会は7月17日前後の開催を予定しているらしいので)、名古屋~尼崎はさすがに遠いなぁ(笑)。