DJカートン.mmix

それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

そしてどうなった?

話・1 オークション

 

最終的な価格(単位=千円)は

第2局: 5,501

第3局: 2,001

第4局:15,000

だったようである(こういう書き方をすると異様に安値に見えてしまう)。やはりと言うか第4局のものが一番高くなった。この封じ手「☖8七同飛成」は今でこそ異様なレベルで騒がれており、また「羽生の☗5二銀」に匹敵する(多分超える)「伝説」になりそうであるが、どちらの手も冷静に(?)観測すると、「トッププロの棋士でさえ誰一人として気づかなかった手*1」でもなければ「この手以外では負けるという手」というわけでもない。そもそもあの「☖8七同飛成」は自分でも「(指すかどうかは別として)時間があれば考えてみたくなる手」というのが第一印象だし。

…で、封じ手のうち第2局のものを落札した人は取材を受けていて、「チャリティーの趣旨に賛同して入札した」「1500万円まで自動入札にしていた(!)ので『(550万円は)安かった』と思った」「封じ手は家宝にする」などと回答している。こういう人の手に渡るのであれば発案者の木村王位(当時)も考えた甲斐があった、と思う。

 

話・2 公道カートレース

 

Yahoo!でもトップニュースになったくらいだから思った以上に話題性はあったのかも知れない(ライブ中継の視聴者は多い時で1500人くらいだったので)。

史上初という事でまだまだ改善の余地は多いかも知れないが、何はともあれ大きな事故が起こることなく無事に開催・終了する事ができた。臨時のバリケードに囲われた公道をカートがバリケード接触するギリギリを」「1列になって&サイド・バイ・サイドで」駆け抜けていくシーンは思った以上に「様になっている」「違和感がなかった」。この「第1歩」を基に回数・規模ともにどんどん拡大していったらいいなと思う(もし「レーサー」として参加出来たら「もう思い残すことはない」とか言っているかも知れない)。その時は札幌でも…と言っても札幌中心部でコース設営を考えたらどうやっても直角コーナーだらけになってしまうな(笑)。

ちなみに今回の場合道路使用許可が「当日の9時から15時まで」という事で短時間での設営・撤去が要求されたが、事前の練習の成果もあって14時過ぎには撤収が完了したそうである。もしかしたら日本の公道レースはその「撤収作業」も雪まつり雪像解体を見る人が多いのと同様に)注目ポイントになるのかも知れない。

*1:某ドラマに出てきたセリフを丸パクリ(笑)。