2月9日、ボートレース尼崎で開催中の近畿地区選手権にて、レース中の事故により松本勝也選手が亡くなられた。
その時間自分は外出中だったので帰宅後にそれを知って絶句した。レース場での死亡事故はこれで31人目との事。
翌日死因は「溺死」と発表された。公式HPでレースのリプレイが見れないので推測になるが、「1周目2マークで失速したところに後続の艇に突っ込まれた」「その後松本選手は水面に顔を突っ伏した形で動かなかった」「大きな外傷はなかったが、肺に水が溜まっていた」というので、後続艇に追突された時の衝撃で気を失い、そのまま水を大量に飲んでしまったのだと思われる。
最高時速80㎞前後で航走するボートにむき身(ヘルメットと救命胴衣は装着しているけど)で乗艇しているわけだから常に危険と隣り合わせの競技である、とわかっていても実際にこうした死亡事故が起きると沈痛な思いになってしまう。(以前も書いたと思うが)特に自分はカートで「死にかけた」事があるので、その紙一重の差に思いを致さずにはいられない。
謹んでお悔やみを申し上げますとともに、心から冥福をお祈り申し上げます。