DJカートン.mmix

それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

詰パラ5月号

予定通り(?)に8日帰宅後にパラを開く。

…気になるのはやはり(?)拙作の解答稿。

「序盤の合駒のくだりで大量の無解者を出し、後半のどうやっても詰みそうな玉の遊泳で大量の誤解者を生みだしたラストダンジョン。」

…無解答が出るのはまぁ分からなくもないが(それまでが7,7,11手だったのがいきなり33手、しかも合駒4回ですからね)、後半の玉の遊泳で大量の誤解者が出た(解答者53人中無解10、誤解11)、というのは「…本当?」と聞き返したくなる。極稀に指し将棋で「筋がいいが故に出てしまったミス」なんてのを聞くが、拙作の収束もそれに似たようなものだろうか? 結果として「自己最高の誤解者数、誤解者率*1」となったわけだが全くもって自慢にならない(笑)。ちなみに㋺の変化(7手目の34同香を同玉と取る)で「これで1局作れそう」というのは彩棋会でも出た話。…この作品を作っている時(まだ浜松にいた頃)は「こっちが作意だったら…」と思っていたような気がする(笑)。

以前詰工房の2次会で「連合(れんあい)の作品を発表すると結婚できる」なんて恋愛と引っ掛けたジンクスがあるとかないとかいう話があったが、こと自分(一応飛→桂の連合が出てくる)に関してはそんな気配は1μもない(笑)。

 

将棋パズル雑談は(というかこれに限らず世の中のパズル全般は)「30分考えて手が動かない(何も閃かない)問題は放棄」というスタイルになってしまっている。以前森下九段(か島九段)が「年を取ると諦めが早くなってしまう(若手棋士は粘り強い)みたいな話をされていたが、自分もその領域に入ってしまったのかも知れない(笑)。

 

…そう言えば「あれ」に言及した(気付いた)コメントがなかったけど、…ま、いっか。

*1:これまでの最大は7人(ちなみに「保育園の3手詰め」で)、無解を解答者数から除外するなら誤解者率25.58%、つまり「兵(つわもの)の4人に1人を転倒させた」という事になる。

主催者の甘さが露呈?

JRAの騎手6人(うち5人は女性騎手)が「競馬の公正確保について業務上の注意義務に違反した者」、要は「開催日に調整ルームで通信機器の不適切使用」で騎乗停止、というニュースを聞いた時の感想は

「…何やっとんねん」

 

一言で言えば「意識の低さに対する呆れ」。当事者は勿論だが、主催者側のチェックの甘さ(ボートレースのような「前日に金属探知機による持ち物検査」はやっておらず、言ってみれば「任意提出」させている)も「意識の低さ」としか思えない。調整ルームの「ジョッキールームは男女別で我々(JRAの職員)も(女子部屋には)入りにくい」なんて説明も言い訳にすらなっていないと思う。無論「コロナ禍」とか「Z世代」なんて単語も同様。

ボートや競輪では過去に同じ事をやってしまった選手が「1年間出場停止」を科された事を考えると騎乗停止期間が30日(開催日でいうと「10日」)というのも「意識(というか危機感)の低さ」としか思えない。…ただ穿った見方をするなら、彼等を長期の騎乗停止にしなかった(できなかった)のは

クリストフ・ルメール*1に対する忖度」もっと正確に言うなら「ルメールを使いたくてしようがないNファームの連中*2に対する忖度」

との誹りを避けるため(にルメールと同じ日数のペナルティ」にせざるを得なかった)、なんて見方もできてしまう【*3】。…さすがに考えが飛躍し過ぎている自覚はあるが、だからと言って「それは絶対にない」と断言もできないのである。

もしかしたら今回の事を受けて

「だから言っただろ、競馬に女は不要だって」

みたいな事を鬼の首を取ったかのように吹聴している輩もいるかも知れない【*4】。これもちょっと以上に話が飛躍しているが、こちらは前述の「忖度」以上にあり得る事だと思う。…ただ「SNS上で」そういう事を言う奴は見かけないかも知れない。今のご時世SNS上でそんな事を言おうものなら間違いなく炎上必至だし(それでも言う奴はごく少数いるかも知れない)、そもそも

そういう風に考える奴のほとんどは「SNSに縁のない(そもそも使い方を知らない)ジジィども」

だと思うので。

 

一方のボートレースも最近は「不可解な引退」をするレーサーが少なくなく、八百長疑惑は尽きない。もっとも以前も書いたようにボートレースはその仕組み上「スマホとかを使わなくても八百長まがいの事ができてしまう」ので難しい問題だと思う。

それとは別に4月から施行された「GⅡ以上の準優勝戦・優勝戦のフライング罰則(グレードレースの出場停止期間)がこれまでの2倍」、つまりSGの優勝戦で「はみ出して」しまうと「向こう2年間のSG(と1年間のGⅠ等)の出場停止*5」になってしまうわけだが、これはどう読んでも「目先の売上しか見えていない競走会の卑小な小細工」にしか解釈できない。…競走会としては「これくらいにしておけばFが起きなくなるだろう」という腹積もりなのかも知れないが、ボートレーサーには白井英治みたいに「アドレナリンが出まくっている」選手が少なくないので、どんな罰則を定めたところで「優勝戦のFは出てしまう」と断言できる。その結果舟券が売れるレーサー」が長期間SGから弾かれる事によって「業界全体の売り上げが落ちる*6」という事に気づいていない(気付いていたらこんな罰則は考えないはず)

今回の罰則強化はボートレース史上に残る愚策なのは間違いのないところだが、だからと言ってお咎めなしというのも変な話(「売れるレーサー」とそうでもないレーサーとでペナルティに差をつけるなんてのはそれこそ「公正」の根幹が崩れる話である)。そこで自分が考えた1つの策(?)が

勝戦とかのFによる出場停止は廃止(勿論F休みは消化してもらう)、ただしペナルティが適用されるレース*7については「出場できるが賞典除外」「節間通して1号艇なし

例えば今月末のオールスターの優勝戦で「はみ出した」場合、来年のオールスターまでのSGとF休み明けから6か月(実質今年いっぱい)のGⅠ等が「出場できるが賞典除外・1号艇無し」。これなら舟券が売れる選手」がSGから弾かれずに済むし、それでいてFに対するペナルティにも(多分)なっている。もし「最初から賞典除外が決まっているレースなんて出たくない」というのであれば選手の方から出場を辞退すればいい話【*8】だし。

*1:彼が「JRAの騎手」になった直後の2015年3月に「調整ルーム内で携帯電話を使用した」咎で30日(開催10日)の騎乗停止となっている。

*2:当時は「彼等が外国人騎手を通年使えるようにJRAにルール改正を迫ったんじゃないか」、なんて陰口を叩かれていたような…?(記憶違いかも知れないけど)

*3:もっとも「ルメールの騎乗停止がわずか30日」という時点で十分に忖度にしか見えなかったりもするのだが…

*4:これを書いている時点ではニュース後「JRAの開催」がまだ行われていない(聞けるとしたら最短で今週末の本場かWINS)が、もしかしたら地方競馬場で既に「吹いている」奴がいるかも知れない。

*5:しかもこれまではGPは特例?で出場停止期間でも(F休み期間でも)出場できたが(例えば昨年の白井英治みたいに)、今度からはそれも認められなくなっている。

*6:仮に特定のレーサーが出場しない事による損失が「1節の売上5億減」だとしたら、以前のルールだと「トータルで35億減(GPは特例で出れるので売上に影響しない)」なのに対し今度のルールだと「最大でトータル80億減(新ルールはGPもアウトなので出場できないSGは16)」にもなってしまう。

*7:「以前のルールで」出場停止となっていたSGやGⅠ等。GPとQCはこれまでどおりの「特例」でペナルティ対象外。

*8:追加配信(2日目以降からの途中参加)を依頼された選手は「賞典除外である事を承知の上で受諾する(勿論拒否もできる)」ので、選手には出る出ないの選択権があってもいいと思う。

喩えの難しい珍事

4月28日~5月1日の日程で行われたボートレース丸亀のGWシリーズレース「安岐真人杯争奪瀬戸の大魔神大賞」『安岐真人(あき まさと)』は香川支部の元レーサー、『瀬戸の大魔神』は彼のニックネーム、という事だが、(彼が引退した後からボートレースに触れた)自分には詳しい事は分からない(ので知りたい人は独自に調べて下さい)。

この開催では初日のドリーム戦「まじんドリーム」に出場した6選手全員がそのまま優勝戦で相まみえる、という珍事があった。丸亀に限ると同様の事象は27年ぶり(1996年のGWシリーズ以来、その時の優勝は他ならぬ?前述の安岐真人だった)だという。ドリーム戦はその節の出場選手の中でも主力級の選手で行われるので(レースによっては「ファン投票で」ドリーム戦のメンバーが決まる事もあるが)実力的には6人とも優出する可能性は十分にあるが、それが必ずしも優出を保証しているわけではない。例えば大ハズレモーターを引いてしまって調整に苦労するのでは優出は難しいし、そもそも6選手が3つの準優勝戦に2:2:2と割り振られなかった時点で達成不可能である【*1】。

 

そういうわけで「ありそうでなかった」珍記録なのだが【*2】、この事がどれだけ凄い(?)事なのかを説明するのは非常に難しい。例えばこの2日前の4月29日に埼玉西武ライオンズ中村剛也がNPB初となる「2000三振」を記録した。普通に考えたら三振は多いより少ない方がいいはずなのだが、彼の場合は通算459本のホームラン*3を打つなど「長く第一線で活躍し続けてきたからこそ」の2000三振である(凡人だったらそのはるか前に戦力外になっている)。そしてこの記録はプロ棋士の「通算1000敗」と性質が非常に似ている(こちらもタイトル戦や決勝リーグなど「1年で多くの負けを稼げる?対局」に多く出る=長く第一線で活躍し続けないと到達できない)ので、「凄さを説明する(喩える)方法がある」珍記録と言えなくもない。

しかし今回の「ドリームメンバー6人で優勝戦」というのは他の競技で喩えるのが難しい、というか「ほぼ不可能」っぽい。一応「ドリーム戦(あるいはそれに類するもの)」は競輪やオートレースにもあるこれらもどちらかと言えばマイナーな(競技の仕組みを理解している人が少ない=喩えに使っても理解されない可能性が高い)競技だし、メジャーな(?)競馬にはドリーム戦的な概念がないので喩えが不可能。他の知名度の高い競技でもいい喩えがない。あえて言うならテニスのトーナメントで「第1シードと第2シードによる決勝戦がこれに近い、という気がしなくもないが、こちらは「結構起きている」ような気がする(実際のところはよう知らん)のでやっぱり喩えにはならない?

 

…とりあえず「非常に珍しい事」なのは確かだし、また多くのファンにしてみればそんな事よりも「自分が買った舟券が当たっているか否か」の方がはるかに重要である、というのもほぼ確かな話である(笑)。

*1:例えば予選順位が1位、6位、7位は(基本的に)同じ準優勝戦の1~3号艇になるので×。

*2:他のレース場(業界全体)だとどうなのかは非常に興味があるが調べる方法=データが手元にない…

*3:2000三振の次の打席で「460本目」を、次の日の試合で「461本目」を打っている。

大谷翔平の「見過ぎ」にご注意?

どうやら詰パラ5月号はGW期間内には手元に届かない事が確定したようだ。

 

朝起きてTVをつけると某ワイドショーではほぼ毎日のように大谷翔平のニュースをやっている。…まぁ藤井聡太のニュースを毎日聞かされるよりははるかにマシだ、とか思いながら(そもそも「別に嫌いではない」し)。

嫌いではないが見ていて「変な気分になる」事はある。それは大谷翔平が「野球以外の事も(要は『人間が』)出来過ぎている」という点。…もっとも彼の場合誰かのような「不自然な謙虚さ」を感じないので見ていて嫌な気分になる事はほとんどないのだが、その「出来過ぎている」点が本人よりも世間に悪影響を及ぼす可能性が高そうに見える(勿論大谷翔平本人が悪いのではなく彼を見る人の問題)。

 

1.もし大谷翔平が何か「やってしまった」時に世間(というかマスコミ)は大谷翔平をどう扱うか?

 

今更な話だが「手のひら返し」は奴らの十八番である。大谷翔平が「何かやらかす」可能性は低そうな気がする(近しい人のスキャンダルに巻き込まれる可能性はありそうだ)が、もし「何かやらかした」時に一斉にバッシングに走る可能性は極めて高い。

 

マスコミが特定の人を持ち上げるのは「称賛するため」ではなく「落とした時のダメージを大きくするため」であり、「落とされた人間がどのような壊れ方をするか」を見て楽しむのが奴等の愉悦である。

 

…うまい事言うなぁ、と思う(特に太字の箇所は)。

 

2.「完璧すぎる」大谷翔平を注目し過ぎる事で「他人の欠点に対して今まで以上に非寛容な人間」が出てきそう(というか既に出ている?)

 

昔から「他人に完璧を求める人間」は後を絶たない。以前も書いたがそういう人間は言うなれば「質の悪い潔癖症である(そしてそういう輩に限って「自分の欠点には寛容」だったりする)。太陽を直視し過ぎると目をおかしくするのと同様に大谷翔平(とか藤井聡太)という「太陽」も直視し過ぎると(多分)いろいろと体(と心)に良くないのではないか、と思う。

…別に大谷翔平を嫌いになれ、とか彼を真似るな、とか言いたいのではない(もっとも「彼を真似る」なんて普通の人にはまず無理だろうが)。彼を「手本」とか「模範」にするのは結構だが、彼を「基準」にしてはいけない。彼を基準にしたら地球上の人間のほぼ全員が「アウト」になり、前述の「質の悪い潔癖症、別の言い方をするなら「SNSで他人の重箱の隅を楊枝でほじくる事しかできないクズ」が世に蔓延る事になるのではないか、という余計な心配。

 

…昔は他人の欠点に寛容な人が多かったものだが一体いつからこんな人が増えたのだろう、と思う。「菌」とか「汚れ」についても最近は病的に潔癖な人が多いが、そういう考えこそが「自ら免疫力を放棄する」→「人間を軟弱にしている」と断言してもいい(ちょっとの菌や汚れで死ぬような人間だったらそれこそ「四大文明が誕生する前に人間はとっくに滅んでいる」だろう)。

認知症の為政者?

先日(13日=この記事を書いている日)のJアラート。結果的には「誤報」とまで行かなくてもその従兄弟みたいな感じだったが、そもそも

「金の豚」が狂ったようにミサイルをぶっ放していなければJアラートは存在すらしていない(のでアラートが鳴る事もない)

わけで。

 

歴史上「狂った為政者」なんてのはいくらでも存在するが、大別すると以下のどれかに当てはまるはず。

1.最初は志を持っていたが、それを打ち砕かれた反動で狂う【*1

2.「自分は殺されるかも知れない」という恐怖で狂う【*2

3.「敵」がいなくなった事で緊張の糸が切れて狂う【*3

4.己の器をはるかに超えた力を手にした事で(それを御せなくなって)狂う【*4

5.何らかの病気を得た事で狂う

 

…金の豚はどれだろう。普通に考える(?)と当てはまりそうなのは2.4.最近は「病気説」や「影武者説」なんかも飛び交っているので5.の可能性も十分ありうる(1.と3.の可能性はまず考えられない)

病気と言っても様々だが、古今東西を問わず「認知症を患った為政者」は間違いなくいると思う。そもそもこれを書いている時点でも「認知症容疑がかかる為政者」はたくさんいるのだから【*5】。もっとも認知症という言葉(というか症状)が知られるようになったのは最近の事なので、例えば(個人的には「晩年は認知症になった?」と疑っている)孫権が本当に認知症だったのかは確かめようもない。

この中に金の豚も含まれていそうだが、過去に「為政者が認知症を公表したという話」を聞いた記憶がない。おそらくは今後も。何故なら「為政者が何らかの病認知症に限らない)を得た事が知れたら求心力に影響を及ぼす・他国に付け込む隙を与える」から。…例えば認知症を患った(事を公表した)人が衆議院選挙に立候補したとして、その人が当選する可能性(獲得できる票数)はどれくらいあるか、を考えたらその意味は誰でも理解できる。

そんな奴に国を任せよう(票を入れよう)とする奴は「人間の姿形をした狗」でしかない。

 

こういう奴らは得てして「診察結果が出なければ自分は認知症ではない」と思っていそうな節があるので認知症の診察を受けた事がない」可能性がある(もし受けて認知症と言われた時に、守秘義務があったとしてもどこからか情報が洩れる可能性があるので)まして彼の国(やその隣の国)の場合、元首に「あなたは認知症です」なんて診断結果を下した瞬間にその医者は処刑されかねない。

 

言うまでもなく「為政者が認知症」の国に暮らす民は不幸である。前述の孫権を(晩年は認知症だったという仮定で)例にあげると、若い頃は臣下の話を聞き、讒言を退け、国を善く治めていたが、いつの頃からか人間が真逆になってしまう。その最たるものが「二宮事件」と呼ばれる後継者争い国(主に人材)に大きな損害を与えている。

概要をざっくり書くと孫権の長男であった孫登が急逝するとその弟孫和(そんか)を皇太子に立てるその弟の孫覇を溺愛した事で家臣団が孫和派と孫覇派に分かれて権力争いを始めてしまう。この争いは10年近くも続き、最終的に孫和は廃立、孫覇は賜死。末弟の孫亮(当時6歳くらい?)が皇太子となる事で一応の決着を見たが、その過程で多くの家臣が流刑、追放、誅殺などされている。当時呉の政戦両略の要であった陸遜もこの事件のさなかに憤死しており、人材の喪失が甚だしい事この上ない。事件の2年後に孫権崩御孫亮が帝位についたがわずか8歳の帝が即位したら過去の歴史に違わず後見人(諸葛恪=諸葛瑾の子、など)の専横が始まって*6国が傾き始める。

渦中の2人の姉にあたる孫魯班が孫和に対する誣告・讒言を度々父に吹き込み、それを孫権が信じた事で騒動が酷くなった、とも言われているが、それに惑わされている(信じてしまう)時点で曹操劉備などと比べても「晩年期にボケていた(か患っていた)」可能性があり、もし当時の孫権にまともな判断力があったら二宮事件みたいな騒動はそもそも起きていなかったと思われる【*7】、…というのが自分が考えた「孫権認知症疑惑」。無論確証はありません(笑)。よってクレームも却下。

 

…この国の為政者もその言動や施策を見ていると認知症の可能性を疑いたくなる。そういう輩が国会議員でいる(続けられる)のはどう考えても国民(奴らの「おこぼれ」に与れる「狗」を除く)にとっては不幸でしかない。

*1:「親に期待をかけられ過ぎた子供」が挫折した後狂暴化するのも同じ理屈と言える。為政者だと「三国時代最悪の暴君」とも言われる孫晧孫権の孫で呉の最後の皇帝。演義系の文献だと「孫皓」となっている事が多い)がこのタイプ、ヒトラーもこれに属するのかも知れない。

*2:ローマ帝国の歴代の王にこのタイプが多かったようだ(実際に兵士や側近に暗殺された王は少なくない)。

*3:三国志の時代だと曹叡司馬炎が当てはまる(前者は諸葛亮の死、後者は中国統一を境に人が変わっている)。そして何より今の自民党も「強力な敵(野党)」がいないからああまで狂って(腐って)いる、と言ってもいい。

*4:現代でも器に入りきらない力や金を手にした事で破滅する人はいくらでもいる(それこそ「誰かの上司になった時点で」狂う人もいるくらいである)ので、歴史をさかのぼれば該当する人はそれこそ「掃いて捨てるレベル」でいるはず。

*5:戦争を吹っかけている某国の大統領もそうだし、この国の国会議員にも被疑者?は何人もいる。某球団の監督も何だか怪しい。

*6:孫和は孫亮より20歳ほど年長なのでもし平穏に?跡を継いでいたら即位時で30前。なので専横が起きていた可能性は低くなる。

*7:例えば曹操は跡継ぎを曹植にしようとぶれていた時期もあったが最終的には長兄の曹丕を跡継ぎに決めており、後継者問題は起こしていない。

セナだらけ?

世間は新年度新学期だが、ボートレースの年度分けはちょっとややこしいとも言える。一応「年度」は4月1日~翌年3月31日である(ビッグレースもこの「年度」単位で開催地が決まる)が、獲得賞金ランキングは1月1日からカウントするし、前期後期の区切りは5月1日と11月1日(この日をもって累積Fがリセットされる。勿論未消化のF休みはリセットされない)である。養成所の入所式は4月上旬と10月上旬なので「世間一般の年度」と基本的に違いはない(ただし卒業生のデビューは5月ないし11月以降)。

5日に行われた第134期養成員入所式で入所した養成員は1,335名の応募から選ばれた52名(倍率およそ26倍)。例年卒業できるのはその半分くらいというとかく厳しい世界なのだが、養成員のプロフィールを眺めていると失礼ながら意外と(?)面白い。

姻戚にレーサーがいる養成員はそれほど珍しくない(2016年に急逝した今坂勝弘選手の長男の名前もあった)が、養成員の「名前」を見ていると思わず「何じゃこりゃ?」と思ってしまうものがいくつか。

敬称略。名前が青文字=男子、赤文字=女子、以下(読み方、年齢、出身地)。

 

陽本 武蔵(ようもと むさし、22、静岡)…ろれつの回らない酔っ払いが「宮本武蔵」と言おうとしたらこう発音しそう?

石井 伸長(いしい のぶなが、22、愛媛)…漢字が違うが「のぶなが」ってのはある意味凄い。

大谷 翔(おおや しょう、22、長野)…あれ、なんか1文字足らんくない? と言われそうな(もう既に何度も言われていそうな)名前。

小林 甘寧(こばやし かんねい、19、広島)…甘寧と言えば三国時代呉に仕え、魏の大軍をわずか100騎で撃退したという猛将。横山三国志で「甘寧一番乗り!」と叫んでいる(敵の城壁を真っ先に駆け上がった)シーンがあるので彼が「一番乗り(134期の初勝利とか)」をしたら高確率でネタにされそう。

宮本 明(みやもと あきら、19、高知)…そういう名前のキャラが複数いた(しかもいずれも「人間離れしている」)ような気が。

 

中でも自分が特に目を引いたのは

野口 芹那(のぐち せな、22、福岡)

井澤 聖奈(いさわ せな、19、長野)

佐藤 世那(さとう せな、17、宮城)

中嶋 世奈(なかじま せな、16、北海道)

…なんと「セナ」という名前が4人もいる(男女2名ずつ、全て漢字が違う)。もし全員がデビューできて「134期音速カルテット*1」とか呼ばれるようになったら面白いかも、なんてくだらない事を勝手に想像してしまう。ちなみに佐藤世那の兄(132期のボートレーサー)の名前は「佐藤 右京」。…これ絶対親がアレだよな(笑)。

*1:アイルトン・セナの渾名が「音速の貴公子」だったことにかけている。

選挙っぽい話(特定の誰かを応援する話ではない)

羽生善治九段が日本将棋連盟の理事選に立候補した、というニュースが飛び交っているが、中には「次期会長就任」と決めつけているような報道をしている奴もいる。

 

今回の連盟の理事選は定数7に対し立候補7(他の立候補者は不明、現会長の佐藤康光九段は立候補していない)なので「選挙」にはならず「信任投票」で信任されれば6月9日予定の通常総会で正式承認、その後互選によって会長(や専務理事)が決まる、という運びだが、この時点で決めつけるような報道(「就任有力か」というものも含む)は他の立候補者に対してものすごく失礼な事だと思う【*1】。

「会長は歴代名人が就任する」なんて書いているところもあったが、例えば歴代会長の中でも羽生の師匠である二上達也九段は名人経験者ではないし、さかのぼれば「タイトル0期」の会長もいた*2それこそ自分は「(もし羽生善治が立候補していなかったら)次期会長の最有力は森下卓」と思っていたくらいだから【*3】。ちなみに最後の「無冠の会長」は1973年(加藤治郎九段)なのでもし次期会長が無冠の棋士だったら実に50年ぶりの出来事になる。…まぁ現実問題として「他の人では対外的に訴える力が弱過ぎる」のかも知れないが、酷い言い方をするなら藤井聡太が現役棋士の第一人者でいる間は誰が会長でも大して変わらん」ように思う。

 

その一方で(?)地方選も佳境である。札幌も道知事、札幌市長、道議会、市議会と選挙カーが朝から晩まで走り回っている(あれを走らせてもいい時間を自分は知らない)。特に道知事・札幌市長選は「札幌冬季オリンピック誘致」が最大の焦点になっているが、自分はオリンピック誘致の是非は投票先を決める要素としては全くと言っていいほど考慮していない。もっと他にもやるべき政策はたくさんあるはずだし、そもそもオリンピックを誘致しよう意気込んでも「落選」する可能性もあるのだから【*4】。

あくまで(政治経済には死ぬほど疎い)個人的な意見として、札幌市が特に優先して力を入れた方がいいのはインフラの整備、中でも丘珠空港の滑走路延長」ではないかと思っている【*5】。

先日「丘珠⇔名古屋」便が就航したが、その初日に取材を受けた人は

(名古屋から)東京に行くような感覚で札幌に行けるのは嬉しい

みたいな事を言っていた。言われてみると名古屋から東京と札幌への所要時間はそんなに差がない*6しかも時期によっては早割を使えば片道1万円未満の便もあったりする【*7】。中には2か月以上先の早割席が既に売り切れ、なんて便もあるので、これは想像以上に経済効果がありそうな予感。そんな路線が夏季限定なんてのはあまりに惜しい。滑走路を延長すれば通年運航もできそうだし他の主要都市(伊丹、神戸、岡山、福岡or北九州など)との便も飛ばせそうだし、どうせ金を使うならオリンピックよりもこっちだろう。将来冬季オリンピックをやるにしても成田からダイレクトに札幌入りできれば関係者(や観光客)も楽だろうし。無論言うほど単純な話ではない(空港南東にある「苗穂丘珠通」のルートを大きく変えないといけないと延伸できない)事はわかっているが、それでも検討する、いや最終的に実現させる価値のある事だと思う。…そして同時にそんな「大いなる可能性」を廃止して石狩市あたりに移転させる、なんてふざけた事を言っている候補者は地獄に落ちやがれ、と思った。

*1:日刊スポーツは『「羽生会長」が誕生するかもしれない』と礼節のある(?)書き方をしていた。

*2:戦後に限定しても7人もいる。一方で「順位戦A級経験なし」の会長は1人もいない(順位戦を戦った事のない棋士は除く)。

*3:自分は以前から「会長 森下卓」と書かれた免状(隣に「竜王名人 増田康宏」とあったらパーフェクト)だったら欲しいかも、なんてほざいていたが、その横に「竜王 藤井聡太」なんて書かれている免状だったらいらない。

*4:東京オリンピックだって「一発ツモ(初立候補で決定)」ではなかった(確か「三発ツモ」くらい?)。

*5:素人考えなのは自分が一番わかっているので反論などは一切認めない。

*6:一例としてのぞみ72号(新大阪発)は名古屋07:59発→東京09:36着、FDA391便は名古屋08:00発→丘珠09:40着。なんとその差は「3分」(もうちょっと差があるものだと思っていた)。

*7:名古屋⇔東京は新幹線自由席で片道10,560円。…まぁ金券ショップをあたればもっと安いのもあると思うけど。

遅刻論議

「仕事ができれば遅刻しても構わない」

「仕事のできる奴は普通に遅刻する」

なんて事を宣う奴がいたが、それを聞いた自分は

「こいつの脳みそはウマ○のフンでできてるんじゃないか?」

と思った。

 

ビジネス系の本を時折読むが、少なくとも自分が読んだ限りでは「遅刻を称賛する」ように書かれたものはただの1つも見た事がない。その多くは「しょっちゅう遅刻をする人間は信用に値しない」という内容で一致しており、中には「商談に何度も遅刻するクライアントとはすぐに契約解除しろ」とか「しょっちゅう遅刻をする奴は『自分は大物だ』と周りに見せようとしているだけ(の役立たず)なんて書いているものもある。実際に自分も幾度となくそれらの言葉が正しい事を実感して(遅刻常習犯に酷い目に遭わされて)いる。…そしてその「信用ならない奴」の言葉をありがたがる(度々ネットニュースの記事として扱う)奴もおそらくは同類だと思う。

 

遅刻というのは言わば「他人の時間を盗む(あるいは奪う)行為」である。つまり大袈裟に言うなら遅刻=「犯罪(窃盗ないし強盗)」なのである。…しかし悲しい事にこの国では「他人の時間の窃盗(強盗)」は罪には問われないもっとも「時間の窃盗罪」を問うている国がこの地球上にはないような気がするけど。

 

「仕事ができれば遅刻しても構わない」なんて考える奴はおそらく

金の力があれば何でもできる

という風に考えているのではなかろうか。つまり今後何らかの犯罪行為に手を染めても金の力で逃げ切れる(あるいは隠蔽できる≒事実を捻じ曲げられる)と考えている可能性が高く、そして実際にそれを実行する可能性が高い*1そこまで行かなくてもこういう輩の精神構造は昨今頓に見かける「飲食店での迷惑行為」をする奴とほとんど変わらない(「こちらは金を払ってやってるんだ」的な思想がその根底にあるように思う。…こういった「傲慢の二文字が服を着て歩いている」ような奴等は堕天使ヴィネのマハジオンガを喰らってくたばっちまえばいいのに(ネタが古い上に分かりにくい…)。

 

一方でちょっと特殊なのが将棋や囲碁棋士。理論的な話をすると対局に遅刻した場合、「遅刻した人の時間」は3倍速で失われていくが、「対戦相手の時間」は1秒も失われない。その一方で対局中は目の前にいる相手(の考慮中)に何度も何時間も待たされる、というのは冷静に(?)考えると妙な現象。…もっとも「持ち時間」は双方に同じだけ与えられるので【*2「相手の考慮時間中は待たないといけない」という当たり前の(?)話を理解できない人に将棋を指す(囲碁を打つ)資格などない、と断言してもいい【*3】。…ただそれを言うと「花村元司九段のプロ編入試験」はどーなのよ、とツッコまれそうだが。

 

…まとめるなら、呼吸するがごとく平然と遅刻をする(しても構わないと考えている)奴とは可能な限り迅速に関係を断ち切るのが最善である、という結論で間違いないだろう。もっとも「理屈の上では」最善とわかっていてもそれを実行できる(権限のある)人というのはなかなかいないのだが…

 

参考までに(?)前述の「花村元司九段のプロ編入試験」の話を。試験対局は6局行われたが1戦目2戦目と連敗。これを受けてこの編入試験を(実質)プロデュースした稲垣九十九という人は慌てた。そこで彼は一計を案じ「花村は賭け将棋で戦った方が力が出るのではないか」という事で裏で賭け将棋の対象となり、それに加えて対局場将棋会館ではなく「湯河原の旅館」と記録に残っている)の別室ではそれとは別の賭博(オイチョカブ?)も行われていた。この時の対戦相手である小堀清一六段(当時)【*4は所謂「長考型」であり、しかも持ち時間は各7時間だったというから正反対の早指しタイプである花村にしてみれば「リズムが合わない」のだろう、何と

対局中(相手の考慮中)にもかかわらず前述の賭場に度々顔を出していた(『打っている』最中に指された時は記録係が呼びに来た)

という。…別に相手の権利(?)を奪うような事はしていないとは言え、今だったらいろいろ問題になりそうな話である。ただこれが功を奏したのか、小堀六段との2局(半香、つまり「平手」と「香落ち」で1局ずつ)を連勝、続く大和久彪七段(当時)【*5戦でも裏で同じような事が行われこちらも2連勝、試験結果は4勝2敗で「付け出し五段」でのプロ入りとなった。またプロになった後も相手の考慮中にスポーツ新聞(主に競輪の欄)を読んでいた事もあったというからよくよく考えるとトンデモナイ(けど面白い)先生だと思う。

*1:世の中には「まさに現在進行形で」国外逃亡(UAEは基本的に内政不干渉なので「他の国の犯罪者の逃亡先」としては最適な国なんだとか)している奴もいれば「楽器ケースの中に隠れて国外逃亡」する奇怪な奴もいるくらいだから。それに冒頭の「発言者」も過去にネットでやらかした時に「金の力で逃げ回っていた」ような記憶があるのだが…

*2:王位戦の特別対局のような例外(女流王位は持ち時間1時間、王位の持ち時間は10分)もたまにあるが今は考えない事とする。

*3:今はほとんどないと思うが昔は「てめぇは長考するくせに相手には『早く指せ』と脅す」輩をよく見かけたものである。

*4:1912年生まれ、1986年に「当時15歳の」羽生善治四段とし、後に破られるまで「最も年齢差の離れた二人の対局」の記録であった。

*5:升田幸三が若手時代にライバル視していた事で知られる。「駒柱(1つの筋の9マス全てに駒が並ぶ)は縁起が悪い」と言われるようになったのは大和久七段が「駒柱が出現した自身の対局の直後に発病して入院、半年後に急逝したから」という説が有力。

日帰りで全国大会に参加できるか?

今回の記事の内容の一部は香龍会グループメールの内容を引用しています。多分未公表の内容なのでここに書いてもいいのか悩みましたが、そもそも「公表できない内容だったらグループメールで書いたりしない(あるいはそのメールに「他言無用」とでも加筆する)だろうし、全国大会に参加予定という人はその是非(および開催日・場所)をできるだけ早く知っておいた方が予定を組みやすいだろうと思ったので。

 

全詰連は7月17日(3連休の3日目)に「桑名で」全国大会の会場を確保した、という【*1】。

全詰連としては「従来通りの大会ではなく、セレモニーでもやれれば十分」「運営は主に全詰連と桑名の関係者で行う(=香龍会は事実上の戦力外通告という事らしい*2】が、ここまで来ると

絶対裏で少なからぬ金が動いてんな

とか思ってしまう(誰がどれだけ儲かるのかはわからない、というか知りたくもない)。

 

いずれにしても自分は九分九厘「行く気がない」のだが、それでも「行くとしたらどういう旅程がいいか」という事を無意識のうちに考え出してしまう。…何とかならんかね、この性格は(笑)。もっとも「北海道から香龍会に参加する」のもほぼ同じような旅程なので考えておいても損はないのかも知れないが。

ここで鍵となるのはやはり先日就航が発表された「札幌(丘珠)⇔名古屋(小牧)」便の存在。これを使えば何とかなりそうなならなさそうな… と、いろいろ調べた結果。

日帰りはか~な~りキツい

上記の便は丘珠発が「10:25」「19:05」、そして小牧発が「08:00」「16:55」…まず10:25発は名古屋空港到着予定が12:15、そこから名古屋駅まで30分くらい(高速バスが多分一番早い)=到着は13:00ちょっと前。香龍会だったら開始に間に合うが全国大会は既に遅刻確定【*3】。そこから更に桑名に向かう時間が45分くらい(乗車時間以外を含む)なのでどんなに早くても会場到着は13:30くらい*4

そして帰りルートを逆算すると「15:30までに名古屋駅に到着」する必要があり*5、更に逆算すると「桑名駅から15:03発近鉄名古屋行き」に乗らないといけない。…桑名の滞在時間が1時間くらいしか取れないわけで、「一体何しに行くねん」と思ってしまう。一泊挟めば楽勝(?)だが、当然宿泊費とかがかかるし、次の日は平日だから(別に有休でも何でも使えば済む話ではあるけど)…

ならば「帰りはセントレア(新千歳行きの最終便は18:00発)から」としたらどうか? …桑名出発のリミットは「15:48発近鉄名古屋行き」。…45分しか延びないのか。しかもダイヤを見る限り近鉄名古屋駅から名鉄名古屋駅までフゥゥルダッシュ蒲郡の高橋アナ風に)しないといけないっぽい。…完全に狂気の沙汰である(笑)ネタとしては面白いかも知れないが。

 

目標(?)を香龍会に置き換えるとどうなるか。名古屋空港から帰る場合は前述のように名古屋駅に15:30」セントレアから帰る場合は名古屋駅に16:31(発中部国際空港行き)

セントレアから帰札ルートなら「日帰りで香龍会」が可能かも知れない。

ただし名古屋を満喫する余裕は全くない(笑)。それどころか「飯を食う時間すらほとんど取れない」と言ってもいい。

 

一方で反対の「名古屋から日帰りで彩棋会」は結構な余裕がある感じで、

08:00発に搭乗→09:40頃に丘珠空港到着

彩棋会開始(13:00)まで北海道を満喫…言うなれば「0次会」ができる

17:00に彩棋会が終わったらそのまま近くの居酒屋で2次会

18:00くらいに出発すれば(空港まで25分くらい)19:05発(小牧到着は20:55頃)の搭乗手続きに間に合いそう

朝は早いが何と言っても「札幌で2食食える」というのは大きなメリット(?)である。札幌駅から丘珠空港までタクシーだと2000円くらいかかる【*6】が、複数人で来れば割り勘できるし(笑)。

…だが以前も書いたようにこのルートが使えるのは7月の彩棋会だけ。…何を言いたいかは察して下さいな(笑)。

*1:17日になったのは「抽選の結果」だそうだ。

*2:17日(連休最後)の開催だったら「むしろ懇親会が早めに終わって安全なのでは?」という意見もあったそうだ。

*3:前回=2019年は開催時間が「12時~17時」だった。

*4:新千歳→セントレアの場合1番便が「08:55発→10:40着」なので何とか12:00くらいには到着できそうだがいかんせん朝が早い(先日彩棋会に来られた方は「6時頃に家を出た」と言っているのでわがままなだけかも知れないけど)。

*5:「出発の45分前には空港に着いている」という前提なので多分これが限界っぽい。

*6:札幌駅から地下鉄東豊線で栄町→そこから空港まではタクシー、のルートならもっと安くできるが時間がかかる(札幌駅北口から東豊線の乗り場までが結構遠い)のでプラス15分(2次会を17:45くらいに中座する)くらいでギリギリかも知れない。

23年3月彩棋会

実は藤井聡太はコヴェナントを所持していて、彼を殺せばそのコヴェナント(の力)を我が物にできるのではないか?

…などという素っ頓狂極まりない事を考えてしまう時がある。無論コヴェナントなんてのはフィクションの話(概念)なので「そんな事はない」とわかっていながらも…【*1

 

3月4日に開催された彩棋会。自分は諸々の事情があって15時半くらいにようやく会場に到着、その時会場にいたのは(道外からの3名を含め)9人? 他の方(道内在住を含め)は全員3月号が届いているのに自分には届いていない。…仕事せぇや。

 

・今回の作品展

自分も出品したが「後ろ13手が同一手順」という過去作があったため差し戻し。「諸々の事情」で再検討する時間は全く取れなかったので今回は不参加という事に。

・3月号の表紙は誰?

埼玉西武ライオンズのユニフォームを着ているのですごく気になる。

・excelで上下反転文字?

荒川氏が持参していたPCを見るとexcelで上下反転文字(勿論玉方の駒)が表示されている。…excelで上下反転文字は使えないよな(互換性ソフトだと使えるものもあるが「本家?」excelでは使えないはず)、と思っていると本人から種明かし。

「外字フォントで自作」

…そんな手があったのか、と思った。またデータベース作成についても柿木とかで駒を1つずつ配置するのではなく、キーボード入力できる独自のソフト(例えば「33b」と入力すると「33角」が配置される、という感じ)を見せてもらった。入力終了すると自動的に.kifファイルに変換され、自身のデータベースから同一作なんかも検索して結果がシートに出力される、というもの。…何かアナログっぽさもあるけどそれでも「すげー」と思った。その一方で加藤氏の「データベースの追加ペース」は異常だ(「月平均で3000作くらい」というので、1日あたり100作である。普通のやり方ではまず無理であろう)、という話にもなり、「やっぱり図面認証システムみたいの(上手く作れば「1作品あたり数秒」で登録できそう)を持っている(自作した)んだろうな」という疑惑は強まった。

・FDA「丘珠空港⇔名古屋(小牧)空港」便の就航

彩棋会当日の朝刊で知った。今月末から夏季限定で1日2往復が就航するという。…これで名古屋から彩棋会に参加しやすくなる…と言っても夏季限定【*2】。むしろ岩本氏に「北海道から香龍会に参加しやすくなったでしょ」と言われた(笑)。確かに自宅は丘珠空港の方が近い(名古屋市中心部へのアクセスも連絡バスで30分くらい、とセントレアよりも近い)けど…

・日帰りで彩棋会(北海道)

過去に例がなかったわけでもなく、またこの日参加の小池氏が「日帰りで彩棋会参加」だったので、幹事の佐藤氏は今後も道外からの参加を切に願っておられた。2次会で旨いもの食えますから(笑)。

・会合とプロ棋士

北浜八段と斎藤八段が800号記念で詰パラ編集部を来訪、という地元紙の記事(今年1月末)からそういう話に。確かにたまにプロ棋士が会合に来る事がある(参加者一覧に名前が出ている)。かつて彩棋会に「アマチュア時代の渡部愛」が来た事もあるそうだ。

…自分が参加した会合にプロ棋士が参加していたら詰将棋そっちのけで「1局教えていただけませんか?」とお願いしそうだ、というオチに(笑)【*3】。

 

次回は7月上旬開催、作品課題は「打ち歩詰め」。無論打ち歩詰めで終わるわけにはいかないのでどこかで打ち歩詰めが絡んで来る作品を、との事。…一応「差し戻し」の作品も打ち歩詰めが絡むんだけどなぁ、と思いつつ、「諸々の事情」が落ち着くのはしばらく先(なので作品を作る余裕は全くない)だろうなぁ、と意気消沈。

*1:一応「元ネタ」は最近出たゲームの話。

*2:運行期間はおそらく3月末~10月末(松本便、静岡便も同様。今の丘珠空港の滑走路の長さでは滑走路が凍結するとこの区間を飛ぶ「エンブラエルERJ-175」着陸時の制動距離が足りなくなるから、という理由らしい)、運行期間中に開催される彩棋会は「7月」しかない(笑)。

*3:この時は「渡部女流に教わった事はあったかなぁ」と記憶がいい加減だったが、渡辺明名人のイベントに参加するために札幌からはるばる上京?した時に教わっていた(過去記事あり)。