DJカートン.mmix

それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

オリンピック開催の「資格」がない国

自分は20年くらい前から

「この国(日本)にはオリンピックを開催する資格はない」

と思っている。その大きなきっかけとなったのは「体育の日をハッピーマンデー法で『可動式』にした事」。24年前(1940年)の開催予定が中止となり、悲惨な敗戦とかを乗り越えてようやくたどり着いた悲願を祝う日を個人の都合や利益のために可動式にするなんてどう考えてもオリンピックに対する誠意とか敬意とかいうものが感じられない。そんな国が無理矢理(?)2020年のオリンピック招致に成功したと思ったらこの体たらくである。世間から罵られようがバッハにコケにされようが、そんなのは「自業自得」、あるいは「(オリンポス神の)神罰と言ってもいいかも。…まぁ彼奴等(オリンピック推進派・強硬派)に罰が下るのは一向にかまわないがそのとばっちりが一般市民にまで及ぶのは許容できない。

 

もし日本が「体育の日を可動式にするような国」でなかったら今回のような惨状には99%ならなかった、と思っている。真にオリンピックに敬意を持っている(言い換えるなら心から「アスリートファースト」を考えている)のなら2020年の段階で中止を決断できたはず、いや、そもそもそういう国だったら2020年より早くオリンピック開催地に選ばれた可能性が高い。あるいはその高潔さ(?)が「金の亡者ども(要はIOC)」に忌避されて2020年の開催地にも選ばれなかった、という可能性もあるが、どちらにしても2020年という「最悪のタイミング」での開催を避けられた可能性が高い。

誰にとっても利益のなさそうなオリンピックの中で数少ない利益に与れるのはバッハをはじめとしたIOCの連中くらいだろう。「チャイニーズピープル」に始まる失言などのオンパレード【*1】、そんな輩だから今回のオリンピックが失敗に終わっても(多分そうなる)全ての責任を日本に押し付けてとんずらするに決まっている。それこそそれまでオリンピック推進派だった人でも

やっぱ中止にしとけば良かった

と後悔する(というかそれまでの自分の主張を180度曲げる)人が間違いなく出てきそうだし、もしかしたら

来日中に(過激派の犯行に偽装して)バッハを始末しておくべきだった

と思う人も出てくるかも知れないが、どちらにせよ後の祭り。正直なところ自分も「条件がそろっていたら*2」バッハ殺害を本気で考えたかも知れない。

 

…前にも書いたけどもう一度書いておく。確かにバッハにはあふれんばかりの殺意を覚えるが、それ(つまり前述の文章)がそのまま「犯行計画」あるいは「犯行予告」ではない、という事だけは念を押しておく。これも以前に書いたが、

本当に誰かを殺すつもりだったらこんなところで能書きを垂れるような事はせず「黙って殺しに行く」。

*1:指摘する人は少なくないが、この手の言い間違いは「錯誤」といってその人の本音(しかも極力他人に知られたくないもの)である事が非常に多いそうだ。

*2:彼が訪問する場所の近くに住んでいる、「拘置所の中だったらとりあえず餓死の心配はない」というくらい生活に困窮している、など。…幸い全然条件はそろっていない(笑)。

「ドリフト」との付き合い方

先日の順位戦で森下九段が「今年度の」初勝利をあげた(当然順位戦も「初日」が出た)事で自分の生活にも何だか光が差したような気分になる。

 

先日買ったNintendo Switch、これでよく話題に上るのが所謂Joy-Conのドリフト問題」。つまり触れていないのにスティックが一定の方向に入り続ける、という症状。海外では訴訟に発展するくらい騒がれているし、日本でも文句を言う人間は後を絶たず、中には「自分で修理する人(その方法をネットに上げる人)」とかもいたりする。

当然自分もその事を承知の上でSwitchで遊んでいるわけだが、自分はJoy-Conのドリフト問題」に対するスタンスが世間とはかなり違う。「…はず」とかではなく間違いなくかなり違う。

 

具体的には…

Joy-Conのスティックは『極力使用しない』

Nintendo Switch ONLINEのゲーム(=ファミコンスーファミのゲーム)は元々は「十字キーで」プレイするゲームなのでスティックは使わないし、以前書いた「ミクロジ」もスティックは不要(一応スティックでもプレイは可能だけど)。

 

・スティックを多用するゲームは『有線コントローラーでプレイする』

Joy-Conに限らずコントローラーのスティックは基本的に「消耗品」だと思っている(実際PSやX-BOXのコントローラーも長年使っているとドリフトを始める)ので、自分は「使い捨てる」という前提で安い社外品(非ライセンス品でも構わない)を使っている(使い勝手は意外に悪くない)。それに自分はプレイステーションのような「スティックの位置が左右対称のコントローラー」の方が好きだ、というのもある。

 

・「Joy-Conの」スティックが絶対必要な(分離?させた小さいコントローラーでプレイする)ゲームは…『プレイしない』

⇒今のところそういうゲームで「是非やりたい」というゲームがないのが幸いである。

 

…というスタンスでSwitchと付き合っている人は間違いなく少数派でしょう。もっとも「少数派だから」という理由でこういうスタンスを取っているわけではなく、「与えられた条件の中で最善の方法を考える」という「自分自身のスタンス」に則った行動を取っているに過ぎない。ドリフトが改善される見込みがないのだったら「そういう前提条件の下で遊び方を考える」というだけ。むしろ「何故世間で騒いでいる奴らはこの考えに至らないのか」と不思議に思うくらい【*1】。

もう少し分かりやすい(ゲーマーに理解しやすい?)言い方をするなら

自分の身は自分で守る、これスラムの心得ッス

…と言ったところだろうか【*2】。今の日本は(今のところは)スラムではないけど。

ただ、この言葉はドリフト問題以外にも通ずる言葉であり、例えば今の政府のコロナ対策は感染症対策・経済対策両方で)そのほとんどが効力を発していない。「休業要請に対する補償金」も半年くらい前に申請したものがまだ届いていない、という話をよく聞く(そのくせ納税通知書とかは最速で届くんだよな…)。つまり政府の言う事に唯々諾々と従って倒産(ひいては餓死)を迎えるくらいなら「政府に頼らずに生き延びるための方法を模索する」、つまり「自分の身は自分で守る」と考えるのが真に賢い経営者だと思う。中にはいろいろな方法を検討した結果「休業して補償を申請する」に至った事業もあるだろうが、それはそれで「その人にとっての最善手」だろうから決して非難される事ではない。

そう考えるとJoy-Conを「自分で直す」という選択肢を取った人はまだ利口な方だと思う【*3】。

*1:もしかしたら「IQの低い人には発想も理解も賛同もできない考え方」なのかも、とか思ってみたり。

*2:最近沢山売れたゲームに出てくるセリフの引用(なのでゲーマーに理解しやすい?)。

*3:検索すればやり方は見つかると思うが(なのでここからリンクは貼りません)、変にバラすと再起不能になったりメーカーの保証対象外になる(メーカーでの修理を断られる)可能性が非常に高いのでやる場合は自己責任で。それこそ「自分の身は自分で守る、これスラムの心得ッス」。

最近聞かない差別用語

10日は普通に仕事だった。…彩棋会の中止がわかっていたので「出れるなら出てほしい」を受けたのだけど。

 

ふと「最近『めくら』とか『耳つんぼ』って言葉を聞かないな」と思ったのは昨今話題になっているサッカーフランス代表選手の差別的言動のニュースのせい。どちらも放送禁止用語だから、というのもあるだろうが(もしかしたら平成生まれの大半は「この言葉自体を知らない」のかも知れない)、自分が子供の頃はちょくちょくこの2つの言葉を聞いた(使っている人がいた)ものである。

…と言っても本来の(?)意味である「目の見えない人(への蔑称)」「耳が聞こえない人(への蔑称)」ではなく、

めくら=見るべきものを見ていない人(を罵る言葉)

耳つんぼ=人の話を聞かない人(〃)

という使い方で。むしろ自分は↑がこれらの単語の「正しい意味」(ぶっちゃけ言うなら「アホ」とか「ボケ」と言った言葉の親戚みたいな感じ)だと長年思っていたくらい。

最近はこの手の「病気やハンデを意味する言葉」の使用自粛(要は「言葉狩り」)が異様に目立つ。相手を気遣っているつもりなのかも知れないが、かえってそれが「相手を気遣ってやってるんだ」という尊大さに聞こえなくもない。それどころかこれらの言葉に過剰に反応する世間(の風潮)の方が「病気」じゃないのか、と疑いたくもなる。かのファイナルファンタジー」でも同様の事があったのは正直ウンザリしたのを覚えている【*1】。もっとも「めくら」「耳つんぼ」は上記のように「相手を罵るための言葉」だという意識があるので、いかに寛容な(?)自分でもこの2つの言葉を障碍者当人に向かって使うのは禁忌である、という自覚はある。

 

…だが、今はこの2つの言葉を公共の電波などに乗せても(放送禁止用語リストから外しても)いいんじゃないか、と思う。何故ならこの2つの言葉がズバリ当てはまる人物がいるから。…他ならぬ菅義偉内閣総理大臣その人である。

野党や記者などからコロナ対策や東京五輪開催について厳しい追及をされるのは役職上当然としても、それらの質問  その多くは「はい」か「いいえ」の2択で答えられる簡単なものである  に対し「ワクチンが…」とか「国民の安全が…」などと全く回答になっていない回答を繰り返すシーンに怒りも呆れも覚えない日本人はまずいない。…つまり「人の話を聞いていない」わけで、これほど「耳つんぼ」という言葉がズバリ当てはまる人は見た事がない。また打ち出した数々の政策についても自分のような素人が見ても「オリンピックのため(≒金のため)」、ひいてはその先にある衆院選選挙のため」の取り繕いも同然で、一国の宰相として「見るべきものを見ていない」(もし「見るべきものを見て」いたらもう少しまっとうな&効果の出る政策を打ち出せるはずである)、つまり「めくら」と呼ばれるに足る条件をほぼ完璧にクリア(?)している。…なので今後は菅総理の事は「めくら」か「耳つんぼ」と呼ぼうか、とか考えてしまう。しかも結構真面目に(少なくとも前回の「エクスカリバー」よりは本気で)。

 

放送禁止用語で罵る、というのはいささか尋常ではないが【*2】、地位に伴う責務を全うしていない(くせに給料だけは満額もらっている)人物にはこういう罵声(呼称)がお似合いだし、この手の罵声を浴びせる資格・権利がこの国の国民にはあるはずである。もしこの手の言葉も言えないようではどこぞの言論統制を行っている独裁国家と同類になってしまう。

*1:シリーズの「2」では攻撃の命中率が大きく下がる状態異常を「盲目」と言ったが、「3」以降で同様の状態異常は「暗闇」になった上にリメイク版(ゲームボーイアドバンスなどでリリース)でも「暗闇」と変更された。また相手にその状態異常を付与する武器「盲目の弓」も「暗闇の弓」と改名させられた。

*2:それでも「激しい怒りの表現」として放送禁止用語(実際は「ピー」になっている)で罵る、というシーンは今もたまに見かける。

最近の出来事とか。

パラ7月号は6月29日に届いた(2日前に届くのはいつ以来だろう)。

会合案内には彩棋会についての記載がない。印刷前に中止が決まった(編集部に連絡が間に合った)のか単なるウッカリなのかは分からないが、とにかく7月の彩棋会は中止である。

藤井聡太二冠がストレートで棋聖を防衛し最年少防衛と最年少九段を更新、という相変わらず化け物じみた活躍をしているが、その藤井聡太に対し7勝1敗と圧倒している豊島将之竜王は一体何なのだろう。

…少考して思い浮かんだ単語は

 

エクスカリバー

 

だった。「魔を退けた武器」というキーワードから思い浮かんだわけだが【*1】、エクスカリバーにそういう伝説・伝承はなかったりする(笑)似たようなところで「ロンギヌス」とか「ロンゴミニアド」なんてのも浮かんだが、いずれも「退魔」とは少し(どころかかなり)違う。…じゃあ「イージスの盾」はどうか? これはギリシャ神話に出てくる「あらゆる邪悪・災厄を退ける」力を持つ防具だが(一般的には「盾」だが、肩当てあるいは胸当てだとする説もある)、何せ「盾」なので木村一基九段や佐藤天彦九段などの)受け将棋の人じゃないとイメージに合わない。

…いずれにせよ「渾名の理由」から定着する可能性は極めて低そうだし、当の本人も「エクスカリバー」とか言われていい気分になるかどうかも微妙だし(個人的には「地球代表」よりはいいだろう、とか思うのだが)。

 

ボートレースの2022年度SG・PGⅠ等の開催地が発表された。

桐生 …なし

戸田 …モーターボート大賞(未定)

江戸川…モーターボート大賞(未定)

平和島…第58回総理大臣杯(2023-03-16~03-21)

多摩川…第9回ヤングダービー(2022-09-20~09-25)★

浜名湖…第68回モーターボート記念(2022-08-23~08-28)

蒲郡 …第7回レディースオールスター(2023-02-21~02-26)

常滑 …第69回全日本選手権(2022-10-25~10-30)

津  …第9回イースタンヤング(2022-06-12~06-17)

三国 …第23回名人戦(2022-04-19~04-24)★

びわこ…第4回BBCトーナメント(2023-01-12~01-15)★

住之江…第11回賞金女王決定戦(2022-12-28~12-31)

尼崎 …第27回オーシャンカップ(2022-07-19~07-24)

鳴門 …第25回チャレンジカップ(2022-11-22~11-27)

丸亀 …第36回女子王座決定戦(2022-08-03~08-08)

児島 …モーターボート大賞(未定)

宮島 …第49回笹川賞(2022-05-24~05-29)★

徳山 …モーターボート大賞(未定)

下関 …第4回全国ボートレース甲子園(2022-07-05~07-10)

若松 …なし

芦屋 …モーターボート大賞(未定)

福岡 …第9回ウエスタンヤング(2022-06-11~06-16)★

唐津 …第32回グランドチャンピオン決定戦(2022-06-21~06-26)

大村 …第37回賞金王決定戦(2022-12-13~12-18)

赤字=SG、青字=PGⅠ、緑字=GⅡ、黒字=GⅢ、★=初開催、下線=ナイター(住之江は「年末年始に限りデイ開催」なのでQCはナイターではない)

原則として1つのレース場で1種類の開催なので、他の人はやらないであろう「レース場順」に並べてみた(大抵はグレードの高い方から記載している)。…多分見辛い(笑)。

 

このカレンダーで最大の注目はやはり「GPが大村」だろう。ボートレース創設70年の節目に賞金王決定戦(当時はなかった)がボートレース発祥の地に初上陸、となる(GPを開催するレース場はこれで5ヶ所目)。2020年度のレース場別売り上げが全体の1位だった事(史上初、例年は住之江が大抵首位)も後押しとなったのかも知れない。…個人的には「インが強過ぎるレース場はあまり好きじゃない」のだが、そんな事はどうだっていい(笑)。なおGP(やQC)はモーター抽選の関係から「開催が難しいレース場もある」が【*2】、大村は例年2月頃の入れ替えなので問題ないようだ(そもそもQCを開催しているし)。

他に目立つ変更点としては、2021年までは12月上旬(CCの翌週)の開催であるBBCトーナメントが翌年の1月開催に変更されている。レースのルールは変更なさそうだが、出場選手の選考方法は大きく変わるかも知れない。年始の3連休はその前週だが、そこで行われる「3Days(BBCトーナメントの「原型」とも言える3日間開催、優勝者はBBCトーナメントに優先出場)」がどうなるのかも現時点では不明。

SG開催が当たり前の住之江はSG開催なしだが(住之江でSGがないのは8年ぶり)、売り上げ的にも盛り上がり的にもSGと同レベルのQCが開催される。前回のQC(2014年、現地観戦した&森下九段の「電王戦リベンジマッチ」が同時進行だったなぁ…)は「優勝戦が12月31日」という現行フォーマットで初めて施行された年(それまではGPの前週開催だった)」であり(このブログでも触れています)、この時の成功(SGに匹敵する売上)で「大晦日はQC」という図式が完全に定着したと思う。

唐津のGCは「21年ぶり3回目」(そもそもSG開催自体が12年ぶり)、その前回のGCでは寺田千恵が「史上初めて女子選手のSG優出」を果たしたレースだった。今回は「峰竜太の地元開催SG」になるわけで、いろいろと話題になりそうだし、注目もされそうだ【*3】。

例年だとナイターSGが3開催くらいあるのだが、2022年度はGPだけ、というのはある意味意外。特にBMは8月開催(つまりクソ暑い)なのでナイター開催が当然、という趣であったが、これも2011年(福岡)以来となるデイ開催【*4】。また浜名湖でのBM開催は30年ぶり4回目。

 

浜松にいた時はこれの発表を受けて「旅行」の計画を立てたりしたものだが(それこそ「1年半後の年越し」がこれで決まったりしたくらい)、札幌在住だとあまり意味がない(笑)。あえて言うなら詰将棋全国大会(例年なら7月)の開催時期がオーシャンカップと近いのであわよくば…とか考えるのだが、生憎開催期間がズレているし(2022年の全国大会は7月17日前後の開催を予定しているらしいので)、名古屋~尼崎はさすがに遠いなぁ(笑)。

*1:一部のゲームだとエクスカリバーは悪魔系の敵に大ダメージを与える効果がある、というイメージから。

*2:年末にモーターを入れ替えるレース場だとGPの時に「モーター相場」が固まっていない(ので開催が難しい)。現時点で該当するのは桐生・常滑・丸亀・若松。

*3:今年のGCで優出・完走しているので、F休みとかにならない限り出場する事はすでに確定している。

*4:この時は優出6人中5人が福岡支部、残り1人も峰竜太(佐賀)と「オール九州」→優勝戦で2艇フライングが発生、と異例尽くしだった。また2002年の初ナイター(蒲郡)以降デイ開催のBMは2回(もう1回は2003年の唐津)。

最近の暇つぶし

7月の彩棋会は7月10日開催予定…だったものが、「まんぼう」で7月11日まで市営の施設が利用できないという事で中止(次回は11月の開催予定、作品展の課題は変更なし)、という連絡を受けた。…怒りのぶつけ先がない。

 

それとは関係ないが、先日(というほど最近でもないが)「Switch」を買った。一時は異常な品薄で「せどりっく」が横行していたものだが(今もPS5で「せどりっく」が横行しているが)、自分はたまたまヨドバシカメラに在庫があるタイミングで買う事ができた。家で使うだけでなく、通勤中や職場の休憩時間とかの時間つぶしにもなるので重宝(?)している。…勿論詰パラも読んでますよ(笑)。ちなみにSwitchには藤井聡太の名を冠した将棋ソフトもあるが… 自分が持っているわけないでしょ(笑)。たしか「○ゅうおうのおしごと」のゲームもあったような気がするが… レビューやデバッグとかで「金をもらえる」のならやってやってもいいぜ(笑)。

 

最近の「時間つぶし」のメインは。

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この2つは「同じパズルのゲーム」であるのは誰でもわかる(笑)。

前者の「マリオのスーパーピクロスNintendo Switch ONLINE(平たく言えばファミコンスーファミのゲームを遊べるサービス)。後者の初音ミク ロジックペイントS」は…ぶっちゃけキャラゲー?(パズル自体は至って普通) 最近の初音ミクはいろんなコンテンツとのコラボが目立ち、それこそハローキティと同レベルで「仕事を選ばない」という印象である【*1】。

ロジックペイント(媒体によっていろいろな呼称があるが、ここでは便宜上こう呼ぶ事とする)の利点(?)は「長くても数分考えれば先に進む」という事だろうか。詰将棋(解く方・作る方両方)だとそれこそ「1時間考えても全く手が進まない(=成果が上がらない)」なんて事が普通にあるので、それと比べるとストレスになりにくい(と思う)。…と書いていて「そんな風に(「成果の上がらない時間」を無為だと)考えるなんて作家としては致命傷だな」と省みたりもする(もっとも6月は「順位戦」であり、自分のレベルでは解く気が全く起きないので「別の時間つぶし」を考えた、と言い訳)。紙媒体でもいいのだが通勤中に解けない(塗れない)という欠点が。

 

とりあえずミクロジ(一応公式の略称っぽい)を評価すると…

・任意の列が完成する(正しいマスのみが塗られる)と余ったマスが自動的に「×」になる(マリオPにそういう機能はない)。便利と言えば便利だが…

「×」に直接塗る事ができない→いったん消した後に塗る必要がある(マリオPは×から直接塗れる。なお↑で自動的に決まった「×」は消せない)。操作ミスを防げるのは有り難い。

・完成した絵を見ても「これは何だ?」というものが非常に多い*2】。もっとも自分の場合出来上がった絵は正直どうでも良かったりする(「パズルを解く事」がメインである)けど…

・音楽(全18曲、このゲームのために公募で集められた)はループ再生で所謂「作業用BGM」にするくらい気に入っているのだが、「バズる×パズル」という曲*3のオフボーカルが正しく再生されない(途中から始まる上に変なところで切れる)、というバグがある

 

…まぁ「時間つぶし」としては有効に使えているので細かい事はあまり気にしない事に。

以下プレイ画像をいくつか。 

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不可能局面(笑)。

 

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…(前述の音切れの件と言い)デバッグ仕事しろ!」

 

 

他にも前述の「Nintendo Switch ONLINE」で昔のゲームを遊ぶことが多い。一部のゲームは現代向けに修正が入っている(所謂「ポケモンショック」的な演出がカットされたり一部の不適切な?テキストが修正されていたりする)のだが…

 

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…日本語勉強しろ!
*4

 

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…この画像の「本当の凄さ」がわかった人は相当気合の入ったFE(ファイアーエムブレム)マニアだと思う【*5】。

 

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…最近のお気に入り(?)のフレーズ【*6】。今の国会議員(特にオリンピック強硬派)にピッタリな言葉。

 

詳しい事はわからないが、「人vs人で対局できる(タッチパネルorそれぞれのコントローラーで操作できる)棋譜を保存できる(こちらが重要)」将棋ソフトも探せばありそう。それこそ会合で活躍する可能性もあるが画面の大きさ的に高齢者(老眼)の人にはキツイかも…

*1:ちなみにハローキティは公式で「仕事を選ばない」ではなく「(やりたい事は)全部選んでる!」と発表されている。なお「全部選んでる」と言っても暴力的な表現(格闘ゲームとか)や人を傷つける可能性のあるものとのコラボはNGらしいので(そういう理由で「包丁」とかもNGなんだとか)、「本当に全部選んでる」というわけでもないようだ。

*2:マリオPはタイトルがなくても何の絵なのかは大体わかる。例えば上記の画像の問題はどちらも「同じもの」が描かれているが、絵の分かりやすさは明らかにマリオPが上(ハッキリ言ってミクロジのこれは「まだマシな方」で「モノクロだと完全に意味不明」な絵も多い。

*3:「バズる」という単語は嫌いだが曲はすごい好き、という悩ましい?曲である(笑)。

*4:リンクの冒険」より。オリジナルの時から間違っている(当時はこれ以外にも「ほのう」になっているゲームがあった記憶が)。このゲームの「ポケモンショック演出」は修正されているがこちらは修正されていない。

*5:ファイアーエムブレム 紋章の謎」より。何がどう凄いのかはあえて書きません。ちなみに当時の初期ロットにあった「成長アイテム無限増殖」のバグはNintendo Switch ONLINE版では不可能(仮に使えても普通はこうならないけど)。

*6:ブレイブリーデフォルトⅡ」より。「Ⅱ」とあるが実質「シリーズ第4弾」という不思議なゲーム(無論意味があっての事らしい)。システム的には「ちょっと古いFF」という感じ、タイトルの意味は「勇気をもって(義務や宿命などに)抗う」。セリフの主「グローリア」は右側の女性(シチュエーション的に他はあり得ないって)、「愚かな……」というシーンは作品中2回ある。

SGと女子

I●Cの連中に対して殺意を覚える人はこの地球上に少なくとも7桁はいそうである。自分もその中の1人であるが、今この瞬間(時期)だけで言うと「SGに女子はいらん」としたり顔で宣う奴らの方に殺意を覚える。

 

今年はボートレースオールスターに8人の女子選手が出場したが【*1】予選通過は0だった。それを受けて前述のような「したり顔をする輩」がネット上に出没するのがこの時期の「風物詩(勿論悪い意味で)とも言える*2】。

 

彼奴等はいつからそんなに偉くなったのだろう、と思う。ボートレースオールスター(正式名称:笹川賞)はその名の通り「ファン投票」で出場選手が決まる。そしてファン投票である以上「好きな選手」に投票する人がいるのは当たり前。競馬のファン投票宝塚記念有馬記念にしても「絶対出てこないであろう馬(短距離やダートが主戦場の馬、故障で休養中の馬、など)」にもたくさんの票が集まるのだから。

もしそれが気にくわないのであればネット上で喚くのではなく競走会の事務所に殴り込みに行く方がはるかに有意義(?)だと思う。ただそういう奴らに限って念願(?)が叶ってSGから女子が追放されたらされたで今度は「女性蔑視だ」と騒ぎ出す可能性が高い。…そもそもSGから女子を追放しろと言っている時点で普通に(?)女性蔑視である(事に多分気づいていない)のだが。

 

ちなみに7月に開催される「オーシャンカップ」には6人の女子選手が出場予定。このレースは「選考期間中のGⅠ・GⅡの優勝戦の着順点合計」で出場選手が決まる。

もう少し詳しく書くと、勝戦の着順に応じて10・9・6・5・4・3点、GⅠ・GⅡ1節皆勤で1点、それらの着順点合計の上位52人が出場。例年のボーダーは18点前後(選考期間内に最低1度は優出が必要=「皆勤賞」の点数だけでは選考対象外になる)。

以前は「女子のGⅡ以上が女子王座決定戦しかなかった」ので女子選手の出場が非常に難しいSGであったが、今はクイーンズクライマックス、レディースオールスター、レディースチャレンジカップ女子のGⅡ以上が4つあるので出場するチャンス(着順点を稼げるレース)がかなり増えた事になる【*3】。

ただ、彼奴等はここにも噛みついてくる可能性がある。つまり「女子戦をOCの選考対象にするな」と喚きだす可能性が。…そういう事しかできない輩が我々と同じ「人間」である事がおぞましい、なんて思ってしまう。

 

だが実際のところ、銘柄級と走る事(=GⅠやGⅡへの斡旋)が少ない女子選手がいきなりSGに放り込まれて結果を出せ、と言われてもそれこそ藤井聡太クラスの化け物」でもないと無理な注文だと思う(男子でも同様だろう)。今でこそ女子戦はGⅠGⅡに匹敵する売り上げがあるが、「もっと先の売上」を考えるならSGでも互角以上にやりあえる女子の育成=A1級女子のGⅠGⅡへの斡旋(GⅡはA2級も出場可能)は必須だと思う(自分以外にも同様の訴えは「心ある人」も行っているし何より女子レーサー自身が「もっと記念に斡旋して欲しい」とコメントする事もある)。いかにSG出場がステータスと言ってもいきなりSGに放り込まれて「地を這わされる(5着や6着を並べる事を「地を這う」と言う。SGは+2点とは言えオール6着だと勝率3.00である)」とA級キープにも影響が出かねない(女子戦メインの方が成績・収入ともに良かった、という結果になってしまいかねない)わけだし。

 

以前も書いたがGⅠ(周年記念かダイヤモンドカップに女子選手を10人くらい斡旋して、予選の日に「女子選手全員1号艇デー」を設けたらいろいろな意味でプラスになる(マイナス要素が見当たらない)と思う。…そもそも男女問わずA1級の選手はルール上不可能な場合(GⅠ等の優勝戦でFすると半年間GⅠ等に出場できない、など)を除いて全員をGⅠに1回以上は斡旋するルールがあってもいいのではないか(今のGⅠの斡旋状況は「同じ顔ぶればかり」でいささかつまらない)。

*1:今は出場できる女子選手の数は「A1級(約320人)における女子選手の割合」で決まる。例年は7人である事が多いが今年は8人。

*2:本場や場外だとあまりこういう話を聞かない。…そこでは「選手の性別」よりも「舟券が当たるか否か」の方がはるかに重要だからに違いない(笑)。

*3:これらのレースに全て出場(6日間完走)し、うち1つを優勝・1つで3着以内、で20点なので十分当確ラインである。

将棋もオールスター

最近全然ブログを書いてない。…自分の身の回りでも書ける事はあるし(パラ6月号はこれを書いている時点ではまだ届いていない)、世間には「一言言ってやりたい」と思う出来事は少なくない(勿論オリンピックやCOVID-19絡みのゴタゴタもそうだし、大坂なおみの「取材拒否宣言」などにも私見はある)ので、その草案(?)を頭の中で考えもするのだが、時間が経つと「…何か面倒くさい」という気分になってしまう。このブログの読者の絶対数が少ない(書いても読まれないので「面倒くさい」という気持ちが先に出てしまう)、というのもあるのかも知れないが(笑)。

 

先日発表された「将棋オールスター 東西対抗戦」。ABEMAトーナメントのような「準公式戦」なので通算成績などにはカウントされない模様。…そもそも「準公式戦」という単語の定義がよく分からないのだが(「全棋士に参加資格がある」「対局料や賞金は出る」非公式戦という位置づけなのだろうか)。プロ野球オールスターや宝塚記念の投票期間中*1ボートレースオールスターの開催期間中にこういう話が出たのは間違いなく偶然だろう(笑)。

全ての対局が「1手30秒未満」という超?早指し棋戦になるようだが、「エントリー制」との事なので、それが嫌だ(瞬発力についていけない)、という棋士(主に高齢者?)の不参加もありそう。

 

「ファン投票上位(東西各2名)は予選免除」というルールがあるので、少なくとも「ファン投票に実質の意味がない」とある競技のファン投票よりはマシだと思った(笑)。ただそれでも「自分だったらこうするだろうな」という腹案(?)はいくつもある。…どうせ誰も読まない&書いても反映(あるいは共感)されるわけではないので書かないけど(笑)。

 

「コンセプトは将棋ファンに喜んで頂ける棋戦、新たなファンを増やしていく棋戦」(主催者のサントリーのコメント)

…言いたい事は大体わかるが、自分はひねくれ者なので(笑)こういう考え方に無条件には同意できない。

「ファンに喜んで頂ける棋戦」はもっともである。棋士はなくてもいい職業だ、だから面白い将棋を指す義務がある」という升田幸三の言葉は将棋以外の競技、俗に「プロのプレイヤー」と言えるもの全般に当てはまると思う。ただこういう「プロ」と「ファン」の距離が近過ぎるのは良くない、と考えている。…さすがに「ファン投票による棋戦」ができたくらいで「プロとファンの距離が近づき過ぎている」なんて事は思わないが、個人的にはもうちょっとプロとファンの距離があった方が「威厳」や「有難さ」を保てるような気がする。ましてや(将棋や囲碁でそんな事は絶対ないだろうが)プロがアマチュアのレベルに降りてくるようになったら間違いなくその業界は終わる*2

「新たなファンを増やしていく棋戦」、以前から何度も言っている(と思う)が、ファンを無制限・無原則に増やすと間違いなく「不純物」が混じる、つまり様々なやり方(?)で業界や関係者、ファンを貶めようとする輩が出てくる。…しかし、これは将棋がどうこうと言うよりファンが「人間の集団」である以上どうにもできない問題である。さすがに銀座の高級クラブみたいに「一見さんお断り」なんて事はできないだろうし、どこぞの宗教や国家のように洗脳するわけにもいかない。もっともこういう事はプロ棋士の方が浄化する光になる(言い換えれば「人としての範を示す」)事で不純物は浄化される(減っていく)とまるでゲームか神話のような事が現実の世界でも起きるんじゃないか、と思ったり。以前も書いたが

人としての範を示すのが「士」の文字がつく職業の務め

だと思うので。

 

グダグダと書いたが、「事実上藤井聡太の為の棋戦*3」にはあまり興味がない(要はそれを言いたいだけかい)。

*1:厳密に言うとプロ野球オールスターの投票開始はその翌日くらい。

*2:過去にも人気番組が「一般向けにレベルを落とした」事で人気を失った(程なく打ち切られた)、なんて事は少なくなかった(大抵の場合は新しいプロデューサーが「自分の名を残そう」として押し通した企画がコケた、というオチなのだが)。

*3:サントリー藤井聡太をスポンサーしているし、現時点で藤井聡太がファン投票(上位2名)から漏れるなんて事は「アルマゲドンでも起きない限り」起こり得ない(皮肉)。

渾名は無礼?

通勤中の車内で詰パラを読んでいる(詰将棋を解いている)時にもっとも思考の邪魔になる要素はクラクションでも急ブレーキでもなく、「○いん!」という着信音である、と思うようになった(当然ながら自分の電話から発せられる着信音ではない)。

 

6日の対局で藤井聡太二冠が敗れ、連勝が19で止まった。…正直結果についてはどうでもいい(それこそ「八冠取りたきゃ勝手に取れ」というような感じである)のだが、自分が気になった、というか気に障ったのは「地球代表」という文言がネット上を飛び交っている事。ファンなら多分知っているであろう深浦康市九段のニックネーム(?)であるが(由来は聞いた事があったと思うが覚えていない)、自分はこの手のニックネームが好きになれない。正確に言うなら将棋(プロ棋士)に限らず「ネット発祥のニックネームが嫌い」。将棋界でその走りとなったのは「ひふみん」だろうか。

「ネット発祥のニックネーム」というのは概して「無礼に聞こえる」ものが多いように感じる(あくまで個人的な印象)。おそらくは「本人に直接会わずに感じた印象」から誰かが名付けたのだろうが、そのニックネームを「本人を目の前にしても同じ印象を抱ける・堂々とその名で呼べるのか?」と考えた時に「これはアカン(無礼)やろ」と思えるものが少なくない。深浦九段の「地球代表」もどこか人を小馬鹿にしたようなニュアンス、とでもいうのか少なくとも「褒め言葉」のようには聞こえない(あくまで「自分は」)。もっともそういった「無礼に聞こえるニックネーム」にも本人が容認、あるいは公認のニックネームもあったりするが、たとえそうであっても自分は棋士を(ネット発祥の)ニックネームで呼ぶ気にはなれない。

 

自分は「ニックネームを付けられるのが嫌い」である。幼少期に賜った(?)渾名にロクなものがなかったので、その後も一見普通の(?)渾名でも「何か裏があるのでは?」と勘繰る(=渾名を忌避する)習性がついてしまっている。…別にニックネームなんてなくても不便じゃないし、そもそも「DJカートン」というペンネームがニックネームのようなものだし。

…でも考えてみると古代の中国とかでは「ニックネームで呼ぶのが当たり前」「名前で呼ぶのは無礼」だったんだよな、と考えてしまう。今の中国にはない制度だが、当時の中国(などの漢字圏)では成人すると「姓+名」に「字(あざな、言わばニックネームのようなもの)」がついて通常は「字」「姓+字(『諸葛孔明』など)」「姓+役職(『劉豫州』など)」「字とは別の渾名*1」などで呼ぶのがルールだった【*2】。

時代によっては「避諱(ひき)」と言って、当人の名だけでなく祖先の名にあたる漢字の使用を避けた*3】とか、特に皇帝の名にあたる漢字に関しては日常生活でも使う事を憚った例も少なくない【*4】。…もしかしたら当時の人は親しい人でも名を知らない、なんて事があったのではないだろうか。

他にもイタリアでは(他のヨーロッパ圏でも?)「マックス・ビアッジ」「フランキー・デットーリ」みたいに渾名(本名を縮めたもの、前者は「マッシミリアーノ」、後者は「ランフランコ」)が公式に認められている(公式の文書とかで普通に使われる)事もあるし、どうやら自分のように「渾名に負のイメージを抱く人」の方が少数派なのかも知れない。…むしろ望むところ(笑)。

*1:関羽はその風貌から『髯殿』、典韋はかつて存在した豪傑の名から『悪来』、など。

*2:…にも関わらず、劉備は度々他人(臣下でない人)を名で、しかも「名だけ」で呼んでいた(例えば呂布を「布」という感じ。これは相当無礼な呼び方らしい)とも言われている。

*3:例えば諸葛亮の子孫が「亮」の字を名や字に使うのを避ける、という感じ。諸葛亮の子孫にそういうルールが実在するかは知りませんが。

*4:例えば前漢に「相邦」という役職名(宰相とほぼ同じ)を漢の高祖劉邦の諱を避けて「相国」と改名したり、西晋の時代には司馬師司馬懿の長男、西晋を建国した司馬炎の伯父にあたり「景帝」と諡号)の諱を避けるため「軍師」を「軍司」と呼んだ、とか。また蜀の武将「呉懿」についても正史では司馬懿の諱を避けて「呉壱」と表記されている。

パラ5月号

届いたのは4月30日。GWの大型連休と今の御時勢を考えたら28日には届いて欲しかったものだが…

 

・また入帖

対象コーナーは将棋パズル雑談、この1年で3回目。将棋パズル雑談は当選(入帖)確率が高いかも知れないが、1回目2回目の中学校はそうではないし【*1】、そもそも1年間に3回当選した人はパラの歴史上何人存在したのだろうか、という話になりそう。…もしわかる人がいたらご教示ください(笑)。

 

・彩棋会作品展

やむなく取り下げた作品は4月号デパート④、だったはず。

…何度見ても「なまら」は凄い作品だと思ってしまう。「不成2回以上」の条件で「生(パラ表記上の「不成」)」が3回も出現、それ(「生」+複数形の「等」)を北海道弁の「なまら」とかけてしまうのだから。それでいて「詰む将棋」ではなく適度な紛れもあるわけだし、何らかの形で長く残す(≒何かしらの賞を与える)事はできないものか、とか考えてしまう。

次回の作品展の課題は「同種持駒4枚(あるいは大駒4枚)」と4月号でも掲載があったわけだが、以前作った(行き所がなくなった)自作は「持駒:飛飛角角金」だった… 金を持駒から外せる形ではないので出品の為には1から考え直しに。以前のように「天啓」みたいなものが舞い降りてくれたら、なんて都合のいい事を考えてしまう(笑)。

 

・ダウトをさがせ!

名前間違い、名前漏れなどは編集部か当事者でないと判別しようがないので仮にあったとしてもダウトとはしていません。

キッズルーム(P2)、「3~5手詰」と書いてあるのに7・9手詰もある。同様のミスは過去に何度もあったような…

高等学校の担当(P14、P100)、担当期間について仲西氏は「7年半」、編集部では「5年半」どっちやねん。⇒バックナンバーを調べたところ、仲西氏は「2014年1月号から」担当されているので「7年半」が正解、「5年半」がダウト。

おもちゃ箱だより(P32)、「1.詰将棋やま話とは」…1ヶ所だけミスっている。「よもやま話」という言葉自体ある程度以上の年齢の人しか使わない(そもそも知らない)だろうし、漢字だと「四方山(話)」と書く事は更に限られた人じゃないと知らなさそう。

高等学校の解説稿(P64)、「・・・同馬は26金なので同馬。」…結局同馬なのかい!(手順から推測するに「・・・同玉は26金なので同馬。」が正だと思う)

 

自分もなんだかんだ言って誤字脱字衍字(えんじ:「76歩い」みたいな感じで余計な文字が入ってしまう事)をやらかす事があるのであまり偉そうな事は言えない(と自覚しているので「話のネタ」以上の扱いをする気はない)。

*1:5月号の解答稿(2月号での解答者数)を例に採ると将棋パズル雑談=6.25%(2/16)、中学校=ほぼ2%(3/149)、と3倍以上の差がある。

落語落語落語

競走馬でたまに「3文字の単語を3回含んだ馬名」がいる(最近だと「キングキングキング」なんてのがいた記憶が)。落語会3回なので「ラクゴラクゴラクゴ」…なんて。

 

2,3,4月と行ってきた二人会の演目。とりあえずは無事に行われた。…演目については自分がいちいち説明しなくても大丈夫でしょう(笑)。

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…まぁ言うまでもなく(?)最大の目当ては「昇太」、つまり春風亭昇太なわけで、昨年の公演が中止になっての順延開催。こうして無事に行われた(初めて「生昇太」を見た)わけだが、それでも「トラブル?」はあったわけで、師匠が東京へ帰るための飛行機の最終が減便により当初の予定より早まったため「20時には札幌を発たないといけない」という超弾丸スケジュールになってしまったとの事(何と日帰りである!)。それでもこうして札幌まで来ていただいて落語をやっていただいたわけで。ちなみにこの日の高座で「手元に懐中時計を置いておく」という珍しい所作があった(動画を見てもそういう事をしているものがなかったので「普段からの所作」ではなさそうだ)のもそれが理由だと思う。

 

落語家には高座に上がった時の「挨拶」のパターンがある人が少なくない。例えば春風亭昇太の場合

「この度は落語を聴いていただくというビッグなイベントに参加していただきまして誠にありがとうございます」

他にも

「芸名は桂枝光、本名はえなりかずきと言います」桂枝光

「芸名を三遊亭歌武蔵、本名を松井秀喜と言います」(三遊亭歌武蔵)

「・・・・・・」瀧川鯉昇、礼をした後あえて沈黙する事で客の笑いを誘っている)

「まぁお付き合いと言っても結婚を前提にお付き合いするわけではないので安心して聴いていただこうと思います」桂文之助

…多分探せばもっとあるはず。

 

春風亭昇太の落語は「枕」で滅茶苦茶笑える。勿論肝心の「噺」が・・・とか言うわけではなく(失礼)、「噺」というのは極論すると「いつ聞いても大体同じ」だけど「枕」は(パターンはあるとは言え)言うなれば「アドリブ」なのでいつ聞いても新鮮味(?)がある。だから落語会に行きたくなる。今回は「若手時代の苦労【*1】」とか「結婚生活」とか。

 

平成開新亭の落語会は今のところ11月までの予定が入っている。近いところでは来月に「(柳家)権太楼を聴く会」が札幌創生スクエア(自分が浜松に行く前にそんなビルはなかったので「札幌も変わったよなぁ」と思った)で行われる【*2】。また平成開新亭とは別に21日に三遊亭小遊三三遊亭円楽の落語会が行われる。…1週間で笑点メンバーのうち3人が札幌に来るなんてある意味凄い(笑)。

*1:入門した頃がちょうど「漫才ブーム」で落語の人気が全然なかったそうだ。

*2:以前も書いたがエルプラザのホールが使えないので当面は他の会場(時計台ホールとか)で行われる。