DJカートン.mmix

それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

藤井聡太→マスコミ→ツイッター(連想ゲーム?)

何度も公言しているように藤井聡太は以前から嫌いだが(今回の朝日杯優勝で更に嫌いになったかも知れない)、その藤井聡太「昨年の10月に」五輪の聖火ランナーを辞退していたのを今この時期に公表(?)してあたかも「某氏の差別発言を受けて辞退した」ように明らかな悪意を持って情報操作するマスコミ(濁点つけましょうか?)嫌いとかいう次元を通り越してしまう。

 

…こういう事をツイッターで書く人は沢山いそうだが、上記の文章は170文字以上ある(それを制限内に収めるのは面倒だしそういう才能にも欠けている自負がある)。なのでやはり自分にツイッターは向かないな、という事を再認識させられた今回の話。

法律上「馬券(や舟券)を買えない人」は誰?

競輪場の職員が車券を購入して書類送検された、というニュースがあった。少し前にも笠松競馬の関係者が馬券を買った事で大問題になったし、ボートレースの八百長問題も選手の親族が舟券を買った事が問題視(?)された。

よく「選手(騎手を含む。以下同様)本人だけでなくその家族も関係する投票券を買う事はできない」と言われるが、実際のところはどうなのか。

…結論から書いてしまうと、上記の俗説は間違い。選手本人が関与する投票券は間違いなく購入禁止だが、各種法律では「選手の家族は投票券を購入し、又は譲り受けてはならない」という条文はどこにも記載されていない。

各競技の投票券購入についての条文を引用すると、

 

競馬法

第二十九条 次の各号に掲げる者は、当該各号に定める競馬の競走について、勝馬投票券を購入し、又は譲り受けてはならない。

 競馬に関係する政府職員 中央競馬の競走及び地方競馬の競走並びに日本中央競馬会都道府県又は指定市町村が勝馬投票券を発売する海外競馬の競走
 日本中央競馬会の役員及び職員 中央競馬の競走及び日本中央競馬会勝馬投票券を発売する海外競馬の競走
 日本中央競馬会が第二十一条の規定により委託を受けて競馬の実施に関する事務を行う場合におけるその役員及び職員であつて当該委託を受けた事務に関係するもの 当該委託に係る競馬の競走
 都道府県、指定市町村又は地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)第二百八十四条第一項の一部事務組合若しくは広域連合(以下この号において「都道府県等」という。)の職員であつて当該都道府県等が行う競馬に関係するもの 全ての地方競馬の競走及び当該都道府県等が勝馬投票券を発売する海外競馬の競走
 都道府県、市町村又は地方自治法第二百八十四条第一項の一部事務組合若しくは広域連合が第四条又は第二十一条の規定により委託を受けて競馬の実施に関する事務を行う場合におけるこれらの職員であつて当該委託を受けた事務に関係するもの 当該委託に係る競馬の競走
 協会の役員及び職員 全ての地方競馬の競走及び都道府県又は指定市町村が勝馬投票券を発売する海外競馬の競走
 中央競馬の競走に関係する調教師(競走馬の飼養を行う者を含む。以下同じ。)、騎手及び競走馬の飼養又は調教を補助する者 中央競馬の競走
 地方競馬の競走に関係する調教師、騎手及び競走馬の飼養又は調教を補助する者 全ての地方競馬の競走
 日本中央競馬会都道府県又は指定市町村が勝馬投票券を発売する海外競馬の競走に関係する調教師、騎手及び競走馬の飼養又は調教を補助する者 当該海外競馬の競走
 その他競馬の事務に従事する者 当該競馬の競走

 

モーターボート競走法(ボートレース)

第十一条 次の各号のいずれかに該当する者は、当該各号に掲げる競走について、舟券を購入し、又は譲り受けてはならない。

 競走に関係する政府職員及び施行者の職員にあつては、すべての競走
 競走実施機関の役職員及び競走の選手にあつては、すべての競走
 前二号に掲げる者を除き、入場料の徴収、舟券の発売等、競走場内の整理及び警備その他競走の事務に従事する者にあつては、当該競走

 

自転車競技法(競輪)

第十条 次の各号のいずれかに該当する者は、当該各号に掲げる競輪について、車券を購入し、又は譲り受けてはならない。

 競輪に関係する政府職員及び競輪施行者の職員にあつては、すべての競輪
 競輪振興法人及び競技実施法人の役職員並びに競輪の選手にあつては、すべての競輪
 前二号に掲げる者を除き、車券の発売等、競輪場内の整理及び警備その他競輪の事務に従う者にあつては、当該競輪

 

小型自動車競走法(オートレース

第十四条 次の各号のいずれかに該当する者は、当該各号に掲げる小型自動車競走について、勝車投票券を購入し、又は譲り受けてはならない。

 小型自動車競走に関係する政府職員及び小型自動車競走施行者の職員にあつては、すべての小型自動車競走
 小型自動車競走振興法人及び競走実施法人の役職員並びに小型自動車競走の選手にあつては、すべての小型自動車競走
 前二号に掲げる者を除き、勝車投票券の発売等、小型自動車競走場内の整理及び警備その他小型自動車競走の事務に従う者にあつては、当該小型自動車競走
 
※どの法でも上記の前後に「未成年者は買っちゃダメ」に相当する条項がある。
 
前述の(豊橋の)競輪場職員は第十条第一項に抵触している【*1】。笠松競馬の騎手や調教師は第八項(つまり「笠松競馬の関係者が大井競馬の馬券を買う」というのもNGである)に違反、という疑い。
…だが一方で選手の家族や親族が投票券を購入してはいけないという条文はどこにもない。また同じく俗説として流布している「選手の家族は当該競技場に入れない」に関する条文も(各種法律を全文読んだが)どこにも存在しない。ちなみに選手が「他の競技」の投票券購入については何の制限もない【*2】。
では何故こういった俗説が世間に根付いているのだろうか。調べても正確なところは分からなかったのだが、自分が見つけたところでは
・ボートレースは家族が舟券を購入すると「その購入に関して選手本人が不正等に関与していなかったか」という事を徹底的に調査・追及されるので「家族には舟券購入を自粛するようお願いしている」らしい
・競輪選手の家族は「事前に申請すれば競輪場の一定の区画には入場できる」らしい
…という話があるそうなので、これらが拡大解釈ないし曲解されて「法律で買えない・入れない」という俗説になったのではないかと思われる。…やはり噂とか俗説というのは正確に伝わらないものらしい(笑)。ちなみにボートレースの八百長舟券購入ではなく贈収賄にかかる容疑(選手は同法第七十二条、共犯者は第七十五条)で逮捕された。
 
…ここでちょっと気になった事。ボートレース等は「警備員は当該競走の投票券は買えない(例えば浜名湖の警備員は「浜名湖のレース」はダメだけど「蒲郡のレース」は買える)」という風に書かれているが、「競馬場の警備員」については記述がない。とりあえず「競馬場の警備は主催者から委託された警備会社が行っている」という事はハッキリしているので、該当する可能性があるのは上記の第三項(地方競馬だったら第五項)。この場合制限は「当該委託に係る競馬の競走」なので「その競馬場の馬券はダメ」だが「他場開催の馬券は堂々と(?)買える」という事になる。つまりパドック担当の警備員だったらパドックを特等席(?)で見れるが、その人が馬が出て行った後に投票…というのは「法的にアウト」の可能性がある。…そこまでする人がいるのかは別にして(笑)。

*1:何となく「他所の開催競輪は買ってもいい」という気にもなってしまうが、条文にあるように「全ての競輪(の投票券購入)がNG」である。

*2:佐藤哲三元騎手がボートレース好きで現役期間中も度々びわこに出没?し、「投票する側」の考え方を騎手としての姿勢に反映させていた、という話は有名。

成績優秀者への新規定

日本将棋連盟女流棋士奨励会員・アマチュアが各棋戦において「優秀な成績」を修めた場合の新規定を発表した。ざっくりと書くと

女流棋士、アマチュアが「優秀な成績」を修めた場合→プロ編入試験の受験資格を得る

奨励会員が「優秀な成績」を修めた場合→その時に進行中の三段リーグ終了後に次点1が付与される

※次点2回による四段昇段は「リーグ3位」の次点を含まないといけない。

※その時に進行中の三段リーグで降級点に該当する成績(4勝以下)だった場合は次点1は付与されない。

後者は都成竜馬三段(当時)が新人王戦で優勝した時に決まった規定がそのまま適用されている。

 

「優秀な成績」に該当する基準は以下の通り。【 】内の数字は基準を満たすために必要な勝利(連勝)数。

竜王戦…ランキング戦優勝【6~7】

王位戦…挑決リーグ入り【5】

王座戦…挑戦者決定トーナメントベスト8【8】

棋王戦…本戦トーナメントベスト8【7】

棋聖戦…挑戦者決定トーナメントベスト8【7】

・朝日杯…本戦トーナメントベスト4【8】

銀河戦…決勝トーナメントベスト4【α+2】

・NHK杯…本戦(決勝)トーナメントベスト4【β+4】

・新人王戦…優勝【6~7】

※α=本戦トーナメントの連勝数(6連勝すれば確実に決勝トーナメントに進出できるが、上位の成績によってはそれ以下でも進出の可能性がある)

※β=「出場女流棋士決定戦」の勝利数(場合によっては「0」の年もあるので)

※新人王戦は決勝が三番勝負なのでそこでの1敗は許容

 

従来の規定である「いいところ取りで10勝以上かつ勝率.650以上(つまり10勝5敗)と比べるとそれより少ない対局数で規定をクリアできるが、だからと言って難易度が下がったとは言えない。連盟としては「起きそうな事象に対して事前に規定を定めた」と言ったところだろうか。

 

自分がこの規定について思ったのは、

 

この規定は現実の世界よりも「フィクションの世界(つまり将棋を題材とした作品のストーリー)」で満たす人の方が多そう

 

だという事。…「多そう」ではなく「多い」と断言してもいいかも知れない。いかにも作家(中でも外連を好む作家)が好きそうな内容なので(笑)。

直った眼鏡

壊れた眼鏡をどうしようかととりあえず(メガネの)プリンスに持って行ったら「直りますよ」と言われたので修理に出した。そして帰ってきた。

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…まるで新品(どこをどう直したのか一目では分からない)。

壊れる前と同じくらい持つとしたら2034年くらい(その時の自分の年齢は考えない事にしましょう)まで使える計算になるが、具体的な年数は抜きにして再起不能になるまで使おうと思う。…もしかしたら自分が先に死んでいるかも知れない(笑)。

「三点リーダー症候群」?

そんなワードがTwitterで流行っているらしいが、個人的には「それがどうした?」としかコメントしようがない。

 

自分もどちらかといえば三点リーダー「…」を使う方ではあるが、「言い切るべきところで『…』は使わない」など、女性セブン(この言葉の発信元らしい)でこの記事を書いた奴よりは使い方を弁えているつもり

自分は文章を書くときでも「誰かに話している(ような文章にする)という意識が強いので、文章であってもいろいろと抑揚とかを付けたくなることがある。しかし文章で抑揚の表現は限界があるので「…」を使ったり文字の色を変えたりとかしている。その結果文末だけでなく文頭にも「…」を使う事が多い。言うなれば「間」というやつですかね。

確かに世の中には何でもかんでも文末に「…」をつけたがる人がいるのかも知れない(やり過ぎるとさすがにIQが低く見える)が、そういう人と理由や狙いがあってよく使う人ごっちゃにして三点リーダ症候群と言っているのであればもはや差別発言のレベルかも知れない。…まぁ週刊誌の記事なんて9割がそんなレベルだから、まともに取り合う(抗議する)時間があるなら詰パラ読んでいる(詰将棋を解いている)方が100倍くらい有意義だと思う(笑)。

なんとなく麻雀の話

「歩きスマホ」の時点で到底許し難い、と考えると「歩きタブレット(ネット麻雀をしているのが見えた)」をする輩はどう遇したらいいのだろうか。

 

自分は麻雀を嗜む方だが、最近は全く打っていない。最後に麻雀を打ったのはあの「香龍会麻雀(19年4月末)なのでほぼ2年麻雀を打っていない事になる(そんなに牌に触れていないのか、と自分でも驚いたくらい)。

自分が麻雀を長らく打っていない理由は主に3つ。

①時間がない

東風戦だと1ゲーム20分もかからない(「5分+5秒のフィッシャールール」と所要時間があまり変わらない)が、個人的には東南戦の方が好きというのも影響しているかも知れない【*1】。

②相手がいない

ネット麻雀だとそんな事はまずないのだが、自分はネット麻雀が嫌いなので。

③麻雀は非常に疲れる

麻雀は「精神的に」非常に疲れるゲームである。麻雀というのは「見えない要素」が非常に多いので時に「欲」とか「願望」といったものがプレイヤーに襲い掛かってくる。特に「何か*2が賭かっている時」に「客観的な最善手」が打てなくなる事はいくらでもある。そういう感情をねじ伏せるのは非常に体力を使うのである。

また場の状況(自分以外の相手の挙動とか)に注意を払うのも非常に体力を使う。将棋や囲碁などだと「自分の手番で全力で考える」「相手の番の時は休む(完全に休むというよりは「自分の手番の時よりは力を抜いて考える」という方が正しいかと)」が、麻雀だとその反対で「相手の手番の時に全力で場の状況を見る」「自分の手番の時はあまり考えずに(事前に決めておいて)行動する」という行動パターンになる【*3】。そして麻雀というのは「相手が3人いる(三麻でも2人いる)」=「相手の手番の時間が占める割合の方が高い」ので体力を使う時間が多くなる。体力を消耗すると言うまでもなく注意力が減退するので結果にも影響が出やすい。メンバーやってた時は若かった(笑)ので15~20半荘くらい打ち続ける事ができたが、今そんなに打ったら終わった後に3日くらい寝込みそう(それ以前に5半荘くらいでギブアップしそう)である。

 

昨今は麻雀に関する「戦術書(ネット上のサイトも含む)」が多いが(昔も多かったが…)、自分はそういうものをあまり読んだ記憶がない(全くないわけではない)。自分は「麻雀はメンタルが8割~9割のゲーム」だと思っており、そのメンタル面に触れた「戦術書」というのを見た記憶があまりない(全くないわけでもない)無論戦術(技術)が不要というわけではなく、基礎的な理論が解っていないとメンタル云々以前の問題だし、所謂「引き出し」は多い方がいい。ただいくら「引き出し」が多くてもいざ実戦で「欲」「願望」「場の空気」などと言ったものに流されずに(ねじ伏せて)客観的な最善手を打つためのメンタルが備わっていないと何の役にも立たず敗れ去るのみである。…そこまで深刻にならずに済むような麻雀(ファミコンの麻雀ゲームとか)だとメンタルへの負担はほとんどないが、場のレベルが上がるとそれに比例してメンタルが占める比率が高くなっていくのが麻雀だと思っている【*4】。…そう考えるとAIには「メンタルの概念がない」、それこそ「負けたら殺される(プログラムを消される)」という状況下でも平常心(?)で打てるから麻雀強いだろうなぁ、と思ってしまう。

 

これを別の言い方(?)をすると、麻雀をする人に

麻雀における「心:技:体」の比率は?

という質問をした時に回答の「心」の数字の大きさがほぼそのままその人の麻雀の実力、と判断してもあながち間違った判定にはならないと思う(過去に何人かに聞いたがその時も大体回答と実力が合っていた)。…勿論自分の独善的な考えではなく、桜井章一佐々木寿人といった「麻雀で結果を出している人」が口をそろえて「麻雀で勝ちたかったら私生活を改めろ」と言っている(著書で書いている)つまり普段から自堕落な生活をする(簡単に「欲」「願望」「楽な生き方」に流される)ようなザコメンタル(?)で麻雀を勝てるわけがない、というのである。

 

…記事を書いていたら不意にピンのフリー雀荘(合法ですよね? と思いっきり皮肉ってみる)で打ちたくなったが、②③はともかく(フリーなら②は問題ないし、③も事前に回数を決めておけば問題ない)①の問題が解決できそうにない。そもそもCOVID-19の影響下でフリー雀荘に行く、という行為自体のリスクが高そう(店側も対策は十分に行っているだろうけど)だし…

*1:北海道には「東北戦(東4局の次が「北1局」、当然場風の役牌は「北」)」というローカルルールもあったりするが最近はほとんど聞かない。

*2:勿論(?)「金」もそうだが、それ以外の「名誉」とか、ネット麻雀での「レート」とか「称号」なんかもその対象である。

*3:こういう風に行動できない(相手の手番でも自分の手ばかり見ている)人は麻雀歴に関係なく「初心者」と断言してもいいでしょう。

*4:他の競技でも似たような事は言えそうである。例えばテニスも趣味でやっている人はともかくプロのテニスは「メンタルが9割」と言われるそうなので。

新年早々眼鏡が壊れる

…題名のとおり。

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年末の勝負は3連敗で終わるし、この年末年始はロクな事がない、というようにも解釈できる出来事だが、何しろおよそ13年半も使ってきた眼鏡で折れたところは以前から亀裂が入っていて「あと何日持つか」という状態でしばらく使っていたので「ついにお亡くなりになったか」という心境である。予備の眼鏡も既に用意してあったので不便(余計な出費とか)もない。レンズはまだ問題ない(2年前に交換した)ので再利用できたらいいのだが、多分これに合うフレームがないだろうなぁ…

 

以前も書いたがこの眼鏡は一言で言うなら日高晤郎ショーからの誕生日プレゼント」なので使い切った(?)事を最後に報告したかったが、周知のように日高晤郎さんは一昨年4月に亡くなられている。もし今も生きておられたら日高晤郎ショーが続いていたら)この眼鏡を見て何と仰るだろう、と感傷的な気分(?)になってしまう。

 

この眼鏡はおよそ13年半使ったが、自分は時折「異様に物持ちが良い」事がある。例えば携帯電話はこれまで使用してきた機種の「平均使用期間」が「4年3ヶ月」。…最長記録が、ではない(それどころか「歴代最長の使用期間が4年以下」という人の方が多いのではなかろうか)。ちなみに最長記録は「8年10ヶ月」。スマホが出る前だと同じ機種をこのくらい(あるいはこれ以上)使っている人をたまに見かけたが…

プリンターも今から10年以上前のモデルが現役だし(これはさほど珍しくもない話だが、いつまでインクカートリッジとメーカー修理があるか、という不安が出てくる頃である)、パソコンも先代(内蔵HDDが破損、既に生産終了していたのでデータを救い出したのち廃棄)は10年以上使用した(「XP」から「10」へ一気にすっ飛ばしたくらいである)。「ゲームボーイカラー」も多少音が割れるがまだ動く(プレイするゲームがないけど…)。

 

要は「自分が必要とする要素(スペックなど)を満たしているか」が最重要であり、必ずしも新しいもの、あるいはハイスペックなものが正義だとは思っていない。実際ハイスペックなゲーミングPCに触れたことがあるが、率直な感想は「これを買ってまでやりたい事なんてないよな」

生存報告&1年締めの予想

一昔前だと「便りがないのは無事の証」なんて言われたものだが、今の御時世だと「便り(SNSの更新)がないと死亡説が流れる」事の方が多いように思う。ましてや2020年は「あれ」のせいでいつも以上に「死亡説」が多く流布したかも知れない(実際「本当に亡くなっていた」という話も聞いた事がある)。

とりあえず自分はこうやって20日ぶりではあるが記事を更新しているので死亡はしていない。…もっとも生存を喜んでいる人より「死んでなかったのか」と舌打ちした人が多そうだが、そんなのは知った事っちゃない。27日のこのブログへのアクセスが微増しているが理由は不明(詰パラ1月号に「何か」が載ったわけでもないし…)。以前も書いたが月に1回くらいそういう日があるのが逆に不気味。

 

年末。自分の中で1年締めのイベント(レース)というと数年前までは中山大障害2012年くらいからは賞金女王決定戦(クイーンズクライマックス、以下「QC」)。QCは最終日(大晦日!)を過去8回中3回現地観戦しており、もしまだ浜松在住(住民票では札幌市民)だったら今年も浜名湖で現地観戦していた可能性は非常に高い。それどころか札幌から遠征して現地観戦、という計画を考えた時期すらある*1】。

今年はコロナ禍に反して(?)公営競技の投票券売り上げが前年比増となったものが多い。以前も書いたが営業自粛で行き場をなくしたパチンカー・スロッターがそちらに流れた影響もあるだろう。特にボートレースの伸び率は半端でなく、デイ開催となったグランプリがナイター開催だった昨年(同じグレードだったら大抵デイよりナイターの方が売れる)を上回ったくらいである【*2】。今年のQCも5日目の時点で118億以上売れており、6日間トータルだと160億くらい売れそうな勢い(確か3年前のGPの売り上げが150億くらいだったように思う)ちなみに歴代最高は昨年の133億昨年の節間売上はグランプリに次ぐ堂々の第2位だった(今年はナイターSGが軒並み170億オーバーなのでこれらを超えるのは難しいと思う)。

以前もここでQCの予想を書いて1年の締めとしていたので今年も予想。…これを参考に買って外れても自己責任で(笑)。

参考までに、5日目までの1号艇1着率は「28/60(うちトライアルは3/6)」浜名湖は特別インが強くも弱くもない場だが、イン1着率が5割を切っている(特に4日目はトライアル以外インが全敗という「穴党万歳」的な結果だった)。

レース場の特性として「この時期は追い風(北からの風)が多く、強く吹くと差しが決まりやすい」という特性があり、一部の人だけが知る極秘情報(?)では「北西の風が強いと1マーク付近だけが向かい風になり(スタンドを巻いた風が向かい風のように1マーク付近に吹き付けるため)外からのまくり(まくり差し)も決まる」というので当日の風は要チェック。

★表記の見方について:左から「進入コース」「スタートタイミング」「着順」。シリーズ優勝戦は出走回数が多いので予選は着順のみ(□はドリーム戦)、準優勝戦のみ前述の表記。

 

10R QC順位決定戦

1号艇 香川素子(滋賀) ⑤14 ②06 ③12

2号艇 寺田千恵(岡山) ③21 ⑥11 ①15

3号艇 田口節子(岡山) ⑥13 ⑥14 ④17

4号艇 松本晶恵(群馬) ④14 ④14 ⑤24

5号艇 細川裕子(愛知) ④21 ③09 ③07

6号艇 岩崎芳美(徳島) ⑤14 ⑤14 ⑥16

2連対率1位ながら直前の転覆によりパワーダウン、「危険なエース機」だった12号機だが、初日のセット交換でパワー復活。5日目は展開が向かなかった(5着だったらファイナルに届いていた)が、順位決定戦なら首位濃厚。本線は1-23-234の4点、気象次第では寺田の差しも考慮して2-1-34も押さえ。 

 

11R QCシリーズ優勝戦

1号艇 海野ゆかり(広島) 4⃣・142131 ①09

2号艇 山川美由紀(香川) 41・2115・ ①07

3号艇 竹井奈美 (福岡) 2⃣・225115 ②09

4号艇 長嶋万記 (静岡) 51⃣522・23 ③12

5号艇 渡邉優美 (福岡) 23332・51 ③08

6号艇 塩崎桐加 (三重) 4331332・ ③03

※5号艇の「渡邉」はこの漢字で間違っていないはず【*3】(違っていたらスミマセン)。

※6号艇の選手名は「しおざき ひさか」。単語登録していない変換ソフトだと99%出てきません。

予選トップ通過でLC制覇の実績もある海野はもちろん有力だが、「QCに入っても劣らない」と言われる19号機を駆る山川も甲乙つけがたい(まして2コース差しが目立つ今節では)。1=2-34(余裕があれば5と6も)を本線とするも、もし両者が競り合って(山川はまくりもありそう)内がガラ空きになったら長嶋の差し(3コースの竹井は山川について行きそう)がズボォオオっと(児島の椛島アナの口調で)入るかも知れないので大穴で4-56なんてのも面白いかも?

 

12R QC優勝戦

1号艇 平高奈菜(香川) ②14 ④09 ②01

2号艇 守屋美穂(岡山) ①07 ①01 ⑤11

3号艇 平山智加(香川) ①16 ③13 ②12

4号艇 小野生奈(福岡) ②20 ②09 ①02

5号艇 大山千広(福岡) ③16 ①09 ⑥21

6号艇 遠藤エミ(滋賀) ⑥12 ⑤08 ④14

6号艇の遠藤がコースを動く可能性を示唆しており、進入は1236/45という可能性もある。

オール2連対でまとめた平高がポールポジション。モーターは「何かが特別優れている」というわけではないがいい感じにまとまっている。もちろん首位有力、前述の進入でも持ちそう(女子戦で深インはあまり見ないので予測でしかないが)。相手筆頭は機力的に「守屋<平山」という感じがしなくもないので本線は1-3-全の香川ワンツー。

あえて波乱要素を探すなら平高がトライアルで「01」のスタートをぶち込んだ事でスタートを躊躇する可能性(ちなみに2号艇の守屋も2戦目で「01」)。そうなると「スタートは大体勘どおり行けている」とコメントしている「まくり怪獣ちかちー(まだ言っとるんかい)」の一撃がここ浜名湖でも炸裂するかも?【*4】そうなった場合3-1-全が穴(ぶっちゃけ1=3-全でええやん、とも思うが)、まくりを受け止めようと平高が抵抗したらやはり内が空くのでそこにズバズボォオオっと(同上)差しが入る可能性もあるので2-456-456が大穴。ちなみにテレビ中継(全国放送はBSフジ)では椛島アナが実況担当なので本当に「ズバズボォオオ」って言うかも知れない(笑)。

 

それでは皆さん良いお年を。全国大会で会えたらイイナ!【*5

*1:最終的にどうなったのかは分からないが、当初は「入場できるのは近隣県在住者のみ」となっていたので断念した。ちなみにQC開催地は「前年の7月」に決まるので(来年のQCは福岡)「1年半前から計画を立てる事ができる」。

*2:2019年は住之江ナイターで204億7535万5400円、2020年は平和島デイ開催で207億3499万4600円。主催者の売上目標「210億円」には届かなかったが、自分は「さすがに200(億)は行かないだろう」と思っていたのでいい意味で予想を裏切られた。ちなみに自分もいくらかは貢献していて6日トータルの収支は「+60円」(笑)。

*3:ボートレーサーには「わたなべ」が(これを書いている時点で)23人おり、「渡辺」「渡部」「渡邉」「渡邊」全部いるので非常にややこしい(一番多いのは意外にも?「渡邉」で11人)。

*4:「○○怪獣ちかちー」は静岡県出身だから…って全く説得力がない(笑)。

*5:以前やってたアニメ「おねがいマイメロディ」風に(笑)。

丁寧過ぎる言葉遣いにはご用心

態度や言葉遣いが異様に丁寧な人というのは往々にして別の一面を持っている事が多い(心理学的にも証明されているらしい)。例えば会社の同僚に対し異様に態度が謙虚で丁寧(頭が低い)という人は実は相当の野心家(あるいは腹の中では彼等を見下している)だったり、窓口での客への態度が異様に丁寧な人見えないところで馬鹿な客に対してキレていたり… 皆さんの周りにもそういう人はいるのではないか。自分もそういう人間を少なからず見てきたし、ぶっちゃけ「自分もそういうタイプ」だったりするので(笑)。

自分はその事を以前から知っていたせいで、藤井聡太(当時はまだ四段とか五段)が発した「僥倖」とか「望外」とかいう聞きなれない言葉を使うのを聞いて「同じ可能性」を考えてしまう。つまり表面上は「自分はまだまだ」などと言っている

腹の中では「なんでこの俺がザコ相手に平手で指さなきゃなんねーんだよ」みたいな事を考えている

とか…

…さすがに自分でも滅茶苦茶悪意に満ちた見方をしているな、という自覚はあるが、冒頭に書いた「態度や言葉遣いが異様に丁寧な人というのは往々にして別の一面を持っている」という可能性を無条件に捨てる気にはなれないし「捨ててはいけない」と思う。

もっとも藤井聡太という人は「普通でない(一般的な物の考え方では量れない、という意味)」人が多い棋士の中で「更に普通でない」ので、それこそ「これまでの人類史上の法則が全く当てはまらない」可能性もあれば巡り巡って「普通の人の法則(の方)が当てはまる」かも知れない。もし後者だとしたら本当に腹の中でどす黒い事を考えているかも知れないが、そんなのは(ある意味悪意のある)予想でしかない一方で「八冠取ったら化けの皮(?)が剥がれないかな」という期待をしてみたりもする(笑えない)。…むしろそうなって「自分の読みの深さ(?)」が立証されないかな、なんて思ってしまう。

解説が上手い人

高名な詰将棋作家というのは例外なく数多くの詰将棋を見てきている(それを「アイデアの基」として多くの作品を生み出している)と言っても過言ではないと思う。というより世の中の「作家」のほとんどはそういうものであろう。

同様の理屈は「解説者」にも当てはまる。先日の両国イベントでの渡辺明名人の言葉を借りると【*1

 

解説が上手い人は他の人の解説をよく見ている

 

「話し上手は聞き上手」なんて言ったりもするが、要は他人の話をよく聞いてそこからアイデアの基(や話し方など)を得ている、という事になる(ので必ずしも「解説」である必要はないかも知れない)。

だとすると反対に「解説が下手」と言われる人囲碁棋士に多い、と誰かが言っていたような)というのは他人の解説をほとんど見ていないのかも知れない。なので「何をどう話したらいいのかわからず」目の前の対局の指し手について延々と(?)話すしかない⇒解説が下手と思われるのだろう。まぁ棋士というのは解説が下手でも勝負に勝てばいいので今から無理に「解説上手」になる必要はほとんどないだろうけど。

自分は人の話を聞くのは嫌いではない(というか何となく聞いてしまう)ので、それらを基に自分流の話し方(というか「好きなフレーズ」?)というのを構築している。…他人に受けるかどうかは別として(自分の考えが「万人受け」するものではない事は重々承知している)。

 

以下前回の問題の答え。

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土俵は外側の方が高く作られているようだ(両国駅そばの「江戸のれん」というところに土俵がある)。徳俵」は土俵内の雨水を外にかき出す為にある、というので、内側の方が高いのか(内側が低いと雨水をかき出せずに溜まる一方)と思ってしまう。

 

仕切り線は「線の長さ」が90cm、間隔は70cm。…今だと天井に組み込まれたカメラで仕切り線を真上から見る事もできるが、いちいち仕切り線の長さまで気にする人はほとんどいない。

また「踏み俵」は全部で10個。南北を軸に線対称になっているが、4方向いずれも同じ、というわけではない。…よくよく考えると理詰め(?)で数は推測できなくもない。つまり、

正面…審判長(が物言いの時に土俵の上に上がるため)

東西…横綱土俵入りで露払い・横綱太刀持ちが同時に土俵に上がる

向正面…行司行司だまりの審判2名が土俵に上がる

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…レプリカ(?)とは言え、原寸大の土俵を目の前にすると土俵というのは特別な場所だな、という気分になる。土俵の女人禁制はたびたび議論のネタになるが、男がどーの女がこーの、とかいう以前に「一般人が気安く上がっていい場所ではない」と思った(特に「神送り」が終わる前の「神様が宿っている土俵」には)。

*1:「両国オフレコ」というレベルの話ではない(多分同じ事を言う人は多い)と思ったので引用します。