DJカートン.mmix

それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

生存報告&1年締めの予想

一昔前だと「便りがないのは無事の証」なんて言われたものだが、今の御時世だと「便り(SNSの更新)がないと死亡説が流れる」事の方が多いように思う。ましてや2020年は「あれ」のせいでいつも以上に「死亡説」が多く流布したかも知れない(実際「本当に亡くなっていた」という話も聞いた事がある)。

とりあえず自分はこうやって20日ぶりではあるが記事を更新しているので死亡はしていない。…もっとも生存を喜んでいる人より「死んでなかったのか」と舌打ちした人が多そうだが、そんなのは知った事っちゃない。27日のこのブログへのアクセスが微増しているが理由は不明(詰パラ1月号に「何か」が載ったわけでもないし…)。以前も書いたが月に1回くらいそういう日があるのが逆に不気味。

 

年末。自分の中で1年締めのイベント(レース)というと数年前までは中山大障害2012年くらいからは賞金女王決定戦(クイーンズクライマックス、以下「QC」)。QCは最終日(大晦日!)を過去8回中3回現地観戦しており、もしまだ浜松在住(住民票では札幌市民)だったら今年も浜名湖で現地観戦していた可能性は非常に高い。それどころか札幌から遠征して現地観戦、という計画を考えた時期すらある*1】。

今年はコロナ禍に反して(?)公営競技の投票券売り上げが前年比増となったものが多い。以前も書いたが営業自粛で行き場をなくしたパチンカー・スロッターがそちらに流れた影響もあるだろう。特にボートレースの伸び率は半端でなく、デイ開催となったグランプリがナイター開催だった昨年(同じグレードだったら大抵デイよりナイターの方が売れる)を上回ったくらいである【*2】。今年のQCも5日目の時点で118億以上売れており、6日間トータルだと160億くらい売れそうな勢い(確か3年前のGPの売り上げが150億くらいだったように思う)ちなみに歴代最高は昨年の133億昨年の節間売上はグランプリに次ぐ堂々の第2位だった(今年はナイターSGが軒並み170億オーバーなのでこれらを超えるのは難しいと思う)。

以前もここでQCの予想を書いて1年の締めとしていたので今年も予想。…これを参考に買って外れても自己責任で(笑)。

参考までに、5日目までの1号艇1着率は「28/60(うちトライアルは3/6)」浜名湖は特別インが強くも弱くもない場だが、イン1着率が5割を切っている(特に4日目はトライアル以外インが全敗という「穴党万歳」的な結果だった)。

レース場の特性として「この時期は追い風(北からの風)が多く、強く吹くと差しが決まりやすい」という特性があり、一部の人だけが知る極秘情報(?)では「北西の風が強いと1マーク付近だけが向かい風になり(スタンドを巻いた風が向かい風のように1マーク付近に吹き付けるため)外からのまくり(まくり差し)も決まる」というので当日の風は要チェック。

★表記の見方について:左から「進入コース」「スタートタイミング」「着順」。シリーズ優勝戦は出走回数が多いので予選は着順のみ(□はドリーム戦)、準優勝戦のみ前述の表記。

 

10R QC順位決定戦

1号艇 香川素子(滋賀) ⑤14 ②06 ③12

2号艇 寺田千恵(岡山) ③21 ⑥11 ①15

3号艇 田口節子(岡山) ⑥13 ⑥14 ④17

4号艇 松本晶恵(群馬) ④14 ④14 ⑤24

5号艇 細川裕子(愛知) ④21 ③09 ③07

6号艇 岩崎芳美(徳島) ⑤14 ⑤14 ⑥16

2連対率1位ながら直前の転覆によりパワーダウン、「危険なエース機」だった12号機だが、初日のセット交換でパワー復活。5日目は展開が向かなかった(5着だったらファイナルに届いていた)が、順位決定戦なら首位濃厚。本線は1-23-234の4点、気象次第では寺田の差しも考慮して2-1-34も押さえ。 

 

11R QCシリーズ優勝戦

1号艇 海野ゆかり(広島) 4⃣・142131 ①09

2号艇 山川美由紀(香川) 41・2115・ ①07

3号艇 竹井奈美 (福岡) 2⃣・225115 ②09

4号艇 長嶋万記 (静岡) 51⃣522・23 ③12

5号艇 渡邉優美 (福岡) 23332・51 ③08

6号艇 塩崎桐加 (三重) 4331332・ ③03

※5号艇の「渡邉」はこの漢字で間違っていないはず【*3】(違っていたらスミマセン)。

※6号艇の選手名は「しおざき ひさか」。単語登録していない変換ソフトだと99%出てきません。

予選トップ通過でLC制覇の実績もある海野はもちろん有力だが、「QCに入っても劣らない」と言われる19号機を駆る山川も甲乙つけがたい(まして2コース差しが目立つ今節では)。1=2-34(余裕があれば5と6も)を本線とするも、もし両者が競り合って(山川はまくりもありそう)内がガラ空きになったら長嶋の差し(3コースの竹井は山川について行きそう)がズボォオオっと(児島の椛島アナの口調で)入るかも知れないので大穴で4-56なんてのも面白いかも?

 

12R QC優勝戦

1号艇 平高奈菜(香川) ②14 ④09 ②01

2号艇 守屋美穂(岡山) ①07 ①01 ⑤11

3号艇 平山智加(香川) ①16 ③13 ②12

4号艇 小野生奈(福岡) ②20 ②09 ①02

5号艇 大山千広(福岡) ③16 ①09 ⑥21

6号艇 遠藤エミ(滋賀) ⑥12 ⑤08 ④14

6号艇の遠藤がコースを動く可能性を示唆しており、進入は1236/45という可能性もある。

オール2連対でまとめた平高がポールポジション。モーターは「何かが特別優れている」というわけではないがいい感じにまとまっている。もちろん首位有力、前述の進入でも持ちそう(女子戦で深インはあまり見ないので予測でしかないが)。相手筆頭は機力的に「守屋<平山」という感じがしなくもないので本線は1-3-全の香川ワンツー。

あえて波乱要素を探すなら平高がトライアルで「01」のスタートをぶち込んだ事でスタートを躊躇する可能性(ちなみに2号艇の守屋も2戦目で「01」)。そうなると「スタートは大体勘どおり行けている」とコメントしている「まくり怪獣ちかちー(まだ言っとるんかい)」の一撃がここ浜名湖でも炸裂するかも?【*4】そうなった場合3-1-全が穴(ぶっちゃけ1=3-全でええやん、とも思うが)、まくりを受け止めようと平高が抵抗したらやはり内が空くのでそこにズバズボォオオっと(同上)差しが入る可能性もあるので2-456-456が大穴。ちなみにテレビ中継(全国放送はBSフジ)では椛島アナが実況担当なので本当に「ズバズボォオオ」って言うかも知れない(笑)。

 

それでは皆さん良いお年を。全国大会で会えたらイイナ!【*5

*1:最終的にどうなったのかは分からないが、当初は「入場できるのは近隣県在住者のみ」となっていたので断念した。ちなみにQC開催地は「前年の7月」に決まるので(来年のQCは福岡)「1年半前から計画を立てる事ができる」。

*2:2019年は住之江ナイターで204億7535万5400円、2020年は平和島デイ開催で207億3499万4600円。主催者の売上目標「210億円」には届かなかったが、自分は「さすがに200(億)は行かないだろう」と思っていたのでいい意味で予想を裏切られた。ちなみに自分もいくらかは貢献していて6日トータルの収支は「+60円」(笑)。

*3:ボートレーサーには「わたなべ」が(これを書いている時点で)23人おり、「渡辺」「渡部」「渡邉」「渡邊」全部いるので非常にややこしい(一番多いのは意外にも?「渡邉」で11人)。

*4:「○○怪獣ちかちー」は静岡県出身だから…って全く説得力がない(笑)。

*5:以前やってたアニメ「おねがいマイメロディ」風に(笑)。

丁寧過ぎる言葉遣いにはご用心

態度や言葉遣いが異様に丁寧な人というのは往々にして別の一面を持っている事が多い(心理学的にも証明されているらしい)。例えば会社の同僚に対し異様に態度が謙虚で丁寧(頭が低い)という人は実は相当の野心家(あるいは腹の中では彼等を見下している)だったり、窓口での客への態度が異様に丁寧な人見えないところで馬鹿な客に対してキレていたり… 皆さんの周りにもそういう人はいるのではないか。自分もそういう人間を少なからず見てきたし、ぶっちゃけ「自分もそういうタイプ」だったりするので(笑)。

自分はその事を以前から知っていたせいで、藤井聡太(当時はまだ四段とか五段)が発した「僥倖」とか「望外」とかいう聞きなれない言葉を使うのを聞いて「同じ可能性」を考えてしまう。つまり表面上は「自分はまだまだ」などと言っている

腹の中では「なんでこの俺がザコ相手に平手で指さなきゃなんねーんだよ」みたいな事を考えている

とか…

…さすがに自分でも滅茶苦茶悪意に満ちた見方をしているな、という自覚はあるが、冒頭に書いた「態度や言葉遣いが異様に丁寧な人というのは往々にして別の一面を持っている」という可能性を無条件に捨てる気にはなれないし「捨ててはいけない」と思う。

もっとも藤井聡太という人は「普通でない(一般的な物の考え方では量れない、という意味)」人が多い棋士の中で「更に普通でない」ので、それこそ「これまでの人類史上の法則が全く当てはまらない」可能性もあれば巡り巡って「普通の人の法則(の方)が当てはまる」かも知れない。もし後者だとしたら本当に腹の中でどす黒い事を考えているかも知れないが、そんなのは(ある意味悪意のある)予想でしかない一方で「八冠取ったら化けの皮(?)が剥がれないかな」という期待をしてみたりもする(笑えない)。…むしろそうなって「自分の読みの深さ(?)」が立証されないかな、なんて思ってしまう。

解説が上手い人

高名な詰将棋作家というのは例外なく数多くの詰将棋を見てきている(それを「アイデアの基」として多くの作品を生み出している)と言っても過言ではないと思う。というより世の中の「作家」のほとんどはそういうものであろう。

同様の理屈は「解説者」にも当てはまる。先日の両国イベントでの渡辺明名人の言葉を借りると【*1

 

解説が上手い人は他の人の解説をよく見ている

 

「話し上手は聞き上手」なんて言ったりもするが、要は他人の話をよく聞いてそこからアイデアの基(や話し方など)を得ている、という事になる(ので必ずしも「解説」である必要はないかも知れない)。

だとすると反対に「解説が下手」と言われる人囲碁棋士に多い、と誰かが言っていたような)というのは他人の解説をほとんど見ていないのかも知れない。なので「何をどう話したらいいのかわからず」目の前の対局の指し手について延々と(?)話すしかない⇒解説が下手と思われるのだろう。まぁ棋士というのは解説が下手でも勝負に勝てばいいので今から無理に「解説上手」になる必要はほとんどないだろうけど。

自分は人の話を聞くのは嫌いではない(というか何となく聞いてしまう)ので、それらを基に自分流の話し方(というか「好きなフレーズ」?)というのを構築している。…他人に受けるかどうかは別として(自分の考えが「万人受け」するものではない事は重々承知している)。

 

以下前回の問題の答え。

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土俵は外側の方が高く作られているようだ(両国駅そばの「江戸のれん」というところに土俵がある)。徳俵」は土俵内の雨水を外にかき出す為にある、というので、内側の方が高いのか(内側が低いと雨水をかき出せずに溜まる一方)と思ってしまう。

 

仕切り線は「線の長さ」が90cm、間隔は70cm。…今だと天井に組み込まれたカメラで仕切り線を真上から見る事もできるが、いちいち仕切り線の長さまで気にする人はほとんどいない。

また「踏み俵」は全部で10個。南北を軸に線対称になっているが、4方向いずれも同じ、というわけではない。…よくよく考えると理詰め(?)で数は推測できなくもない。つまり、

正面…審判長(が物言いの時に土俵の上に上がるため)

東西…横綱土俵入りで露払い・横綱太刀持ちが同時に土俵に上がる

向正面…行司行司だまりの審判2名が土俵に上がる

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…レプリカ(?)とは言え、原寸大の土俵を目の前にすると土俵というのは特別な場所だな、という気分になる。土俵の女人禁制はたびたび議論のネタになるが、男がどーの女がこーの、とかいう以前に「一般人が気安く上がっていい場所ではない」と思った(特に「神送り」が終わる前の「神様が宿っている土俵」には)。

*1:「両国オフレコ」というレベルの話ではない(多分同じ事を言う人は多い)と思ったので引用します。

渡辺明名人イベント、など

都内某所のホテルでこの記事(の一部)を書いている。29日に開催された「両国イベント」に参加するためである。不幸にして(?)出発直前に「GoToトラベル」を利用した札幌市・大阪市を出発する旅行を控えろ、なんてお触れが出たが自分はアホ(政治家)の言うままに「はい、自粛します」と素直に従うほど善人でも「いい人」でもない*1】。むしろこの手の決定は「テロ組織・ジシュクシロー」の活動が再び活発化する、分かりやすく(?)言い換えると「名誉毀損」や「器物損壊」などの犯罪が増加するだけ、というような気もするのだが。

当初の予定では28日に東京に入り「詰工房」に参加する予定だった(参加予約も早いうちに入れていた)が、諸事情によりキャンセルする事になった【*2】。彩棋会でさんざん「今月末に詰工房に行ってくる」と言っていた矢先のハプニング(?)はちょっと残念ではあるが、もっとも参加したところで「全然話についていけない」可能性が高かったので何とも言えない心境である(笑)。…ともかく28日のうちに都内に入れただけでも十分と言える。札幌(当日の最高気温3℃)と東京(同18℃)の気温差と新千歳空港の客の少なさ(平時と比較して3~4割くらい、という印象)には驚いたが。札幌⇔東京の便なのにやけに空席が目立ったのを見て一瞬パトレイバーの話を思い出してしまった【*3】。

 

29日は午前中に指導対局、午後から解説会・トークショー、という流れ。…いつ見てもこの江戸東京博物館の建物は「張り出した部分が落ちてこないのが不思議」と思ってしまう*4】。

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指導対局は抽選の結果渡部愛女流三段に教えていただく事となった。男女含めてタイトル経験者に教わるのは今回が初めて。渡部女流三段と言ったら

「猪ってツノあります?」

という名言(迷言?)で有名、と言っても誰にも通じない(笑)。内容は会員規約によりネット上では公表できません(誰も見たいと思わんでしょうけど念のため)。なお指導対局は事前に消毒された盤駒の使用、女流棋士、参加者ともに)ビニール手袋着用での着手(ぶっちゃけ「駒が持ちにくかった」けど)、対局者の間に透明アクリル板の設置、と可能な限りの対策が講じられていた。…何でもかんでも自粛する(というより「自粛させる」)よりずっと有意義だと思う。

メインの解説会・トークショーについては以前も書いたが「内容をそのままSNS上にあげるのはNG」だが「感想の中での部分的な引用はOK」。そういうわけで大雑把に内容を書くと、 

 

・「解説会」は大抵本人の対局を解説しているのだが、渡辺名人の場合「自分の対局をブログで解説している」 といった理由から「出演の女流棋士(渡部女流三段、室谷女流三段)が自身の対局を1局選んでそれを渡辺名人に解説して(ぶった斬って?)もらう」という形になった。

 

トークショーは「名人獲得を振り返って」「趣味の数々」「渡辺流競馬の楽しみ方」の3部構成。

中でも強烈(?)だったのは「競馬」。イベントの時間がジャパンカップ出走時間と重複しているのをいい事に「参加者に『どの馬が勝つか』を投票させる*5というプロ棋士トークショーとしては前代未聞の企画が行われた。…実際のオッズとイベント参加者間の人気(投票比率)がほぼ一致していたのは面白い。また内田記者の「3強だけしか見ていない実況」も大ウケ。ちなみに自分はデアリングタクトに投票して【*6】見事にハズレ。その5時間後の蒲郡チャレンジカップ*7】優勝戦もハズレ、ダメだこりゃ(笑)。

他にも○○○○(有名な競走馬)に△△△△されたら将棋に勝ちだした(ちょうど順位戦でB1に落ちた後の出来事らしい)、などといったオフレコ話は数知れず。中には自分が以前から気になっていた疑問の回答【*8】も得る事ができたし、名人と二言三言会話をする事もできたので、今の情勢に逆らって(?)イベントに参加したのは大正解だったと思う。

 

30日は都内や近郊を散策して19時過ぎの飛行機で札幌へ。今はどの航空会社も飛行機を減便しているので最悪「帰りの飛行機がない」という可能性もあったが、幸いにして自分が予約した便は運休の対象から外れていたので無事に帰る事ができた。

帰宅後詰パラ12月号が届いているのを確認。サラッと一通り見て詰将棋デパート」④のサブタイトル「ボートレース」が気になって仕方ない(作者の村田顕弘六段は尼崎市出身で将棋界屈指のボート好き)。…初形を30秒くらい眺めて「あぁ、そういう事か」とサブタイトルの意味(多分間違っていない)に納得【*9】。というか普通の(?)詰キストにはボートレースの基本事項あたりから説明されないと意味が解らないような気もするが…

 

以下おまけ。

両国駅の西口改札には過去の優勝額が掲示されている(気合の入った好角家なら誰だかわかるでしょう)。以前は「優勝額で太刀を持った写真を使うのは験が悪い(その後優勝できなくなる)」なんて言われた時期もあったような気もするが。

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問題1・大相撲で使われる土俵について、俵の内側と外側の高さ関係で正しいのはどれ?

①内側のほうが高い

②同じ高さ

③外側の方が高い

 

問題2・仕切り線の「長さ」と「2本の仕切り線の間隔」の関係で正しいのはどれ?

①長さ>間隔

②長さ=間隔

③長さ<間隔

…ちなみに仕切り線の「幅」は6cm。

 

問題3・土俵に踏み俵(土俵の上に上がるための階段状の部分)は全部でいくつある?

 

これらの問題を即答できた人は間違いなく相当気合の入った好角家でしょう(何となく相撲中継を見ているだけでは多分分からない)。

 

29日にオープンした「ゲーセンミカド×ナツゲーミュージアム in 白鳥会館」にも行ってみた。…「古すぎて分からん」というゲームが多かった(笑)。

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1号店からこっちに引っ越していた。手元に「電源」がないので自力でクリアするしかない(笑)。

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*1:生憎自分は「GoToを利用した旅行」じゃないし、と屁理屈(笑)。今回宿泊したホテル=定宿は「たまたま」GoToによる割引価格(「東京23区内で2泊5,000円」というのは奇跡に近い)になっていたが、それは「たまたま」に過ぎない、と更に屁理屈(笑)。

*2:案内に「キャンセル方法」についての記載がなかったので「問い合わせ先」にその旨のメールをしたけどちゃんと届いていたようです。

*3:旧OVA(俗に「アーリーデイズ」とも呼ばれる)で「戒厳令下の東京に向かう飛行機が空席だらけだった」というシーンがあった。

*4:例えば東京競馬場スタンドの「屋根」は上からワイヤーで引っ張っているので「見た感じ容易には落ちない」という見た目をしているが、こちらはそういうのがない。

*5:予想が当たった人の中から抽選で所司一門の扇子がもらえる。この事は渡辺名人が既にブログで書いておられるので「自主規制」の必要はないと判断。以下同様。

*6:大して興味がなかったが、あえて3強を格付けするなら「デアリングタクト>アーモンドアイ>コントレイル」だと思っていたので。

*7:以前から「銀波荘に行ったら蒲郡競艇にも寄りたい」と仰っているがまだ実現していないようです。

*8:事前に質問を募集して当日答えてもらう、という形式だった(以前だと当日に参加者の挙手、という形だったが、今の情勢で「マイクを使い回す」のは危険、という事でこういう形になった)ので自分がそこに投稿していたら採用された。

*9:もしかしたらそれが作意手順に影響しているかも知れないので一応意味は伏せておきます。

…何の呪いだ?

11月25日(水)11月26日(木)に道新ホールで予定していた「春風亭昇太独演会」は、北海道独自の新型コロナウィルス感染拡大防止警戒ステージが「4」相当に強化される事を受け、公演中止といたします。(道新プレイガイドのHPより)

 

今年4月に予定されていた平成開進亭の二人会もコロナのせい(≒某国のせい)で中止(こちらは代替開催が決まっている)になってしまっており、これで2回連続の中止。他の寄席は大体公演されているので冗談抜きで「…何の呪いだ?」と思ってしまう。

11月の公演は代替開催の予定はないようで、チケットも24日から払戻を受けられる(その件についてわざわざ道新文化事業から電話がかかってきた)。

 

ニュースにもなっているように札幌は27日まで事実上の「緊急事態宣言」。この「27日まで」という数字を見て自分は少し安心している。…その理由は後日に(先日の彩棋会に参加した人ならその理由が分かると思います)。

2020年11月彩棋会

7日は彩棋会に参加。こういう御時勢だが今回は10名(誤差±1人)の参加。想定以上だったのか盤駒の数が足りない(しかもそういう時に限って自分は盤駒を持参していない)。

 

いつもどおり作品展課題作「作意に不成が2回以上」の品評会から始まる。

「作品展に5作載せられないか?」

でちょっと揉める(通常は4作)。

「○○氏の作品はデパートに回してもらおうか」

「いや、この作品は是非ここ(彩棋会作品展)で出したい」

「じゃあ△△氏の作をxxに・・・」

「彩棋会作品展(来年2月か3月)と同時に△△氏の作品をxxに載せるように担当の▲▲氏を脅せないか」

などなど。最終的には1作品を降ろす形で落ち着く。

 

品評会の後はいくつかのグループに分かれていろいろな話題。

・「将棋を題材とした作品が多いのは何故?」、というより「将棋以外(囲碁とかチェスとか)を題材とした作品が少ないのは何故?」

・詰キストが個人的に所有しているデータベースに登録されている作品数

→某氏のデータベースが「約53万作品」という話になり、思わず

「私のデータベースの作品数は53万です」

とあの口調つぶやいてしまった(笑)。

・「有限王手将棋」の王手回数はもう少し少なくても良さそう

自分がポカしまくったのでそう感じたのかも知れない(笑)。戦法(というより囲い)にもよるのでもっと実戦データがないと適正な回数は判断しづらい(が、この日の対局で「7回より上はない」と思った)。

・最近の会合の2次会

→彩棋会は自粛。詰工房や香龍会はほぼ変化なし、創棋会は規模を縮小して実施、と場所によって方針が違うようだ。

 

次回の彩棋会は2021年2月20日(土)を予定との事。ただし会場の予約が確定していないので変更される可能性もあるとの事。

課題作は「囲い図式」多少崩れていたり「囲いに入る一歩前」や「付属品(例えば矢倉図式の1二に攻め方の歩がある、とか)」は可だが、「攻め方の囲いの中に相手の玉がいる【*1】」というのはダメだそうだ。

「この話(課題)をI氏が聞いたら『任せとけ!』とか言っていくらでも作品を作ってくれそう」

と思ったのは自分。

 

とりあえず駆け足で報告させていただきました。

*1:例えば「攻め方1九香・2九桂・3八銀・4九金・・・」で「玉方の玉が2八にいる」、という作品。過去にいくつかの前例があるのですが、どこにあるのか分からなかったのでサンプルを載せる事ができませんでした。

詰パラ11月号、ほか

パラ11月号は31日に届いた。巻末で「配達(到着)が遅くなっている理由」について触れられていたが、…そっちの業界の事はよく分からないので「そういうものなんだ」くらいしか感想がない。

将棋パズル雑談は大抵その日のうちに1問か2問は解けるのだが、今月のはやけに難しい。あるいは自分の「閃き力」が衰えたのか、多分両方(笑)。

 

叡王戦の主催者は「不二家、と先月発表された。…これを予想していた人はどれだけいただろう(そもそも食品メーカーが主催者に就く、というところから予想がつきにくい)。

それに合わせて棋戦の内容も一部(というか大分)変わっている。

・棋戦の序列…第6位(棋王戦と王将戦の間)に

・参加棋士…女流枠とアマチュア枠は廃止

・タイトル戦番勝負…持ち時間変動制の七番勝負→持ち時間4時間(叡王戦は予選から全てチェスクロック使用)の五番勝負に

・決勝トーナメント…前期ベスト4以上+予選突破12名の計16名のトーナメントに。持ち時間は3時間、挑戦者決定戦は一番勝負に

一番の特徴と言える「段位別予選」はそのまま(予選通過人数に変更有)。というかここまで変えたら叡王戦の意味が分からなくなりそうだけど。

 

これまでに廃止された棋戦は多数あるが、とりあえず「タイトル消滅」という事態は避けられたわけである。

 

彩棋会は11月7日(土)。…と言っても今から呼びかけても道外からの参加はあのお方以外は望めそうにない。

…その「あのお方」は来年3月の廃止が決定した日高線鵡川~様似間)に記念乗車する予定なのでしょうか(以前も廃止決定後の札沼線北海道医療大学新十津川間」に乗ってきた、と仰っていたので)。こちらとしても返礼(?)として香龍会に参加したいところなのですが…

課題作も集まりが悪いらしいが、いつぞやのように「突然構想が閃いて・・・」という事はそうそうないので今回も自分は出品できそうにない(というか最近創作自体をほとんどしていない)。

 

今月末に札幌で「春風亭昇太独演会」が開催される(今年4月に中止順延となったものとは別の公演)。…平日公演なので休みの都合がつけば。

去る人たち

去る人の話をいくつか。

 

・ボートレーサー今村豊が引退

「艇界のプリンス」「ミスターボートレース」などの愛称で長年業界を引っ張り、生涯獲得賞金29.4億は歴代2位(1位は松井繁の37億オーバー、こちらは今なお現役なのでこの記録は更に伸びる)、78期(=39年)連続でA級は歴代1位(そもそも現役期間39年以下で引退する選手の方が圧倒的に多い)、などの業績を残したスター選手が10月8日に引退を表明した。

引退会見前にその事を聞いていたのは家族と同支部の後輩くらいだったようで、突然の引退表明にファンや選手も驚きを隠せないでいる。その「同支部の後輩」にしても(結果として最後のレースとなった)徳山ダイヤモンドカップの4日目終了後に宿舎でその話を聞いた白井英治「聞いてない!」とだけ残して自分の部屋に引きこもってしまったという。

引退を決めた理由がまた意外で、「体調管理(今年11月から最低体重が52kgに増える)に限界を感じた」、つまり「体重を増やすのが無理」という事である。世の中には減量に苦しんでいる人の方が圧倒的に多い(ボートレーサーもほとんどがそうである)中である意味羨ましい話(?)ではあるが、そういう人もいるんだな、と言う事で。

 

今村豊の残した言葉にこんなのがある。

「優勝する選手は決まっている」

「日本語」を理解する能力を持っていないアホが聞いたら「やっぱり競艇には八百長があるんだ」と勝手に決めつけるであろう言葉だが、勿論そんな意味ではない。

出典は平山智加のYouTubeになるが、2013年のGⅠ近松(尼崎周年記念。翌年度から「尼崎センプルカップ」に名称変更)で優勝戦1号艇となった平山智加にかけた言葉だと言う(ちなみに今村豊はそのレースの優勝戦4号艇だった)。より正確に言うと

結果は(未来を知る力を持った)神様しか知らないけど、優勝する選手はもう決まっているのだから今から緊張しても仕方ない

平山智加はこの言葉でリラックスできた、いい感じの緊張感でレースに臨めた(結果として優勝できた)、と動画で話している(この話はどこかのトークショーでも聞いた記憶がある)。

…そういう考え方ってあるんだなぁ、と思った。そしてカートやっている時にこの言葉を知りたかったなぁ、とも思った。自分はこう見えて(どう見えているのかは知らんけど)かなり緊張しいなので(笑)。

 

・ホンダF1撤退

ホンダが2021年を持ってF1での活動を「終了」すると発表した。「終了」なので今後の再参加はない、という。世間では「またか」とか言いたい放題だが、正直なところ今のF1に今後5年10年20年と継続参加する意味と魅力があるのかと言えば「ない」と思うので、傷口が広がる(?)前のこの時期の終了宣言も有意義な選択だと思う。そもそも今の「パワーユニット(平たく言えば「ハイブリッドエンジン」)」制度には他のメーカーから1年遅れでの参戦なので「ハンデ」は生半可なものではない(実際最初の数年は酷い有様だった)にも関わらず今では勝利を狙えるだけのパワーユニットを作り上げたのだから、そのあたりはもっと評価されてもいいように思うのだが。

 

ドワンゴ叡王戦の主催から撤退

叡王戦に関してはその当初から「果たして10年後20年後も続いているのだろうか」と疑問に思っていたが、まさかこんなに早く主催者を降りるとは想像外であった。もっとも棋戦そのものは他の主催者によって継続されるから「8大タイトル」は維持されるが、序列(早い話が契約金、ドワンゴ時代は序列3位)はほぼ確実に下がると思われる。もしかしたら現在最下位の棋聖戦より下に行く可能性も…

新しい主催者は29日に発表されるとの事だが、もしこれが(ドワンゴ=ニコ生の客を奪っていった、と言ってもいい)Abemaだったりしたらものすごい皮肉だと思う(笑)。

冷たい人間

最近はあまり聞かないような気もするが、一昔前は地方(札幌も含む)に住む人は一様に「東京の人間は冷たい」というイメージを持っていたように思う。それを言われた東京人は大抵「そんな事はない」と否定する。まぁ「冷たい人間」と言われてそれを素直に肯定する人間も珍しいと思うが。

さて、どちらが正しい(?)のか。…心理学的に考えると「東京の人間は冷たい」は「ほぼ事実」だと思う。

何故か。東京というのは実に様々な「情報」に満ち溢れている。情報というのは企業に関わる数字だの文章だのもそうだが、街を歩いていて目に入る広告とか標識とかも立派な(?)「情報」になる。地方から出てきた人は地元との「情報量」の差に圧倒される事が多い。

しかしそれらの情報を完璧に処理している人間というのはまずいない。つまり個々人の情報処理能力の限界を超える量の情報が東京には氾濫している。そういう状態を心理学では「過剰負荷環境」と言うらしい。

 

…で、過剰負荷環境に陥ると人間はどうなるのか。

①情報を極力短時間で処理しようとする

例えば道を尋ねられた時に具体的に説明するのではなく「あそこの地図を見て」などと言って短時間で済ませようとする。行動の内容的にもそうだし、敬語も使おうとしないから「冷たい」という印象を持たれる

 

②必要な情報だけを選出し、それ以外の情報を排除しようとする

そういう人にとって赤の他人そのものが「不要な情報」なので排除とまではいかないが基本的に無視「冷たい」という印象を持たれる

 

③責任を他人に押し付ける

何か問題が発生しても関わりあおうとせず他人(第三者)に押し付ける、あるいは「誰かが対応するだろう」と放置する「冷たい」という印象を持たれる

 

…部屋を片付けていたら見つけたちょっと古い心理学の本の内容を基に書いたわけだが、こうしてみると「東京の人間は冷たい」というのは単なる思い込みではなかったようだ。

しかし現代は東京の人に限らず日本国民の大半が同じような状況、言うなれば「冷たい人間」になってしまっているように思う(だから最近は「東京人は冷たい」を聞かないのかも知れない)。理由はこれと同じく「過剰負荷環境」のせい。今はネットとかでとにかく沢山の「情報」が入ってくる。当然ながら外に出たら出たでいろいろな情報が目に入るわけで、一説には現代人は1日で平均3000~4000の「情報」に接している、とも言われる(人によってはその2倍以上かも知れない)。…そりゃあパンクする(過剰負荷環境に陥る→「冷たい人間」になる)わな。

 

…で、上記②の「不要な情報を排除しようとする」という心理を巧みに(?)利用しているのが各種サイトの「有料会員制度」、正確には会員特典の「広告の非表示機能」ではないかと思う。そういうサイトが広告を載せているのは広告主からの広告料もあるだろうが、「広告の非表示機能」を求める人の会費収入が大きいからではなかろうか(仮に月550円だとして有料会員が5万人いたら「毎月2750万円」「年間で3.3億」の収入になるわけだから)。…そういうわけなので(どういうわけなので?)自分はその手の有料会員には極力ならないように心がけているわけで。

寝耳に水?な新棋戦創設

新たな女流棋戦「ヒューリック杯白玲(はくれい)戦・女流順位戦が発表されたのが10月6日。清麗戦に続くヒューリックの棋戦、という事になるが、その清麗戦の主催は大成建設に交代する(棋戦名も第3期より「大成建設杯清麗戦」と変更される)事も発表されている。…近年はマスコミ以外の会社の棋戦主催が増えている。ゼネコンが主催者になるのは今回が初めて(協賛とかは除く)。そのうち自動車メーカーとか携帯電話のメーカーが参入してくるかも…?

「白玲」というのは「『令』和の『王』者が真っ『白』なページに時代を刻む」という意味の造語らしいが、(「清麗」も含めて)「将棋のタイトル(の名称)」というイメージが湧きにくいように思う(「倉敷藤花」のようにそのうち馴染むとは思うけど)。とりあえず「はくれい」と入力したら予測変換で博麗霊夢「博麗神社(例大祭)」が一番目に出てきた、という人は黙って挙手(笑)。

 

参加者は女流棋士女流タイトル保持者(西山朋佳女流三冠が参加できる。清麗戦は女流棋士でないタイトル保持者は対象外)で第1期は64人で争う。「女流順位戦という名称がついているように、A級~D級にクラス分けされて「A級優勝」がタイトルホルダーと七番勝負(七番勝負というのも女流棋戦では初)優勝賞金は清麗戦(700万円)の2倍以上となる1500万円。ちなみにクイーンズクライマックスの優勝賞金も1500万円(だからどうした、と言われたらそれまで)。

第1期のみ方式が異なり、

①順位決定リーグ戦:8名一組とするA~Hの8組のリーグ戦

②順位決定トーナメント:A~Hの各組同順位者による順位決定戦

③白玲戦(第1期の七番勝負):順位決定トーナメント(1位・2位決定戦)の2名による七番勝負

 

…以上は連盟HPからの引用だが、他のサイトによると第2期以降の各クラスの定員は「A級10人」「B級10人」「C級20人(残りはD級、今年度の参加人数で考えると23人+棋戦開始後に女流棋士になった人の数)、そしてA級昇級=女流二段B級昇級=女流初段C級昇級=女流1級、という昇段規定も決まっている。「第1期七番勝負の対局者」については「『リーグ1位』の順位決定トーナメントの決勝進出者」とも「『リーグ1位』のトーナメント優勝者vs『リーグ2位』のトーナメント優勝者」とも解釈できるが多分後者だと思う。

この棋戦の大きな特徴はやはり「女流順位戦で、それにより女流棋士の最低対局数が一気に増える、という事である。前年度までだと7大タイトル戦で8局(今更言う事ではないけど清麗戦は「2敗失格システム」なので最低でも2局指せる)なので、一気に倍くらいになるのである【*1】。そして女流棋士の引退制度にも何らかの影響を及ぼす可能性もないとは言えない【*2】。

個人的には「女流順位戦」という名称を使うのだから「現行の女流名人戦を買収(?)してしまう」という手もあったんじゃないか、とか思ったが、まぁそれはそれという事で。また清麗戦と番勝負の時期がダブっている(どちらも「9月~11月」となっている)けど大丈夫なのだろうか…

それにしても優勝賞金1500万円ってのは男性棋戦の下の方(序列で言うと下から棋聖戦王将戦棋王戦あたり)よりも高いんじゃないか? とか想像してしまう。加えてリーグ戦開催という事はその分対局数=対局料が発生するわけだから(さすがにD級は多くても数万、という程度だろうけど)、

めちゃくちゃ金持ってるな、ヒューリック

と思ってしまう。

*1:C級D級は人数的に総当たりにはならないだろうが、それでも年間8局前後指す事になりそう。また第1期も①で7局+②で最低8局指す計算になる。

*2:現行の引退制度はざっくり説明すると「年間の総合成績下位者につく降級点を3つ取ってしまうと引退(65歳以上の女流棋士は降級点1点で引退)」になる。年間で降級点がつく女流棋士の数は当該年度4月1日時点での女流棋士数をAとして(A-35)×0.2(端数切り上げ)-年度内に自主引退した女流棋士の数。