DJカートン.mmix

それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

ボヤキを大量投下

 

ブログをツイッターみたいな使い方をしてみる。

 

札幌に戻ってきて1年が過ぎたが、帰郷した2か月後に台風19号であっちの方はすごい被害を受けたり、先日は浜松で41.1℃という観測史上最高タイの気温を記録したとか、またしても

うまいタイミングで天災を回避している

と思ってしまった。

 

みずほ銀行

2021年1月18日以降に70歳未満の人が新規開設した口座の紙の通帳の発行手数料(税込み1100円、「デジタル通帳」を希望すればそちらは無料)を取る

そうだ。

…まぁぶっちゃけ「現在の残高が分かればいい」と思っている人は自分(既にみずほの口座を持っているので今後も紙の通帳の発行手数料は取られない)を含めて少なくないだろうから「どっちゃでもいい」と言えばどっちゃでもいいのかも知れないが【*1】、まれに必要な事もある(先日の「定額給付金」の手続きに通帳のコピーが必要だった)し、口座名義人の死後の口座の扱い(預金の相続手続きとか)が今以上に面倒になる&トラブルが発生しそうな気がする【*2】ので、何でもペーパーレスが正しいとは考えられない。あえて言うなら

人類の進化はペーパーレスの技術(時代)に追いついていない。…少なくとも日本は。

企業によっては給与振り込みの口座を指定される(ない場合は作らされる)事もあるので、もし「指定口座」がみずほだった場合通帳はどうなるのだろう、と思う。もし「給料から天引き」で紙の通帳を作らされるとか言ってきたら悲劇である。

 

札幌に戻って来てからは「現金」を使う機会が減った。別に↑の話やCOVID-19があったから、というわけではなく、「TOICA」「ICOCA」「SAPICA」「WAON」「nanaco」のどれかを使う事の方が多いから【*3】。厳密に言えばこれらにチャージするときに現金を使うが、店頭での支払いでは明らかに減っている。とは言え電子マネー非対応のところも多いので現金も必要ではある。

…ここでハッキリ言っておきたい事。

札幌市民の8割以上は「TOICA」が通じない

北海道の交通系ICというと「Kitaca(キタカ)あるいは「SAPICA*4だし、「Suica」は見る事はなくても知名度は高い。しかしそれ以外のカードだと一気に知名度が下がるようで、しかも自分が持っているTOICAは「TOICA・manaca交通相互利用開始記念TOICA*5なので何も言わずに見せても道民はほぼ100%分からない(下手すりゃ「道民でこれを持っているのは自分1人だけ」なんて可能性すらある)。でも最近はあえて「TOICA」という名称を使って店員がどういう反応を示すか、を楽しんでいたりもする。…なまら性格悪い(笑)。

 

先週の順位戦C1、森下九段と青野九段の対局が延期になったのは(連盟HPにも書いてあるが)

森下九段の面会者に新型コロナウィルスの感染者がいた

という事だそうだ。

日本将棋連盟では保健所・医師に相談し、森下九段が濃厚接触者にはあたらないこと、また、現時点で森下九段に体調の変化がないことを確認しておりますが、新型コロナウイルスの感染拡大の状況を考慮して、面会日から2週間となる8月13日までを自宅待機としました。(連盟HPより引用)

森下九段は日本将棋連盟の常務理事(総務部・事業部担当)を務めておられるので、必然的に(?)各方面の関係者と面会(接触)する機会は多くなると思われる。無論先方に悪意があったとは思えない(あったとしたらほとんど「自爆テロ」である)が、とりあえず不戦敗扱いにはならないのがファンとしては救いである(何しろ降級点持ちで2連敗スタートだから)。

 

8月21日から開催されているボートレース住之江のレース「第24回ブルースターカップ ニッカン・コム杯」の初日12Rのレース名が

ひふみんドリーム

…何故「ひふみん」? 一応過去に住之江にゲストで呼ばれた事はあるけど、加藤一二三九段が今回のドリーム戦の出場選手を選考した、という風には考えにくいのだが【*6】。

加藤一二三九段が「2020年度ニッカン・コム杯PR大使」に就任した事で「ひふみんドリーム」という名称を使っている(以前にもPR大使の名を冠したドリーム戦が行われていた)模様。…こんなところにまで駆り出されて(?)しまうんですねぇ。

 

りゅうおうのおしごと!」13巻が出ている事に気づいた。そしてそれと同時に

12巻は買ってから一度も読んでいない

という事にも気づいた。確かに「あれ」以来まともに読む気にならない(作品として認めていない)とは言え、買ってから半年も放置(12巻が出たのは2月)ってのは我ながら酷い(「じゃあ何で買ったんだ?」と突っ込まれたら返答できない)。

 

上の関連で

今現在、タイトルに「異世界」という単語を含むコンテンツはこの世にいくつあるのだろう

なんて疑問が頭をよぎった。つまり「そういう疑問が浮かぶくらい昨今は『異世界』という単語(を含むコンテンツ)に満ち溢れている」という事になる(実際アニメイトで↑の本の近くだけでも10くらいの「異世界」があった)。もしこの質問に正確な数字で答えられる人がいたらある意味すごいと思う(数十年前に世に出た小説とかゲームなども把握していないといけないので)。…自分はせいぜい2つくらいしか答えられない(笑)。

 

これだけ世間が騒いでいると

もう「藤井聡太」という名前は聞きたく(見たく)ない

という気分になってしまう。普段から「アンチ藤井」を公言しているのに加え、「世間の大多数が興味を示す事にはあえて興味を示さない(示してはいけない)」という幼少時からの性格にも因るのだろう。

 

反則レベルでカワイイ、と思った小銭入れ。

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…ただそれだけ(笑)。ちなみに購入時の支払いは前述の「TOICA」で。店員は2秒ほど考えた後「交通系カードですか?」 …まぁSuicaと(カタカナだと)1文字しか違わない(&店舗が札幌駅の地下街にある)のでそう予想するのは難しくないかも知れない(人によっては「何ですかそれ」と聞かれる事も少なくなかった)。…って、だから性格悪いわ(笑)。

 

書き起こすと260文字(ツイッターの文字数制限)を大きく超えるものが多かったのでやはり自分にツイッターは向いていないらしい、と再確認できた(笑)。

*1:いっその事「カードに表示窓があってそこに触れると預金残高が表示される」くらいのシステム(銀河英雄伝説のOVAにそんなカードがあった)にしたらどうだ、とか思ってしまう。…通帳を有料化するような銀行にそんなシステムを開発する余裕なんてないだろうけど(笑)。

*2:どこまで本当なのかは知らないが、通帳に自筆で「この口座で○○の資産を預かっています」と書いておくと口座名義人の死後に○○への相続が滅茶苦茶スムーズになるらしい。

*3:「ペイ系」は死んでも使ってやるものか、と決めている(笑)。

*4:札幌市交通局発行。Kitaca(を含む全国相互利用カード)でSAPICAエリアの使用(路線バス、地下鉄、市電)は可能だがその逆(SAPICAでJRとか)は不可能。ただSAPICAは利用金額の10%のポイントが付与されるのでぶっちゃけ言うと「10回乗ると1回タダ」になる。

*5:2012年4月に名称どおりの理由で「10000枚限定」で発売。当然デザインも通常TOICAとは違う。

*6:「ボートレースとゆかりのある人物名がついた、そしてその人がメンバーと枠順を決めるドリーム戦」は時折ある(直近だと今年6月17日の多摩川12R『蛭子選抜戦』)。

捨てるべきものは?

「団菊爺」という言葉を御存知だろうか(自分は最近知った)。ちなみに読み方は「だんぎくじじい」(自分は「だんぎくや」だと思った)。

 

「団(旧字の『團』である事も多い)」は九代目市川團十郎、「菊」は五代目尾上菊五郎(両者とも明治の歌舞伎役者)の事で、「この2人が歴史上最高の役者である」という信念(?)を基にそれ以降の役者や舞台、あるいは(彼等を見た事がない)ファンを批判する(事を生甲斐としているような)評論家や好劇家(を気取っている人)を指す隠語。…そんなわけだから少なくとも誉め言葉ではない(自嘲的に使う人もいたというから完全な蔑称というわけでもなさそう)前述の少し後の時代の六代目尾上菊五郎(五代目の実子)、初代中村吉右衛門を基準とした「菊吉爺(きくきちじじい)という言葉もあり、意味合いとしては同じもの。

…そういう輩はいつの時代にもいるようで、以前「王・長嶋が絶対基準の人」という話をブログで扱ったし【*1】、「団菊爺」よりも古い時代(七代目團十郎、三代目菊之助の全盛期くらい)にも同じような事を主張する「爺」はいたらしい。

そしてごく最近だと大差のついたゲームで「中継ぎ投手を休ませるために」野手登録の選手を投手として登板させた原辰徳監督の采配を批判する「爺」が話題になっている(前述の単語のようにするなら「巨人爺」とでも言うのだろうか)。そういう輩は口をそろえて巨人軍がそんな事をしてはいけない」と言う。もしBとかいう巨人OB*2が生きていたらTVモニターの向こうでテーブルを蹴飛ばしてブチ切れていた(そしてその姿勢に沢山の批判が寄せられた)のではないか、なんて想像をしてしまう。

 

自分は野球に対する興味が薄れているので正直「どうでもいい」と思っているが【*3】、MLBでは普通にやっている事(平時はNPBより試合数が多いし、何より「延長無制限」なので野手が登板する機会はNPBよりはるかに多い)、という事実を抜きに考えても「ルールで認められている範囲内での選手起用」に対して外野が騒ぐ権利なんてあるのか? と思うし、中でも「伝統」なんぞを盾にとって批判する輩は「…アホちゃうか?」としか思えない。

今日「伝統」と呼ばれるものは得てして非効率的・非合理的、ぶっちゃけ「無駄」である事が多い。将棋の名人戦の「持ち時間各9時間(要は2日制)」というのも「今時そんなの必要か?」と疑問を投げかける人が関係者(プロ棋士)にもいるという。だが人間(の心)が介在する以上、何でもかんでも「無駄」の一言で切り捨てるのもどうかとは思う。

個人的には「有害」でなければその伝統を無理矢理排除する必要はないと思っている。…ただ、巨人軍にまつわる「伝統」の多くは日本のプロ野球を発展させるうえで「有害」になっていそうな気がする。少なくとも今回のような采配、要は「変化」を否定するための理由にしか使い道がないのだとしたらほぼ100%有害だろう。

 

以前の記事では「刷り込み」という表現を使ったが、伝統とか「過去の栄光」というのは刷り込みが起こりやすい、そして「変化を受け入れられなくなる」最大の要素なのかも知れない。かく言う自分も年を取る事で「変化を受け入れにくい体質になりつつある」わけだが(笑)、中には「無理に変えなくてもいい」と思っている事も少なくないし、何より

 

「新しい事は常に正しい」あるいは「古い事は全て間違っている」というような現代風の価値観がそもそも間違っている

 

ように思う。例えば野球の継投にしても一昔(二昔?)前だったら「完投が先発投手の当たり前」だったが、少し前に「勝利の方程式」と呼ばれる形式(先発が6回→3人の中継ぎが7・8・9回を1回ずつ担当)が定着して以来「継投で勝つのが当たり前」になって、それに伴ってなのか「クオリティスタート(先発投手が6回を3失点以内で投げ切る、という先発投手の基準値)」なんて訳の分からない横文字も定着している。ただ、個人的にはシーズンという長丁場(中継ぎ投手への負担など)で考えるなら「完投による勝ちパターンある(完投勝利を見込める投手が1~2人いる)のが理想」、そして「最低でも7回2失点」くらいが「本当の意味でのクオリティスタート」ではないかと思う。ただそれを目指すとなると「投球数を少なくする(≒ファウルで粘られにくくする)方法」なんて事も考えないといけない(ここを追求した野球論というのはあまり聞いた事がない)のでいろいろ大変っぽいが。…そもそも何でもメジャーに右習え、という考え方に「浅ましさ」しか感じないのは自分だけだろうか。

直近で「新しい事は常に正しい」という価値観の象徴とも言えるのが「リモートワーク」だと思う。…だが、現実は「導入したけどもうやめた」という企業も少なくない。民間の調査会社「東京商工リサーチ」が7月に全国14000社くらいに行ったアンケートでは「導入している」が31%、「導入したことがない」が42%、そして「導入した事があるけどもうやめた」が27%という結果。つまり

 

「リモートワークを導入した事のある会社の半数弱は『もうやめた』」

 

という事になる【*4】。もし本当に「リモートワークが正しい」のなら「もうやめた率」はもっと低いはずである。

このように「新しいけど正しくない(以前の方が理に適っていた)」事なんてのはいくらでもあるし、「新しい理論」の中には「二昔くらい前では常識だった事」、要は「一昔前に否定された事」が今になって見直されているだけ、なんて事も少なくなかったり。例えば「鎌倉幕府の成立年」は21世紀に入ったあたりから「1185年」と教育されるが、それ以前(≒昭和生まれ)だと「1192年」と習ったと思う。しかし戦前までは「1185年」が通説とされていたのである(何故何度も変わったのかは不明だが、要は「何を持って成立とするかの解釈の変化」だろう)。将棋の戦法も昭和の時代から指されていた(けどメジャーにはなれなかった)戦法がここ数年で再び脚光を浴びている、というものが少なくない(6七金『左』とする「土居矢倉」とか「エルモ囲い」とか…)し、今の将棋は「固さよりバランス」と言われている(一昔前は角換わり腰掛銀「穴熊」なんてのも指されたくらいである)が、数年後には再び「固さ」を重視する将棋が主流にならないとも言い切れない。麻雀も最近は「戦術書」が沢山出ているが、正直なところ「一昔前の本の方がはるかに現実に則している」と思えるものも少なくない(もっともその一昔前には「現代の平均値より数段酷い」戦術書も多かったのだが…)。そもそも麻雀はルールや相手、「レート」でも適した戦術は変わってくるのでそのあたりに踏み込んでいない戦術書は「片手落ち」だと言えるのだが。

 

要は「何が正しいのか」という判断を的確に下したうえで「何を変えるか」「何を残すか」の選択が重要、という結論に落ち着きそうである。ただ「何かを変える」にしても明らかに己の身の丈に合わない変化はするべきではないと思う。そもそも今の世の中には「人類の成長(主に精神面)がその理論(技術)を使いこなせるまで達していない」と思われるものが非常に多いような気がする(以前も書いたな…)。変な喩えではあるが、例えば「圧力鍋を使って料理すればとてもおいしい料理が作れる」と言われても、小学生で圧力鍋を使って料理できる人なんてのは(0ではなさそうだが)非常に少ない、というのは想像できると思う(それどころか大人でも使いこなせる人は少なそうだ)。それと同じ事で、今の世の中の「新しい理論」「新しい生活様式」なんてのはそのほとんどが極少数の例外(悪く言えば異常者)を基準に「新しいものは正しい」なんて言っているようなものだと思う。そんな催眠術みたいな話に惑わされてはいけない。

*1:「こっちのブログ(DJカートン.mmix)」ではない。

*2:その人の評論家時代しか見た事がない自分の目には「人類史上最悪の『巨人爺』」という印象しかない。

*3:一方で「○ベツネの目が黒いうちにそういう采配を取った豪胆さ」に驚いていたりもする。

*4:大企業(資本金1億円以上と定義されていた)に限定した場合でも「導入した事のある会社の35%くらいが『もうやめた』」という結果だった。

レディースチャンピオン、他

先日のレディースチャンピオン(女子王座決定戦)は平山智加が2コースまくりで5回目の優出(うち3回は1号艇で敗退)でついに戴冠。夏・冬の女子GⅠを両方制したのは日高逸子に次ぐ2人目となった。

平山智加は差しが定石と言える2コースでも果敢にまくるイメージがある(と言っても実際の2コース決まり手は3:7くらいで差しの方が多いけど)ので

まくり怪獣ちかちー*1

なんて尊称なのか蔑称なのか分からない呼び方をする事があるのだが、まさかこの場面で「まくり怪獣ちかちー」が現れるとは、というのがレースを見た感想(しかもインの守屋美穂が.15のスタートに対し.20と遅れたスタートからのまくりである)。逆転があるとすれば差し(3連単は2-1-○)だろう、というこちらの読みを違う意味で裏切ってくれた。もっとも決まり手がまくりだろうが差しだろうが抜きだろうが確定オッズは同じなので「当たったからOK」(笑)。

 

以前その平山智加を「地元ダービーに呼ぶ為?」に節間5回の1号艇を割り振った大村だが、その小細工(?)の甲斐なくダービー選出順位は55位(予備3位)。選考勝率7.19で4人並んでそのうちの最上位(同率の場合は「着順点」の合計の多い方が上位)の江夏 満【*2】が52番目で選出された。7月の尼崎(GⅡ)、下関で勝率を落としたのが痛かったようだ。欠場(怪我や病気、ペナルティによる出場停止)や重複(「直前SG(今月末のメモリアル)の優勝者」が「既にダービー出場が確定している選手」の場合。これはかなりの確率で発生する)があれば予備順位に従って繰り上がるが、現実的に考えてSG復帰戦は早くてその次のチャレンジカップかグランプリシリーズか…【*3】 来年のクラシックは今回の優勝で優先出場権を得たそこまで待たなくてもよさそうだ。

ちなみに勝率は「小数点第3位を四捨五入した値」で確定するので、計算上7.185~7.19499…はいずれも「7.19」が公式の数値になる。野球の打率や防御率なんかは完全同率の場合を除いて小数点第4位以下も計算して順位付けをするが、ボートレースの勝率や事故率はそれを行わない。…理由は知りません(笑)。

 

COVID-19の後も無観客で開催を続け、7月には全場で観客入場を再開したボートレースだが、選手に感染者(それも集団感染)が出た、という事で8月に入ってから宮島と住之江の開催が1節まるまる中止となってしまった。他の業界でもここ最近になって関係者の感染が目につくようになった(Jリーグでもそれが原因で試合が中止・延期になっている)。皆さんもお気を付けください。

*1:出典は…勝手に調べてください(笑)。ネーミングに対する抗議は平山選手本人以外からは受け付けません(笑)。

*2:知らない人は95%以上が「えなつ みつる」と読んだと思う(自分も初見では「えなつ」と読んだ)。正しくは「こうか みつる」と読みます。

*3:今月末のメモリアルも予備選手になっているので理論上は「あと2人欠場が出たら」繰り上がりで出場できる(その1つ前の予備選手はLC準優勝の守屋美穂)。

中途半端に平仮名を混ぜるのは

8月になってもパラが手元に来ないので別の話でも。

 

最近は「子供」と書くか「子ども」と書くか、で揉めて(?)いるらしい。どうやら

 

「供」という漢字は従属を連想させるので字面が良くない

 

というのが主張の根拠らしいが、個人的には

 

ただのアホか考え過ぎ

 

と一刀に切り捨てるべき主張だと思う。これ以外だと「障害者」を「障がい者と書く=「害」という漢字が悪い印象を与える、という主張が有名(?)だが【*1】、それこそ今から30年以上前に8時だョ!全員集合は子供の教育に良くない」などと宣っていたバカ親共と同レベルかそれ以下だと思う。比較的穏健な(?)表現をするなら言葉狩りの従兄弟分、悪く言うと・・・(過激な表現なので自粛)

もし「字面の印象」を非常に気にするのであれば「障がい」「子ども」よりも「学習塾」を「学しゅう塾」と改める事を主張すべきではないのか、とか思ったりするのだが【*2】。

 

そもそも漢字が存在する単語の一部をわざわざ平仮名に変える、という行為が「非常にIQが低そう」に見えるし【*3、意味もなく漢字と平仮名を混在させると読みにくい、というか「平仮名が送り仮名だと思ってしまう」あるいは「切る場所を間違えやすい」。例えば「障がい」だと「○○がい」という新手の形容詞のようにも見えるし、(そんな言葉はないけど)「太陽子供」を「太陽子ども」と書くと「太陽・子ども」「太陽子(いかにも科学用語にありそうな単語っぽい)・ども」という2種類の切り方(少なくともどちらも同じ意味には聞こえない)をされる可能性がある。ましてやそれが聞きなれない単語だったりすると意味も想像しにくいし、「もしかして誤字脱字?」なんて思ったりもする。

例えば(「字面の印象」とは全く関係ないが)「ためつすがめつ」というあまり聞きなれない単語、そもそもどこで切るかが想像しにくいし、ネット上に書かれていると誤字脱字の可能性を疑ってしまう(自分も疑った)。でもこれを「矯めつ眇めつ」と漢字で書く(「めつ」は送り仮名なので漢字にしようがない)事で、「矯めつ」と「眇めつ」という2つの単語からなる言葉なんだな、少なくとも「誤字脱字ではなさそうだ」と想像できる(それでも意味は想像しにくいが…)。ちなみにこの言葉の意味は「1つのものをいろいろな方面・角度から眺める様子*4」。ある局面(や詰将棋)を反対側から眺める(所謂「ひふみんアイ」)のも「矯めつ眇めつ」の一種と言えそうだ。

*1:今の漢字変換ソフトはその「一部を平仮名に変えた表記」、つまり「子ども」や「障がい」などが普通に出てくるようになっているくらいである。

*2:小学校低学年向けの書籍だと「学しゅう」となっているものもあるが、これは「学」=小学1年で習う漢字、「習」=小学3年で習う漢字だから、という理由だろう。

*3:手書き時に「漢字が分からないから」というのならまだ分かる(自分もたまにやる)が、PC入力だとよほど難しい単語でもない限りちゃんと漢字が出てくるわけだから…

*4:「矯める」=じっと見つめる、「眇める」=片目を細めてみる。それぞれの連用形+完了の助動詞「つ」をつけたもの。

攻める(?)ボート業界

日本モーターボート競走会

新型コロナウイルス感染症対策により、G2以上の本場開催は無観客開催としておりましたが、2020年7月28日初日のボートレース大村『G2モーターボート誕生祭』から、十分な感染症対策を講じた競走場より、お客様のご入場を再開いたします。

と発表した(一般競走に関しては7月19日初日の多摩川で全レース場が入場を再開している)。また払戻期限が無期限延期となっていた投票券の払戻有効期限が(全レース場等の営業再開から60日後の)2020年9月16日までと決まっている。JRAは未だに無観客開催を続けている(8月9日までは無観客開催を決めており、払戻期限が無期限延期となった投票券の有効期限も定まっていない)のと比べると実に動きが積極的?である(比べていいものなのかはさておき)。…もっとも札幌在住の(つまりレース場が遠すぎる)自分にしてみれば特別競走(基本的にGⅡ以上のレースを指す)が有観客になろうがならなかろうが関係ないし、ネット投票しかできないので「払戻有効期限」なんて概念はそもそも存在しないのだけど。

 

以前から書いているようにボート業界は押しなべて「行動が速い」のだが、それとは別に「攻めてるなぁ」と感じた事もある。それは来年(令和3年度)のビッグレース開催。初のナイター開催となるレースが多いのもあるが【*1】、個人的にチャレンジカップ多摩川で開催する、という事は「攻めてるなぁ」と思った。

…これだけで意味が分かる人は少なそうなので説明すると、多摩川東京競馬場のすぐそばにある事からか東京競馬場のGⅠ当日にぶつかる大レースの開催を避けてきた」傾向がある。現在のカレンダーで言うと笹川賞東京優駿」「全日本選手権天皇賞(秋)」「チャレンジカップジャパンカップが同日開催になる可能性が高い(1週間ずれる場合もある)【*2】。

そんな多摩川ジャパンカップ当日とバッティングする可能性が高いチャレンジカップの開催に名乗りを上げた。しかもナイター場ではないので優勝戦はJCの1時間後くらいである。昨年のJCが「外国馬の参戦無し」になったのを受けての大攻勢(?)に出た…のかは分からないが、いずれにしても「攻めてる」感MAXである。…「普段から『競艇』を見下している人」の中には「なめられたものだな」と憤ってる人もいそうだ。

自分の場合どこで開催されようとジャパンカップはスルーしてチャレンジカップ、となりそうだが、業界総出で「攻める」なら「札幌に場外舟券売場を(以前から書いているように「統合されて閉鎖されるウインズ札幌B館の施設を買い取って」)開設」くらいやらなきゃ、と思う。

*1:クラシック=大村、マスターズチャンピオン=下関、レディースオールスター=桐生、ボートレース甲子園=丸亀。これでナイター開催の実績&予定がないビッグレースはクイーンズクライマックスだけになる(オールスター=住之江とBBCトーナメント=若松は今年度が初ナイター)。

*2:1988年に多摩川全日本選手権が開催されているがこの時は開催時期が2週間ほどずれていたので日程はぶつかっていない。唯一の例外は1965年の全国地区対抗(笹川賞の前身)で、開催期間中に優駿牝馬が開催されている(ただしぶつかっていたのは「4日目」。当時は大レースでも平日が優勝戦、が珍しくなかったようだ)。

とんだとばっちり

藤井聡太棋聖」の誕生を受けてとんだとばっちりを受けた業界がある、と書いてその業界がどこか即答できた人は多分すごい。

 

(考慮タイム)

 

答えは「落語」。その理由は

藤井聡太棋聖の記念扇子作成で『扇子の在庫と生産』が追い付かず【*1】、それによって落語家が使用する扇子が壊滅的に不足しているから」

現役の落語家がそう嘆いている記事を読んだので間違いなかろうし、言われてみると実に理にかなった(?)話である。

「記念扇子」というのは読んで字のごとく「記念品」である。つまり「あろうがなかろうが生活には影響がない」のである。また棋士が日常的に(対局中に)使う扇子にしても「必需品」というほどでもない。しかし落語家にとって扇子というのは手ぬぐいと並んで「なくてはならない小道具」であり、いわば「商売道具」である。

…落語をちょっとかじった程度の人だと「どうせ使うのは1本だから関係ないだろ」と思いそうだが(自分も思った)、落語家は扇子を「自分の名刺代わり」として(隅に小さく自分の名前を入れて)使う事が多いそうなので、我々が想像している以上に落語家の「扇子消費量」は多いのである(長年使っていれば当然傷むし壊れるだろうし)。そして同じく扇子が必要不可欠な歌舞伎や狂言などの伝統芸能関係者も「扇子不足」で悩んでいる可能性は高い。しかもその記念扇子の何%かは「転売目的で買われていく」のだからたまったものではない【*2】。…いっその事「記念扇子なんて作るのやめたら?」とか思ってしまう。

*1:今回のような事がなくとも日常的に扇子は「材料」と「職人」の不足で生産が追い付いていないという。

*2:それどころかいつぞやの色紙のように「偽物」を作ってネットオークションに出品する、という輩が出てくる可能性すら考えられる。

「アマレン杯握り詰」に挑戦?してみた。

何か深い理由があったわけではないが、何となく創作してみたくなった(笑)。

 

…そもそも「握り詰」とは何か、という事を知らない将棋ファンも多そう。特にここ最近の「藤井フィーバー」で将棋に興味を持ち始めた「俄かファン」は9割以上が知らないだろうな、と腹の中で笑ってみたり(笑)。このブログを読む人だったら全員が知っているだろうが一応書くと「駒箱や駒袋から無作為に掴んだ(つまり『握った』)駒だけで詰将棋を作る事、あるいはその作品」。握った駒は初形の盤上(向き及び表裏は不問)または攻め方の持駒として使用する(勿論ピッタリ使い切らないといけない)。なので握り詰という断り書きがないとその作品が握り詰である事は判別しようがない。

「アマレン杯握り詰」は詰将棋全国大会のメインイベントの1つ(だと思う)。全国大会の2ヶ月くらいまえに募集がかかり全国大会当日に発表・投票・表彰される。2018年までは「手数無制限」、しかし平然と(?)100手超の作品が投稿されるので昨年は「19手詰まで」という制限がかけられた。しかしそれだと短過ぎるという声が多かったので、今年は「17手以下」「19~49手」「51手以上」の3部門形式になった(自分もアンケートで「手数別に分けて表彰した方がいい」と回答した)。

今回の使用駒「玉飛角金銀桂桂桂香歩歩」の11枚を見て瞬時に閃いた(?)のが

「歩越しの成桂」「左右対称」

という形。とりあえず適当に(?)並べて残りは攻め方の持駒とし、まさかと思いつつ柿木先生にお伺いを立ててみる。

「詰みました。」

…へ? でも桂が余る(入玉形だから必然的に桂は使いにくい)。そこでその桂を「左右非限定(左右どちらから攻めても同じ攻め筋で詰む)」をなくすように配置したのが下図。創作時間わずか10分(笑)。

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余詰はないようだが(あまり長時間の精査はしていない)、変同があるので「事実上失敗作」。この原理図(?)を基にもっと推敲を重ねれば完全作が作れるかも知れないが【*1】、それを行うための時間と気力と棋力があるかは分からない(笑)。

…なお、この原理図(?)を基に他の人が作品を作った(しかも表彰された)からといって文句を言うつもりはないので、この原理図(?)は自由にお使いください(笑)

*1:すぐに思いついたのは「左右どちらかに1路ずらす(+α)」、しかしこれを書いている時点で試してはいない。

藤井聡太の最大の「敵」は?

…この記事は8日に(つまり棋聖戦第3局の結果を見る前に)書いている。なのでこの記事がアップされた時点ではまだタイトルを獲得していない可能性もあるが、いずれ取るだろうからあまり関係ない。

 

藤井聡太を止めるのは誰か、という話はどこでも(?)聞く話だが、個人的には以前森下九段が話していた「彼より年下の(現時点では名前も知られていない)少年」という予想が現実味を帯びてきそうな気がする。

 

ただそれ以上に藤井聡太を止める、というより「潰す」可能性があるのは間違いなく

マスコミ

であろう。普段から将棋界に理解のあるマスコミ(要は棋戦の主催者)はともかく、史上最年少タイトルなんて事になったら三流以下のマスコミ(濁点つけましょうか?)が持ち上げるだけ持ち上げるに決まっている。それこそ私生活やプライバシーにも平然と土足で踏み込んでくるに違いない。パッと見た感じ藤井聡太という人物は「簡単にメンタルが崩れるような人間には見えない」が、マスコミの執拗な「攻撃」にいつまで耐えられるか、という不安(?)はある。

 

確かに自分は藤井聡太が嫌いなので必ず来るであろう「藤井時代」はできれば来てほしくないが、だからと言って彼がマスコミに潰される、なんて未来はそれ以上に見たくない。

GⅡ、GⅡ、GⅡ…

競馬(JRA)で2020年に開催されるグレードレースは

GⅠ:GⅡ:GⅢ=26:39:73

(障害含む、グレード格付けを受けていない「葵ステークス」は含まない)

となっており、何となく「ピラミッド型」を成している。それに対しボートレースの1年間(4月~翌年3月)に開催されるグレードレースは

(SG:)GⅠ:GⅡ:GⅢ=(9:)36:10:61

(ダイヤモンドカップ*1】は含まない)

となっており、GⅡの数が異様に(?)少ない。しかも年間10レースのGⅡのうち3レースは最近(自分がボートレースにハマり出した後に)創設されたので、数年前までは「7」しかなかった(SGより少なかった)のである。

その内訳は

・モーターボート大賞

年間にSGやプレミアムGⅠ、全国発売GⅡを開催しないレース場で年間5回行われる。過去には男女26名ずつを斡旋して「予選は男女別、準優勝戦(男女各9名が進出)から男女混合」なんて企画レースが行わた事もある(またやらないかな…)。ちなみに1997年度~2009年度までは格付けがGⅠだった。

・モーターボート誕生祭

ボートレース発祥の地大村で毎年開催される。1982年創設、以前は5年に1回の開催だったが2001年からは毎年開催される。

秩父宮妃記念杯

かつてはびわこの周年記念だったが、2001年からはそれとは別のレースとして(周年記念は「びわこ大賞」として)毎年開催される。

…以上の事より、1998年~2000年は「GⅡレースが1回も開催されなかった」という事になるのだが…?

以下最近創設されたGⅡ

・レディースチャレンジカップ(2014年創設)

年末の賞金女王決定戦(クイーンズクライマックス)への出場権(獲得賞金12位以内)をかけて争われる。SGチャレンジカップと同時開催。

・レディースオールスター(2017年創設)

文字通り女子選手のみを対象としたファン投票で出場選手が決まる。ファン投票38位になった選手は初日の選手紹介の時に「白のボディコン姿」にならないといけない、という謎のルール(?)がある【*2

・全国ボートレース甲子園(2019年創設)

全国47都道府県の出身レーサー各1名(年間勝率を元に主催者が決定)と主催者推薦の5名が出場する。優勝選手に贈られる大優勝旗は全国高校野球選手権のそれに優るとも劣らない豪奢なもの。

 

優勝賞金はいずれも450万円。レディースチャレンジカップとレディースオールスター以外は優勝者に翌年の総理大臣杯(ボートレースクラシック)の優先出場権が付与される。開催地はモーターボート誕生祭と秩父宮妃記念杯以外はSGなどと同様に持ち回り開催(来年度のSG開催地と一緒に発表される)。

近年は「最近創設された」以外のGⅡ(出場できるのはA1級とA2級)はSGやプレミアムGⅠの直前か直後に開催される事が多い。今年の場合だと

グランドチャンピオン(宮島) 6/23~28

モーターボート大賞(江戸川) 6/30~7/5

全国ボートレース甲子園(三国) 7/7~12

モーターボート大賞(尼崎) 7/14~19

オーシャンカップ(鳴門) 7/21~26

モーターボート誕生祭(大村) 7/28~8/2

見事なまでに(?)中1日で組まれている(いずれも最終日が日曜日)。そのためGⅡにはSGなどに選出されなかった銘柄級が多く斡旋される【*3】のだが、稀にGⅡに斡旋された選手がその後に「繰り上がり」で直前直後のSGなどへの出場が決まる事もあり、その場合「中0日」で(場合によっては自宅に帰る余裕もないまま)次のレースの前検に向かう事になる。…それにしても年間10節しかないGⅡが1ヶ月で4節も開催される、というのは何だか不思議である。

 

上記の中にある江戸川は毎年モーターボート大賞の開催地になっている(のでSGやプレミアムGⅠは開催されない)。おそらく江戸川は悪天候による中止順延の発生確率が他のレース場より格段に高い事からSGなどの開催を自粛(?)しているのだろう【*4】。

…その「荒天」は今回のモーターボート大賞でも猛威を振るった(?)。

6月30日(初日)…荒天のため全レース中止・翌日に順延

7月1日(改めて初日)…荒天のため7R以降(1stドリーム戦含む)中止

7月2日(2日目)…荒天のため12R(2ndドリーム戦)中止

7月3日(3日目)…無事に(と言っても5Rで3艇Fが発生…)全レース実施

7月4日(4日目)…荒天のため全レース中止・翌日に順延

7月5日(改めて4日目)…全レース「2周レース」で何とか全レース実施

7月6日(5日目)…荒天のため全レース中止

モーターボート競走法施行規則第16条に

天災その他施行者の責めに帰することのできない理由による場合に限り、2日の範囲内で変更することができる

とある。要は「中止順延は2日まで」という事なのでこれ以上の順延ができない。そして7月7日も「強風による水面悪化が予測されるため」4日目終了時点で「中止打ち切り」となってしまった。

予選は終了していて準優勝戦の枠番(5日目の番組)も決まっていたので、出場予定選手には「中止の時の賞金」が付与されるのだが、今回のような「開催打ち切り」の場合、「そのレースの賞金総額の60%(全額でもなければ80%でもない)を6等分した額」が付与されるそうである。つまり

一般戦(に出場予定だった選手、以下同様)…1走あたり36,100円

準優勝戦72,200円

そしてこういう(準優勝戦が「順延されない中止」となった)場合、予選の順位がそのまま優勝戦や特別選抜戦の枠順になるので、

勝戦(予選1位~6位の選手)…1,155,000円

特別選抜A戦(予選7位~12位の選手)…236,000円

特別選抜B戦(予選13位~18位の選手)…142,000円

…これらの金額が選手に付与される、という事になる。ちなみにGⅡ(以上)が「開催打ち切り」になるのは2011年3月の児島モーターボート大賞以来(この時は東日本大震災を受けて開催中のレースも含めて3月いっぱいの全場全レースを中止している)だという。…公正なレースと選手の安全を最優先させるためとは言え、レースは開催されない(つまり舟券の売り上げがない)のに賞金は出さないといけないのだから主催者としてみればこの上なく痛い話だと思う。

 

次のGⅡは「全国ボートレース甲子園」が既に開催中。やはりと言うか何となくと言うか、地元の選手(北海道出身は三浦敬太選手)を応援したくなる。…舟券を買うかは別にして(笑)。

*1:グレードはGⅠ。以前の「施設改善記念競走」の名前の通り施設の大規模な改善、改修を行ったレース場で行われる(平均して工事完了から2~3年後くらいに行われる)。文字通り「施設改善」がないと行われないので年間に複数回開催される年もあれば0の年もある。2020年度は徳山で9月下旬に開催予定。

*2:過去4回とも「38位」は予選落ちという嫌なジンクス。ただし第4回で「(上位者の欠場による)繰り上がり38位」になった岩崎芳美が優勝している。

*3:基本的に出場レース(斡旋)の間隔は「中2日(前検日を含まない)」以上ないといけないのでSGに出場する選手は直前直後のGⅡには斡旋されない。

*4:過去に一度だけ1958年に第5回全日本選手権(当時は「SG」という呼称・概念がなく「特別競走」と呼ばれていた)が開催されている。

2020年7月彩棋会

もしかしたら中止の可能性もあり得たが無事に開催された。もし中止になったらわざわざ来道していただいた岩本氏に申し訳ない。…自分にとってエルプラザは「いろいろな理由」で来る場所なので、「今日は何の目的でここ(エルプラザ)に来たんだっけ?」と思う事が多い(笑)。

 

参加者は7名(スミマセン、全員の名前を覚えていないです…)。課題作の検討、掲載作品の決定、次回の課題の発表、あとはそれ以外の作品の鑑賞や検討、というよくある(?)進行。今回掲載される作品の1つはパッと見「…これ詰むの?」と言いたくなりそうな(実際言った)作品だった。

山田氏の無仕掛図式の検討中に自分は松田氏とクレイジーハウスの対局。…とりあえず「チェスの駒で『文字』は分かりにくい」という事が実際の使用でハッキリしたので『絵』にしたもので作り直す…予定(笑)。

「持駒の多い作品はよく分からん」という話から「もっとも攻め方の持駒の多い作品」の話に。この時データベース(?)から探し出されたのが相馬康幸氏作の「23枚(下図)」だったが、実際の(現在の)最多記録は「25枚」らしい。

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これ以外の記録作はほとんどが「駒を次々と貼っていくだけ(全着手が駒打ち)」だが、これは「知恵の輪」と「はがし」でどんどん手数が伸びていって「99手詰」なので暗算で追っていくのは難しい(途中で持駒の残り枚数を間違えかねない)かも。また途中で成銀を4枚とも取る(勿論後で打つ)ので、途中入手を含めるなら「持駒27枚」という記録と見なせるかも知れない【*1】。

…どうでもいいけどそんなにたくさんの持駒が駒台に乗るのか、という現実的な疑問が生ずる(笑)。自作の駒台は大きめに作ってあるので23枚を重ねずに乗せる事ができたが、一般的な駒台(12cm四方のものが多い)だとどうだろう。「小振りな駒」&「向きを互い違いに置く」ならギリギリ乗りそうだが…

 

今回は2次会無しで解散。自分はゲーセンに向かって楽曲解禁「作業」【*2】をした後に帰宅する。帰宅後気まぐれで(?)「1点勝負」した舟券が当たっている事を確認する。すると…

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「回収率の表示」は999%でカンストしてしまう事が判明した(実際の回収率は1460%)。回収率1000%というのは投票額の10倍(の組み合わせの的中)なので、仮に万舟当てたとしてもその時の買い目が多いと「回収率1000%」にはならない。そういう意味でレース単位でも「回収率1000%」はなかなかレアな話だと思う。何しろボートレースは「理論上回収率1000%が不可能(3連単払戻が1000円未満)なレース」が時折あるので(理論上は競馬でもあり得る事だが、「6頭立て」とかのレースでないとまず起きない【*3】)。

 

次回は11月開催予定(詳しい日時は未確定)、場所は同じ、課題は「作意手順に不成が2回以上(どちらの着手かは問わない)」との事。

*1:これが例えば「飛打飛合」を繰り返す作品だと「飛車Aと飛車Bの交換」の繰り返しなのでどんなに手数が伸びても「飛打飛合」で手にした持駒の枚数は「2枚(2種類)」と考えるべきだろう。

*2:最近の音ゲーは文字通り「作業」的なプレイをやらされる事が非常に多いので、今では多分の揶揄を込めた用語としてゲーマー間で定着している。

*3:2011年のJBCクラシックは12頭立てで「3連単 250円」だったので「絶対ない」とは言えない。JRAに限ると6頭立てで「330円」、ボートレース(返還・同着無しに限る)だと「250円」、競輪は7車立てで「140円」(しかも2連単や3連複よりも安かったらしい)というのがあるそうだ。