DJカートン.mmix

それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

「アマレン杯握り詰」に挑戦?してみた。

何か深い理由があったわけではないが、何となく創作してみたくなった(笑)。

 

…そもそも「握り詰」とは何か、という事を知らない将棋ファンも多そう。特にここ最近の「藤井フィーバー」で将棋に興味を持ち始めた「俄かファン」は9割以上が知らないだろうな、と腹の中で笑ってみたり(笑)。このブログを読む人だったら全員が知っているだろうが一応書くと「駒箱や駒袋から無作為に掴んだ(つまり『握った』)駒だけで詰将棋を作る事、あるいはその作品」。握った駒は初形の盤上(向き及び表裏は不問)または攻め方の持駒として使用する(勿論ピッタリ使い切らないといけない)。なので握り詰という断り書きがないとその作品が握り詰である事は判別しようがない。

「アマレン杯握り詰」は詰将棋全国大会のメインイベントの1つ(だと思う)。全国大会の2ヶ月くらいまえに募集がかかり全国大会当日に発表・投票・表彰される。2018年までは「手数無制限」、しかし平然と(?)100手超の作品が投稿されるので昨年は「19手詰まで」という制限がかけられた。しかしそれだと短過ぎるという声が多かったので、今年は「17手以下」「19~49手」「51手以上」の3部門形式になった(自分もアンケートで「手数別に分けて表彰した方がいい」と回答した)。

今回の使用駒「玉飛角金銀桂桂桂香歩歩」の11枚を見て瞬時に閃いた(?)のが

「歩越しの成桂」「左右対称」

という形。とりあえず適当に(?)並べて残りは攻め方の持駒とし、まさかと思いつつ柿木先生にお伺いを立ててみる。

「詰みました。」

…へ? でも桂が余る(入玉形だから必然的に桂は使いにくい)。そこでその桂を「左右非限定(左右どちらから攻めても同じ攻め筋で詰む)」をなくすように配置したのが下図。創作時間わずか10分(笑)。

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余詰はないようだが(あまり長時間の精査はしていない)、変同があるので「事実上失敗作」。この原理図(?)を基にもっと推敲を重ねれば完全作が作れるかも知れないが【*1】、それを行うための時間と気力と棋力があるかは分からない(笑)。

…なお、この原理図(?)を基に他の人が作品を作った(しかも表彰された)からといって文句を言うつもりはないので、この原理図(?)は自由にお使いください(笑)

*1:すぐに思いついたのは「左右どちらかに1路ずらす(+α)」、しかしこれを書いている時点で試してはいない。

藤井聡太の最大の「敵」は?

…この記事は8日に(つまり棋聖戦第3局の結果を見る前に)書いている。なのでこの記事がアップされた時点ではまだタイトルを獲得していない可能性もあるが、いずれ取るだろうからあまり関係ない。

 

藤井聡太を止めるのは誰か、という話はどこでも(?)聞く話だが、個人的には以前森下九段が話していた「彼より年下の(現時点では名前も知られていない)少年」という予想が現実味を帯びてきそうな気がする。

 

ただそれ以上に藤井聡太を止める、というより「潰す」可能性があるのは間違いなく

マスコミ

であろう。普段から将棋界に理解のあるマスコミ(要は棋戦の主催者)はともかく、史上最年少タイトルなんて事になったら三流以下のマスコミ(濁点つけましょうか?)が持ち上げるだけ持ち上げるに決まっている。それこそ私生活やプライバシーにも平然と土足で踏み込んでくるに違いない。パッと見た感じ藤井聡太という人物は「簡単にメンタルが崩れるような人間には見えない」が、マスコミの執拗な「攻撃」にいつまで耐えられるか、という不安(?)はある。

 

確かに自分は藤井聡太が嫌いなので必ず来るであろう「藤井時代」はできれば来てほしくないが、だからと言って彼がマスコミに潰される、なんて未来はそれ以上に見たくない。

GⅡ、GⅡ、GⅡ…

競馬(JRA)で2020年に開催されるグレードレースは

GⅠ:GⅡ:GⅢ=26:39:73

(障害含む、グレード格付けを受けていない「葵ステークス」は含まない)

となっており、何となく「ピラミッド型」を成している。それに対しボートレースの1年間(4月~翌年3月)に開催されるグレードレースは

(SG:)GⅠ:GⅡ:GⅢ=(9:)36:10:61

(ダイヤモンドカップ*1】は含まない)

となっており、GⅡの数が異様に(?)少ない。しかも年間10レースのGⅡのうち3レースは最近(自分がボートレースにハマり出した後に)創設されたので、数年前までは「7」しかなかった(SGより少なかった)のである。

その内訳は

・モーターボート大賞

年間にSGやプレミアムGⅠ、全国発売GⅡを開催しないレース場で年間5回行われる。過去には男女26名ずつを斡旋して「予選は男女別、準優勝戦(男女各9名が進出)から男女混合」なんて企画レースが行わた事もある(またやらないかな…)。ちなみに1997年度~2009年度までは格付けがGⅠだった。

・モーターボート誕生祭

ボートレース発祥の地大村で毎年開催される。1982年創設、以前は5年に1回の開催だったが2001年からは毎年開催される。

秩父宮妃記念杯

かつてはびわこの周年記念だったが、2001年からはそれとは別のレースとして(周年記念は「びわこ大賞」として)毎年開催される。

…以上の事より、1998年~2000年は「GⅡレースが1回も開催されなかった」という事になるのだが…?

以下最近創設されたGⅡ

・レディースチャレンジカップ(2014年創設)

年末の賞金女王決定戦(クイーンズクライマックス)への出場権(獲得賞金12位以内)をかけて争われる。SGチャレンジカップと同時開催。

・レディースオールスター(2017年創設)

文字通り女子選手のみを対象としたファン投票で出場選手が決まる。ファン投票38位になった選手は初日の選手紹介の時に「白のボディコン姿」にならないといけない、という謎のルール(?)がある【*2

・全国ボートレース甲子園(2019年創設)

全国47都道府県の出身レーサー各1名(年間勝率を元に主催者が決定)と主催者推薦の5名が出場する。優勝選手に贈られる大優勝旗は全国高校野球選手権のそれに優るとも劣らない豪奢なもの。

 

優勝賞金はいずれも450万円。レディースチャレンジカップとレディースオールスター以外は優勝者に翌年の総理大臣杯(ボートレースクラシック)の優先出場権が付与される。開催地はモーターボート誕生祭と秩父宮妃記念杯以外はSGなどと同様に持ち回り開催(来年度のSG開催地と一緒に発表される)。

近年は「最近創設された」以外のGⅡ(出場できるのはA1級とA2級)はSGやプレミアムGⅠの直前か直後に開催される事が多い。今年の場合だと

グランドチャンピオン(宮島) 6/23~28

モーターボート大賞(江戸川) 6/30~7/5

全国ボートレース甲子園(三国) 7/7~12

モーターボート大賞(尼崎) 7/14~19

オーシャンカップ(鳴門) 7/21~26

モーターボート誕生祭(大村) 7/28~8/2

見事なまでに(?)中1日で組まれている(いずれも最終日が日曜日)。そのためGⅡにはSGなどに選出されなかった銘柄級が多く斡旋される【*3】のだが、稀にGⅡに斡旋された選手がその後に「繰り上がり」で直前直後のSGなどへの出場が決まる事もあり、その場合「中0日」で(場合によっては自宅に帰る余裕もないまま)次のレースの前検に向かう事になる。…それにしても年間10節しかないGⅡが1ヶ月で4節も開催される、というのは何だか不思議である。

 

上記の中にある江戸川は毎年モーターボート大賞の開催地になっている(のでSGやプレミアムGⅠは開催されない)。おそらく江戸川は悪天候による中止順延の発生確率が他のレース場より格段に高い事からSGなどの開催を自粛(?)しているのだろう【*4】。

…その「荒天」は今回のモーターボート大賞でも猛威を振るった(?)。

6月30日(初日)…荒天のため全レース中止・翌日に順延

7月1日(改めて初日)…荒天のため7R以降(1stドリーム戦含む)中止

7月2日(2日目)…荒天のため12R(2ndドリーム戦)中止

7月3日(3日目)…無事に(と言っても5Rで3艇Fが発生…)全レース実施

7月4日(4日目)…荒天のため全レース中止・翌日に順延

7月5日(改めて4日目)…全レース「2周レース」で何とか全レース実施

7月6日(5日目)…荒天のため全レース中止

モーターボート競走法施行規則第16条に

天災その他施行者の責めに帰することのできない理由による場合に限り、2日の範囲内で変更することができる

とある。要は「中止順延は2日まで」という事なのでこれ以上の順延ができない。そして7月7日も「強風による水面悪化が予測されるため」4日目終了時点で「中止打ち切り」となってしまった。

予選は終了していて準優勝戦の枠番(5日目の番組)も決まっていたので、出場予定選手には「中止の時の賞金」が付与されるのだが、今回のような「開催打ち切り」の場合、「そのレースの賞金総額の60%(全額でもなければ80%でもない)を6等分した額」が付与されるそうである。つまり

一般戦(に出場予定だった選手、以下同様)…1走あたり36,100円

準優勝戦72,200円

そしてこういう(準優勝戦が「順延されない中止」となった)場合、予選の順位がそのまま優勝戦や特別選抜戦の枠順になるので、

勝戦(予選1位~6位の選手)…1,155,000円

特別選抜A戦(予選7位~12位の選手)…236,000円

特別選抜B戦(予選13位~18位の選手)…142,000円

…これらの金額が選手に付与される、という事になる。ちなみにGⅡ(以上)が「開催打ち切り」になるのは2011年3月の児島モーターボート大賞以来(この時は東日本大震災を受けて開催中のレースも含めて3月いっぱいの全場全レースを中止している)だという。…公正なレースと選手の安全を最優先させるためとは言え、レースは開催されない(つまり舟券の売り上げがない)のに賞金は出さないといけないのだから主催者としてみればこの上なく痛い話だと思う。

 

次のGⅡは「全国ボートレース甲子園」が既に開催中。やはりと言うか何となくと言うか、地元の選手(北海道出身は三浦敬太選手)を応援したくなる。…舟券を買うかは別にして(笑)。

*1:グレードはGⅠ。以前の「施設改善記念競走」の名前の通り施設の大規模な改善、改修を行ったレース場で行われる(平均して工事完了から2~3年後くらいに行われる)。文字通り「施設改善」がないと行われないので年間に複数回開催される年もあれば0の年もある。2020年度は徳山で9月下旬に開催予定。

*2:過去4回とも「38位」は予選落ちという嫌なジンクス。ただし第4回で「(上位者の欠場による)繰り上がり38位」になった岩崎芳美が優勝している。

*3:基本的に出場レース(斡旋)の間隔は「中2日(前検日を含まない)」以上ないといけないのでSGに出場する選手は直前直後のGⅡには斡旋されない。

*4:過去に一度だけ1958年に第5回全日本選手権(当時は「SG」という呼称・概念がなく「特別競走」と呼ばれていた)が開催されている。

2020年7月彩棋会

もしかしたら中止の可能性もあり得たが無事に開催された。もし中止になったらわざわざ来道していただいた岩本氏に申し訳ない。…自分にとってエルプラザは「いろいろな理由」で来る場所なので、「今日は何の目的でここ(エルプラザ)に来たんだっけ?」と思う事が多い(笑)。

 

参加者は7名(スミマセン、全員の名前を覚えていないです…)。課題作の検討、掲載作品の決定、次回の課題の発表、あとはそれ以外の作品の鑑賞や検討、というよくある(?)進行。今回掲載される作品の1つはパッと見「…これ詰むの?」と言いたくなりそうな(実際言った)作品だった。

山田氏の無仕掛図式の検討中に自分は松田氏とクレイジーハウスの対局。…とりあえず「チェスの駒で『文字』は分かりにくい」という事が実際の使用でハッキリしたので『絵』にしたもので作り直す…予定(笑)。

「持駒の多い作品はよく分からん」という話から「もっとも攻め方の持駒の多い作品」の話に。この時データベース(?)から探し出されたのが相馬康幸氏作の「23枚(下図)」だったが、実際の(現在の)最多記録は「25枚」らしい。

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これ以外の記録作はほとんどが「駒を次々と貼っていくだけ(全着手が駒打ち)」だが、これは「知恵の輪」と「はがし」でどんどん手数が伸びていって「99手詰」なので暗算で追っていくのは難しい(途中で持駒の残り枚数を間違えかねない)かも。また途中で成銀を4枚とも取る(勿論後で打つ)ので、途中入手を含めるなら「持駒27枚」という記録と見なせるかも知れない【*1】。

…どうでもいいけどそんなにたくさんの持駒が駒台に乗るのか、という現実的な疑問が生ずる(笑)。自作の駒台は大きめに作ってあるので23枚を重ねずに乗せる事ができたが、一般的な駒台(12cm四方のものが多い)だとどうだろう。「小振りな駒」&「向きを互い違いに置く」ならギリギリ乗りそうだが…

 

今回は2次会無しで解散。自分はゲーセンに向かって楽曲解禁「作業」【*2】をした後に帰宅する。帰宅後気まぐれで(?)「1点勝負」した舟券が当たっている事を確認する。すると…

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「回収率の表示」は999%でカンストしてしまう事が判明した(実際の回収率は1460%)。回収率1000%というのは投票額の10倍(の組み合わせの的中)なので、仮に万舟当てたとしてもその時の買い目が多いと「回収率1000%」にはならない。そういう意味でレース単位でも「回収率1000%」はなかなかレアな話だと思う。何しろボートレースは「理論上回収率1000%が不可能(3連単払戻が1000円未満)なレース」が時折あるので(理論上は競馬でもあり得る事だが、「6頭立て」とかのレースでないとまず起きない【*3】)。

 

次回は11月開催予定(詳しい日時は未確定)、場所は同じ、課題は「作意手順に不成が2回以上(どちらの着手かは問わない)」との事。

*1:これが例えば「飛打飛合」を繰り返す作品だと「飛車Aと飛車Bの交換」の繰り返しなのでどんなに手数が伸びても「飛打飛合」で手にした持駒の枚数は「2枚(2種類)」と考えるべきだろう。

*2:最近の音ゲーは文字通り「作業」的なプレイをやらされる事が非常に多いので、今では多分の揶揄を込めた用語としてゲーマー間で定着している。

*3:2011年のJBCクラシックは12頭立てで「3連単 250円」だったので「絶対ない」とは言えない。JRAに限ると6頭立てで「330円」、ボートレース(返還・同着無しに限る)だと「250円」、競輪は7車立てで「140円」(しかも2連単や3連複よりも安かったらしい)というのがあるそうだ。

詰パラ7月号、など

7月号は6月29日に届いた(遅い出勤時間だったので出勤前に届いた→その日の通勤中に読めた)。

現時点で全国大会は「実施へと向かう事ができそう」との事だが、まだまだ予断は許さない状況だし(特に問題なのは「第二波」というやつだろう)、個人的には積み立てていた費用を生活費に回したせいで予算の目途が立たない。10万舟でも当たればその問題は解決できそうだけど…(笑)

 

会合案内(60ページ)に彩棋会の案内がない。幹事が告知を出し忘れたのか編集部が忘れたのかは分からないが、月初(4日)なので7月号に載せても道外からの参加は到底望めない(来るとしたら「あのお方」しか考えられない)からあまり影響はなさそう(?)である。一応自分に届いた案内(メール)の内容を書いておくと、

 

1 開催日時 令和2年7月4日(土)
  午後1時から午後5時まで
2 開催場所
  札幌エルプラザ(男女共同参画センター) 和室3
  札幌市北区北8条西3丁目
3 会費
  大人 2,000円
  学生 500円
4 課題
  初型23玉。(玉方でも攻方でも可)。
  注:前回の課題と同じです。
5 課題投稿の締切
  6月27日(土)までに幹事あてお送り下さい。(締切厳守)

 

時間があった(?)ので課題作の創作にも挑戦してみたが、今回は作品ができなかった(できたと思ったら余詰が消せずに時間切れ)。

 

会合とはあまり関係ない話であるが、「チェスで白が先手なのは人種差別(白人優遇を暗に示している)ではないか」と主張する人がいるとか(香龍会だったらこの話題でかなり盛り上がれそうな気もする…)。

…ほとんど「こじつけ」とか「因縁」レベルの主張(?)であるが【*1】、とりあえず自分が制作した「クレイジーハウス(持駒の概念が存在するチェス)の駒は「金色と銀色」がベース(銀色が白=先手としている)なので問題ない?(笑)

*1:和風なゲーム(?)である囲碁とかオセロ(日本発祥)は「黒が先手」である事を主張の根拠としているのかも知れない。

いくら嫌い(?)だからと言って…

世の中には「将棋好きは全員藤井聡太の事が好き」だと思い込んでいる浅はかな(?)人もいるようだが【*1】、よくよく考えたらそんな馬鹿な話があるわけがない。「巨人大鵬卵焼き」の時代(古いって…)にだって「アンチ巨人」は一定数いたわけだし、羽生フィーバーの時代にも「アンチ羽生」はいたわけである。そういうわけだから世の中には「藤井聡太が嫌い」という人だっていないはずがない。何より自分(DJカートン)が常々「自分は増田(康宏六段)派だ」、つまり「アンチ藤井」を公言しているし、今は「藤井フィーバー」に沸いているが、これがこの先強過ぎる事による(1960年代の「大山時代」のような)「アンチ」が出てこない、という保証はどこにもない。もしかしたら「藤井時代」の到来は60年前のような「つまらない時代」になる可能性を憂えている人もいるかも知れない【*2】。

…そこまで考えているのかどうかは知らないが(多分考えていないだろうなぁ)、いくら何でも藤井聡太殺害予告」というのは発想が完全に「イってしまっている」としか思えない。…もしかしたら殺害予告を出した人には「どうしても藤井聡太を殺さないといけない理由」があるのかも知れないが【*3】、もし本当にそんな「理由」があるとしたらいちいち殺害予告などせずに黙って殺しにいくのが「正解(?)」だと思う。…ま、さすがにその人に「殺さないといけない理由」なんてないだろうから・・・(わざわざ書くまでもないだろうから以下略)

 

…今思い返すと「羽生フィーバー」の頃はちょうど自分が「将棋から離れていた時期」なので、もしかしたら「藤井時代」が到来する頃にまた将棋から離れている可能性もあるかも、と考えた。…が、あの時は「レーシングカート」という新しい趣味があったが、この年で「(将棋に代わる)新しい趣味」ができるような気がしない(笑)あるとしたら最近行っていないボウリングとか?

*1:そう思っている人間が彼を特別扱いしている(それこそ一挙手一投足までを報道している)のだろうなぁ、と思う。

*2:そうならないための「最大のキーパーソン」が他ならぬ増田康宏だと思っているのだが最近の成績を見ると…

*3:もっとも現時点(まだタイトルを取っていない)で殺意に至るほどの「理由」があるようには思えないが…

リモート寄席

動画を使った所謂「リモート寄席」はいろいろな噺家が既に行っているが、「木戸銭を取るリモート寄席」はもしかしたら米朝事務所が主催する「動楽亭リモート寄席」が初めてなのかも知れない。

会場(?)はよくある(?)YouTubeではなく「Vimeo」、そして無観客ではなく「当日会場(動楽亭)で聞くこともできる」というのが大きな違いと言える(来場は事前予約制で1公演当たり30人まで)。公演は24日~28日までの7回(27日と28日は14時開演の会と19時開演の会がある)、ネット観覧の木戸銭は1公演1000円(全公演通しで5000円、というのもあった)。…文之助師匠の落語は是非現地で聞きたい、と思っても大阪ですからねぇ(笑)。そんなわけで自分は自宅でネットで落語。

…全7回の口演では27日14時の出演者(文之助、米團治)がもっとも豪華で、ここが「事実上のトリ」と言っても過言ではない?

米團治「七段目」

文之助「星野屋」

「星野屋」は元々東京の噺なので【*1】、あまり自分の得意分野(?)ではない。

落語の後は両出演者による「トークショー」。…リモート寄席の意味をよく知らずに仕事を引き受けたという文之助師匠。米團治米朝事務所の社長になってから仕事が減った」とぼやく文之助師匠。普段の高座のような感覚で「オフレコ」を話してしまう文之助師匠【*2】。最後に最近習いだしたという「小唄」を1曲?(単位が分からん)披露。還暦を過ぎてもなお芸域を広げようとする文之助師匠。…こういう寄席を1000円の木戸銭で見れるなら全然安いものだと思った。ましてや自分は北海道在住なので。

今回は下座の控室で鳴り物(三味線とか太鼓とか)を鳴らすところも別チャンネルで同時中継、という事も行われている。寄席の下座というのは普段目にする機会がないので、非常に珍しいものを見れたと思う。…マスクをした米輝師匠が「非常にヤバい人」のように見えてしまった(笑)。

*1:登場人物の一人「お花」は浅草にあったお茶屋に勤める実在の人物がモデルだという。

*2:内容を知っているのはこの日動楽亭にいた30人の客とリモートで聞いていた客(カウントを見たら150人くらい?)だけ?

何故か知っていた話

先日帰宅するためにバスに乗った時の事。

「xx時yy分発のバス(自分が乗っていたバスの1本前)が来ないんだけど」

運転手「(前略)こちらでは確認できないので営業所に問い合わせていただけますか」

…自分はそのxx時yy分発のバスが「COVID-19による減便(運休)の対象になっている」事を知っていた(非常に分かりにくいが時刻表に書いてあった)。いっその事教えたろうか、とも思ったが結局自分は何も言わなかった。それで良かったのかは分からない。そして何故そんな事(そのxx時yy分のバスは「乗っても自宅までたどり着かない路線」である)を知っていたのか、と言われても自分でもよく分からない(笑)…別に自分でなくても「何故かそれを知っている」という話はあると思うし。

 

給付金が入ったから、ではないがボートレース江戸川のオールレディース優勝戦(22日)に投票。平日(勤務中)なので展示などが見れず、前日までの数字(結果など)を基に「ほとんど山勘で」投票する。さて、結果は…

 

荒天のため9レース以降は中止

 

…オーノー(笑)。勿論投票券は全て返還。そして中止になった場合、「その日行われる予定のレースの半分以上を終了している場合は残りのレースは順延されない」と定められている(競馬とかも同じ決まりがあったように思う)ので、今回の場合(8Rまで確定しているので)勝戦は順延されず、「優勝者無し」という結果になる。この時出走予定だった選手には(以前も書いたが)「そのレースの賞金の総額の80%を6等分した金額」が賞金として加算される*1】。今回の優勝戦の場合だとその金額は「414,666円(1円未満は切り捨て)」。(優勝=賞金105万円にもっとも近い場所にあたる)1号艇だった池田浩美選手【*2】には文字通り「災難」であるが、自然の禍なので仕方ない。反対に外枠の選手にとっては4着賞金(38万円)以上の金額がもらえる上に勝率を下げずに済む…なんてネガティヴな考えをする人は多分いないだろうな(笑)。

 

藤井聡太七段が王位戦の挑戦も決めた。…これについて何か書こうとしても恨み言(?)しか出てこないし、別にそれがこちらの生活に悪影響を及ぼすわけではないのでこれについての記事はなし。

*1:これも「何故か知っていた話」と言える。ちなみにボートレース江戸川のツイッターやYahoo!などのコメントを見ると「賞金総額を6人で山分け」と書いている人が多いが違います。…フッ、甘いな(笑)。

*2:双子の姉の明美も現役の選手。…どっちが姉なのか未だにうろ覚えである(笑)。

DJカートンはћ10000を受け取った。

…何が言いたいか(何があったか)は多分誰でも想像がつくと思う。文言の意味を正確に説明(理解)できる人はほとんどいないかも知れない。

 

以前も書いたが自分の場合5月25日に申請書が届き(同日のうちにポストに叩き込んだ)6月16日に振り込まれていた*1。約3週間である。とりあえず「盤駒(特に駒)を質に入れて・・・」という最悪の事態は回避された。もし本当にそんな事になったら出品者に顔を見せれなくなってしまう【*2】。

冗談(?)はさておき、やはり大都市ほど遅い傾向にあるようだが(地方に住んでいる知人は自分より2週間くらい早く給付されたと聞く)、中でも名古屋市は「申請書が」市内の世帯の1割くらいにしか届いていないというから酷い話である。いくつかのニュースをまとめると「作業を業者に委託している自治体は遅れている」傾向にあるようだ。たとえば三重県津市は「ボートレース事業部の人間」などもかき集めた人海戦術」を採って6月中旬までに9割以上の給付を終えたという。…皮肉な言い方をするなら

政府が手続きを自治体に丸投げしたからまだ早く受け取れた

と言ってもよさそうである。

使い道だが、…実に夢のない(?)話であるが生活費等に充てて終わりだろう。全国大会の経費にまでは回らなさそう(そもそも現時点で開催されるのかも未定だし)。舟券で稼ぐ…と思っても多分増えないだろうし(笑)、久々にピンのフリーに打ちに行こうか、なんてのはさすがに冗談にならない。

 

せっかくなので(?)タイトルの意味を書いておく。「ћは「女神転生」シリーズで出てくる通貨の単位「まっか(魔貨)と読む*3。公式設定(?)では「土星のマーク(つまり『ћ』)が描かれた金貨」らしい。

…現実の通貨(日本円)と架空の通貨(ћ)に為替レート(?)などあるわけないだろう、と思われそうだが、シリーズの中の「真・女神転生(Ⅰ)」はゲーム開始時の通貨が「¥」で、途中から「ћ」に切り替わる。その時のレート(というか物価)がћ1=¥10(例えば¥の時代に¥5000で売っていたものがћの時代になるとћ500で売っている)。故に誰が何と言おうと(?)

1魔貨=10円

なのである【*4】。…だとしたら「10円相当の金貨」ってどんなものよ、と突っ込みたくなるが、それは追及しない方がいいのかも知れない(笑)。

*1:入っている事を確認したのは19日。早期の振り込みを全く期待していなかったので給料日に口座を見て「あ、入っとる」。

…「アベノマスク」? 何それ? 武器?

*2:ここで名前を出すことは差し控えるが、「もしかしたら今後どこかで会う可能性があるかも知れない」方だと思っている。

*3:「ћ」の文字はオリジナルに近い文字として「キリル文字」の1つ(Unicode:U+045B、セルビア語で「チェー」と読むらしい)を使っている。

*4:幸いにして(?)今のところ他に「¥がћに切り替わるシリーズ」はないようだし。

ゲームの「余詰」

ゲームというのは大抵の場合「製作者サイドが想定したクリア手順」が存在する。ゲームによってはある程度の融通が利く場合もあるが、そういうゲームでも例えば「A地点のイベントをクリアしないとB地点に進めない」といった「大筋」は存在する。詰将棋だと「作意」と同義と言えよう。

ところが時に「製作者サイドが想定していなかったクリア手順(というか抜け穴)があったりする。パズルゲームでよく見られる(見られた)話で、本来なら使い切っているべきアイテムが余ってクリアできてしまう、言うなれば「余詰」とでも言うべきものが見受けられた。

…ステージ単位の「余詰」だったら大した問題にならない(それを発見したプレイヤーの自己満足で終わる)のだが、ゲーム全体の「余詰」となると話は変わってくる。例えば前回の記事のネタとなった「エッガーランド」、その「初代*1」にもゲーム全体の進行に影響する「余詰」があった。

大雑把に説明すると【*2】、このゲームはスタート地点(下図の「S」)から各ステージをクリアしてゴール地点(下図の「G」)を目指すのだが、そのための「最短ルート」は下図の青線のルートを通らないといけない。これ以外にも道はたくさんあるが、このルート以外では「進んだ先のステージが解けない」作りになっている。例えば最初のステージ(「S」)をクリアすると上と右に扉が開くが(下図の細い線で区切られたエリアは全てそういう意味)、右に進んでも「進んだ先のステージが解けない」(つまりそのステージは「上から入らないと解けない」)。正規ルート(?)でクリアした後なら一部を除いて往復可能になる。

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…という「作意」のはずなのだが、図の右下にある黄色地のステージに「余詰」があった(他にも「余詰」のあるステージはいくつかあった記憶が)このステージは図を見ても分かるようにマップ全体を大きく回って「下から入って」解くのが「作意」で、序盤早々に「左から入る」事はできるがクリアできない、つまり「偽作意」という意図だったと思う。

…ところが、このステージは「左から入っても解けてしまう」という「余詰」があった*3】。ここを「余詰」でクリアできてしまう事で「ゴールまでの最短ルート」が大きく変わってしまう=「解かなくてもいいステージ(水色地)」が多数できてしまう。こうなると「ゲーム全体の余詰」になってしまうのでどう考えても「製作者サイドの作意」とは思えない。…もっともこのゲームでは「ゴールの先(にもまだステージが続く)で必要なアイテム」を集めるために最短ルート以外の(マップ上部などの緑地の)ステージもクリアする必要があるので、結局は正規ルートもクリアしないといけないのだが(笑)。

…これも相当大きな「キズ」である【*4】が、他のゲームだと「余詰でクリアするとその先でハマる」なんて事もあった。ざっくりと説明すると「A地点をクリアするにはアイテムXを入手する必要がある」という作意に対し「アイテムXを入手せずにA地点をクリアできてしまう」という「余詰」があり、そして「A地点の先にあるB地点でもアイテムXが必要になる」、しかしその「アイテムXを持っていない」のでクリアできない(しかも「戻って取りに行く事ができない」、つまり「ハマり」である【*5】。 

そういった不具合をなくすためにゲーム作成には「デバッグ」と呼ばれる作業が存在する。ゲームの規模によっては100人単位のチームになり(故に最近は「デバッグは外部に委託する」事の方が多い)、文字通り人海戦術」で不具合の洗い出しにかかる。映像や音声の乱れ、ゲーム進行上の問題(フリーズとか)などは無論の事、プレイに一定の条件(例えば「○○を使用してはいけない」とか「毎回△△してから次に進む」とか、要は「縛りプレイ」に近いもの)を加えてそれが進行に影響を及ぼさないか、なんてのもチェックする。…そういう作業によって大小様々の不具合が修正されるわけだが、それでもたまにバグや「余詰」が残ってしまう事はある。もっとも今のゲーム機は「オンラインアップデート」でその不具合を後から修正できるのでいい世の中(?)だなぁ、とは思う【*6】。

 

自分もその仕事に携わった事があるが【*7】、その経験から感じたことは

「某メーカーの音ゲーデバッグをまともにやっていない」

という事。実際新シリーズのリリース直後にはちゃんとデバッグ(テストプレイ)していれば起きるわけがない」というレベルの不具合がほぼ毎回発生しているので。

…多分その某メーカーはデバッグを自社内の小規模人数でしかやっていない」のではないか(現在のゲーム内容や規模を考えたらそれこそ「100人単位のチーム」でないとまともなデバッグにならない)、と思う。ゲームに採用する「楽曲」は外部発注が多いくせに何故デバッグは外部に発注しないのか。

これは完全な憶説だが(そもそも「デバッグをまともにやっていない」の時点で憶説だが…)、その某メーカーは「ゲーム内容の流出を恐れている(ので外部にデバッグを委託しようとしない)のではないか、と思う。特に有名な「ブランド」だとその可能性(というか「危険性」)は格段に高まるわけで【*8】、その某メーカーのゲームも過去に情報流出を思わせる「事件」があった事が「デバッグの外部委託を忌避」する要因なのかも知れない。

…現実はリリース後に全国のプレイヤーが「デバッガー」代わりにプレイしている(それらの声を基に修正をかけている)ようなもので、それで一応「やっていけている」のだが、それって言い換えると「胡坐をかきまくっている」、要は「プレイヤーを馬鹿にしている」と言う事に他ならないように思う。

*1:ファミコンディスクシステムでリリースされたシリーズ。厳密に言うとそれ以前にMSX版が存在するので「初代」ではないのだが、知名度的にはファミコン版の1作目が「初代」と呼ばれる事が多い。

*2:下図は「当時自作した地図」が奇跡的に残っていたのでそれを利用。…というより「地図」しか残っていないのであまり詳しく説明できないし、この地図がどれだけ正確かも保障できない(笑)。

*3:どういうステージでどういう「余詰」があったかはうろ覚えだが、「本来なら使い切るべきアイテムを余してクリアできてしまう」という事は覚えている。

*4:ちなみにこの経験があったからかは分からないが続編の「迷宮の復活」では無駄な分かれ道はなくなったし、パズル自体も洗練されて(?)余詰はほとんどなかった。

*5:一般的には「詰み」という用語が使われる事が多いが、詰キストだったらこういう進行不能状態を『詰み』と言うのは明らかにおかしいと思うはずです(笑)。

*6:一方でファミコン時代には意図的に「ハマる」仕掛け(詰将棋だと「紛れ」と同義)を盛り込んだゲームもあったな、と思う。某「挑戦状」とか…

*7:何のデバッグに携わったのかは「守秘義務」があるのでネット上では絶対に書けません。

*8:最近だと「ファイナルファンタジーⅦリメイク」の未公開情報がデバッグから流出したとかしないとか、という騒動があった事を小耳にはさんだ。