DJカートン.mmix

それって早い話「金儲けのための忖度」って事では。

チャレンジカップを楽しむ!

グランプリ(以下GP)への最終関門チャレンジカップ(以下CC)」。創設時は「競艇王チャレンジカップ」という名称だった(「ボートレース」という呼称を使い始めた2010年より「チャレンジカップ」に変更)。競馬のチャレンジカップ阪神芝2000mのGⅢ、今年は11月30日)とは無関係。

馬風に説明するならGⅠの「トライアル競走」とほぼ同じ。ぶっちゃけ言うなら「有馬記念トライアル」みたいなもの、とも言える【*1】。ただし競馬のトライアル競走と違うのは「上位の着順に入ったからといって(GPの)優先出場権が得られるわけではない」というところ。GPに出走するにはCC終了時点での獲得賞金18位以内に入らないといけない。CCはその賞金を稼ぐための「最後のチャンス」である。そのため過去にはCCを優勝したけど賞金が足りずGPを逃した選手もいた【*2】。今は出場選手が34人になった&優勝賞金が3300万になった(「優勝すればGP当確」の選手しか出場しない)事でそういう事は起こり得ない(ただし同日開催のレディースチャレンジカップだと優勝しても賞金女王決定戦に届かない、というシチュエーションは多い)。

 

11月15日終了時点の獲得賞金は以下の通り。

・CC出場選手(=GP出場の可能性がある選手)までを記載。

・表記が黒文字以外の選手はCC不出場【*3】。

・CCは「10月31日終了時点の獲得賞金順位」で出場選手が決まるので、11月1日以降に圏外から賞金を加算した選手がいると(表中の34位、37位、42位~44位の選手が該当)出場選手と当日の賞金ランキングが一致しない。

白井英治はCC期間中に別のレースに出場するのでCCとは無関係のところで賞金が増える(賞金は24日終了時の分までがカウントされる、最大で300万くらい?)

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…今年はCC開幕前に以前の記事で書いた「ボーダーライン」をとっくに超えている。これは今年に入ってから賞金が増額された事が間違いなく影響している。

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まず獲得賞金の大部分を占める(GP出場の鍵となる)優勝戦の賞金は

優勝…3300万円

2着…1200万円

3着…850万円

4着…700万円

5着…650万円

6着…600万円

GP出場のためには永井彪也(32位)以下は「マスト優勝」、丸野一樹(25位)~萩原秀人(31位)あたりは最低でも準優勝が必須と思われる。

これ以外にも特別選抜戦の賞金(A戦の1着で300万円、など)もあるので、「絶対当確ライン」は6500万円くらいと思われる(ので16位の今垣光太郎は自身が予選落ち&ボーダー直下の選手がこぞって優出すると危うい)。なのでCC開幕前に残っているGPの椅子は(中途半端な表現になってしまうが)「あと2.5議席」と言ったところ。特にボーダー近辺の選手の賞金差が小さい(17位と18位に至っては10万円もない)ので、場合によっては最終日の一般戦(1着で21万円~6着9万円)の結果までがGP出場を左右する可能性すらあり得る。

一方トライアル1st免除となる6位となると

桐生順平までの4人は当確(7位以下に「優勝戦3着で桐生を超える選手」がいない)

瓜生正義石野貴之次第(優勝戦2着で瓜生を超える可能性がある)。自身が優出or石野が優出漏れ、の時点で当確?

柳沢一は全く安心できない(平本真之あたりまでが「優勝すれば2nd発進」の可能性がある)。自力で2ndを決めるなら優勝しかない

 勿論選手自身も自分が置かれている「勝負駆け」の状況を(大雑把に、かも知れないが)承知しているので、それが走りに、ひいては舟券の結果に出る事も少なくない。そりゃあ無事故完走でOK」と「最低でも2着」では目の色が違うに決まってるでしょうから。また当確の選手も初日の枠番(賞金上位の選手から内枠に入る)を良くするために一切の妥協はしてこない。

 

他のスポーツでも世間は「リーグ戦のシミュレーション」をしきりに行う。だったらボートレースだって「GP出場権をかけたシミュレーション」で盛り上がる、という楽しみ方があってもいいじゃないですか(笑)。

なお女子部門(LCC~QC)は12議席中11議席が確定している(圏外からの逆転が可能な選手が香川素子しかいない)、それどころか大山千広が2位に1300万くらいの差でぶっち切っているので、CC及び直後の「BBCトーナメント」の結果によっては「QC開幕前に大山の賞金女王が確定してしまう」可能性がある(しかもそうなる可能性は低くない。なおQC優勝は今年から1500万円)。

*1:もっとも向こうは「ファン投票」があるし、そもそも全ての馬が有馬記念を目指しているわけでもないのだが。

*2:2013年の森高一真が唯一の例。CC出場選手の中で獲得賞金が下位だった事、この時の優勝賞金は2500万円だった事、などが影響したと言える。

*3:紫文はフライング休み、緑文字はSG準優勝フライングによる選出除外、池田浩二は選出後の公傷により欠場。

四人会に行ってきた

「四人会」では抽象的過ぎで何を言っているのか分かりにくいって。

 

第八回大札幌落語会 其の五 米團治・枝光・天どん・方正四人会

 

…つまり落語(笑)。9月にも行ってきた「平成開新亭」の寄席である。

(5代目)桂米團治は説明するまでもなく故・三代目桂米朝の実子。前名の「小米朝」時代に酔った勢いで4代目米朝名跡*1】を桂南光に「200万で売ります」と言った事があるそうだ【*2】。

桂枝光は前回も説明したので割愛。三遊亭天どんは三代目三遊亭圓丈門下の「東京の」落語家(以前も書いたが「平成開新亭」には東京の落語家も度々出演する)。月亭方正はこちらも説明の必要はないだろう、旧芸名(かつ本名)山崎邦正である(噺家としては月亭八方門下)。毎年年末に蝶野正洋にビンタを喰らっているあの「方正」である(今年の収録は先日行われたっぽい)。高座に上がる時に「ガッデム!!」と声をかけようかとも思ったが、ちょっと洒落にならないような気がしたので自粛しました(笑)。

この日はボートレース福岡のGⅠ「福岡チャンピオンシップ」の最終日。大山千広が6年10か月ぶりに「女子選手が周年記念で優出」している【*3】。

優勝すれば同じく6年10か月ぶりの快挙【*4】。6号艇と枠は遠いが、もし勝てば「女子選手初の賞金王決定戦(シリーズ戦じゃないほう)出場」も見えてくる。

…結果は4着だったが、賞金(220万円)は上積みしたので11月19日から開幕するチャレンジカップ」で準優勝ならGP出場の可能性もある(優勝なら文句なし)。もしその目が出てきた(大山が優出した)時は同日に行われる「外国馬の参戦がないJC」は「…何それ? 武器?」てな事になるだろう(笑)。…もっともCCの動向以前に「出走馬15頭(登録のある1頭は回避を予定している)中14頭が社台系(しかも11頭はノーザンファーム)」という「社台の運動会」になった時点で全くもって興味がわかない(1戦ごとに状況が変動するGP出場の勝負駆けを見ている方が100倍楽しい)のだけど。

 

…落語の話のはずなのにボートレースの話が熱くなっている(笑)。この日は雪が降った。(外食で)夕食後に札幌エルプラザへ。既に開場を待っている人が結構な数いたが、たまたま最前列が空いていた(全席自由席)のでそこで聴く事に。…開場を待っている時に「そういえば彩棋会の課題作(初形一段玉)の提出期限は11月16日必着だったような…」と気が付く(同フロアに彩棋会が使用する和室がある)。…何も作っていません(笑)。

この日は札幌ドームで嵐のコンサートがあったそうで、枕のネタでも使われた(「この日は市内のあちこちで嵐のグッズを持ち歩いている人を見かけた」理由をこの時知った)。

この日の演目。どれも有名な古典落語だが、不思議と自分はあまり縁がない噺ばかり(紙入れは「日本の話芸」で桂歌丸の追悼放送で生前演じられたものを見た)。

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 自分はこの日初めて月亭方正の落語を聴いた。普通の人には「ガキの使いやあらへんで」のイメージしかなさそうだが、高座に上がると間違いなく「落語家・月亭方正である。(手水廻しの中にある)「塩水を飲もうとして噴き出す」演技は真に迫るものがあった(ガキ使とかで「リアルで」やっていたからかも?)。

中入り後の一席(紙入れ)では枝光が高座に上がった時に「客席側のライトがついていなかった」ので「登場をやり直す」という前代未聞?のハプニングが。

米團治は枕で「幼少時に明少年(本名は中川明)の子守を仰せつかった(当時師匠米朝の家に住み込みだった)月亭可朝*5】と桂ざこば(当時は桂朝丸のハチャメチャエピソード」を。米團治が「よく無事に育ちましたね」と自虐するほどの「ハチャメチャぶり」に爆笑。もちろん本題の落語「七段目」も迫真の演技(噺の中に様々な「役者」が出てくる)で拍手と爆笑が。

 

来月以降に予定されている平成開新亭の寄席の出演者が決まっている(会の名前はいずれも「枝光・○○二人会」、入場料2000円。既にチケットの販売は始まっている)。いずれも東京の噺家である。

2019年12月19日(木)瀧川鯉昇

2020年 1月29日(水)柳家さん喬

2020年 2月19日(水)桃月庵白酒

2020年 3月10日(火)柳家花緑

2020年 4月 7日(火)柳家三三

2020年 4月30日(木)春風亭昇太

会場及び開場・開演時刻は同一ではない(☆の公演は札幌エルプラザではない)ので詳細はHPなどで御確認を。個人的にはさん喬と昇太の会に行きたいのだが…

 

公演が終わったころに雪はやんでいたが、次の日の朝は見事に積雪だった。

*1:当初は兄弟子の桂吉朝米團治を、小米朝米朝を襲名する予定だったが、吉朝が2005年に早逝した事で実現せず、紆余曲折を経て小米朝米團治を襲名する事となった。

*2:それを聞いた米朝は南光に「小米朝が200万で? よし、わしやったら100万でどや?」と返したそうな。ちなみにこのエピソードは「THE 南光」収録の「皿屋敷」の枕で聴けます。

*3:その「6年10ヶ月前」は尼崎の周年記念『近松賞(翌年度から「尼崎センプルカップ」に改称)』。なお大山は昨年の浜名湖ヤングダービーでも優出しているので「男女混合GⅠ」という括りなら1年2か月ぶり。

*4:前述の近松賞は平山智加が1号艇で逃げ切って「女子選手として14年ぶり(周年記念に範囲を絞ると56年ぶり)の男女混合GⅠ優勝」の快挙を達成、報道ステーションでも特集が組まれた。なお「男女混合GⅡ」だと今年7月に守屋美穂が芦屋モーターボート大賞で優勝している。

*5:3代目林家染丸門下を破門された後米朝門下に再入門、当時は「(2代目)桂小米朝」と名乗っていた。つまり今の月亭一門は「米朝一門」でもある(勿論月亭方正も)。

こんなルールがあってもいいかも?

突然だが、下の図が何を意味するものか即答できた人はかなりの「通」かも知れない。

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即興で作った図なのでサイズは適当だが(笑)、要は「青地に赤で×」である。

 

 

これはレースで使用される「旗」の1つである。…が、単に「レースが好き」とかいうレベルの人は多分知らない。F1でカルトQ(古いなぁ…)に出れそうな人でも知らない可能性はある。何故ならF1でこの旗は使用されないから。

 

 

 

これは

「周回遅れになりそう、または周回遅れになったドライバーにレース終了(ピットイン)を告げる旗」

である。

…と言っても「??」と思われるかも知れない。そもそもこの旗は数あるレースの中でも特定のカテゴリーでしか使われない(前述のように「周回遅れが日常茶飯事」のF1では使用されない)。自分が知っている限りではカートレース、それもトップカテゴリ(現在だと「OKクラス」)の決勝レースでしか使用しない。そしてこの旗を用いる場合は事前に参加者に告知する(規則書に明記しておく)必要がある。なお、この旗を明示された(周回遅れになった)ドライバーはそれまでの周回を走破してリタイア(その周回数が「ルール上の完走」と認められる周回数であれば「完走」)、という扱い(無視して走り続けると失格)

 

…何故こんな事を書いたのかと言うと、揉めに揉めている(?)オリンピックのマラソン札幌開催でコースは「周回コースが有力」というニュースを見て

 

「マラソンも周回コースで行って周回遅れになった選手はその時点で棄権扱いでもいいんじゃないか?」

 

と思ったから。もっとも2周のコース(つまり1周21km前後)で周回遅れとなると走破タイム(≒自己べスト)が2倍の差のある選手間でないと起き得ないが、それも市民マラソンとかの「制限時間」と考えればそれほど不都合な事ではないと思う。オリンピックや世界陸上とかの場合は当然選手のレベルが高いので、1周10kmくらいのコース×4周(スタート・ゴール部分は今は考えない)とすれば「トップ走者からおよそ30分遅れた選手」は周回遅れ(で棄権)、というハードルは決して理不尽な話ではないと思う。

そして何よりコース1周の距離が短いという事は「交通規制やコース警備の負担が減る」というメリットもある(…はず)。ただしコースが短いとその分「観戦スポットが減る」というデメリットもあるので、北海道マラソンのように創成川通りのアンダーパス(1km弱ある)を使うと酷い事になるのだけど(笑)。

 

…こんな突拍子もない発想が浮かぶのは「天才」か「ど素人」のどちらかだと思う。少なくとも自分はマラソンに関しては「ど素人」で間違いないが(笑)。

ジャパンカップの意義はどこに消えた?

今年のジャパンカップ(以下JC)はついに外国からの参戦が0、となった(中には「自国で使用している馬具が日本では使用できないので断念」という陣営もいたが)。

以前もこのブログで外国の関係者がJCを敬遠する理由の一端に触れたが、新しい元号になって最初のJCが外国馬0、というのも何らかの「意味」があるのかも知れないしないのかも知れないし…

 

今回の事を受けてJRAの担当理事は

今回の結果を十分に検証し、今後のジャパンCを盛り上げることができるよう努力してまいりたいと思います」

とコメントを出しているが、「具体的に何をどうする気なのだろう」と思う。…というより、ぶっちゃけ言うと「何だかんだ言っても結局『有効な事は何もしない』、つまり(「賞金を増やす」などの)『ほとんど意味のない事しかしない』、その結果外国の「馬」の参戦は増えないが外国の「騎手」の参戦(騎乗)だけが増えるのではないか」と思う【*1】。

つまりこのままだと今後JCに来日するのは「JCで引退してそのまま日本で種牡馬になる事が決まっている馬」くらいになってしまう可能性が高い、というか既にそうなっていそうである【*2】。もっともJC創設の理念「世界に通用する馬作り」はそれなりに達成されていると言えるので、今後JCの「存在意義」は変わっていくかも知れない。…数年前に馬<舟にシフトした人間が心配してやる義理はないのかも知れないし(笑)、馬券にしか興味のないオッサンからしてみればJCに外国馬がいようがいまいが興味があるのは「馬券が当たるか外れるか」の2つしかないのだろうけど(笑)。

*1:もっとも素人目線で見ても「改善すべきところ」は沢山あるので今から何かやったところで来年のJCで即結果が出るとも思えないが…

*2:何年か前のJCに出走した凱旋門賞馬「バゴ」もその口である(「国際招待競走」なので日本への輸送費をJRAが負担してくれるので)、と言われている。そんな経緯での来日=「とりあえず怪我だけはするな」なのでそういう馬が馬券に絡む可能性は99.9%ないと言っていい。

イベント後日談

主に5日にあった事の話を【*1

その5日の午前中、予てからの打ち合わせどおり音ゲーの知人に会う。そしてキーボードマニアをプレイする。

2000年頃にリリースされた音ゲーで、2オクターブ分のキーボードで演奏する。一応「ノスタルジア」の前身、という扱い(キーマニの後継機種がノスタルジア、という方が正確だと思うが)。

当時のゲームとしては操作するデバイスの数が突出して多い(2オクターブ=24音、それと上下に動かす「ホイール」がある)。それ故難易度が高く当時のゲーマーから敬遠されたのか、3rdMIXまでしかリリースされなかった。そもそも「プレイ中にグルーヴゲージが0になったら強制終了」かつ「プレイ終了時にグルーヴゲージが60%ないとゲームオーバー」という条件が難易度を底上げしていたように思う【*2】。一応「FREE」モードなら「プレイ中にゲージが0になっても強制終了しない」で2曲プレイが保障されている(通常プレイだと最大3曲)。ただしFREEの場合「最初に演奏する曲目を2曲とも決めないといけない」という他の音ゲーにはあまり見られないシステムになっているが。

 

当時の自分はこのゲームが全くダメだった。「初代」を1回か2回プレイして「鍵盤の位置が全然わからん」と言ってリタイア。結局それ以来一度もプレイしていない(3作=2年くらいで終了したので「プレイしたくてもできない」のだけど)。

それ以来約20年ぶりのプレイである(「功夫老師」も「20年ぶりくらいのプレイ」とか言っていたなぁ…)。同じ鍵盤系のゲームであるノスタルジアは相当プレイしたが、何だかんだ言ってもこれとは「似て非なるゲーム」である。案の定「鍵盤の位置が全然わからず」苦労する。そんな人間がプレイすると…

「他の音ゲーの経験が多少は生きた」

「知っている曲なのでリズムに苦労せずに済んだ」

の2つが勝因(?)だと思う。特に後者は重要なポイントで、音ゲー初心者によく見かけるプレイに「ノーツが来たので取りあえず何か押す」というのがあるが、それだと仮に押す場所が合っていてもノスタルジアのNormal譜面は「鍵盤5個分」の幅があるので「大体この辺」で弾いてもそうそう外さない)押すタイミング=リズムがズレていると点数につながらない(ゲームによっては早過ぎると「BAD」でゲージが減ってしまう)。しかしリズムが頭の中にある曲だとそのリズムに合わせて鍵盤を弾く事で「判定ラインを見ていなくても」リズムを合わせやすい=スコアが出やすい・クリアできる可能性が高い(それがなかったら中盤の密集地帯のところで即死した可能性が高い)のである【*3】。…とりあえず「鍵盤の位置を覚えるだけで1ヶ月はかかりそう」なのでこの先このゲームをプレイする機会はないかも知れない(そもそも置いてあるゲーセンがほとんどないし)。

 

成田空港の第3ターミナル。JRまたは京成線の「空港第2ビル駅」(その先にある「成田空港駅」は第1ターミナルなので行き過ぎ注意)で降りて地上に出たら前回の記事でも書いた「案内」に従って600m以上歩く。

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途中の「休憩所」。600m強の歩道に4ヶ所。

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成田空港から出発する時に気をつけておきたい事、それは他の空港と比べて

「搭乗手続きの時間が長い」

もしかしたらLCCだけなのかも知れないが、他の空港にはなかった「預入荷物を検査する待ち時間」で10分くらい待たされる。もしそこで問題があった場合館内アナウンスで呼び出され「再検査」をさせられる(ので預けた後さっさと手荷物検査に移るわけにいかない)。自分は幸い「再検査」はなかったが。終わった後に「手荷物検査」を済ませるとそこから搭乗口まで200mくらい歩かされる。…とにかく「搭乗口に着くまでに」時間がかかりまくる。

このように「他の空港の感覚で予定を組むと大失敗する可能性がある」ので、他の空港だと出発の1時間前に着けば何とかなるが、成田から出発する場合は「最低でも出発の90分前、できれば2時間前」には空港(第2ビル駅)に着くようにスケジュールを組む事を推奨する次第である【*4】。預ける荷物がない場合はもう少し余裕があるとは思うが…

また成田は滑走路の形状のせいなのか、飛行機が(搭乗口から)出発→離陸までに20分くらいかかる。この時間もフライトの時間に入っているのでトータル1時間50分くらい、飛行距離がこれより長いはずの羽田⇔新千歳より時間がかかる、という謎の現象(?)が発生する。まぁこれもLCCだと(何度も書いた事なので以下略)

*1:5日朝に荷造りしてから帰宅までPCを使えない環境だったので。

*2:ほとんどの音ゲーはこの「どちらか」の条件である。つまり「0になったら強制終了だが1%でも残して演奏を終了すればクリア」か「プレイ中にゲージが0になっても最後まで演奏可(そこからボーダーラインまで盛り返せたらクリア)」のどちらか。

*3:この曲はbeatmaniaIIDXに移植されている。その後ノスタルジアにも移植されたが部分的に大規模なアレンジがなされて「部分的に全く別の曲」になっている。

*4:自分は「成田からの出発はやたら時間がかかる」という話を聞いた事があるので今回も余裕を持ったスケジュールを組んだがそれでも結構ギリギリだった。

木村一基新王位 タイトル獲得記念イベント

この記事がアップされた瞬間(つまり5日22時)、多分自分は新千歳空港の到着ロビーにいると思う。

誰かを迎えに行った、ではなく「本州から帰ってきたところ」。…どこに行っていたかって? それは前回言ったじゃないですか、俺ら東京さ行ぐだって(笑)。…自分が何の意味もなくあんなこと書くわけないでしょう*1】。

…それはともかくとして、11月4日に行われた両国将棋学術会イベントに行ってきたわけである。何とか予算を捻出して。

そんなわけなので今回も飛行機はLCC(往復ともpeach)。今回初めて「成田空港」に行く事になった。…昔は「新東京国際空港」が正式名称だったはずだが今は「成田国際空港」が正式名称なんですね【*2

相変わらず(?)ロビーの端っこから搭乗。自分が乗った飛行機のすぐ前で「ドリームジェット【*3】」が離陸していった。…7月に全国大会に行った時も新千歳空港で同機を一瞬だけ見たのだが、2回とも撮影する事は叶わず。もし本気で撮影しようとするなら「サンリオ男子」のように事前に時間を調べて「見る(撮る)ための時間」を確保しておく必要があると思う【*4】。

2時間弱のフライト中は詰パラ11月号を読んでいた。…小中学校合わせて7題しか解けなかった。将棋パズル雑談の㊻はまだ本格的に考えていない。

成田空港は雨だった。そして飛行機から到着ロビーまでは「バス移動」。…どこの空港でもLCCの扱いはこんな感じなんだろうが、そこを割り切らないとLCCは使えない(以前も同じ事書いたな…)。どうでもいいけど外国人の数が半端ではない。場所が場所なので不思議な話ではないが、中にはラグビーW杯観戦から帰国する人もいたに違いない。

空港からは電車でホテルまで…なんだけど、peach(などのLCC)が到着した第3ビルから空港第2ビル駅(「成田空港駅」は第1ビル)まで630m(案内板に書かれていた距離)+αを歩く必要がある(一応空港内連絡バスはあるけど)。その道は路面に赤と青のルート【*5】が描かれているので迷うことはないし、路面は陸上競技場のようなゴム舗装なので歩きやすい(というより「キャリーバッグの車輪や車軸へのダメージが少ない?)上に、歩道は屋根付き、途中に「休憩所」もあるとは言え、やはり「遠い」事に違いはない。

空港からはJR総武線快速と京成線が出ているが、今回使ったのは前者(乗り換えなしでホテルに到着できるので)。…つい癖で(?)グリーン車」を使ってしまう(笑)。

ホテルに着いたらこの記事を書きつつ持参した「将棋大観」で明日の指導対局の勉強【*6】をして、気分転換に(?)ホテルそばのゲーセンで音ゲーをして、1時くらいに就寝。

本州2日目。指導対局は勿論(?)木村一基王位を第1希望としたがあえなく抽選ハズレ。第2希望の鈴木環那女流二段(意外にこれまで指導対局を受けた事がなかった)に決まっていた。…自分の指導対局は「2回目」の11時から(受付は20分前)。会場の「本所地域プラザ」は両国駅から徒歩15分くらいであるが、10時くらいにホテルを出発しても普通に間に合う。さすが両国とあって、駅周辺には相撲部屋がいくつか。会場までの最短ルート上に「八角部屋」、1本外れたところに「片男波部屋」。

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このように国技館から徒歩5分というところに部屋を構えている所もあれば立浪部屋式秀部屋のように「茨城県」にある部屋もあったりする。


会場に到着、受付をしていざ指導対局会場へ(受付1F→会場3F)。自分の盛り上げ駒を持参でいざ対局。これまでの角落ちは向かい飛車にする事が多かったが、今回はメインで勉強した「矢倉」に組む。…しかし9手目の☖5二金右を見て全てとは言わないが勉強の8割くらいが無駄になってしまう(将棋大観には上手が☖7二金とする形しか載っていない)。もっとも金が攻めてくるか銀が攻めてくるか、の違いなので下手の対応法が全く通用しないわけではないのだが。

なお、両国イベントの指導対局「自分の駒を持ってくる人は勝てない」というジンクスがある事をこの日知った。自分はそのジンクスを… … …(笑)

 

休憩を挟んで13時15分からイベント開始。まずは「花束贈呈」、挨拶、内田晶観戦記者と北野新太報知新聞記者との3人によるトークショー、続いて王位リーグの「紅組プレーオフ菅井竜也七段戦)」の大盤解説。200手を超える大熱戦であり、端折られた部分もあるが要所では「木村節(と言うのかな)」が炸裂しまくり、会場はまるで寄席のような爆笑に包まれる。そのあとは豊島将之名人との「十番勝負」について。将棋そのものよりも対局の最中や前後の心境を中心の話に。また、内田記者の「記者としての目線」と「一人の将棋ファンとしての目線」の違いの話も興味深いものであった。

途中に休憩を挟んで七番勝負の第6局の大盤解説(ちなみに第7局は前月のイベントで深浦康市九段が解説したらしい)。将棋の解説は無論の事、立会人(正立会の先崎九段と副立会の佐々木勇気七段)は前日から酒を飲みまくっていたとか、対局場が「陣屋」だったので所謂「陣屋カレー」の話とか… 

…正直なところ「あまりに内容が濃かった」ので、こういうブログなどでは書きにくい(参加者の利益?を損ねかねない)事が多く、イベントのレポートとしてはどうしても「薄味」になってしまう。それでも何か書こうとするなら…

 

・○○は終局後駒を袋に仕舞う時に数えない【*7

・木村王位の弟子である高野智史四段が「麻雀が好き」である事を知って「自分も仲間に入れてよ」と言った時の高野四段の返答

竜王戦挑戦者決定三番勝負第1局の敗因

・自分のツボにはまったフレーズ(今後詰将棋の会合などの「オフ」で使う可能性は極めて高い【*8】)

 

…1つ目と3つ目は「仄めかした時点でアウト」という感じがしなくもないのだが(笑)。

 

このイベントでは木村一基王位の揮毫による色紙と扇子の抽選販売があったが、扇子(1本9000円)は当初の予定では5本→王位の好意によって15本に増量(色紙も10枚→22枚に増量された)それでも倍率は3倍くらいという大人気商品だった。

 

イベント終了後はホテルに戻ってこの記事を書いて飯食って風呂入って酒飲んで寝る。出発前に購入しておいた舟券の収支は「+70円」だった。翌日は都内と近郊を観光?して(スカイツリーは行っていない)、成田を20時ちょうどに出発する飛行機で帰札。

*1:あれが東京行きの「暗示」とか「予告」であった事に気づいた人はこの世にいない!…と信じたい(笑)。

*2:それまでも通称として「成田空港」と呼ばれていたが2004年4月1日に民営化された時に正式に成田国際空港という名称になった、という事を書きながら調べて知った。

*3:機体にサンリオのキャラクターがデザインされたエバー航空(サンリオと業務提携している)のジェット機(デザインは何種類かある模様)。新千歳からの行き先は台湾の桃園国際空港。

*4:サンリオ男子」のラノベにそんなエピソードがある。

*5:第2ターミナル→第3ターミナルに向かう道が青、反対が赤。一応「右側通行」。

*6:言わば「最後の確認」。一夜漬けをしたわけでは決してない(笑)。

*7:通常は数を数えながら仕舞うのが作法?だが、「感想戦をちゃんとやれたのなら数が揃っているだろう」という理屈らしい。

*8:もしかしたら「貼る」のようにプロ間でも控室や大盤解説で流行るかも知れない、と思った。もしそうなったらこのブログでもそのフレーズを使うかも知れない(言い換えるなら「それまではSNSでの使用は避ける」)。

今秋の将棋イベント(参加するかは別問題)

先月稼働開始したbeatmaniaⅡDXの最新作にはこんな曲が収録されている。

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同名の別曲などではなく、吉幾三が唄う(作詞作曲も手掛けた)演歌(?)の名曲のアレンジである。

「はぁ~テレビも無ぇ ラジオも無ぇ 車もそれほど走って無ぇ ピアノも無ぇ バーも無ぇ 巡査(おまわり)毎日グ~ルグル・・・(以下略)」

 

詰パラ11月号は10月31日に到着。

到着するなり真っ先に確かめたのが「将棋パズル雑談」の㊸。

「自分の解答は余詰なのか偽作意なのか?(非限定がありまくるので作意ではあり得ない)

 

…余詰でした(笑)。

そのまま今月の出題を見る。㊹は暗算で3分くらいで解けた(自分を含め少しの間「…おや?」と思った人が多そうだ)。㊺は暗算だとキツイので表を作って「理論的にあり得ないもの(金と玉は成れない、など)」を潰していったら…10分くらいで解けた。残りは追々解くとする。

「彩棋会作品展」に拙作が掲載されている。総手数は奇数なので(当たり前ぢゃ)気軽にやっつけて下さいな。

 

次(木村一基王位)の次の両国イベントは11月30日、谷川浩司九段・都成竜馬五段の師弟出演だそうだ【*1】。…彩棋会と同日ですぜ、お客さん(笑)。

そういえばその彩棋会では次回の課題は「一段玉」だった。…詰将棋を「解く」方はやっているが(せいぜい中学校までだけど…)、作る方は全く。過去に作った(というより「作りかけ」の)作品を見返してみるが、見事なまでに一段玉の作品はなかった(笑)なので今回は(参加できるとしたら)それこそ「参加するだけ」になりそうだ。…立派な盤駒持参で(笑)。

この日はなんと詰工房も同日開催。しかも両国⇒大井町は乗り換え時間を含めても40分くらい【*2】で行ける距離なのでまったく別種の将棋イベントの「梯子」ができてしまう(もっとも詰工房は2次会からだろうけど)。…もし今も浜松在住(勤務)だったら本気で「梯子」を考えたかも知れない看寿賞作家である谷川浩司先生の話は詰キストにとってこの上ない「酒の肴」に違いないだろうから…

 

イベント内容のお知らせ(メルマガ)があった事を受けて一部加筆しました。

*1:これまでに師弟での出演は「深浦康市佐々木大地」「森下卓・増田康宏」「木村一基・高野智史」「畠山鎮・斎藤慎太郎」というのがあったと思う。

*2:この日のイベントの会場「国際ファッションセンター」から両国駅までの所要時間も含めた時間。

隠れていては何の解決にもならない

かのドナルド・トランプは実業家時代に何度も「破産」の経験があるそうだが、そんな中でも「隠れていては何の解決にもならない」と言ってイベントや会見がある時は正装で出席したと言われている。

…翻って我が国の「お偉いさん」はどうだろうか。不祥事を起こした団体の責任者が後の記者会見を「体調不良で欠席」、というニュースは飽きるほど聞かされている。なので多くの国民は「仮病」を疑っているに違いない。

もし本当に責任を果たす気があるのならたとえ本当に体調不良や病気であっても、それこそ主治医から安静を言われてもその主治医を連れ添って「這ってでも摺ってでも」公の場に姿を見せるべきではないのか、なんて思ってしまう。実際ドナルド・トランプもピンチの時にこそ公の場に姿を出し続けた事で何度も復活を遂げた(しまいには大統領にまでなりおおせた)のではないだろうか。実際我が国でも「姿を見せ続ける事で復活した人」がいないわけではないし(分かりやすい例が堀江貴文だと思う)。

…自分もそういう人間になれるといいなぁ。

2020年の競馬

来年は京都競馬場の改修や東京オリンピック開催によって例年とかなり違う部分があるようだ。

 

・例年の「5回京都」が阪神開催に

2020年11月から本格的な改修工事に入る、というのは随分前からアナウンスされていた。それに伴い11月の京都競馬が阪神開催になり、その期間の重賞エリザベス女王杯マイルCSなど)阪神開催に(京都ジャンプステークス以外は距離の変更なし。しばらく「踏み台昇降運動」が見れないんですね…)。また連続開催を避けるために7月の中京開催と9月の阪神開催が入れ替わっている(こちらは「中京競馬場で施行できない条件」があるので一部重賞に距離変更がある)。

夏季五輪期間中の「小倉開催」がなくなる

公式発表では東京オリンピック開催への対応及び暑熱対策の観点から」となっており、この3週間は新潟と札幌の2場開催になる(後半の4週間は例年通り施行される)。なくなった分の開催枠は1月に移動し、春の「1回小倉」は6週間のロング開催に(例年は中京開催の「愛知杯」がこの1回小倉の初日に施行される)。

・これらの変更に合わせて一部の開催日程が変わる

詳しくは下図を参照。▼=3日間開催(「12月28日」を含む)、文字はGⅠ開催週。福島と新潟の開催日程が少し変わっている(オリンピック開催に合わせて7月開催が3週間になっている影響。トータルの開催日数は変わっていない)。

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赤下線は五輪のマラソン開催日(青は「北海道マラソン」、黒は「札幌記念」)。ラソンが札幌開催になった時は札幌(及び近郊)在住の競馬ファンから大ブーイングが発生する日(笑)。

・札幌開催が1週間増えている

…いい事だ(笑)。実際関係者の間でも北海道開催は多い方がいいという人は少なくないというし【*1】。というか3日間開催は普通にいらないし。

有馬記念が最終開催日(12月27日)の施行になっている

例年だと12月28日開催の「ホープフルステークス」はその前日(26日、中山大障害と1日2GⅠ!)の施行となっている。世間ではこれを喜ぶ声が多いが、自分にとって

「年末の総決算レースは賞金女王決定戦」有馬記念も「前座」に過ぎない)

なので全くもってどーでもいー話である(笑)。ちなみに2020年のグランプリ(賞金王決定戦)はその前週に平和島で開催される。「五輪も東京、グランプリも東京」なんて事になるのかなぁ、と数年前から予想していたら本当にその通りになった(代わりに住之江では笹川賞がナイター開催される)。

 

他にも富士ステークスがGⅡに昇格予定【*2】とか弥生賞のレース名称が「報知杯弥生賞ディープインパクト記念」に変わる、という変更点もあるが、なんだかんだ言ったところで自分は数年前からボートレースのスケジュールの方が重要になったので正直「どーでもえーけど」の一言で済んでしまう話である。…だったらいちいちブログに書くなって? だって、他に書く事が思い浮かばなかったんだも~ん(笑)。

京都競馬場は2023年3月まで休催予定なので、少なくとも2021年と2022年も大幅な日程変更が考えられる。恐らく天皇賞(春)は2回とも阪神開催(さすがに新潟ではやらないでしょう)、秋のGⅠ4レースも阪神開催が有力だが、もしかしたらどちらか1回は中京開催、なんてウルトラC?があるかも知れない【*3】。

*1:「開催期間中の平日にすすきのに繰り出す」のが最大の楽しみ、という人が多くを占めるようだが(笑)。

*2:国際競走の格付は「日本グレード格付管理委員会」の承認がないと昇格させる事はできない。格付けは過去3年(だったかな?)のレースの「レーティング(上位入賞馬のレースタイムとかで決まる)」の平均値によって決まる。なのでレースのレベルが下がるとグレードの降格を命じられる事もある(それが理由でNHKマイルカップはGⅡへの降格の危機に瀕した事があったとか)。

*3:中京競馬場では該当GⅠ4レースを距離変更なしで施行できる。ただし芝1600mはフルゲート16頭になってしまうけど。

どうでもいいつぶやき

IQ100億(某ゲームにこれを自称するキャラがいる)という数字が成立するためには対象となる標本、つまり世界の人口が「25京人」いないといけない(現在の全世界の人口が75億人としてもその「3300万倍以上」の対象が必要になる)。

 

…IQは「その人の頭の回転速度」、コンピューターでいう「MIPS【*1】」のようなものだと勘違いしている人はいつの時代にもいるようだ【*2】。

*1:1MIPS=1秒間に100万回の命令を実行できる性能。

*2:そうでなければルパン三世や亜美ちゃんの「IQ300」なんて設定になり得ない。